道尾秀介のレビュー一覧

  • カササギたちの四季

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    こういうのをコージー ミステリーというのかな。大きな事件が起きるのではないけれど引っかかること、それを解決していくコンビの2人。この2人の関係は不思議だけれど、小説ではけっこうあるような…決して儲かっているわけではないリサイクルショップ、でも2人の日常は何だか楽しそう。

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    2023年10月11日
  • ノエル―a story of stories―

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    滑り込みで夏の読書となったクリスマスのお話(^^;
    最初のお話好きだなぁ。騙されてあっという間に真相がわかる叙述トリックもあり(笑)

    苦手なファンタジー要素は出てくるものの、童話の世界だと分かっているので、なんでもアリな感じではなく想像もしやすい。全然問題なかった。
    圭介の作った物語もおじいさんが作ってきた物語も優しくて好き。

    ただ、3話目の「あのね…」で話が途切れる箇所が何回かあるのがもどかしい。結局何なのか分からなかったのは、私の読解力のなさかな。
    最後に出てきた若い男女はあの2人ではないの?(他のサイトで違うこと書いてあるの見た)とか。
    とても感動する良いお話だっただけに、ちゃんと理

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    2023年10月01日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ずっと騙されてたっていうレベルじゃなくて
    脳みそって都合よく見えないものを作り出す天才、でもそれって怖いなぁと思いました

    明るくてスピード感があってマンガみたいに読んでしまったけど、テーマは重くて

    秋絵がアパートにきて少し落ち着けたのはメンバーたちの影響があったんだろうな
    鳩のエピソードもかなしい

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    2023年09月16日
  • 本格王2023

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    ネタバレ

    【収録作品】「ある部屋にて」 今村昌弘/「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」 結城真一郎/「二〇XX年の手記」 潮谷験/「血腐れ」 矢樹純/「同好のSHE」 荒木あかね/「モーティリアンの手首」 白井智之/「ハリガネムシ」 道尾秀介

    「ある部屋にて」 倒叙形式に一ひねり。
    「転んでも……」 「ゴーストレストラン」を舞台にしたブラックな安楽椅子探偵もの。シリーズの1編。燃えさかるアパートに、「女」はなぜ勇んで飛び込んでいったのか。
    「二〇XX年……」 近未来の独裁国家のある特別な人間を集めた集落で起きた事件を描く。
    「血腐れ」 ホラーミステリ。
    「同好の……」 夜行バスで出会った二

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    2023年09月13日
  • 光媒の花

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    道尾秀介さんの作品は、特別大好きという訳でもないのに、なぜか手に取ってしまうから不思議だ。これが道尾秀介さんワールドなのか。そんな感じで本作もセレクト。
    最初の3話までは暗いというか重いというか、正直読み始めたことを後悔してしまったほど。暗く残酷な表現に、読んでいてズーンと落ち込んだ。だが4話目からは徐々に希望の光が見え始め、最終話の6話で完全に救われた。そんな感じの短編集だった。
    そういう感じだったから、個人的には5話6話がホッとできて良かったかな。そして道尾秀介さんの描く「女の先生」はとても良い雰囲気だ。迷いながらも前を向く女性をうまく表現していたと思う。
    本作に関してもバッチリ好みという

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    2023年08月28日
  • 球体の蛇

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    ひたすら「え?」の連続。誰のために口を閉ざしたのか。誰もが真実を見ていたような気もするし何も知らない気もする。最後、二人は本当に幸せなのか?それすらよくわからない。

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    2023年08月20日
  • 鬼の跫音

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    人間的な怖さのある話ばかりの短編集。

    鈴虫
    ケモノ
    よいぎつね
    箱詰めの文字
    冬の鬼
    悪意の顔

    全6作

    何か繋がりがあるのかなと期待していたが、繋がりというより共通点だった

    それはそれとしてどうしてこんな怖い話ばかり書こうと思ったの?と思うほどの・・・目を細めたくなるようなシーンも多く、読み終わったあとの爽快感は皆無です!
    変な余韻が残ったが、没入感はありました

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    2023年07月25日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ミステリとしての種明かしもさることながら、最後に明らかとなる人物造形についても、してやられた感じ。ただ、取ってつけた感は否めず、それを言い出したらいくらでも…とは思えてしまう。物語そのものが面白かったから、そんなに気になる問題ではないんだけど。

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    2023年07月25日
  • 本格王2023

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    どれも面白かったけど
    結城真一郎さんの「転んでもただでは起きないふわ玉豆苗スープ事件」と道尾秀介さんの「ハリガネムシ」が好き!
    特に道尾さんの音声を聞くと「事実」が分かるっていう趣向がすごく面白かった!!

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    2023年07月11日
  • 風神の手

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    ネタバレ

    無関係のように見えた事件が、お互いに影響しあい交差していくというお話。
    事件のきっかけを作った井川の心理描写が少ないところが物足りないけど、最後にお互いに被害者であり加害者であった当事者たちがウミホタルを捕まえるために集まるというのがいいね。

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    2023年07月08日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    ネタバレ

    家具屋の社長 葉月蓮介
    派遣社員 弥生
    モデル シュウメイ

    お金、愛、情、見栄、嘘、、、、
    人は不安がある時に嘘をつく。それが人を傷つけたくなくてもついてしまう。
    そんななかで弥生の素直な性格がまわりの蓮介、シュメイに影響をあたえる。
    最後ハッピーエンドでこんな読み終わりでスッキリな話は想像していなかった。
    いろんな苦悩があれど乗り越えていくんだな。

    ラブストーリー、少女漫画が好きなのかも
    人の色恋はおもしろい

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    2023年07月03日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    考察・推理好きな方には堪らないだろう、道尾先生ならではのクセ強々で悪戯で意地悪(笑)な、写真と短い文から読み解く謎かけショートショートストーリー50。
    挑戦的というか遊び心に弾けてるというか(笑)。じっくり展開を読み進めるものでもなく、主な登場人物というものもないので、読後はあっさりさっぱりテイスト。ミステリークイズみたいでした。
    あっという間に読み終えてしまうんですけど、一つ一つに読み手に投げかけられていく謎問いは色々考えさせられる。
    正直何回読んでも「う、うーんっ、さっぱりわかんない!」ってお話も数話あり、どなたか頭の良い方の考察が欲しいです(諦めるな)。
    ゾッとするものやクスッとしてしま

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    2023年06月30日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    主人公は施設で育った男の子。
    記者の助手のような仕事をし生計を立てている。
    成長過程で自分をサイコパスだと指摘され自認していく。

    自分の出生に関わる件で殺人犯していくのだがいきなり双子の兄登場。

    こっちの方が覚醒したサイコパス。
    サイコパスという定義は色々あるのだが自分がそうだと生きにくいだろうなとおもいました。

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    2023年06月13日
  • 球体の蛇

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    なにが真実でなにが嘘なのか。分からないままだけど、それぞれの人生を生きていかなければならない。最後まで飽きることなく読めました。ただ、登場人物一人一人に共感はできなかった。

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    2023年06月13日
  • 光

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    田舎で暮らす小学生たちの冒険小説。冒険といっても日常の中での範囲であって、友達同士でふざけ合ったり探検したり叱られたり。
    ノスタルジックで光輝くような少年時代の思い出たち。

    仲のいい野良犬の行方不明事件や偽化石作成、湖の人魚伝説や誘拐事件など様々な騒動が主人公の利一の視点で描かれる。
    小学生にありがちなおふざけとか、こんな子いたなーって感じたり、昔懐かしい気持ちにさせてくれるお話。

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    2023年06月11日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    単なる謎解きではない
    問題提起、テーマが大きい
    そういう意味で深い
    謎解きとしてはかなり複雑で二転三転する感じで正直ついていけない部分もあった
    問題提起については単純なテーマにも感じたが、こういう謎解きの中で人間のコンプレックスというテーマを混ぜている所が新鮮で面白かった

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    2023年05月29日
  • 光

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    少年少女の小学生の頃の話

    田舎の何もない小学生が、湖の洞窟やアンモナイトと出会い、心が踊る。ザ少年が好きな事をまとめたような話。
    少年時代特有のタイプが違ってもなんか仲良くなっていく過程がリアルでワクワクした。

    一気に読めて、めっちゃおもしろいかったけど、
    星4を付けるにはなんかなあって思ってしまった。
    3.5ぐらいの3かな。

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    2023年05月24日
  • 水の柩

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    ネタバレ

     ラストの情景が美しい。天泣降り頻り、それぞれの過去を弔う。

     思春期の少年の心情描写に強い作家だな、と改めて思う。少しずつ変わりゆく周囲との関係性の中で、無邪気だったあの頃に戻りたくても戻れない葛藤、または戸惑い。

     『月と蟹』とはまた別のアプローチって感じ。

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    2023年05月10日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    だまし絵のような作品。初期の頃に一環として描いている家族をテーマに不思議な登場人物たちが織りなすミステリーでもある。といってもその要素は薄くどこか寓話的な印象を受ける。らしいというのは仕掛けを多く施している点でも言える。特に本作は小説ならではの特性を生かして読者を欺いていく。盗聴専門の探偵という造形はありそうでなかったかもしれない。ただストーリーの面白さというと首をかしげる所もある。いささか急な物語運びでついていない場面もチラホラ。いつもの鬱屈した道尾さんを期待していると肩透かしを食うかもしれない。

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    2023年05月02日
  • 風神の手

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    偶然と嘘が重なって、嘘が真実に。そして真実が嘘に。
    単行本の表紙より文庫本のカバー表紙がタイトルや内容を秀逸に表しているようでとても良いです

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    2023年04月21日