道尾秀介のレビュー一覧
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ネタバレ四季のタイトル通り春夏秋冬の4つの短編を収録。名探偵役が謎を見つけ、解決するという常道に対して、名探偵役は間違った推理を行うが、ワトソン役がその推理を「真実」にするという趣向を凝らしているのが特徴的。この設定だけ見ると非常に魅力的なのだが、如何せん、それぞれの謎自体が微妙で、どうにも歯がゆい。ワトソン役である日暮の動機についても、少々弱い点があり、名探偵たる華沙々木も推理狂な訳でもなく、人情に溢れる部分があったりと、どうにも突き抜けるところがない。最終話のようにむしろ下手な工作などがない方が読み応えがあったというのが皮肉。決して面白くない訳ではないのだが、何だか残念だなぁ、と思ってしまうのだっ
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Posted by ブクログ
不思議な感覚のファンタジー&ミステリー
表題のとおり物語の中に物語(絵本)があり、さらに短編が織り成す連作ミステリーとなっています。
「光の箱」
「暗がりの子供」
「物語の夕暮れ」
と3つの短編が絡み合いながら進み、最後
「四つのエピローグ」
としてものの見事にまとまっていくストーリです
「光の箱」は小学校、中学校といじめられていた子供が童話作家になる物語。このショートストーリの中にも闇と光が感じられます。そして、この童話作家の童話が本書の中で語られていきます。
「暗がりの子供」は足が不自由な女の子の物語。先の童話作家の絵本の世界にはまっている女の子が絵本をなくしてしまい、絵本との会話 -
Posted by ブクログ
月9のようなラブストーリ!
って思ってたら、本当に月9でドラマになってました。
それも主演はキムタク(笑)
お互い意識しあっている者同士が微妙にすれ違ったりするんだよなぁ
とか
それを回りの人が知ってか知らずか絡んできて、また、さらに微妙な関係になったりするんだよなぁ
とか
さらにさらに、小さな嘘がそれをこじらせたりするんだよなぁ
とか
人物設定がいかにもだよなぁ(主人公は金持ち社長)
とか
その主人公が窮地に立たされるパターンだよなぁ
とか
それを別の女性が格好良く救ってくれたりするんだよなぁ
とか
結局はシンデレラストーリで収まるところに収まるんだよなぁ
とかとか
べたべたな恋愛ドラマ -
Posted by ブクログ
ネタバレ蝦蟇倉市で起こる不可解な事件の数々を題材としたアンソロジー。
まさかまさかの展開に驚いたのは、やっぱり道尾さんと伊坂さんの作品ですかね。
微妙にお話が繋がっている所もよかったといいますか。
<以下、ネタバレです。>
で。
道尾さんのラストについて。
車にはねられたのは、一体、誰なのか?
心情的には、ひき逃げ犯の彼であって欲しいんだけど、ネットでネタバレを検索すると、私的には考えもしなかった刑事さん説が。←
部屋の位置、車の進行方向を考えると、そうなる…んだろうか?
でも、あの刑事さん、別のお話でも出てくるんですよねー。
時系列でいうと、道尾さんのお話直後だと思われますし?
うーん。