道尾秀介のレビュー一覧

  • 笑うハーレキン

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    先が読めない展開、愛すべき登場人物たち、ドロップアウトした主人公の意外な過去…道尾さんらしい優しさに満ちたミステリー。だが、驚きはそんなにない。最後はホロリ。

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    2022年02月24日
  • 花と流れ星

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    2016年3冊目は、道尾秀介の短編集。

    いわゆる、真備シリーズの短編集。全5編。

    今回はそれぞれのあらすじは省略します。

    中でも、個人的に秀逸なのは冒頭の「流れ星のつくり方」 。次いで「花と氷」の順かな⁉

    今作は真備シリーズの主要キャラ三人の個性が良く出ている点も好き。

    次はいよいよ、真備シリーズの長編に挑むか⁉

    道尾秀介、今年の台風の目になりそぅな予感がする 。

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    2016年01月23日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ミステリ短編集。
    伊坂さんの短編はジャイロスコープで読んじゃったから、そこだけ残念。
    いろいろな不可解事件で警察の仕事量と住民の死亡率はめちゃくちゃ高そうだから、町には住みたくないけど、謎マニアだったらその事件の新聞記事を読むのがが楽しみになりそう。

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    2015年11月28日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    いろんな作家が一つの街を舞台に殺人事件を書いている。
    最初の2つがいいのであっと言う間に読める。
    動機とか強引なところはあるものの、短編なので気にせず楽しむのが正解だと思う。

    轢かれたのはアイツかよ…

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    2015年11月14日
  • 花と流れ星

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    短編っていいな、と思わせる作品集じゃないでしょうか。
    人間ドラマ要素が強い作品になっているけど、ミステリとしても十分読ませてくれる。
    「流れ星のつくり方」は、ジーンとした。

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    2015年09月26日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    「がまくら市」を舞台にしたミステリー連作。面白い町ですが、人死に過ぎなので住むには適さないな(笑)不意の「バスコダ・ガマ」に吹いてしまった。

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    2015年09月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ネタバレ

    ミステリ。競作。伊坂幸太郎。大山誠一郎。伯方雪日。福田栄一。道尾秀介。蝦蟇倉市を舞台を複数の書き手が共有して物語られるシェアワールド。伯方さんの格闘ミステリ、福田さんのお祖父ちゃんの過去が面白かった。伊坂さんのタイトルにはやられた!

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    2015年09月01日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    伊坂幸太郎目当てで読んだ本。5人の作家さんがとある町『蝦蟇倉』を舞台に描いたお話。一章が道尾秀介だったので読みやすく、そして道尾秀介らしいどんでん返しが楽しめた。
    二章目の伊坂幸太郎はさすが!物騒な話なので一気に雰囲気が明るくなるのは本当にさすが伊坂マジックとしかいいようがない。会話のやりとりも面白く、『本当っすか!』が『本当スカ』とだぶってにやっとした。
    三章目からは一気にまた暗いというか単調な雰囲気に。好みの問題だけど、やっぱり伊坂さんの作風が好きだなぁ。

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    2015年02月24日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    シェアード・ワールド。
    この形式だとある種の縛りがあるからどんな展開になるのか、楽しみが増えていいし、実際カメオ出演なんかもあって面白かった。

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    2015年02月12日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    企画物ってむずかしいんだろうなぁ。
    っていうのがまず最初の感想。

    "がまくら市"という架空の都市を舞台に5名の作家が寄稿した作品。
    ちなみにこの世界、鎌倉市はちゃんと別に存在している模様(笑)

    風光明媚で情緒あるがまくら市の名物は"不可能犯罪"が頻発すること。

    1作目(道尾秀介)はさすが、よく出来ている。が、ちょっとサイコロジカルで不可能犯罪…?という感じもするけれど。
    2作目(伊坂幸太郎)は少し短くて残念。
    らしさはありつつ即興で仕上げたかのような印象。
    と思ったら、実際あとからの参加でおそらくわりと短期間で書き上げた模様。
    でもやっぱり上手いよ

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    2015年01月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    軽い気持ちで読むにはちょうどいい。同じ場所が舞台とあって話の繋がりは面白いが、物語としての浅さは避けようがないのかもしれない。

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    2015年01月08日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    サラリと読める一冊。
    道尾さんの中では珍しい恋愛小説だと思う。
    そして展開としてはシンデレラストーリーになるのかな。


    ピンチの状態からスルッと抜け出したり、もう少し突っ込んでほしいなぁと思ったりするところがあるのは、ドラマ化が想定さらていたからかなぁ。

    若干の物足りなさがありつつも、余韻も残った。おじいちゃんが話すことばが好き。
    そして線香花火がしたくなった。

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    2015年01月03日
  • ソロモンの犬

    Posted by 読むコレ

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    知人の少年の死亡事故に秋内と仲間の三人が立ち会っていた。
    後に四人が顔を合わせた時秋内は言った。
    「この中に、人殺しがいるのかいないのか」
    …真に正統なる道尾作品とも言うべき展開とオチ。
    しかしイマイチ結末がお腹の底に収まった感じがしないのは何故でしょう?
    確かに予想の上を行く展開の連続には素直に感心しワクワクする事が出来たのですが、その分結末の見せ方に無理があったでしょうか。
    まるで一本の糸の上を渡っているというか、何か一つでも踏み外すと物語が全く成立しなくなる様な危うさを孕んでいるという感覚。
    期待が大きすぎた?

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    2014年09月21日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    2010年の月9ドラマのために書かれた小説だった。読んだ後に調べたら主人公の蓮介がキムタクだったので全てにガッカリ。

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    2014年03月10日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    !?!?!?
    道尾さん、どうしちゃったの!?

    ってくらい、普通のラブストーリー&ハッピーエンド。

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    2014年02月05日
  • ラットマン

    購入済み

    なんとなく読む本。でも暗い。

    (ネタバレっぽいかも…)



    正直、この手の話をいくらか知ってる人が読めば、オチはすぐに予測できます。

    でも、なんだかんだダレずに読めます。
    ストーリー運びに無理がないからでしょうね。

    ちょっと首を捻りたくなるような、あからさま過ぎなブラフもありましたが、概ねいいと思います。

    すらすら読めますが、暗いストーリーなんで、人によってはスラスラ読めないかもしれません。

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    2013年12月25日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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     不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨ててひとり旅に出た弥生は、滞在先の上海で葉月蓮介と出会う。蓮介は、高級家具を扱うレゴリスの若き経営者として注目される存在だった。一方、この街に住むシュウメイは、美貌を買われ、レゴリスのCMモデルに選ばれるも、それをきっぱりと断っていた――。恋は前触れもなく始まった。道尾秀介があなたに贈る、絆と再生のラブ・ストーリー。

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    2013年10月06日
  • シャドウ

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    主人公の少年の成長物語的な側面を持ったミステリ。親や幼馴染みを想う少年の気持ちがとても健気です。家族愛を感じさせる一方で、巧みな伏線やミスリードなどミステリとしても読ませる作品だと思います。

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    2013年09月30日
  • シャドウ

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    最初は、なんか怖い表紙だなあ…としか思ってなかったのに、読みながら何度も確認することになった。おかげで騙されたりもしましたが、想像まんまのイラストだ…

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    2013年09月09日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    ドラマありきだからだろうけど、今までの道尾さんとはまったく違った作品。それでも読ませるのはさすが。
    が、それ以上でもなく、ちょっともったいない。正直途中までは最後に何かどんでん返しがあると期待していた。
    調べてみるとドラマは全然違う内容になっていたようだが、だったら小説はもっと自由に書けば良かったのにと思わないでもない。まあ色々事情があったんだろうが。

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    2013年08月23日