道尾秀介のレビュー一覧

  • 本格王2023

    Posted by ブクログ

    好きな作者さんばっかり。短編が故にまだ足りない、もっとこの人の書く話を読ませて!となるので販促効果は絶大。

    0
    2024年07月04日
  • 風神の手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    写真館を舞台に、人が絡み合って、過去も絡み合って、最後はこんなご縁だったの、びっくりストーリー。因果応報とは違うが、正当な生き方をしないと。あれ、小説なのに、こんな事感じてる(笑) ちょいとドキドキしながら楽しく読めました。

    0
    2024年06月05日
  • 光媒の花

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    6つの短編集
    ハンコ屋、橋のエピソードなど所々で繋がりがある。光ったり翳ったりしながら動いているこの世界を蝶を通して表現している。

    第1章隠れ鬼
    ハンコ屋さん、認知症の母。中学生の時の回顧、愛と憎悪は紙一重。
    第2章虫送り
    小学生の兄弟、橋のエピソード。良いホームレスと悪いホームレス。
    第3章冬の蝶
    2に出てきた良いホームレスさんの中学生の時の話。淡い青春、毒親。
    第4章春の蝶
    3に出てきた女の子が大人になってからの話。耳が聞こえなくなってしまった女の子、お爺さんの家に泥棒。
    第5章風媒花
    父をなくした家族の話。息子目線、姉の入院、母と仲直り
    第6章
    5で出てきた姉の小学生教師としての話。

    0
    2024年06月04日
  • スケルトン・キー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最後、実は入れ替わってたみたいな
    どんでん返しを期待したけど爽やかに終わって
    拍子抜けだった

    内容は面白かった

    0
    2024年05月31日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

    Posted by ブクログ

    ──世の中にすでに存在する写真に文を添えることでまったくあたらしい物語がうまれた──道尾秀介による危険な悪戯── カバー折り返し文より

    道尾秀介VSフリー画像!なのだと思うのだけど、違うのかな?

    人畜無害に思える写真にあの道尾秀介さんが文を添えることで、写真の意味合いが最初見たときと大きく変わるショートショートミステリ。

    道尾さんの作品は『向日葵の咲かない夏』以来で実に約二十年ぶり。
    『向日葵〜』はとにかくインパクトの強い作品でオチは今でも覚えている。
    その『向日葵〜』を読んだ印象と違わず、暗くて怖くて変でイケズなお話が多かったように思う。
    意味のわからない作品もあり、わかったと思った作品も勘違いの場合も考えられるがネットの解説はシャクなので見ない。
    一篇ほっこり系に思えるものがあるが、騙されているのかもしれない…。

    0
    2024年05月29日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    恐い、不気味、奇妙。
    得体の知れないものが体に纏わりついたような感覚に襲われる。
    読み終わった後もなんだかソワソワしてしまう。
    先が読めなくて結末は気になるのに、知りたいような知りたくないような何とも言えない気持ちにさせられる。
    どれも短いけどグッと引き込まれるし、なかなか癖のある作品ばかりで面白かった。

    0
    2024年05月27日
  • 風神の手(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    奇跡、偶然とはどういうことか
    短編集と言うよりは連作小説の形式

    すごく綺麗な作品であり読みやすく感動できる
    青春小説のようでもあり推理小説のようでもある色々な要素が混ざりあって一体化してる
    真相を知ってしまうとちょっと哀しい雰囲気にもなってしまうがそれも含めて良いエッセンスとなっている

    ジャケット裏のあの日、風が吹かなければ、私は生まれてこなかった
    この意味は最後まで読めばわかるだろう

    0
    2024年05月22日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    こういう少年や少女が主人公の小説で、日本人が書いたものは何だか読んでいてつらくなる。何度もやめてくれ、と思いながら読み飛ばしてしまった。
    スティーブン・キングとかのは楽しめるのに。あまりに自分の子供時代と近すぎるからか。
    逆に多分小説としては秀逸なんだろう。

    0
    2024年05月19日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とても読みやすく、早く読めた。
    登場人物が特徴的で分かりやすい。
    なぜか主人公の耳がすごくでかくて、ビロビロに伸びているイメージで読み進めたので、わかってから逆や!となった。
    秋絵さんは全くわからなかった。わかってから、実家のシーンを読み返して納得。
    冬絵さんは大体予想通り。
    後半のアクションシーンはあまり動きがイメージできなかったが、勢いだけはわかった。
    アパートの住人が魅力的。
    一気に読んだ。

    0
    2024年05月14日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    期待を募らせれば募らせるほど、いやーな終わり方をしてくれる。ミステリーっぽさも感じててカタルシスがいつもとは別方向で新鮮だった

    0
    2024年05月07日
  • カササギたちの四季

    Posted by ブクログ

    四季をベースに四つの事件の連作ミステリー
    軽く読める作品としては最適
    よってミステリーの質と難易度は低くされているがそれは折り込み済みか
    事件の裏にある嘘と本音を優しく解決しミステリーとして成立させていくのは面白かった
    最後に米澤先生の解説を読みなを面白く感じる事が出来て納得しました

    0
    2024年05月05日
  • 光

    Posted by ブクログ

    小学一年生の息子がいるので、これから友達と一緒にこんな風に冒険したり好奇心旺盛に遊びに行くのかなぁと想像しながら読みました。
    男の子にしかわからないような感性とかワクワク感が読み手にも伝わってきました。

    息子には沢山遊んで、仲良しの友達を作って、沢山思い出を作って、大きい夢を見て育っていって欲しいなと思いました。
    ただ危険な目には合わないように本当に気をつけて欲しいですね。

    0
    2024年05月01日
  • 貘の檻

    Posted by ブクログ

    ある人身事故をきっかけに、謎を解く為に故郷である村に戻る主人公と息子。全てはその村で起きた過去の事件と繋がっている。主人公が悩まされている悪夢がずっと気持ち悪い
    。最後まで気になって読み、そういう結末だったのかという驚きはあったけど、陰鬱な雰囲気なのでいい読後感ではなかった。

    0
    2024年04月27日
  • わたしの名店

    Posted by ブクログ

    著名人(主に作家)が紹介する、推しの店とメニューをエッセイで。
    読んで良さそうだったら行ってみようと思っていたのだが、遠くの店やら居酒屋やら(自分はお酒を飲まない)が割と多く、行けそうにない店のほうが多い。
    ってことは、ただでさえ文章、表現が冴えてる人たちだけに、フィクションを読んでいるのと同じなのではないか。
    というわけで、普通にエッセイを楽しみました。
    もちろん、実在店なのでお店の場所と写真は検索しながら。
    おかげでスマホが低速に切り替わりました。。。

    0
    2026年06月09日
  • 鬼の跫音

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幻想のような現実のような、どれも不気味なストーリーの短編集。
    全く救いがない話とも言いきれないが、全員あちら側に言ってしまったことは間違いない。。
    全話に共通する「S」という存在がまた嫌な不安を掻き立てる。「冬の鬼」の日記を逆さまにした構成が特に好みでした。

    0
    2024年04月21日
  • カササギたちの四季

    Posted by ブクログ

    リサイクルショップを舞台にそこに来るお客様の謎を解く連作ミステリ。
    日暮さんの縁の下の力持ち感が強くて不憫と思ってたけど、最終的には良かったねと安心。

    0
    2024年04月13日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

    Posted by ブクログ

    一枚の何でもない写真から、ミステリーのはじまりを創り上げる。作者ならではの実験的作品。不思議だけど、流石だなっ!

    0
    2024年04月12日
  • スタフ staph

    Posted by ブクログ

    前半部のオチは予想外の部分もあって面白かったが、智弥の性格設定がいかにもな感じで、全体のオチに向かって自分的には話が尻つぼみになっていった感じであった。
    夏都の性格設定は個人的にはとてもすんなり入ってきたのだが、それ以外がちょっと自分に合わなかったかなあ。

    0
    2024年04月10日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     両親の離婚、クラスに馴染めず不登校、母が出会い系で別の男を探してた、わたしの中学生時代の何もかも嫌になった時期を思い出した。
     1つ嫌なことがあると、他のことも上手くいかないって思ってどんどんネガティブ思考になって抜け出せないんだよなぁ。周りの些細な表情や言葉も敏感に感じ取っちゃって生きづらかったあの頃は...。

    「何か、粘着質の音が聞こえた。鳴海の父親の、微かな声。同じくらい微かな、純江の声。そしてふたたび静かになった。その静けさの中に、先ほどと同じような粘着質の音が、また聞こえた」(P222)

    慎一が車にて、母と鳴海の父の密会現場に潜むシーン。口付けを「粘着質の音」と表現してるのが印象的。母が他の男と性的行為をしてるのを想像するだけでもゾッとするのに、慎一は現場に居合わせちゃうんだからすごい度胸。俺だったらその後、まともに母と顔合わせられないかも。

    「鳴海は昼寝から覚めたように、しばし春也に顔を向けていたが、さっと恥ずかしそうに身体を硬くし、それから相手に笑いかけた。前髪で隠れた額は軽く汗ばみ、耳たぶが熱ってピンク色になっていた」(P259)

     慎一、春也、鳴海の三角関係は台詞を使わず表情や仕草だけで、照れ、嫉妬、ショックなどを表現してるのが上手い。鳴海と春也の距離がだんだん近づき、慎一が可哀想になってきて切ない。

    「『ね』って、逃げてく奴をロープか何かで捕まえとるみたいやろ。このほら、縦の棒が人やとして、首んとこからぐるぐる巻いて、ぎゅっと掴んで」(P34)

     春也が「ね」を書きまくる場面が狂気を感じで怖い。他にもヤドカリを躊躇なく潰したり「あ、こいつサイコパスや...」って序盤から感じた。慎一宛のイタズラ手紙はなんとなく「春也が書いたんだろうなー」と予想してたので、慎一が春也が書いたのだと見破るシーンの驚きは少なかった。

     最後鳴海の車に乗ってたのは春也なのかヤドカリ神なのか気になる。でも父親を結局殺せなかった春也が慎一のためとはいえ、鳴海の父を殺そうとするかなぁ。モヤモヤして気になる。

    0
    2024年03月31日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    それぞれが暗い現状に悩まされている少年少女の慎一、春也、鳴海。彼らは理不尽を打破するために、海と山に囲まれた小さな町でヤドカリを使った神様を作り出す…!
    小学生の抱える闇を圧倒的な筆致で描いた青春小説とでも言えるだろうか。心理描写には息を呑むものがあるが、話は終始暗い雰囲気が漂う。
    道尾秀介さんはラストに伏線が次々回収される技巧派のイメージがあったので、それとは対を成すといえる。
    自分の勝手な期待でしかないのは重々承知しているが、もっとどんでん返しのような展開を期待してしまった。
    ただ、心理描写をメインにした純文学作品としては楽しめると思う。直木賞受賞作と聞いていたのだが、エンタメに全振りしたものだけが直木賞ではないようだ、不勉強を痛感…。

    0
    2024年03月30日