道尾秀介のレビュー一覧

  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真1枚に関するショートショート集。『いけない』のショートショート版のようなかんじ。ホラーっぽいものが多い。(え、この人死んでる?みたいな)

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    2024年04月08日
  • 月と蟹

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    ネタバレ

     両親の離婚、クラスに馴染めず不登校、母が出会い系で別の男を探してた、わたしの中学生時代の何もかも嫌になった時期を思い出した。
     1つ嫌なことがあると、他のことも上手くいかないって思ってどんどんネガティブ思考になって抜け出せないんだよなぁ。周りの些細な表情や言葉も敏感に感じ取っちゃって生きづらかったあの頃は...。

    「何か、粘着質の音が聞こえた。鳴海の父親の、微かな声。同じくらい微かな、純江の声。そしてふたたび静かになった。その静けさの中に、先ほどと同じような粘着質の音が、また聞こえた」(P222)

    慎一が車にて、母と鳴海の父の密会現場に潜むシーン。口付けを「粘着質の音」と表現してるの

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    2024年03月31日
  • 月と蟹

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    それぞれが暗い現状に悩まされている少年少女の慎一、春也、鳴海。彼らは理不尽を打破するために、海と山に囲まれた小さな町でヤドカリを使った神様を作り出す…!
    小学生の抱える闇を圧倒的な筆致で描いた青春小説とでも言えるだろうか。心理描写には息を呑むものがあるが、話は終始暗い雰囲気が漂う。
    道尾秀介さんはラストに伏線が次々回収される技巧派のイメージがあったので、それとは対を成すといえる。
    自分の勝手な期待でしかないのは重々承知しているが、もっとどんでん返しのような展開を期待してしまった。
    ただ、心理描写をメインにした純文学作品としては楽しめると思う。直木賞受賞作と聞いていたのだが、エンタメに全振りした

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    2024年03月30日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    偶然の重なり合いが思わぬ形で少しずつたくさんの人に影響する…
    見事な伏線回収、いつも素晴らしい!ホラー要素強めの方が好み(*^ー^*)

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    2024年03月24日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    なんというか、結局は色んなことがちょっとずつ関わって今になってるって言う当たり前の話だった。
    この人達はたまたま原因から結果まで分かっただけで、普通は原因か結果しか分からないし、それが原因の方なのか結果の方なのかも分からない。
    「いま、あたしたちがここにいるんだから、しょうがないよ」
    「自分たちにできることをするしかないよ」

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    2024年03月14日
  • 月と蟹

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    海辺の町で小学生の三人はヤドカリを神様に見立てた願い事遊びを始めるが……。
    大人になるにはこの運命は辛すぎる。
    大人たちの「本当の顔」に気づく時の衝撃度はそれほどではないが、一つの小説として面白い作品と言える。郷愁に吹かれる一作だ。

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    2024年03月12日
  • ノエル―a story of stories―

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    絵本作家になった圭介、妹が生まれる莉子、読み聞かせを行う与沢の話。勝手な先入観により掌で踊らされ、どんどん繋がっていく様が最早楽しい。人間の後ろ暗い部分が分かりすぎるくらい上手く表現されてて、だからこそ入り込む。正しくクリスマスのお話で絵本が開きたくなる。

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    2024年03月07日
  • シャドウ

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    母親を癌で亡くした小学五年生の我茂凰介。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まった。そんな我茂家に様々な気遣いをしてくれたのが水城一家で、父同士、母同士、子供同士が同級生の両家は深い関係で結ばれていた。一方、水城家も問題を抱えており、凰介の同級生亜紀の母親が自殺を遂げる。さらには亜紀が交通事故に遭ってしまい…

    多視点描写によって真実を上手く覆い隠しながら、数多く散りばめられた伏線によるミスリードが巧み。ダブルミーニングを用いて、行間を読む読者をまんまと罠に嵌めつつ、終盤にかけて二転三転たたみかける展開は著者の十八番。しかしながら、精神障害(サイコ)を扱ったこの手の作品は先例が数多くあり、新鮮味に

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    2024年03月05日
  • 鬼の跫音

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    道尾さんの短篇集。
    どれもおもしろいし、読者に妄想を膨らませる話ばかりで良かった。
    個人的には「よいぎつね」と「悪意の顔」がおもしろかった。

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    2024年03月04日
  • 透明カメレオン

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    感涙必至のエンタメ小説と書いてあったので買った一冊。

    心に傷を持った人達の話

    中盤くらいまで、なんでこうゆう展開になると疑問があった。

    途中のラジオで流したエピソードもこうゆうのが必要かな、これがちょくちょく話に入ってくるのかなとか、なんか興味がわかない流れてだなと思いつつ読んでいたが、終盤ですべて納得した。

    終盤で伏線を回収
    スッキリ終えると思ったが、なんかラストがスッキリしなかった。

    その後どうなったかが気になる

    嘘が多かった話だったが、嘘も使い方しだいで傷付いた心を癒す。そんな感じがした小説でした。


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    2024年03月01日
  • 貘の檻

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    それぞれの思い込みの果てに、複雑に絡まった事件が32年の時を超えて、解決に向かう。
    しかし、それぞれの思い込みのせいで、新たに死亡する人たちが…
    伏線回収が相変わらず見事な作品でした。

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    2024年02月29日
  • スタフ staph

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    展開の早い、スピード感のあるストーリが好みなので
    この作品は自分には合わなかったかなあ…。

    半分読んでもあまり面白いとは感じられず、少し退屈でした(^^;)

    後半になってやっと面白くなってきて
    登場人物の生い立ち、その時の思い
    が明らかになっていき、
    答え合わせのような、伏線回収。
    読んでいくのが楽しくなりました。

    ラストは少し切ない気持ちが残りました。

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    2024年02月16日
  • わたしの名店

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     名店にまつわるエッセイ集。それぞれの著名人にとっての「わたしの名店」が紹介されている。全国にまたがっているが、ほとんどは東京。どこもおいしそうだったが、とくに早稲田のカレーと佐賀の餃子に惹かれた。

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    2025年12月07日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    釣り堀を主な舞台にしながら数人の登場人物の視点で場面転換をしながら物語が進んでいく

    帯に『道尾秀介にだまされる快感』とあるが、そこまでのどんでん返しはなく普通に物語は進んで終わりって感じだった

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    2024年01月14日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    能才やつちのうま系列の話は好きだけど、読み応えがない。
    フォトから広がるストーリーを読ませる融合型なのはわかるけど、それで?どうした?と肩透かしを喰らうものも多い。

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    2023年12月24日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真から想起されるショートショート。
    不気味な小話も多し。
    著者は最近、仕掛け本が多い?
    初期のようながっつりミステリーが読みたくもあり。

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    2023年12月22日
  • 満月の泥枕

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    情けないけど優しい大人たちと、賢く健気な子供たちのドタバタ人情物語。
    かなり無茶な展開だし、途中でやや中弛みしたものの、それらを補う登場人物の個性によって飽きることなく読めました。
    幾つかの人間関係に結論を出さずに終わってしまったのは意図的なのでしようね。

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    2023年12月11日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    サクサク読めました!
    おー!となるもの、クスッとくるもの、ゾクッとするもの、様々で面白かった!
    うん?となるものも少なくて、さすが道尾秀介先生。

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    2023年12月06日
  • 貘の檻

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    重厚。
    最終で一気に明らかになるが、それまでは過去や抽象的な夢が絡まる
    過去に囚われたままの大人。受け入れていく子供。
    もどかしい関係性がほぐれていったようなので過去の呪いは解けるのか、ここから始まるのか。

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    2023年12月03日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    帯にもありますが、写真と連動するショートショートのミステリーです。一見すると何でもないような写真が、道尾さんの手によって恐ろしいものに…⁉︎

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    2023年11月24日