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世の中にすでに存在する写真に文を添えることで
まったくあたらしい物語が生まれた――
道尾秀介による危険な悪戯
写真から生まれた、道尾秀介初のショートショート集。
読み返すほど深まる――写真と連動する新感覚のミステリー。
(タイトル[一部])
静かな午後
さがしもの
能才
デュロン
つちのうま
今夜
聞いてごらん、と言った女性の肌は濡れていた
何日か経つと静かになった
中身は家の裏に埋めたそうな
弟は野良猫とビーグルのあいだだった
指
髪飾りに見えるのは目だった
いたずら少年は翌朝になって発見された
旅立ち
短いからこそ生まれる面白さに圧倒される「50作品」を収録。
【著者プロフィール】
道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京都出身。
2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年には『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞を受賞。
11年『月と蟹』で直木賞を受賞。
その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『いけない』『雷神』『DETECTIVE X』など多数。
Posted by ブクログ 2023年06月16日
※一巡目を終えて。全ての謎は当然わからないが。ひとまず。
道尾秀介のアイデアそしてチャレンジについて本当に尊敬できる。ミステリー小説というジャンルに囚われず、あらゆる方法を駆使して読者を悩ませようとする頭脳は、最近の作家の中でもずば抜けているのではないだろうか。
今回は、「フォトミステリー」...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月22日
いけない、からこの路線への転換なのでしょうか。新作は映像とのコラボのようですし。新境地に突き進むエネルギーは感じられるものの、がっつりしたミステリも読みたいな、というのが正直なところです。写真とショートショートのカップリング。読み込めばミステリ要素が感じられるものの、軽いタッチで詩集のようにも感じら...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月05日
フォトショートショート、たまに連作。
「N」の作者さん、発想が柔軟。今回は写真数枚に短いショートショートを添えた短編集。タイトルに、見出しに、フォントにと視覚情報全部で楽しませてやろうという気概が感じられていいですね。
20分もあれば読めてしまいますが、途中クスリと笑ったり、どういう意味かと悩ん...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月10日
写真とそれを元にしたショートストーリー集。道尾秀介さんらしいホラーチックだったり、イヤミスだったり、暗号や謎解きのようなものもあって楽しめた。意味がわかった瞬間はクイズが解けた時のようにスッキリする。
お気に入りは「静かな午後」「つちのうま」「今夜」「習慣」「いかないで」「ごめんね」。難しかったのは...続きを読む
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