道尾秀介のレビュー一覧

  • 笑うハーレキン

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    題名が気になって買った一冊

    人生を立て直す話だった。

    人生のどん底のような感じで生きている主人公
    疫病神に取り憑かれ、謎の女が弟子入り、川に死体、奇妙な家具修理、あらすじだけ読めば面白そうな展開だが、奇妙な家具修理が終わりそうになるまで、あまり盛り上がりがない展開で予想と違った。

    ラストは急に展開が変わって大騒動

    淡々とした話だったが、人生を立て直し進んでいこうとする主人公は良かった。

    奇妙な家具についての謎がいくつか残った。
    なぜ奇妙な家具を40センチ手前に出す?
    空いたスペースは何に使う?
    綺麗した家具なのに猫が傷つけてもかまわない?

    家具の謎が残った小説でした。



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    2022年12月07日
  • 花と流れ星

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    死んだ妻に会いたくて霊現象探究所を構える真備。その助手の凛。凛に想いを寄せる作家の道尾。

    彼らの元を訪れる物達とは?

    ・流れ星のつくり方
    ・モルグ街の奇術
    ・オディ&デコ
    ・箱の中の隼
    ・花と氷

    味わい深い5篇です。

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    2022年11月23日
  • 球体の蛇

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    「月光」がよぎった。
    何が嘘で何が本当なのか分からないけれど、嘘だろうが真実だろうが、吐いた相手と吐かれた相手が同じ気持ちになることはないよなぁ…。
    終わり方には少しだけれども安心できた。

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    2022年11月18日
  • 水の柩

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    直木賞受賞後に出版された作品で、当時から評価の高かった少年少女の心理描写が深く描かれている作品だった。哀しい物語のなかにも救いを見出させる描き方は道尾作品の特徴で、ミステリだけではなくあくまでもヒューマンものの位置づけになるような印象だった。どんでん返し等が好きな方には物足りないので他の道尾作品を。本作は本作で十分に面白い。

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    2022年11月07日
  • 水の柩

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    数年前に読んだため内容は覚えていないが、重いテーマの中最後はスッキリとした気持ちで読み終えた記憶。
    作者の他作品も読んでみたいと思った。

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    2022年10月31日
  • 風神の手

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    【数十年にわたる歳月をミステリーに結晶化する、技巧と世界観】と本の紹介にはあったので、もっとミステリー要素の強いのかな、と思って読み始めたが、読んでみての個人的な印象としては、ミステリー感は薄かったような気がする。
    とは言え、章が進むごとに、見えていた事実が事実とは異なり、新たな事実が見えてくる。そんな物語の進み方は、やはり道尾さんらしいミステリーとも言えるのかもしれない。

    この小説では、「嘘」が1つのキーになっていると思う。嘘にも、色々と種類があって、人を騙すための悪意ある嘘だけではなく、逆に人を思うが故の嘘もあるし、自分のつらさやコンプレックスを隠したいだけの嘘もある。ちょっとしたおふざ

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    2022年10月31日
  • カササギたちの四季

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    道尾秀介さんといえば初期はホラー、そして少年がよく出てくる作品が目立ち、その後は本作や『カラスの親指』『透明カメレオン』『スタフ』なんかのちょっと残念な大人が活躍する話が多くなってきた印象だ。その後『いけない』などの意欲作もあり、多岐に渡るがまたホラーミステリ読みたいな。

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    2022年10月27日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    「道尾秀介」の長篇作品『月の恋人―Moon Lovers』を読みました。

    『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』に続き「道尾秀介」作品です。

    -----story-------------
    フジテレビ系月9ドラマとコラボ。
    若きカリスマ経営者、つまずきながら生きる元派遣OL。
    恋の行く手にはいくつもの謎がある。

    不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た「弥生」は、滞在先の上海で「葉月蓮介」と出会う。
    「蓮」は、高級家具を扱う「レゴリス」の若き経営者として注目される存在だった。
    一方、この街に住む「シュウメイ」は、美貌を買われ、「レゴリス」のCMモデルに選ばれるも

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    2022年10月19日
  • 水の柩

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    子供も大人も色々あるけれど
    話を聞いてくれて
    力になってくれる
    そーいう信頼出来る人が
    いるのといないとでは
    違うんだろうと思います

    青春…
    いじめ、家族、老い
    少し重かったかな…

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    2022年10月04日
  • 球体の蛇

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    真実なんてどうでも良くて、登場人物それぞれが思い悩みながらベストな答えを考えて生きている。結局それがうまく絡み合わなくて、それぞれが苦しい思いをしてしまう。息苦しさを感じる作品でした。

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    2022年10月01日
  • 球体の蛇

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    道尾秀介さんはどんでん返しミステリのイメージが強かったのですが、本作は一味違った作品でした。
    序盤の、先が気になる展開は好きでした。
    しかし、2章、3章と進むにつれてだんだん重たくなっていくのが辛かったです。とはいえさすが道尾さん、ずっと先が気になる展開が続くので、だれることなく読み進めることができました。
    元気がある時に読むことをオススメします!笑

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    2022年09月30日
  • 風神の手

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    次々と明かされていく、色んな事実の絡み合い的な物語。よく考えられてるな、構想の緻密さとそれを書き切る素晴らしさがあるんだけど、そもそも盛り上がりにかけてしまった感じがあるので、少し残念

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    2022年09月19日
  • 花と流れ星

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    道尾秀介の短編ミステリー小説。
    短編なのでサクっと読みやすい。

    真備シリーズとしては、3作目と知らず
    この作品から読んだが問題なく楽しめた。

    ホラー要素は少なくジャンルとしては、
    ヒューマンミステリー小説。

    真備・凛・道尾の3人のキャラが立っていて、
    1話完結なのでドラマ化できそうな内容。

    頭の中で勝手にキャスティングするのも面白い。

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    2022年09月03日
  • 球体の蛇

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    道尾秀介さんは定期的に読ませていただいていて、この時期の作品は暗くて哀しい物語が多い印象。もともと子どもの男の子をよく登場させるなと感じていましたが今回は少しだけ等身が上がっての17歳。嘘がテーマのようですが読後感は悪くなかった。

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    2022年08月26日
  • スタフ staph

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    可もなく不可もなく、って感じかな。かるぅいノリなので、色々と小説的なひっくり返しがあったところで、「へぇー」ぐらいの感じ。インパクトには欠けた。印象に残らない系の作品。

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    2022年08月18日
  • 本格王2022

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    ネタバレ

    【収録作品】道尾秀介「眠らない刑事と犬」/大山誠一郎「カラマーゾフの毒」/芦沢央「アイランドキッチン」/方丈貴恵「影を喰うもの」/浅倉秋成「糸の人を探して」/森川智喜「フーダニット・リセプション」

    「眠らない刑事と犬」『N』所収。ペット探偵に犯行現場からいなくなった犬探しを依頼する刑事。母親の気持ちがよくわかる。

    「カラマーゾフの毒」 悪役俳優鹿養大介の安楽椅子探偵もの。『カラマーゾフの兄弟』に出てくるような一族で発生した毒殺事件。家政婦が見ている前で、どうやって犯人は被害者に毒を盛ったのか。解説によると、シリーズが完結したので、来年単行本になるそうだ。

    「アイランドキッチン」 引退後家

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    2022年08月16日
  • 水の柩

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    忘れることと、乗り越えること。
    どう違うのかな。

    過去を見ること、未来を見ること。
    後者のほうが、より人間的に成長するイメージ。

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    2022年08月08日
  • 風神の手

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    ある町の歴史を俯瞰的に見たような感じのする本でした。一つ一つの話がだんだん繋がるのは非常に面白かったです。最後はしんみりさせて頂きました

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    2022年08月05日
  • 風神の手

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    カラスの親指か、カエルの小指の解説でこの小説を賞賛していたので、読んでみた。確かに、一度認識した事実が、読み進める中でその意味を変えていくというところはあったものの、ミステリ要素というか、毒というか、事件というか、もっと刺激が欲しかった。
    日常の人生の挫折や転機も、違う角度から見たり、新たな情報を合わせて見ると、全く違う色合いを見せるのかもしれないと思わせてくれた。

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    2022年08月04日
  • ノエル―a story of stories―

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    物語の力に導かれる主人公たちの3編とエピローグから成る連作長編。それぞれ驚くラストが用意されていながら、エピローグで全てが優しく繋がる構成が見事。童話を挟みつつ人の暗部を描いていて不穏な空気が流れることもあるが、基本的に素敵なオチがついていた。「お話の世界に逃げ込むといういみじゃないんだ。物語の中で、いろんなものを見て、優しさとか強さとか、いろんなものを知って、それからまた帰ってくるんだよ。」というセリフが象徴的。

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    2022年06月02日