道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
題名が気になって買った一冊
人生を立て直す話だった。
人生のどん底のような感じで生きている主人公
疫病神に取り憑かれ、謎の女が弟子入り、川に死体、奇妙な家具修理、あらすじだけ読めば面白そうな展開だが、奇妙な家具修理が終わりそうになるまで、あまり盛り上がりがない展開で予想と違った。
ラストは急に展開が変わって大騒動
淡々とした話だったが、人生を立て直し進んでいこうとする主人公は良かった。
奇妙な家具についての謎がいくつか残った。
なぜ奇妙な家具を40センチ手前に出す?
空いたスペースは何に使う?
綺麗した家具なのに猫が傷つけてもかまわない?
家具の謎が残った小説でした。
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Posted by ブクログ
【数十年にわたる歳月をミステリーに結晶化する、技巧と世界観】と本の紹介にはあったので、もっとミステリー要素の強いのかな、と思って読み始めたが、読んでみての個人的な印象としては、ミステリー感は薄かったような気がする。
とは言え、章が進むごとに、見えていた事実が事実とは異なり、新たな事実が見えてくる。そんな物語の進み方は、やはり道尾さんらしいミステリーとも言えるのかもしれない。
この小説では、「嘘」が1つのキーになっていると思う。嘘にも、色々と種類があって、人を騙すための悪意ある嘘だけではなく、逆に人を思うが故の嘘もあるし、自分のつらさやコンプレックスを隠したいだけの嘘もある。ちょっとしたおふざ -
Posted by ブクログ
「道尾秀介」の長篇作品『月の恋人―Moon Lovers』を読みました。
『鬼の跫音』、『龍神の雨』、『球体の蛇』、『光媒の花』に続き「道尾秀介」作品です。
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フジテレビ系月9ドラマとコラボ。
若きカリスマ経営者、つまずきながら生きる元派遣OL。
恋の行く手にはいくつもの謎がある。
不甲斐ない彼氏と理不尽な職場を捨て、ひとり旅に出た「弥生」は、滞在先の上海で「葉月蓮介」と出会う。
「蓮」は、高級家具を扱う「レゴリス」の若き経営者として注目される存在だった。
一方、この街に住む「シュウメイ」は、美貌を買われ、「レゴリス」のCMモデルに選ばれるも -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】道尾秀介「眠らない刑事と犬」/大山誠一郎「カラマーゾフの毒」/芦沢央「アイランドキッチン」/方丈貴恵「影を喰うもの」/浅倉秋成「糸の人を探して」/森川智喜「フーダニット・リセプション」
「眠らない刑事と犬」『N』所収。ペット探偵に犯行現場からいなくなった犬探しを依頼する刑事。母親の気持ちがよくわかる。
「カラマーゾフの毒」 悪役俳優鹿養大介の安楽椅子探偵もの。『カラマーゾフの兄弟』に出てくるような一族で発生した毒殺事件。家政婦が見ている前で、どうやって犯人は被害者に毒を盛ったのか。解説によると、シリーズが完結したので、来年単行本になるそうだ。
「アイランドキッチン」 引退後家