道尾秀介のレビュー一覧

  • 骸の爪

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    前作の「背の眼」がホラーミステリだった為、今度もホラーなのかと思っていたら騙された。ホラーと見せかけて純ミステリという、前作の事が頭の片隅にあったからこそ、最後まで展開が予想できなかった。

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    2024年03月20日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ハンデキャップ、障害を抱えるひと、そしてそれらを取り巻く環境への問題提起となるような一冊。
    サクサク読み進められて、楽しかった。

    主人公耳がない
    冬絵目が小さめ(身体的ハンデというコンプレックス)
    秋絵ジェンダー
    ほさかくん車椅子
    マンションの住人(鼻がない、目が見えない、腕がない、、、)

    殺人のトリックや聴力が良過ぎるというトリックが後半明かされてすっきり。

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    2024年03月18日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    もっと物騒な話かと思ったが人は思いもかけないところで他人の人生に深く関わっていくという改めて考えると深い話。
    自分の視点と他人の視点、思っていたこと想像していたこととは真逆の事実。
    私たちはそれに気づかず生きていることがほとんどではないか。だから切ないし苦しいしそしておもしろい

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    2024年03月12日
  • 貘の檻

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    筆者が得意とするホラーテイストで展開される重厚ミステリ。
    嘗て起きた殺人事件を軸に、複数の人間の思惑が絡まり引き起こされたすれ違いの悲劇を描いた作品。全体的に暗めで描写が生々しく、ラストへ向けた伏線回収や謎の解明は、これぞ道尾秀介といった内容になっている。

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    2024年03月10日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    途中まで多重人格なのか双子なのか分からなくて何回も戻って読み返した。よく見たら表記が違ってたのも全然気づかなかった…
    あれはそういう事かと理解できるのが楽しかった。
    まともじゃない人だらけの中で、主人公が段々まともになっていく。先生、間戸村さんとのやりとりが良かった。ヤバイ人たちだらけの中にも、ちゃんと優しい人たちがいるんだ。
    1番の不安要素が残しつつ、スッキリした終わりも好きな作品でした。

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    2024年03月05日
  • 満月の泥枕

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    読み始めて少ししてから「んっ」ってなった。あーこれ読んだことあるわー。でもどんな話だったのか思い出せない…。途中まで日常が書いてあるので眠くなるが、色々事件が起こってからは面白くなった。そして最後には伏線が回収されてめでたし?心情が良く表されていて良かった。

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    2024年03月02日
  • 球体の蛇

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    皆嘘を内に抱えながら生きている。保身のための嘘もあれば救おうとしてついた嘘もある。嘘で作られたドームの中で、いつの日かやってくる救いを待っている。物語の終わりは雪で、まだ救いが来ていないことを示しているってことなのかな。。

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    2024年02月24日
  • 風神の手

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    一言で言い表すなら『偶然が偶然を呼んだ物語』であると感じる
    母親の遺影を取りに行く少女
    母親のずいぶん前の恋物語
    そこでの青年とのやりとり、青年に起こった悲劇、隠された思い
    転校してきた小学生とその友達
    自身の母親といつか恋をした青年との出会い
    もうさまざまな偶然が重なってこの結末になったとしか思えない。
    道尾秀介さんの小説は読みやすく感情移入もしやすいように書かれておりとても引き込まれる作品であった。
    私がこの作品と出会ったのも何かの偶然かもしれない。そんなふうに思わせてくれたこの作品は本当に素晴らしいものなのだと感じている。

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    2024年02月22日
  • 光媒の花

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    光ったり翳ったりしながら動いているこの世界を、わたしもあの蝶のように、高い場所から見てみたい気がした。すべてが流れ、つながり合い、いつも新しいこの世界を。257ページ

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    2024年02月19日
  • 光媒の花

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    どんでん返し系のミステリーでは無かったため、道尾秀介はこんな作品を書くのかと驚いた。短編同士の思いがけない繋がりが、この登場人物はこの後こうしたのか、こういう意図があるのか、と感傷的になったり個人的には1編目がいちばん良かった。

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    2024年02月18日
  • スケルトン・キー

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    ネタバレ

    こんなにもサイコパスが集まってくるのかな〜
    というほど大集合で、ゾッとする恐ろしさ。題名の「スケルトンキー」と双子の名前が鍵となり、展開が面白い。途中から鏡数字で双子の視点それぞれで描かれているのに気づき、驚かされた。それにしても犯人が行方不明でその後は…どうなることかと気になる。

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    2024年02月17日
  • 鬼の跫音

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    ネタバレ

    短編集なのでサクッと読めた。
    真相が分かると怖い話。
    「よいぎつね」はいまひとつピンとこなかった。次の話を読むとヒントらしき文章が。
    「冬の鬼」は好きな構成だと思った。前の日の日記に遡る構成で、ゼロ地点で一体何が起こったのかとドキドキしながら読めた。
    「悪意の顔」これが1番怖かったし、伏線の張り方もいいと思った。

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    2024年02月11日
  • 鬼の跫音

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    ネタバレ

    「鈴虫」
    まあ好き。オチは察した
    「犭(ケモノ)」
    一番好き。道尾さんらしい
    「よいぎつね」「箱詰めの文字」
    ちょっと繋がり。でも惹かれない
    「冬の鬼」
    読み返してもそんなに
    「悪意の顔」
    真相がハッキリしない感は好き

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    2024年02月02日
  • 笑うハーレキン

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    ミステリーやと思ってたらめちゃめちゃ心えぐられてしんどくなっちゃった本。
    疫病神といえば、ずっと「ジョーブラックをよろしく」の死神の感じで、低めのちょっと小馬鹿にしたような喋り方っていうイメージ。東口は正体を知るまでどんな声で聞こえてたんかな。

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    2024年01月28日
  • 鬼の跫音

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    これも友人Kからお下がりでもらった一冊。

    久しぶりに道尾秀介の作品を読んで思ったことは、道尾秀介の情景描写の美しさ。

    その場の音や色や空気がまるでここにあるかのように感じられる彼の文章がやっぱり好きだと思った。

    構成は、6つの短編集。
    それぞれは独立しているけれど、パラレルワールドのようでどこか繋がっているような気がしてしまう不思議な書き方をしている。全ての章に何気なく登場する鴉は「不穏」の具現のように思えた。

    道尾秀介の作品には、タイトルも含め生き物がよく登場する。何か特別な思いがあるのか、はたまた単純に生き物が好きなのか。そんなことを聞いてみたくなった。

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    2024年01月27日
  • 光媒の花

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    この本の大きなテーマの一つには“人とのつながり“がある。不幸や憎悪を生むのは人間だが、絶望から救ってくれるのも、人間である。六章のうち前半3つで心に黒いものを負った人たちが、後半では人と繋がり合うことで光を持てた。
    私は、自分の何気ない言葉、行動で、誰かが光を持てるような存在でありたいと思った。

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    2024年01月23日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    ネタバレ

    わたしはすきです!!
    シッゲル・ムーロイとかタツヤとカズヤとか、、
    最後のサーモン・キャッチャーにグッときて笑

    ひっくり返すと別の顔を見せる人形と
    あの子に似た柄を持つ鯉と、
    見えない物への期待とか、知らない有名なことはたいしたことじゃない事なんだ、とか。

    私はすごく哲学的に(勝手に)読んでしまいました。

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    2024年01月19日
  • 鬼の跫音

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    おもしろかった…!
    冬の鬼など皆さんはどう解釈したんだろ?ってお話がいくつかあって
    解釈座談会とかやりたくなる気持ちになりました。
    個人的には悪意の顔が一番すき。

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    2024年01月16日
  • 笑うハーレキン

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    冒頭からの暗い雰囲気のストーリーかと
    思っていたが、主人公の東口には、不幸
    な過去があり、わだかまりを抱えて、ホ
    ームレス仲間と暮らしている。
    東口と関わることになった奈々恵にも、
    暗い過去がある。
    ラストに向けて、人生を変えていこうと
    気持ちが切り替わるあたりで、ホームレ
    ス仲間を巻き込んだ事件に遭遇。
    ハーレキンという意味が途中で、明らか
    になり、世の中の人は、大なり小なり、
    皆、ハーレキンのようだと思った。
    数ある道尾秀介作品の中では、印象に残
    る作品であった。

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    2024年01月13日
  • 花と流れ星

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    シリーズと知らずこの作品から読んでしまいました。真備シリーズの3作目、短編集です。後に一作目と二作目を読みました。
    3人のキャラと距離感が心地いいです。続編あったらぜひ読みたい!

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    2024年01月07日