道尾秀介のレビュー一覧

  • カエルの小指 a murder of crows

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    続編を書かず、単体作品として終わらせることが多い道尾秀介さんが続編を書いた理由が「またあの登場人物たちに会いたい」という素敵なものでした。作者がそれだけ魅力的に感じている登場人物に私たち読者が魅了されないわけありません。前作の終わり方は完璧以外の言葉では言い表せませんが、続編である本作も彼らの成長した現在の姿、巧妙なトリック、物語としての完成度どれをとっても完璧で間違いなく心に残る一冊です。

    前作の最後に命をかけて全ての望みを叶えて亡くなったテツさんの遺伝を色濃く受け継いだ様子の孫「テツ」の活躍がテツさんを想起させ、メンバーは変わってもテツさんがそこにいる様で懐かしく心が温まりました。

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    2025年12月17日
  • 透明カメレオン

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    ネタバレ

    全体的にコメディ調で楽しく読めた。
    登場人物も全員キャラが立っていて、魅力的で素敵な人たちばかりだから物語に惹き込まれる。
    そのまま笑って楽しく終わりかと思ったら、めっちゃ重いエンディング。

    その落差が心に刺さる。

    記憶に残る一冊です。

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    2025年12月11日
  • 透明カメレオン

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    ラジオパーソナリティの恭太郎が主人公の物語を読み終えました。
    最初は「ある殺人計画」って…ほんとに成立するの?とツッコミながら楽しんでいたのですが、最後にはなるほどと思える展開に。
    軽妙なやりとりの裏に、人が抱えるコンプレックスや嘘の必要性が描かれていて共感できました。
    つらい経験を乗り越えるためには、時には事実よりも物語が支えになることもあるんだなと感じます。
    恭太郎が前を向き続けた結果、かけがえのない仲間に出会えたことがとても温かくて印象的でした。
    読み終えて願うのは、登場人物それぞれがこの先、幸せに生きていけますようにということです。

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    2025年12月11日
  • いけない

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    ネタバレ

     最後の写真などを見て、そういうことか!と納得できるほど理解しながら読むことはできなかったが、いろんな人の考察を見て、楽しむことはできた。
     最後にこの物語が平和という言葉で表現され終わっていたが、読んでみると全然平和な感じはしない。その場面だけ切り抜けば、平和とされる場面も、その裏に隠された事実に目を向けると平和とは片付けられない。この物語の全体を通して、その物事の裏側に隠されたものの怖さであったり、意外と事実を知ろうとしなければ隠し通せてしまうような世の中を描いているのではないか。

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    2025年12月10日
  • いけない

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    初の道尾秀介作品でした。
    2025の春頃に小説に興味を持ち購入。
    本を読むのに慣れていない自分にとって数話構成になっているのは読みやすくてとても助かった。
    内容もしっかり面白く、人に勧めたくなる作品!

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    2025年12月09日
  • ラットマン

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    気持ちいいほどミスリードに踊らされていた。新事実が出るたびに思い込みを裏切られ展開が二転三転していくけれど、全体的に散らかった印象を受けないのが凄い。

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    2025年12月09日
  • 雷神(新潮文庫)

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    色々なところで伏線が繋がっていた。自然という理不尽さや、たった一つでも何か変わっていたら今は違っていたかもという主人公の幸人の葛藤が印象的。

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    2025年12月07日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指の続編
    タケさんのかつての仲間たちが集まり
    また、騙されました。
    私の中では、キョウの父親がタケでもありだった。たまには、幸せになって欲しいな。
    みんなのキャラクターが良すぎる。

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    2025年12月07日
  • 月と蟹

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    2人の少年が両端から綱渡りするみたいに保っていたバランスが、鳴海が加わることで崩壊していき、さらに人生まで狂っていく様子を直視したくなくて、半ば祈るような気持ちでページをめくっていた。小学生って、自分の欲望に対してある意味で大人よりはるかに残酷だ。加減を知らないというか、浅はかさ、認識の甘さが裏返って悲惨な結末を呼ぶ。それを針の返しに喩えた道尾さんはすごい。刺さるのはあっけないけれど抜くときに激痛を伴う。これって何気ない一言や行為が、とんでもない恥や痛みを連れてくるのと同じだ。

    子どもの、死に触れるまでの鈍感さと、誰かを亡くしてから極端に鋭敏になる死への恐れが見事に表現されていた。死という概

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    2025年12月05日
  • 透明カメレオン

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    ネタバレ

    読みやすいしおもしろかった!!
    人が死んで感動させる話嫌いなんだけど、それまでがコミカルすぎてギャップにびっくりした、でもそれが良くて悔しくも感動してしまった…
    文庫本で読んだけど最後の鈴木おさむの文章も良かったな
    星4だけど、3.5って感じかな

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    2025年12月02日
  • いけないII

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    ネタバレ

    1作目同様、さくっと読めてよかった。
    前作とのつながりはほぼないが、ある人物の弟が登場。
    「クマの手」というワードが出てきて、聞いたことあるワードだと思った。

    前作よりわかりやすく、写真を見るより前にわかってしまう章が多かった。
    第一章は写真を見て、悲しい結末であることに気づいてた。
    最後まで読んでも動機がわからず(死体を見られたから?)。
    最初の写真もしっかりつながっているとは…。

    第二章は自殺してしまったのはわかった。過去のできごとがフラッシュバックして、甥からの言葉で限界になってしまったのだろうと後から思った。

    第三章はわからなかった。
    真相がわかった後も結構無理があるなとは思った

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    2025年12月02日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    面白い。初っ端からテツが登場し、暫く、あれ?あれ?となって混乱してました。
    色々ミスリードにより、作者の思うツボ。やられた感も心地よい。とても面白い作品ですが、「カラスの親指」を読んでから読んだほうがより楽しめると思います。

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    2025年11月29日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    さすが道尾秀介!!
    「え?」って2回ほど声が出た。
    久しぶりにどんでん返しがきたー!
    主人公は秋内静
    京也、ひろ子、智佳の大学仲間と過ごしていたら助教授の息子の陽介くんが事故に巻き込まれてしまう話。陽介くんが飼っていた犬のオービー、大学で動物について教えている助教授の間宮先生と協力しながら事故の真相を探る話。
    間宮先生、見た目が汚いと思っていたけど頭がキレる先生でビックリ。動物を可愛がるところも好き。

    いろいろ伏線があって、最後にそれを回収できていて道尾秀介作品は本当にすごい。無駄がない。

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    2025年11月21日
  • スケルトン・キー

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    スピード感があり一気読みでした!

    毎度思いますが、作り込みが凄い〜
    各章のナンバリングが地味にヒントになっていて、後半になって、なるほど、、パターン。

    道尾秀介パターン。

    サイコパス怖い。

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    2025年11月19日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    え?今これどういうこと?どうなってんの!?となりながらも勇気を出して戻らずに読み進めれば、あー!なるほどそうきたか!となります。

    そして私は完全に騙されてましたけども。笑

    前作がもうあたくしの読書史上でも上から数えた方が早いくらい最高だったのでそれと比較したら多少あれですがそれでもやっぱり最高です。

    キャラが立ちまくりです。

    道尾秀介さんてこの2冊しか読んでませんけどなんかすごい振り幅なんですよね?それが怖くて他のが読めない。。

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    2025年11月16日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    傑作「カラスの親指」の続編。舞台は前作から10年以上が経過した設定。武沢と前作の仲間のまひろ、やひろ、貫太郎はもちろん登場し、更に新しいキャラクターが加わる。
    そもそも前作で武沢は詐欺から足を洗ったはずなにの何でまた???というところから始まるが、もちろんそこには再結集するだけの理由がある。本作はどんでん返しもそれほどでもなく、詐欺のテクニック?や中身もたいした事はないが、やはりお馴染みのメンバーが活躍するのは読んでいて楽しい。

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    2025年11月12日
  • いけないII

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    読みながら最後のおちは自分で推理する体験型ミステリー

    なんとなーく推理できてたつもりでいたけど、細かいところまでは分かってなかった
    解説見てすっきり

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    2025年11月10日
  • ソロモンの犬

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    インパクトのある表紙に惹かれました。
    間宮先生がいい味を出してくれる。かつ重要人物である。他にも人物像を楽しめる描写も多い。

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    2025年11月09日
  • 龍神の雨

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    実の両親を亡くし、義理の親の元で暮らす2組の兄弟の物語です。 雨が4人の少年少女の運命を狂わせる。 常に背景が雨であることが物語の不穏さを一層引き立てているように感じました。 物語が方向をガラッと変え始めてからはページを捲る手を止められないほどにのめり込みました。 雨は人々に被害をもたらすものであると同時に恵みをもたらすもの。 雨雲が途切れ、光が差したように思えるラストが良かった

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    2025年11月09日
  • いけないII

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    2025.11.5 audible聴了

    明神の滝にまつわるミステリー集

    今回も謎を解きたいと集中して読んだ。
    集中して読む分、物語にはしっかり引き込まれた。ドンピシャの答えを出すことはなかなか難しかったが、前作よりは深いところまで考えられたと思う。

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    2025年11月09日