道尾秀介のレビュー一覧

  • わたしの名店

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    美味しそうだし 雰囲気が素敵なお店ばかりでぜーんぶ行ってみたくなった。
    こんなに素敵なお店を見つけた方たちの生活も素敵!

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    2025年09月23日
  • ソロモンの犬

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    非モテの主人公が助教授の息子さんが死んだのは事故か事件かを解き明かそうとする青春ミステリー。自分の大学生時代を思い出したがよく考えるとそんな仲良い女の子おらんかったな。本を読む事で記憶が良い意味で捏造される。

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    2025年09月23日
  • いけない

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    急いで答えを求めてしまったことを後悔。こう言うのって自分でああでもないこうでもないって考える方が何倍も楽しめたりするよね。

    本文中の謎解きと最後のイラストによる謎解き。3話+最終話で完結する1つのストーリーはよくよく練られた構成で非常に引き込まれました。
    どの話も完全には完結しておらず、読者にその後を想像させる構成でしたがこれもまた楽しみの一つとなりました。

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    2025年09月24日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    「龍神の雨」「雷神」と合わせて神三部作と呼ばれている作品。だけど、中身の繋がりは特に無く、ただ神という文字が付く作品ってだけ。

    中身は連作小説で、中身はどの話も"遺影専門の写真屋"にまつわる話。で、この遺影専門の写真屋さんっていうのが個人的にすごい好きな設定で、そのお店はその名の通り、利用者は生前に自身の遺影を撮りに来るわけやけど、撮影後大体どの人も最後の二枚でどちらにするか迷うんだとか。その時にお店から「もし迷われているようでしたらこちらがお決めいたしましょうか?」って提案して、選ばれなかった方をお店に並ばせてもらうんよ。だからお店は色んな方の遺影候補だった写真が並んで

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    2025年09月23日
  • いけないII

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    最高。相変わらず道尾秀介さんのミステリーは、ついつい惹かれて長時間読んでしまう。
    小説が苦手な人でも読みやすいんじゃないか

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    2025年09月22日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    これはホラーか?ミステリーか?
    自殺したS君を目撃してしまった主人公のミチオ。しかしS君の死体は消えていて、S君は蜘蛛に生まれ変わっていた。そして、S君は「担任の岩村先生に殺された」と話す。
    途中までは犯人がわかった上でのミステリー調。どう犯人を追い詰めていくのかという展開。
    途中から話が混沌。生まれ変わり?動物や昆虫に?なにが真実でなにがミチオの見ている世界なのか。混沌としすぎていて理解は難しかったけど、ハラハラするから読む手が止まらないタイプの小説ではある。

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    2025年12月14日
  • 光媒の花

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    6つの話が少しずつ繋がっていく連作短編。
    こちらも道尾秀介といえばこの雰囲気、という感じ。しばらくは胸がズーンと沈むような展開が続きます。
    こちらも道尾作品らしく子供が多く出てきますが、だからこそ辛い。しんどい境遇で子供たちがもがいているのが辛い。
    笹の茂みや、河原、土手の風景…その空気も伝わってくるような風景の描写がよかったなぁ。
    どこともなく現れる蝶。
    少しずつ光を感じる展開になって、希望がもてる読後感。

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    2025年09月21日
  • いけないII

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    今回もなかなかの体験型ミステリ。
    面白かったぁ(笑)

    3回程読み直しました(--;)
    あっ、「いけない」も読み返しました!

    隈島さん…

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    2025年09月20日
  • 透明カメレオン

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    ほんタメで「感動どんでん返し」として紹介されていたこの作品。

    主人公はめちゃくちゃええ声やけど外見は残念なラジオDJ。
    そのDJが行きつけのバーで常連さんと飲んでいたら急に扉が開かれ、知らない女性が立っていた。そして一言。
    「…コースター」
    全員「コースター?」
    コースターを受け取ると女性はどこかへ立ち去った。
    そして誰かが気付く「さっきのって『…コースター』じゃなくって『…殺した』って言ったんじゃない…?」

    みたいな感じのあらすじ。ここだけ見るとちょっとホラーというかシリアスな感じがするかもやけど、中身は結構ポップな感じで描かれていて、序盤からすごい文章も読みやすく軽快。そのまま最後の方

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    2025年09月19日
  • きこえる

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    せっかく聞くならイヤホン必須!鳥肌が立ちました。

    文字+音声の新しい体験だった。
    音声ありきの構成なので、文章はやや煮え切らない感じで進むのが気になるが、その分音声を聞いた瞬間の驚きはひとしお。
    関係ないけど表紙のイラストにもQRコードが活かされているのは脱帽。

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    2025年09月19日
  • ラットマン

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    題名になっている『ラットマン』とは、思い込みにより同じ絵なのに人によって別のものに見えるという錯視を利用した有名な騙し絵のこと。

    高校時代に結成し活動を続けるアマチュアバンド“Sundowner”、ライブに向けスタジオで練習中に事件が起きる。事故か?作為によるものか?
    バンドのギタリストである主人公の姫川は平常を装いつつ淡々と無機質な生活を送っている。それは23年前に起きた父と姉の死に起因している。
    父の遺した最後の言葉『俺は正しいことをした…』
    その言葉を自分に言い聞かせ、父の行動を模倣する。姫川は何を正しいと考え、何をしたのか?

    物語の核心となる23年前の過去の真実を小出しにしつつ、現

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    2025年09月18日
  • N

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    「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です」
    物語のかたちは720通り。あなただけの物語を体験する、前代未聞の一冊。


    読者それぞれの読む順によって、それぞれの読者体験を得られる短編集。
    大きな括りで言えば連作短編集なんですが、「どこから読んでも良く」て、「読む順によって物語の始まりや謎となる箇所が変化する」という構成は、この気持ちでこの章を読むのは私だけなのではないか、という気分にさせてくれます。読書ではあまり感じない不思議な感覚。面白いです。

    私は結果的にではありますが、CONTENTSと書いてあるページの『落ちない魔球と鳥』から反時計回りの順で読んだのですが、未だに別の

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    2025年09月16日
  • N

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    めっちゃおもろいやないっすか、
    星5でもいいくらいっすよ。
    4ですけど。
    読んだ順番
    眠らない刑事と犬
    消えない硝子の星
    名のない毒液と花
    落ちない魔球と鳥
    笑わない少女の死
    飛べない雄蜂の嘘

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    2025年09月15日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    読みやすい!!!
    字間も行間も余裕があってもちろん写真も多い。とにかく読み進めやすい。
    ピンときてゾッと来るものもあれば、一旦立ち止まらなきゃわからなかったもの、あるいは結局答えがわからないまま素通りしたものもある。でもなんか、まあいっか!になるくらい。
    大体が1話完結(1枚完結?)なので、わかってもわからなくてもどんどん進めちゃう。
    贅沢で爽快な読書体験でした。

    読書初心者なので、最後まで読み終えて「1冊読むことができたぞ」と思えたのも嬉しい。

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    2025年09月04日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とにかく切なく哀しい話。

    全ては誤解と嘘と優しさが招いた事件。

    皆、誰かを守ろうと口を噤む。

    そして最低人間の登場。

    神はいないのか?!?!

    夕見には幸せになってほしいと、私も心から願う。

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    2025年08月31日
  • いけないII

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    それぞれの章がだんだん繋がってく感じが良い
    文章表現がわかりやすくて読みやすい
    2章がよくわからなかったかも

    推理力ないので答え合わせサイトは超ありがい~!

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    2025年08月30日
  • いけないII

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    各章に登場する人物たちがたがいに繋がりあい、複雑な事件の模様を描き出していく様は流石道尾さんだと思いました。各章の終わりの写真は前作よりも難易度は高めですが、ネットで確認できる「ヒントページ」で詳細が分かるようになっているので、消化不良に陥ることはなかったです。

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    2025年08月28日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作の方が好きだったけど面白かった。

    読んでいくごとに登場人物の主観が変わって、色んな目線からペテンの行動を見ることができた。

    どんでん返しがある作品はやっぱり面白い。


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    2025年08月26日
  • いけないII

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    ネタバレ

    一気読みした!2から読んでしまった笑
    いやー全然自分の謎解きができてなかったから
    答え合わせのサイトがありがたかったな
    最後はおばあさん捕まるのかな

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    2025年08月26日
  • 鏡の花

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    6編の短編なのですが、これが全部並行に存在する世界というか「こうかもしれなかった世界」というか。
    鏡の中の世界に引っ張られたみたいに繋がったり、別れたり。
    やっぱりどこか切なくて、わだかまりみたいなものはあるけれど、道尾作品の中でもかなり好きなタイプ!

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    2025年08月26日