道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大好きな道尾秀介さんのデビュー作。
ひとまず上巻のまとめ。
・ホラー作家の道尾が福島県白峠村で聞いた
「レエ…オグロアラダ…ロゴ…」
・白峠で神隠しにあった4人の子供(7〜9歳)
・首だけ川で見つかった少年→糠沢耕一
「ネェ…ボクノカラダ…ドコ…」
首は川の上流から流された
・宿の主人の歌川春芳 東海道五十三次
・脇道ですれ違った棒と箱をもった美人
・自殺した痴呆の母親 呂坂寿々
→遺書「少年を河原で殺した」
・自殺し自分の背の目を見た、呂坂幹男
・『霊現象探求所』真備と助手の北見凛
・背中に人の目が映り込み、後に自殺した4人の写真
白峠2、愛染2
→数値的に糠沢耕一の眼か?
・真備いわく霊とは
①意図的に生み出された霊(果にたいする因)
②ある情報から生み出された霊(プラシーボ的、物の怪)
③霊の霊(具体性のない不可解な存在、オタマジャクシ)
④憑依現象としての霊(ペルソナ、無意識的防衛手段)
⑤本物の霊(真備が追うもの)
・糠沢長次 天狗の面打ち職人
・天狗=山伏(山岳信仰の修行者)+猛禽(タカや鳶)
・停留所で聞いたコ…コン…木琴のような音
・「ゴ…ビラサ……」
・『白』—髑髏←天狗の
・疫病で村人大量死
→早川の穢れと考えた
→『神殺し』として天狗=山伏を皆殺し
→川に首を流した
→村に平静が戻り天狗を祀る
・天狗祭り、天狗踊り←謝罪
・幹男の死体とその背の眼をみた少年。溝之木亮平
またあれが現れた——。
僕はまた見てしまった——。
『霊現象というものが存在して欲しい』
「それはきみがほんとうの飢えってのを知らないからさ」
「たぶん僕も——同じものを探しているんです」
気になるのは最後の亮平。
きみ…前にも「背の眼」見たことあるんか!?
どこまでが人為的なのか。どれかは本当の霊現象なのか。
神隠しと背の眼と自殺の関係は…?
「ゴ…ビラサ……」ってなんだ。
また舌がうまく回ってないのかな。
下巻が楽しみ。 -
Posted by ブクログ
ノイズのように蘇りかける失った記憶の断片や、ぽっかり空いたような時間の空白の描写に混乱し、読めば読むほど謎が増える。
そんな中でも手紙のトリックには「こういうことかな……?もしかしたら分かっちゃったかも」と閃きのようなものを覚えたものだったが、いざ手紙の本文を見てみるとアレレ?とまたハテナが浮かぶ。
最初から最後までしっかりとミスリードに乗せられてしまった。
そこからの伏線回収は見事なもので、言われてみれば確かに繋がるなという細かい伏線が随所にばら撒かれていたことに気付かされた。悔しくもあり心地良くもある。
結局、秘密は隠し通せていたのかな?それとも……?