道尾秀介のレビュー一覧

  • いけない

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    とんでもないどんでん返しと思って読んでいたので、少し期待外れ感はありました。
    中国人の男の子の想像の話なんかは、他の作品でもあったなと少し残念なところも。

    ただ、思いもよらない展開やミスリードなど流石だなと思うところもたくさんあり、総合するととても面白かったです。

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    2026年06月26日
  • いけない

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    ネタバレ

    各章の最後に割と色々ひっくり返る要素が追加されており、新鮮な読書体験だった。

    一章について誰が死んだかわからないという意見が散見されるが、地図を見比べれば章内で完結できる、と思う。
    事故を起こした十王還令会の車両は、事故現場に花を添えた後ゆかり荘の前に差し掛かった。つまり北から南に車を走らせていたことになる。一章終了時点で死亡疑惑があるのが、邦夫、雅也、隈島の三人であるが、ここでP80「右側から人影が現れ」で、邦夫ではないことがわかる。
    両者のゆかり荘までの経路は、雅也が商店街突き当たりを左折、隈島は迂回している。ここで最後の地図を参照する。ゆかり荘は道路の向かい側、西方向から道路が延びた突き当たりに位置する。通常、雅也の経路で向かうと、到着までに北上する必要があり、そこまでの任意のタイミングでゆかり荘がある海岸側に渡ることが可能である。急接近する車に気が付かない可能性は低い。一方回り道をすると、ほぼ確実にゆかり荘前西側に伸びている道を通ることになる。この道は正面にゆかり荘があり、左右確認を怠ると事故は防げない。
    上記のことから、回り道をした隈島が、ゆかり荘の正面の道路を通り、対岸に渡る際に左右確認を怠った結果自動車と衝突してしまった。とわかり、その大きなヒントとなるのが一章最後の地図なのである。

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    2026年06月24日
  • 雷神(新潮文庫)

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    本屋で目に留まり購入。道尾ワールドが好きで。文庫で500P超えは久々というか、初めてかも。今まで読んだ道尾さんの作品とは少し違った毛色の作品のような気がしました。最初に出てきた女の子、夕見が起こした事故を中心に話しが進むのかなぁと思いきや、全く違う軸の話しが続く。いつになったら最初の事故の話しに戻るのかと思いきや結局その違う軸の話しで終結。
    しかし、「何が不運の始まりなのだろうか」という最後の最後のパートのクダリで、最初の事故のことが出てきて、そこで全てが繋がっていくのかと気付かされたところは鳥肌ものでした。ストーリーとしては、いつもの道尾ワールドにある痛快さなどは無くむしろ物悲しい雰囲気が続く物語。こんなにも不運な人生があるのかと思うくらい。神のみぞ知るというくらい偶然に偶然が重なる人生がなんとも同情すらしてしまう。そう考えると“雷神”というタイトルはこの物語の全てが詰まったタイトルだと思う。

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    2026年06月22日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    雨が降ったせいで人生が大きく変わった。ー
    殺したいと思っていた血の繋がっていない父親を殺してしまった妹の楓。
    兄の蓮は妹を守ろうとするが、犯罪は誰かにばれていて脅迫状が送られる。

    半沢という超最低男がすごい。登場当初はなかなか良いおじさんっぷりでなかなかナイスガイ(見えるのだが、裏でやっていたことが酷すぎる。
    蓮と楓にはあまりよい未来が見えず、バッドエンド感があるが、それでも2人が前向きなのが救い。妹が兄の性格を分かりきっているのが良い!

    辰也、圭介兄弟はこの話の根幹に振れてはいないがただの反抗的なだけのガキに見えた辰也が意外に圭介のことを見ていた事が分かるラストのエピソードも良い!

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    2026年06月20日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    ネタバレ

    んーーー、続き気になる‼️家帰ったら読むぞ~汗
    結構割と怖いかも!天狗伝説と自殺と行方不明が絡んでくるのすごく面白い、山伏だったのでは、から髑髏が白の由来で、それで続く自殺者と天狗の神隠しによる子供たちの失踪、幽霊なのか、人なのか、きになる‼️おもろい!
    源義経が天狗と修行してたって有名な話だけど山伏だったのかぁ、たしかに、納得、天狗が先だと思ってたけど山伏が先か、確かに

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    2026年06月15日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    だから実演販売だったのかー
    前作からもうまいこと引っ張ってくる

    詐欺被害はお金だけじゃなくて人の心を壊すんだよな…絶対に許せない

    セヤワタルの改心が本物でありますように
    みんなうまくいきますように

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    2026年06月09日
  • きこえる

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    聴覚で本文の真相をあかしたり内容を変えてしまう仕掛けがおもしろくて鳥肌で、今回もやってくれたな道尾秀介〜という感じ。

    文字で追っても自分の頭の中と本文の真実は全く違うってことに何事、、
    ホラー感ある短編は音源だとさらに怖すぎて臨場感すごかった、、

    ただ読むだけじゃ終わらせないのほんと仕掛け人だな〜

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    2026年06月05日
  • 骸の爪[新装版]

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    ネタバレ

    面白かった〜!読んで良かった、真備シリーズ大好き。

    最後の怒涛の伏線回収というか、真相が分かっていくところが面白すぎて読む手が止まらなかった。少し読むつもりだったのに、2時間くらい一気読みしてしまった。真相が分かっていく中でも話しが二転三転して、何度も驚かされた。

    それにしても人が死にすぎ!最後の唐間木老人が亡くなってしまったのは本当に悲しかったなぁ、、悪気のない悪戯で全てが壊されてしまった。

    次の本も楽しみ!

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    2026年06月05日
  • きこえる

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    斬新な試みの小説。5話ミステリ短篇集。
    途中頁にQRコードがついていて、YouTubeが再生される。そこに種明かしが聴こえてくるという仕掛け。

    話は少し怖いし面白い——でもYouTube聴いても解ったのは5話『死者の耳』(売れない画家の不審死)のみで、他はネタバレをググってしまった…これは私個人の問題です(笑)

    3話『セミ』(少年の友情)は心に沁みた♡…ネタバレ読んだ後で。

    他『聞こえる』(ミュージシャンの卵の幽霊)・『にんげん玉※反転』(資産運用セミナー)・『ハリガネムシ』(塾講師と女子高生)

    《コミュニティハウス本》

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    2026年06月03日
  • サーモン・キャッチャー the Novel

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    ネタバレ

    釣り堀、カープ・キャッチャーを中心に繰り広げられる群像劇。それぞれの思惑をもった登場人物たちがあるところからだんだんと繋がっていき、とある鯉を求めて力を合わせていく。

    一見関係性のない人物たちの視点でそれぞれ描かれていたのが、だんだんと関係性が明らかになり、最後には全員が集結していく構成をとったこの小説は面白い。こことここにこういうつながりがあるのかと思いながら見ることができるので、もっと次へ次へと読みたくなる魅力があった。

    ヒツギム語は結構ふざけてた。

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    2026年06月01日
  • 満月の泥枕

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    ドタバタコメディミステリーで小学生でも読める。
    道尾秀介にしては、おどろおどろした所がなく、
    爽やかで切なく温かい作品。
    4歳の娘を亡くした主人公二美男は、
    兄の賢い娘汐子を引き取る。
    酒浸りの日々を乗り越え、
    汐子と愉快なアパートの住民と祭りの日、
    みんなの協力を得て、事件を起こす、
    汐子の同級生のために起こしたこの事件が、
    みんなを巻き込んで、あらぬ方向へ向かう。
    人の心理を上手く捉え、日々の葛藤や、
    普通に暮らす人々の善意の温かさが感じられ、
    何となくほんわか温まる本でした。
    道尾秀介らしくないと言おうか?
    ダークさを抑えたコメディミステリー。

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    2026年05月31日
  • 龍神の雨

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    意外性に富む話の展開がとても良い。
    加えて、解説文もとても良い。この小説の魅力をしっかり気づかせてくれる。

    この小説、良い内容だが、一人だけ「あの人」だけは間違いなく気の毒ですよねー。

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    2026年05月29日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    トウヘイのクイズあたりは特に???となりながら、ラストで全部伏線回収されます


    2026年 29本目

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    2026年05月29日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    「カラスの親指」の続編と聞いたので買った一冊。

    予想外の結末だった

    終盤になってから

    えっ? えっ? えっ?

    みたいな こうゆうのをどんでん返しって言うのかね

    楽しく読み終えました。

    続きの話があれば読んでみたいと思ったりしたが、それよりまたカラスの親指をもう一度読もうかとも思った小説でした。

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    2026年05月29日
  • 透明カメレオン

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    弱い人間が、普通に生きようと誰かと繋がりながら懸命に時間を過ごす。

    多くの人は誰でも人に言いたくないような、思い出したら辛いような経験をしていて、自分の生き方を見失い、後悔や恨みの殻に閉じこもってしまう。その殻から出るきっかけはいろんなことがあるかもしれないが、人と深く繋がり何かを成し遂げて、今の目の前の世界が悪いものじゃないと思えるようになって、世界がクリアに見えてくることがきっかけの一つとなりうる。そこからが自分を変えるチャンスなのかもしれない。変わるのが怖い、面倒だという状態から殻を壊したくなるような小説。

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    2026年05月25日
  • 透明カメレオン

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    ネタバレ

    はじめの方のユーモアからは想像もつかないくらい素敵な終わり方だった。改めて人と人との繋がりっていいなと思えた。少なくてもいいから人と深く繋がりたい。

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    2026年05月21日
  • 笑うハーレキン

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    家具職人の主人公東口
    会社経営中は家族を顧みず
    息子が亡くなってしまった後は妻も仕事付き合いがあった他会社社長のもとへ
    会社が傾き、ホームレス生活
    ホームレスの仲間たちと葛藤がありながら過ごす
    疫病神と表現する幻影との掛け合い

    足の悪い謎の少女が住み込み(トラック荷台)で働きたいと
    そこから物語が動き出す

    ホームレスを悪く活用する人たち
    そこで少しびっくりな事実

    どんでん返しとかホラーとかではない
    人はその時その時で場面、シチュエーションにあった仮面をかぶって生きている
    面白かった


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    2026年05月14日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    写真で一言 大喜利みたい。
    怖い話や、クスッとする話も。
    読んですぐわかるものから、何回も読まなければわからないものまであって面白かった。
    昔話関連はクスッとした。

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    2026年05月10日
  • 笑うハーレキン

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    ものすごく切ない方へデフォルメしてあるけれど誰もそうだな

    面白い、頑張れ!頑張れ!東口に対して、自分に対して。

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    2026年05月10日
  • ソロモンの犬

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    表紙の絵が謎。大学生は青春ではないと思っている私にはこの本から青春は感じられなかった。
    頬を叩くシーン、「お前はほんと優しいな」が何を言っているかわからなかったが、目の問題だったと知って腑に落ちたのでそこが1番印象的だった。

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    2026年05月09日