道尾秀介のレビュー一覧

  • ラットマン

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    気持ちいいほどミスリードに踊らされていた。新事実が出るたびに思い込みを裏切られ展開が二転三転していくけれど、全体的に散らかった印象を受けないのが凄い。

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    2025年12月09日
  • 雷神(新潮文庫)

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    色々なところで伏線が繋がっていた。自然という理不尽さや、たった一つでも何か変わっていたら今は違っていたかもという主人公の幸人の葛藤が印象的。

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    2025年12月07日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指の続編
    タケさんのかつての仲間たちが集まり
    また、騙されました。
    私の中では、キョウの父親がタケでもありだった。たまには、幸せになって欲しいな。
    みんなのキャラクターが良すぎる。

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    2025年12月07日
  • 月と蟹

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    2人の少年が両端から綱渡りするみたいに保っていたバランスが、鳴海が加わることで崩壊していき、さらに人生まで狂っていく様子を直視したくなくて、半ば祈るような気持ちでページをめくっていた。小学生って、自分の欲望に対してある意味で大人よりはるかに残酷だ。加減を知らないというか、浅はかさ、認識の甘さが裏返って悲惨な結末を呼ぶ。それを針の返しに喩えた道尾さんはすごい。刺さるのはあっけないけれど抜くときに激痛を伴う。これって何気ない一言や行為が、とんでもない恥や痛みを連れてくるのと同じだ。

    子どもの、死に触れるまでの鈍感さと、誰かを亡くしてから極端に鋭敏になる死への恐れが見事に表現されていた。死という概

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    2025年12月05日
  • 透明カメレオン

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    ネタバレ

    読みやすいしおもしろかった!!
    人が死んで感動させる話嫌いなんだけど、それまでがコミカルすぎてギャップにびっくりした、でもそれが良くて悔しくも感動してしまった…
    文庫本で読んだけど最後の鈴木おさむの文章も良かったな
    星4だけど、3.5って感じかな

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    2025年12月02日
  • いけないII

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    ネタバレ

    1作目同様、さくっと読めてよかった。
    前作とのつながりはほぼないが、ある人物の弟が登場。
    「クマの手」というワードが出てきて、聞いたことあるワードだと思った。

    前作よりわかりやすく、写真を見るより前にわかってしまう章が多かった。
    第一章は写真を見て、悲しい結末であることに気づいてた。
    最後まで読んでも動機がわからず(死体を見られたから?)。
    最初の写真もしっかりつながっているとは…。

    第二章は自殺してしまったのはわかった。過去のできごとがフラッシュバックして、甥からの言葉で限界になってしまったのだろうと後から思った。

    第三章はわからなかった。
    真相がわかった後も結構無理があるなとは思った

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    2025年12月02日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    面白い。初っ端からテツが登場し、暫く、あれ?あれ?となって混乱してました。
    色々ミスリードにより、作者の思うツボ。やられた感も心地よい。とても面白い作品ですが、「カラスの親指」を読んでから読んだほうがより楽しめると思います。

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    2025年11月29日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    さすが道尾秀介!!
    「え?」って2回ほど声が出た。
    久しぶりにどんでん返しがきたー!
    主人公は秋内静
    京也、ひろ子、智佳の大学仲間と過ごしていたら助教授の息子の陽介くんが事故に巻き込まれてしまう話。陽介くんが飼っていた犬のオービー、大学で動物について教えている助教授の間宮先生と協力しながら事故の真相を探る話。
    間宮先生、見た目が汚いと思っていたけど頭がキレる先生でビックリ。動物を可愛がるところも好き。

    いろいろ伏線があって、最後にそれを回収できていて道尾秀介作品は本当にすごい。無駄がない。

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    2025年11月21日
  • スケルトン・キー

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    スピード感があり一気読みでした!

    毎度思いますが、作り込みが凄い〜
    各章のナンバリングが地味にヒントになっていて、後半になって、なるほど、、パターン。

    道尾秀介パターン。

    サイコパス怖い。

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    2025年11月19日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    え?今これどういうこと?どうなってんの!?となりながらも勇気を出して戻らずに読み進めれば、あー!なるほどそうきたか!となります。

    そして私は完全に騙されてましたけども。笑

    前作がもうあたくしの読書史上でも上から数えた方が早いくらい最高だったのでそれと比較したら多少あれですがそれでもやっぱり最高です。

    キャラが立ちまくりです。

    道尾秀介さんてこの2冊しか読んでませんけどなんかすごい振り幅なんですよね?それが怖くて他のが読めない。。

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    2025年11月16日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    傑作「カラスの親指」の続編。舞台は前作から10年以上が経過した設定。武沢と前作の仲間のまひろ、やひろ、貫太郎はもちろん登場し、更に新しいキャラクターが加わる。
    そもそも前作で武沢は詐欺から足を洗ったはずなにの何でまた???というところから始まるが、もちろんそこには再結集するだけの理由がある。本作はどんでん返しもそれほどでもなく、詐欺のテクニック?や中身もたいした事はないが、やはりお馴染みのメンバーが活躍するのは読んでいて楽しい。

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    2025年11月12日
  • いけないII

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    読みながら最後のおちは自分で推理する体験型ミステリー

    なんとなーく推理できてたつもりでいたけど、細かいところまでは分かってなかった
    解説見てすっきり

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    2025年11月10日
  • ソロモンの犬

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    インパクトのある表紙に惹かれました。
    間宮先生がいい味を出してくれる。かつ重要人物である。他にも人物像を楽しめる描写も多い。

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    2025年11月09日
  • 龍神の雨

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    実の両親を亡くし、義理の親の元で暮らす2組の兄弟の物語です。 雨が4人の少年少女の運命を狂わせる。 常に背景が雨であることが物語の不穏さを一層引き立てているように感じました。 物語が方向をガラッと変え始めてからはページを捲る手を止められないほどにのめり込みました。 雨は人々に被害をもたらすものであると同時に恵みをもたらすもの。 雨雲が途切れ、光が差したように思えるラストが良かった

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    2025年11月09日
  • いけないII

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    2025.11.5 audible聴了

    明神の滝にまつわるミステリー集

    今回も謎を解きたいと集中して読んだ。
    集中して読む分、物語にはしっかり引き込まれた。ドンピシャの答えを出すことはなかなか難しかったが、前作よりは深いところまで考えられたと思う。

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    2025年11月09日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作もそうだったし、このシリーズのテーマは「欺す」だから注意して読んでたけど、初っ端からやられたし最後まで欺かれてた
    竹沢達の協力プレイや掛け合いも最高だった
    私は自分自身で稼いだ金しか信じないので投資詐欺の説明にはちんぷんかんぷんだったけど笑

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    2025年11月08日
  • ラットマン

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    面白かった。
    割と初期段階で犯人や殺人の隠蔽工作の種明かしがあったのでこのまま終わるとは思わなかったけど、終盤にかけてのどんでん返しで、えっ!と声が出た。予想だにしない展開だった。伏線が丁寧に回収されていて、トリックの説明も分かりやすく情景を思い浮かべやすく、読みやすかった。
    特にすごいと感じたのが、心の機微を丁寧に描いていること。ほんの些細な言動や仕草、間などから相手の心を汲んだり読み取ったりして、そこから物語が広がったりそれぞれの人物像が今どう考えどう感じているのかがよく分かって、こうした描写がこの物語に深みを出していると感じた。この著者の作品は本作が初めてだったが、他のジャンルの作品もあ

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    2025年11月06日
  • 背の眼(下)[新装版]

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    第四章 ゴビラサ
    第五章 ハーモニカ
    第六章 天狗
    第七章 糸
    第八章 道は異族の首を……
    終 章 面

    真備の解説、道尾の思いつき、美貌の凜
    よくわからない事態が続くなか
    真備が答えを見つける

    そういう事も有るかもしれないが
    そうだったのか! 感 はあまりない
    少しだけ亮平君に救われたかも

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    2025年11月03日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    ネタバレ

    月9のために書き下ろした作品とのこと。
    当時の月9見てなかったけど、調べたら後書き通り話が全然異なっていた⋯。

    元派遣社員の弥生ちゃんはなんであんなに行動力もあってまっすぐ素直に生きているのにこれまで不遇だったのか謎。
    ご都合主義だけど蓮介に出会うためか、と思うくらい好き。
    蓮介とくっついても苦労するどけな気がするけどそれでもいいか。ラブストーリーだし。
    職場の先輩とほのぼの生きるのも良いと思うんだけどな⋯。当て馬好きとしては⋯。

    登場人物が皆こっそり近付いていって、友情を築いていくのも良かった。シュウメイ幸せになって!!

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    2025年10月31日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    初めましての作家さん。
    話のネタの場所が地元なので、何となく購入しました。

    文庫にしては分厚い上に上下巻。正直、あまり好きなタイプではないです。
    読んでみると、面白い。主要メンバーは勿論、チョイ役の人まで大変個性的で、とても人間らしい性格。
    序盤は何だかグダグダしてるなぁと思いましたが、途中から一気に加速します。

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    2025年10月31日