道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★ネタバレなし部分
どの章も他の全章と関連があるのかと思っていたが、そうではない。特定の章と章によっては直接の関連がないこともある。
読後感という意味だと、最後に読む章は、他の章の関連を全て把握した上で読むことになるので、一番思い入れが強くなる。
あなたがショートケーキは苺を最後に取っておく人ならば、ショートケーキに乗った"どの"イチゴを最後に取っておくか、それを決めて読むのも一興
私が読んだ順番は、以下
⑥『眠らない刑事と犬』
↓
③『笑わない少女の死』
↓
①『名のない毒液と花』
↓
④『飛べない雄蜂の嘘』
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⑤『消えない硝子の星』
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②『落ちない魔球と鳥』
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Posted by ブクログ
ネタバレ各章、シンプルに面白かった!
第1章は、安見邦夫が実は生きていたというトリックにまんまと騙され、度肝を抜かれた。
第2章は少し怖くて、ラストが少し陰鬱な気分になった、、
あと写真を見た時にぱっとどういうことか分からなかったのが悔しい、、自分で真相に辿り着きたかった笑
第3章、1番唖然としたかな。1章で出てきた宗教団体があれだけで終わるのは少し味気ないなって思ってたけど、まさか竹梨刑事が入信していて、元上司の隈島の事故すらも虚偽の証言をしたり、真相に辿り着いた部下を殺したりしてたなんて。
終章は、竹梨の告白文は風に飛ばされ、邦夫の告白文は結局妻が書かなかったというオチで、最終的に、この物 -
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【短評】
元・闇金の取立屋にして現・詐欺師の武沢竹夫(たけざわたけお)は、今日も相棒のテツさんと共に「お仕事」に励む。ひょんなことからスリで生計を立てる少女・まひろと出会った武沢のもとには、どういう因果か次々と人が集まり、やがて五人と一匹の大所帯となる。そんな武沢の周囲にチラつく「過去」の影。逃げるべきか、立ち向かうべきか。一世一代の大勝負の幕が上がるーー。
直木賞候補にも選出された道尾秀介の代表作に挑戦である。
登場人物たちの軽妙なやり取りが心地良かった。素敵な会話劇が物語を牽引する。実際、物語が本格的に動き出すのはかなり後半からなのだが、不思議と退屈さは感じなかった。また、「裏社会」を題 -
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ネタバレ4.3✨
んー最後のエモいガラクタ傘の下で泣き会うシーンとサイレントタイトル回収最高でした!
この作品はifの常連客たちがみんな人柄が良く好きになりました。こんな温かい人物ばかりの本は久しぶりで幸せでした。それに辛い過去を乗り越えて来たとなるともうより一層、、、
道尾秀介さんの作品は初めてだったのですが表現の節々にクスッと笑えるところが散りばめられていて素敵な作家さんだと思いました。
若干のミステリー要素である角刈りのごつい男が恵の父親である事は見破れたので僕の成長を感じました笑、でもこの作品はそんな伏線なんかよりヒューマンドラマというかアクションというか臨場感というか、それ -
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ネタバレ
以下がっつりネタバレ考察
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●姉に対しての考察●
野宮の「人殺しは2種類。元々の化物と真っ当だった人が変化した化物」という言葉
姉は自分が生まれ持って、元々の化け物だったことに自覚があり悩んでいた?
①パンダマウスをしれっと盗み平然としている態度。加えて、最初は可愛がっていたが突然餌を与えずに殺す異常性。この間わずか2週間(思えば翠ちゃんに対しても最初は優しかったけど突然豹変したよねコワイ)
②自分は学校に行けない中、翠から毎日のようにメッセージ上のやり取りで聞かされる学校の友達に対する愚痴に嫉妬や苛立ちを感じていた?
実際に姉は翠に