道尾秀介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
6本のストーリーから構成される短編集。
冒頭にそれぞれの話のプロローグが連続して書かれており、どの話から読んでも良いという珍しい構成となっている、実験的なシステムの挑戦作。
自分はサイコロを振って決めたので、
眠らない刑事と犬→笑わない少女の死→名のない毒液と花→消えない硝子の星→飛べない雄蜂の嘘→落ちない魔球と鳥
の順番でした。
複数の話にまたがる登場人物や出来事に関する情報を「初めて見る」or「前もって知っている」。
読んだ順番だけでこの差が生まれ、ストーリーに受ける印象に大きな影響を与えるという新鮮さがありました。
また、流れで続けて読むことを防止するためか、偶数番の話のみ逆さに印 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんだこれはーーー
タイトルと表紙的に、男の子の夏休みに何か起こるのかなくらいに思ってたけど、今となっては
これ、タイトル合ってる????としか思えない。
死体の足をポキポキ折りたいお爺さん、
死体を提供してあげるS君。〜最後はなんと自分を捧げる〜
事件の面だけで言ったらこれ。
でも、そんなことよりそんなことより…
S君は蜘蛛、おじいさんはなんかの虫、ミカちゃんはトカゲ!みんな第二の人生・虫!でした。
あ、トコ婆さんは猫なんだった。
そしてスミダさんは花だった。
ミチオは生まれ変わりを見つける天才でした。
・・・ではなく、これって、
すべてミチオの妄想、、なの、、、?
ミカちゃんがどう考 -
Posted by ブクログ
ネタバレこういうギミック系を前面に押し出して売り出す作品を遠目から冷笑し、敬遠していたのだが、いざ読んでみるととんでもない。同じような冷笑してる人にもかなりおすすめです。読む順番で結末が変わるなんてどうせ解釈的な差異であって大したもんじゃないだろうと疑っていたのですが、表紙詐欺ではありませんでした。ギミックを成り立たせるためにとある登場人物の言動が極めて不自然という弱点はありますが、それを差し引いても、とにかく読ませる力があり、ちゃんと伏線を記憶させてくれる良い作品です。
【以下未読の方はスルー推奨】
自分はバッドエンドの順番で読んでしまったのですが、これは明確に読者の意思でキャラクターを殺して