道尾秀介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ「眠らない刑事と犬」→「落ちない魔球と鳥」→「笑わない少女の死」→「消えない硝子の星」→「飛べない雄蜂の嘘」→「名のない毒液と花」の順番で読んだ。
この順番で読んだので、木崎夫妻の事件がこの街の50年ぶりの殺人事件だと知っていたのでチエ(とは明言されてないけど)の田坂殺しは明るみにならないんだろうなと分かって読んだけど順番が逆ならもっとハラハラしたかもしれないし、オリアナの最期をシーグラスの奇跡を先に読んだあとに知ったらもっとズーンっときてなんて性格の悪い作者だと思っていたかもしれない。
読む順番で物語自体が変わるわけではないけど、受け取り方は大分変わるという仕掛けは面白かった。
江添の物語で -
Posted by ブクログ
あまりに出来すぎており、何か腹立たしいからマイナス1です(笑)
人生に敗れ、詐欺を生業として生きる中年二人組。ある日、彼らの生活に一人の少女が舞い込む。やがて同居人は増え、5人と1匹に。「他人同士」の奇妙な生活が始まったが、残酷な過去は彼らを離さない。各々の人生を懸け、彼らが企てた大計画とは? 息もつかせぬ驚愕の逆転劇、そして感動の結末。道尾秀介の真骨頂がここに! 最初の直木賞ノミネート作品、第62回日本推理作家協会賞受賞作品。(講談社文庫)
ど派手なペテン、仕掛けてやろうぜ!!
「このミス」常連、各文学賞総なめの文学界の若きトップランナー、最初の直木賞ノミネート作品
道尾秀介の大人気作 -
Posted by ブクログ
『ペトリコール』『ゲオスミン』の2部構成から成る、上質で唸るようなヒューマンミステリー作品。読み始めにどちらを選ぶかによって違った結末を迎える。この作りは道尾先生の専売特許でしょう。
同著者の作品で【N】が話題になり、ミーハーな私は飛びついて拝読しましたが、そこまで面白味を感じなかったんです。今作も同系統かなと思いつつも気になり手に取った次第です。ただ、本作は作品構成も複雑過ぎず、手放しで称賛できる素晴らしい内容でした。読みやすいし、色んなものが繋がりあった時のゾクっとする感覚と何とも言えない快感はこのシリーズならではですね!もー天才的です。本当凄い。
何度も何度も本の上下をひっくり返して確認