道尾秀介のレビュー一覧

  • 透明カメレオン

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    ネタバレ

    好き!!!
    キャラクターがみんな個性的で、登場人物の姿を頭に思い浮かべやすくて、ドラマを観てるみたいに楽しめた。
    ラストシーンまではコミカルなエンタメ作品としておもしろくて、終盤らへんで『どんでん返しがあると事前に聞いていたけど、それってここかな〜?』などと考えながら読み進めたら、最後の最後に大きいどんでん返しがあって、泣きそうになった。

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    2025年11月01日
  • 背の眼(下)[新装版]

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    素晴らしい!

    話が二転三転します。
    ミステリーであり、ホラーでもある。
    心霊系でもあるし、人怖系でもある。

    後半に掛けてストーリーが一気に進むので、時間を忘れる位に引き込まれます。最後まで付箋回収を忘れていません。
    是非、上巻での登場人物を忘れないうちに下巻もお読み下さい。

    この作品は運命の出会いです。

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    2025年10月31日
  • いけない

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    道尾さんの本が好きで、こちらに辿り着きました。
    個人的に全体的にホラー要素もあり深夜に読むのはお勧めしましません。

    小心者の私は1人でトイレに行くのが怖くなりました。
    でも読む手が止まらず面白かったです。

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    2025年10月21日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    詐欺を生業にしてる人が集まり、過去を許し公正していく物語…だけど誰かに操られてた。
    題名の意味も納得。サンドイッチマンみないな主人公と相棒。

    1週目が衝撃的すぎて違う視点で2週読んだ。

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    2025年10月19日
  • N

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    読んだ順番
    飛べない雄蜂の嘘→眠らない刑事と犬→笑わない少女の死→落ちない魔球と鳥→名のない毒液と花→消えない硝子の星

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    2025年10月14日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    詐欺師たちが主人公の話なのに、何故か応援し、涙ぐんでしまった。
    登場人物たちそれぞれに魅力があり(貫太郎には初めはイラついていたが)、どんどん小説にのめり込んたわ。最後はどんでん返しとまではいくまいも、ゆっくりと種明かしをされる様はいかにも「マジック」をかけられているかのようだった。
    個人的にはこれから読書を始める人にまず最初に勧めたい作品だと思う。

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    2025年10月14日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    ネタバレ

    傷つけ傷つけられた者同士が重なり、重厚な結末が繰り広げられます。読後感は素晴らしいものでした。スカッとスッとしました。

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    2025年10月13日
  • いけない

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    読みながらの伏線回収もありながら、読むだけじゃ解ききれない写真についての謎があるという、ゲーム要素がある本でした。(公式ヒントサイトも有り)
    Nもそうだけど、道尾秀介さんは読む以上の面白さを詰め込むのがうまいですね。

    個人的にはなんだかんだ1章が一番面白かった。
    伏線回収がとても良い…
    「ナオヤ」とつぶやき続ける安見のシーン、自分を殺した犯人の名前か?(序盤で犯人の名前は3文字と書かれている)とミスリードしてた。
    でもナオヤは事故で亡くなった息子の名前で、犯人の名前はナオト…と後でわかる。
    それ以外にも読み進めるごとに「そういうことか!」とわかる伏線回収が多くて、楽しく読めた。

    あとは心理

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    2025年10月11日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    様々な場所でお勧めされていた作品であるため、勿論知ってはいたのだが、なかなか読む機会がなく、本日ようやく読むことができた。
    詐欺師の物語であるのだが、どことなくヒューマンドラマ的な暖かな風味も感じる。
    勿論、スリリングな展開もあれば、ミステリもあり、エンタメ作品として非常に面白かった。
    また、作内で仕掛けられている様々な装置に悉く引っかかってしまったのだが、非常に美しいというか、お洒落な演出だった。
    ただ、オチの部分はなんとなく既視感があり、どこかでこの作品を読んだのか、それとも同じような作品を読んだことがあるのか、少し釈然としない部分があり、全てを忘れた状態で読めたらより良い読書体験になった

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    2025年10月09日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    道尾秀介天才だ……
    神様からの啓示を書き写した、くらい美しく無駄のない伏線とトリック
    向日葵の咲かない夏を書いた狂人とは思えない(ごめんなさい)
    何も調べず読み切って欲しい作品。
    登場人物が全員愛おしい、、まひろかわいい


    読中感想
    えぐい
    偶然の小さな躓きで大きな穴に落っこちていく様子が恐ろしくも生々しく描かれている

    5人と1匹の生活はほのぼのしてて好き
    一貫して少しずつ騙されて明かされてを繰り返してる

    何だかうまく行き過ぎてるよなぁ
    テツさん怪しいな(古典的な詐欺の場面も警察手帳のところも)
    本当に警察関係だったりして

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    2025年10月09日
  • いけないII

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    短編を読み終えて最後に添付された画像を見ることで物語の結末がわかる!というシリーズの第二弾

    前作に比べて、メインのこころみである「画像で結末がわかる」という部分はだいぶ優しい作りになっているな、という印象
    たとえわからないまま読み進んだとしても、次の章でキッチリ言葉にして答えを明かしてくれていたりします
    さらに言うなら、第一章なんて画像がなくても本文だけで結末がわかったりしますもの

    でも面白い、とにかく面白いです

    もっと言うなら、『第二章 首無し男を助けてはいけない』が面白過ぎます
    何がどうとは言いませんが、道尾先生のこういったお話が大好きです

    画像で結末という趣向以外に、文庫の冒頭で

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    2025年10月05日
  • 龍神の雨

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    こういう救いのない話が大好物、そして道尾秀介は本当に文章が面白くて没入感がすごい〜!!
    胸糞あり、ハラハラありで最後までノンストップ。
    ええぇ!まさかそんな展開!となったけど、見事に色んな伏線が回収された〜。
    評価は☆5弱というくらいかな。

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    2025年10月05日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    別の作家さんが同じ街を舞台に書き下ろす短編集なんて
    ワクワクしかなかった!
    個人的には、ホントスカと大黒天が特に好きだった!
    全部面白かったけれど。

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    2025年10月01日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    ネタバレ

    真備シリーズ第一弾。大好きな道尾先生の作品。

    心霊現象や霊に纏わる話が続くので、読みながらずっと背後が気になりつつもどうしてこうも先が気になって気になって仕方ないんだろう。夜に読み始めたことを後悔したけど、でも読む手が止まらない。上下巻ともほぼ一気読みだった。

    真備と道尾、そして助手。それぞれのキャラクターが大好きで、特に美男美女だと言う点がわたし的にポイントが高い。主要人物の容姿を好きに想像するけど、美しいと読んでて惹き込まれるし、この登場人物たちでもっともっと作品が読みたいと思わされる。


    話の内容では、序盤から「旅館の主人が怪しいな、、、」と想像し、結末としてはそれで合っていたのだ

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    2025年09月30日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    二重三重のトリックが仕込まれた秀逸なミステリー作品でした。伊坂幸太郎作品のような軽快なトークもあり、憎めない登場人物たちのキャラクター設定も良かった。

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    2025年09月28日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指のメンバーが戻ってきた!

    やひろとましろと貫太郎、3人とも歳取った感が否めないけど、新メンバー、テツがいい感じ。にくめないマセガキっ!

    カラスの続編だから、そりゃどんでん返しだよなね、って思いながらの読書だから道尾さんも大変よね。話の展開も時間を飛ばして回想にしたりと
    工夫が凝らされてましたが、小さな仕掛けが多く、やられた感はなかったかな?

    でも、ましろの恋の行方は描いて欲しかった!
    やっとましろがトラウマから卒業できそうだったのに、どーなったの!
    気になる!

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    2025年09月18日
  • きこえる

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    短編集やけど、どの話も必ずどこかにQRコードが載っていてそれを読み込むとYoutubeに繋がり音声が流れ、それを聞くと物語がガラリと変わったり、真相がわかったりする作品。多分史上初の試みよね。

    もうめちゃくちゃ好きやった。特に「にんげん玉」「ハリガネムシ」がめっちゃ好き。この仕掛けと言いますか、アイデアと言いますか、思い出しただけで鳥肌立っちゃうね。
    ぜーったいネタバレ見る前にまず読んで欲しい。そして聞いて欲しい。

    あ、でも道尾秀介ってミステリーを沢山書いてきたし、中にはホラー作品みたいなんも結構あるけど、今回の音声の中に「それはネ…?………お前だぁぁぁぁあああ!!!!!」みたいな急に叫ん

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    2025年09月16日
  • N

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    新感覚‼︎
    時系列がわかんなくってめっちゃ悩んだー
    とりあえずランダムに読んでみたけど、どの順番がベストなのかなー何度か順番を変えて読み返したくなる作品だった。

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    2025年09月14日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    ネタバレ 購入済み

    初読

    今回話題作がお値引きとあり拝読
    表示と表題から敬遠していましたが
    とても面白い作品でした

    小説の様な出来事の小説でした
    取り零しなく全ての伏線回収と
    大ドンデン返し

    敵のアジトに乗り込んだ場面の描写に
    ハラハラドキドキした気持ちを返して欲しい!

    他の作品もディグることにします

    #シュール #ドキドキハラハラ

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    2025年09月10日
  • きこえる

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    ネタバレ

    面白かった……!!小説の中に音っていう情報が加わることでこんなに想像が広がるんだって感動とゾクゾクした。全ての話が最後に音声を聞いて真相がわかるというもの。特に好きなのは『セミ』。すごく感動して、セミも富岡も愛おしくなった。
    ゾクっとしたのは『ハリガネムシ』と『死者の耳』。
    ハリガネムシは最後の音声で突きつけられる真実、まるで私に言われてるかのようで鳥肌がたった。
    そして死者の声。これ音声聞きながら映像にも注目…。そういうことか…!!って一気に脳汁出ました。

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    2025年09月09日