道尾秀介のレビュー一覧

  • いけない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    章末の写真に隠された真相があるという面白い小説だった。

    第一章の写真はぱっと見よく分からず、この写真は後で何かしら使うのかなくらいにしか思ってなかった。
    その時は車で引かれたのが直前でアパートから飛び出した邦夫だと思い込んでしまっていたからだ。

    のちに邦夫が出てきて「生きとったんか!」となった。
    再度一章を読み返し、それぞれ雅也、隈島、邦夫の立ち位置と進行方向を元に地図とにらめっこしてみると答えがきちんと見えて、「なるほど!」と納得しすごくすっきりした。

    二章以降の写真を見たときも、「え?」とか「やっぱりな」など面白い発見がありすごく楽しめた。

    三章では竹梨がボールペンを持っていること

    0
    2026年02月08日
  • 球体の蛇

    Posted by ブクログ

    純文のように淡々としているのだが、登場人物達の過去の懺悔からガラッと印象が変わる。
    過去の辛い出来事は一体誰が原因だったのか、真実は明らかにはならないが、何が真実であろうと皆んな自分の中に何かしらのの責任を負って生きている感じが読んでいて辛かった。

    ミステリとは違うものの、それでも衝撃のある展開があり最後まで一気読みだった。

    0
    2026年02月07日
  • カエルの小指 a murder of crows

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    カエルの親指の続編ということで楽しみにしていた。

    読み始めてすぐにテツがでてきて「誰!?」となったが、やひろと貫太郎の子供だと知り「子供出来てる!」と嬉しくなった。

    今回新しく登場するキョウとテツが大人顔負けの活躍をするのにはすごく驚いた。
    キョウの作戦には当たり前のように騙され、テツの機転の利いた立ち回りに惚れ惚れした。
    ほんまに学生か?と何度も思うほどだった。

    十数年経った後もみんなで仲良く協力して久しぶりのペテンを仕掛ける様子はとても見ごたえがあったしワクワクした。

    途中、タケが急にスキンヘッドになって笑ってしまったが、あれは映画版「カラスの親指」からの逆輸入だと知って映画も見て

    0
    2026年02月04日
  • いけないII

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に面白かった。
    読みやすい。いけないを読んだ後なのでそれを超える内容なのか不安だったが素晴らしかった。
    ただ、2の方がややおどろおどろしい内容

    以下ネタバレなので注意。
    短編集であるが、各短編の最後に写真がある。
    ・各短編には謎があり、写真を見ればその謎が解ける仕組みになっている。
    または、短編の内容がガラッと変わる。

    最後の短編は全ての短編につながる。

    0
    2026年02月04日
  • いけない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非常に面白かった。
    読みやすい。

    以下ネタバレなので注意。
    短編集であるが、各短編の最後に写真がある。
    ・各短編には謎があり、写真を見ればその謎が解ける仕組みになっている。
    または、短編の内容がガラッと変わる。

    最後の短編は全ての短編につながる。

    0
    2026年02月04日
  • 龍神の雨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高に面白かった!面白いという表現は不適切な内容かも知れないが、別々の兄弟と兄妹がどう交わるのか?初めは全く関係ないように見えて徐々に明かされる伏線回収はさずが道夫さん!さすがです。

    0
    2026年02月01日
  • カエルの小指 a murder of crows

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やはり、騙されるんですね
    キョウとそれ以外の人達がそれぞれ騙し合っていた
    そして、まさか、未知子が死んでいなかったなんて…

    カラスの映画見てみたくなりました

    0
    2026年02月01日
  • スタフ staph

    Posted by ブクログ

    好き嫌い分かれるみたいだけど、私はめちゃめちゃ好き。読後スッキリではないけど、あー読んでよかったと思た。

    0
    2026年01月24日
  • 雷神(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    中2の息子が持っていた本を拝啓。
    事件の手口は単純なのに、関わる人間の心情は複雑でとても読み応えがあった。
    犯罪は犯罪者が悪い犯罪とあるが、
    怨恨による犯罪は犯罪者だけの責任ではない。神のみぞ知る審判のような気持ちを確信させる内容だった。

    0
    2026年01月24日
  • I

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    道尾さん スゴすぎる〜〜!!
    「N」の衝撃再び!って言われてるけど、完全にN越えてた!

    2つの章からなる物語。
    読む順番は自由。
    だけどその選択により 結末が大きく変わる。
    どちらかの順で読むと 主人公達を含め、多くの人が命を失う。
    別の順で読むと 人が全く死なないわけではないけど、救われる人が増え主人公達も生き残る。

    殺すか救うか あなたの選択で人の生死が決まる。


    私はというと、、殺す方を方を選んでしまった〜⤵(○ ◽︎ ○)⤵
    結末が変わる物語、でも読んだ直後は色々分かってないとこもあって、また初めに読んだ方を読み返したりした。
    そして紙にまとめたり、、で、ほぼ理解できた時

    0
    2026年04月08日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いつか手にしたいと思っていたところ、いつも通う本屋で突然陳列されていおり入手できた。

    どんでん返しの名手である道尾秀介さんらしい作品。
    盗聴専門の探偵三梨がある依頼を調査中新たな仲間を作り、ともに仕事をする中ある殺人事件を"聴いて"しまう。そこから過去同棲していた人物や新たな仲間への違和感やそれを取り巻く舞台が目まぐるしく動いていく。

    主人公と近しい人々の行動や所作に違和感を感じ「何か、明言を避けているな」と思ったり、「異能力の世界観でいくのか?」という疑問をもったりしていた。が、最後にはそれぞれが見事に回収された。能力が万能でなかったことにも納得。
    映像化して欲しいけ

    0
    2026年01月18日
  • 月と蟹

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    この本を読んでいる時、今にも壊れそうな橋の上を渡っているような不安定さと、慢性的な緊張を感じていた。
    母親が鳴海の父親と会っているところを確かめるシーンでは、母親が友達の父親と寝ているという事実に生理的な嫌悪感を抱いたし、鳴海と春也が親しくしているのに嫉妬するシーンでは、漱石の「こころ」を読んでいる時と同じような感覚になった。
    春也との友情も酷く歪で、決してハッピーエンドでは無い結末の後味の悪さも相まって、非常に気持ちの悪い作品だった。

    0
    2026年01月18日
  • いけないII

    Posted by ブクログ

    面白かったー。道尾秀介さんの小説、何でも面白い説。

    序盤からもう、これ面白いでしょって感じがバシバシ。面白いとわかってるものを読む安心感!

    ストーリーがそれほど動いていない部分の文章でも面白いんだよなー。何なんだろ。解像度がすごいのかな。ちょっとした光景がちょっとした感じで描かれてても、それがクリアに目に浮かぶから没頭できるのかも。

    前作「いけない」同様、各章の最終ページに写真が挿入されていて、それを見ることで隠された真相を発見してねという作り。

    写真を見て「そういうことかー」とわかったり、「やっぱりねー」と思ったり。次の章を読むと、前の答え合わせ的な文章が出てきたりもするのでそこでも

    0
    2026年01月13日
  • いけないII

    Posted by ブクログ

    『いけない』に続けて読んだ。

    第一章の最後の写真を見て頭が???になって解説を読んだ。姉妹2人とも熊のワッペンをつけてることあるかなって思ったり。

    第三章〜第四章にかけて孝憲の警察を騙す頭の回転の速さがすごいなぁって思った。

    明神の滝で祈った人たちは願いが叶った(いずれ叶った)
    智恵子は明神の滝で祈った?祈ってない?
    全部終わらせたいっていう願いは本人からしてみると叶わなかったのではと思うのでまたもう一度読んでみよう。

    0
    2026年01月13日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

    Posted by ブクログ

    純粋に面白かった!
    ①舞台が日本と中国。数名の個人軸で展開
    ②登場人物のやり取り
    ③最終的にほっとする
    ④作者が好き(全て帰着)
    小説読まない人に勧めたい読みやすさでした。

    分厚いですが、長さは感じません。

    0
    2026年01月12日
  • いけない

    Posted by ブクログ

    全4章、章ごとに主人公が変わる連作短編。
    どの話も「そういうことか」と思ったその先で、もう一度裏切られる構成がとにかくゾワゾワして楽しい。

    特に印象的だったのは、見えていたもの・信じていたものが、最後の一節と画像で一気に反転する感覚。
    自分がどれだけミスリードされていたかに気づいた瞬間、背筋が冷えた。

    誰も真実を語らず、罪も明かされないまま保たれる「平和」。
    その後味の悪さこそが、この作品のいちばん“いけない”ところだと思う。

    0
    2026年01月12日
  • カエルの小指 a murder of crows

    Posted by ブクログ

    カラスの親指の続編。面白かった❣️えーっ、それってアリー?とかツッコミいれながら。ちょこちょこと、読者の予想を裏切りながらお話が進む。自分はもう、みんなの仲間気分で、うまくいくのか?ハラハラしたり。そしてやっぱり、人情ドラマでした。ほのぼのしました。

    0
    2026年01月11日
  • 龍神の雨

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蓮&楓の兄妹と、辰也&圭介の兄弟とその継母・里江さんの2組の家族とも、どうか幸せになってほしい。

    蓮&楓の継父の睦男さん、仕事を探していたことをちゃんと子どもたちに話してくれれば良かったのに!

    「家族のことだけは、どんなことがあっても信じなきゃいけない。」
    蓮のこの言葉が圭介に響いたし、きっと辰也にも響いたと信じている。

    文庫の解説が良かった。
    考察が鋭すぎる!
    バーの常連客同士で解説を頼み、頼まれる関係。
    おもしろいなー。
    ハブのニュースとか、電話線が切断されたニュースとか、救いを残してくれる結末で安心した。

    0
    2026年01月09日
  • 透明カメレオン

    Posted by ブクログ

    コメディ?面白かった。時々、吹き出して笑ってしまいます。オーディブルなので、スーパーで、吹き出して、困りました笑笑。恋心も、友情も、家族愛もあるし、人情ストーリーで、良かったです。謎解きもあります。楽しい読書でした。

    0
    2026年01月09日
  • 透明カメレオン

    Posted by ブクログ

    その「嘘」はやがて世界の見え方を変える


    容姿に自信がない主人公は本人も唯一の自信にしている「声」を使ってラジオパーソナリティの仕事をしている。そんな主人公のもとに突然現れた謎の美少女に半ば脅されながら復習計画の一員となる。

    まず一番に読む上でポイントになるのは主人公から見たヒロイン像と読み手から見たヒロイン像とのギャップであり、そこにこの物語の本質でもある「誰が信頼できる語り手」なのか、「真実の動機づけ」とは何かを読み解いていくのが良いと思った。

    読み手からするとどう見ても怪しいこのヒロイン、主人公もそう思っているのだがそこには「惚れてしまった」補正が加わり、ヒロインとの関わりにドギマ

    0
    2025年12月31日