道尾秀介のレビュー一覧

  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いつか手にしたいと思っていたところ、いつも通う本屋で突然陳列されていおり入手できた。

    どんでん返しの名手である道尾秀介さんらしい作品。
    盗聴専門の探偵三梨がある依頼を調査中新たな仲間を作り、ともに仕事をする中ある殺人事件を"聴いて"しまう。そこから過去同棲していた人物や新たな仲間への違和感やそれを取り巻く舞台が目まぐるしく動いていく。

    主人公と近しい人々の行動や所作に違和感を感じ「何か、明言を避けているな」と思ったり、「異能力の世界観でいくのか?」という疑問をもったりしていた。が、最後にはそれぞれが見事に回収された。能力が万能でなかったことにも納得。
    映像化して欲しいけ

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    2026年01月18日
  • 月と蟹

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    ネタバレ

    この本を読んでいる時、今にも壊れそうな橋の上を渡っているような不安定さと、慢性的な緊張を感じていた。
    母親が鳴海の父親と会っているところを確かめるシーンでは、母親が友達の父親と寝ているという事実に生理的な嫌悪感を抱いたし、鳴海と春也が親しくしているのに嫉妬するシーンでは、漱石の「こころ」を読んでいる時と同じような感覚になった。
    春也との友情も酷く歪で、決してハッピーエンドでは無い結末の後味の悪さも相まって、非常に気持ちの悪い作品だった。

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    2026年01月18日
  • N

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    面白い❣️6つの短編なのだが、何かが、どこかで、繋がっている。あらためて、また読むと、細かなところが、他の短編と繋がっていて、さらに、面白い。全部、読み終えてから、また、一つ選んで、読んで、繋げていくと、またまた、面白いです。小さなことで、何となくボヤッと読んだところが、他の編で重要に絡み合っていたり。読めば読むほど、面白いかも。もう少し、読み続けてみたいです。

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    2026年01月16日
  • いけないII

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    面白かったー。道尾秀介さんの小説、何でも面白い説。

    序盤からもう、これ面白いでしょって感じがバシバシ。面白いとわかってるものを読む安心感!

    ストーリーがそれほど動いていない部分の文章でも面白いんだよなー。何なんだろ。解像度がすごいのかな。ちょっとした光景がちょっとした感じで描かれてても、それがクリアに目に浮かぶから没頭できるのかも。

    前作「いけない」同様、各章の最終ページに写真が挿入されていて、それを見ることで隠された真相を発見してねという作り。

    写真を見て「そういうことかー」とわかったり、「やっぱりねー」と思ったり。次の章を読むと、前の答え合わせ的な文章が出てきたりもするのでそこでも

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    2026年01月13日
  • いけないII

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    『いけない』に続けて読んだ。

    第一章の最後の写真を見て頭が???になって解説を読んだ。姉妹2人とも熊のワッペンをつけてることあるかなって思ったり。

    第三章〜第四章にかけて孝憲の警察を騙す頭の回転の速さがすごいなぁって思った。

    明神の滝で祈った人たちは願いが叶った(いずれ叶った)
    智恵子は明神の滝で祈った?祈ってない?
    全部終わらせたいっていう願いは本人からしてみると叶わなかったのではと思うのでまたもう一度読んでみよう。

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    2026年01月13日
  • 月の恋人―Moon Lovers―

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    純粋に面白かった!
    ①舞台が日本と中国。数名の個人軸で展開
    ②登場人物のやり取り
    ③最終的にほっとする
    ④作者が好き(全て帰着)
    小説読まない人に勧めたい読みやすさでした。

    分厚いですが、長さは感じません。

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    2026年01月12日
  • いけない

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    全4章、章ごとに主人公が変わる連作短編。
    どの話も「そういうことか」と思ったその先で、もう一度裏切られる構成がとにかくゾワゾワして楽しい。

    特に印象的だったのは、見えていたもの・信じていたものが、最後の一節と画像で一気に反転する感覚。
    自分がどれだけミスリードされていたかに気づいた瞬間、背筋が冷えた。

    誰も真実を語らず、罪も明かされないまま保たれる「平和」。
    その後味の悪さこそが、この作品のいちばん“いけない”ところだと思う。

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    2026年01月12日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指の続編。面白かった❣️えーっ、それってアリー?とかツッコミいれながら。ちょこちょこと、読者の予想を裏切りながらお話が進む。自分はもう、みんなの仲間気分で、うまくいくのか?ハラハラしたり。そしてやっぱり、人情ドラマでした。ほのぼのしました。

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    2026年01月11日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    蓮&楓の兄妹と、辰也&圭介の兄弟とその継母・里江さんの2組の家族とも、どうか幸せになってほしい。

    蓮&楓の継父の睦男さん、仕事を探していたことをちゃんと子どもたちに話してくれれば良かったのに!

    「家族のことだけは、どんなことがあっても信じなきゃいけない。」
    蓮のこの言葉が圭介に響いたし、きっと辰也にも響いたと信じている。

    文庫の解説が良かった。
    考察が鋭すぎる!
    バーの常連客同士で解説を頼み、頼まれる関係。
    おもしろいなー。
    ハブのニュースとか、電話線が切断されたニュースとか、救いを残してくれる結末で安心した。

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    2026年01月09日
  • 透明カメレオン

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    コメディ?面白かった。時々、吹き出して笑ってしまいます。オーディブルなので、スーパーで、吹き出して、困りました笑笑。恋心も、友情も、家族愛もあるし、人情ストーリーで、良かったです。謎解きもあります。楽しい読書でした。

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    2026年01月09日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    人生の失敗の多くは、この小さな疑問を見逃すことからはじまる。

    ・面白かった!小説だからな〜と疑問をスルーしまくり見事全てに引っかかった。

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    2025年12月31日
  • 透明カメレオン

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    その「嘘」はやがて世界の見え方を変える


    容姿に自信がない主人公は本人も唯一の自信にしている「声」を使ってラジオパーソナリティの仕事をしている。そんな主人公のもとに突然現れた謎の美少女に半ば脅されながら復習計画の一員となる。

    まず一番に読む上でポイントになるのは主人公から見たヒロイン像と読み手から見たヒロイン像とのギャップであり、そこにこの物語の本質でもある「誰が信頼できる語り手」なのか、「真実の動機づけ」とは何かを読み解いていくのが良いと思った。

    読み手からするとどう見ても怪しいこのヒロイン、主人公もそう思っているのだがそこには「惚れてしまった」補正が加わり、ヒロインとの関わりにドギマ

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    2025年12月31日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    登場人物それぞれの出自が悲惨で、やや暗い気持ちで読み始めました。
    「心が温かくなる」といった感想も多くあったこの本の「どこが?」と思いながら読み進めましたが、ユーモアと緊迫感のある中盤が続くも、その兆候はなかなか現れません。
    しかし、やはり最後にやってくれました。
    辛い過去を乗り越えて全員幸せになってほしい。
    トサカも含めて。

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    2026年01月09日
  • きこえる

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    道尾氏完読中なのにこちら未読で、Iが出たので慌てて読みました。そして1日で読み終わりました!やっぱ読み出したら止まらない!!
    ちょい道尾ブランクがあったので、一章を読んで聴いて、あ、そういうことか!と。二章目はすっかり騙され、三章以降は道尾節に慣れて来たからこそ、うっすら分かるけどどう音に持ってくの〜?を楽しみ。最終章はスマホ耳にひっつけて聴いてたから、他の方の考察を読むまでわからなかった。。そのあたりも、一時期テレビ番組によく出てた道尾さんならではだなぁ〜と思いました。
    変わらず何気ない伏線と回収がもうすごい。
    QRコードの音声が、以外と長い。そして「朝が来ます〜ように〜」が耳について歌える

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    2025年12月28日
  • カエルの小指 a murder of crows

    購入済み

    カラスの方との

    合体版を購入に踏み切った自分を褒めてあげたい
    良くこんな気色悪い表示の本を読む気をなった

    やっぱり本屋さん大賞の影響はスゴイ
    さて、今回も大変面白く怒涛の伏線回収と
    ドンデン返しを疑いながらもそれ以上の内容でした

    是非おススメ、伊坂作品好きにはもっとおススメ

    #エモい

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    2025年12月27日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    最高のストーリーに、読後久し振りに呆けました。これは、全ての人にお薦めしたい1冊です。「理想的な詐欺と理想的なマジックの違いをご存知ですか?」貫太郎のこのフレーズに本作いや、道尾秀介が凝縮されてることに鳥肌が立ちました。市川真人さんの解説を読んで、道尾さんの作品をもっともっと読んでみたいと思いました。

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    2025年12月23日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    カラスの親指の続編です。
    前作に続き、大どんでん返しが仕掛けられています。ネタバレのようですが、想像できないと思うので大丈夫。
    カラスの。。。方が有名ですが、個人的には続編の方が良かったです。
    解説にある、著者が続編を書いた理由で、
    「登場人物にまた会いたくなったから」というのもいいなと思いました。

    何となく伊坂さんの作品のような軽快さを感じていたら、お互いリスペクトしてるんですね。

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    2025年12月21日
  • 透明カメレオン

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    最高に笑えてほっこりできる、ちょっぴりスリリングな物語!
    ラジオパーソナリティの主人公が、あれこれ戸惑いながらも奮闘している様子がたまらなく愛おしいです。仲間たちのキャラクターも一人一人が際立っていて、特別な事件もないのに映画を見ているような面白さがあります。
    特に随所で出てくるラジオ放送の様子が本当におもしろい。実際にラジオを聴いているような気持ちになれました。
    女の子の性格がぶっ飛びすぎてて味方になれないところや、真相の奇妙さもありましたが、それも含めて小説だからこそ活かされていると思います。
    みんなの過去話には思わずやり切れない気持ちになりました。それでも弱いままでなんとか生きていこうと

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    2025年12月19日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    この本を読む前に「カラスの親指」を読むことを強くオススメします。

    かつての仲間達と新たなペテンを仕掛ける___前作が非常に面白かったため、これだけで胸が踊りました。
    続投の登場人物が精神的に成長しており、キャラクターとしての魅力が増しています。
    前作に引けを取らない面白さでした。

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    2025年12月17日
  • スケルトン・キー

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    登場人物がサイコパスだらけで面白かった。

    なかなか凄惨な描写もあって、万人に薦められるかと言われたら苦手な人もいるかも。

    最後のネタバラシには驚き。
    道尾秀介好きだわあ。

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    2025年12月14日