道尾秀介のレビュー一覧

  • 球体の蛇

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    「あのころ世界には、大人と子供しかいなかった。男と女なんてなかった。両親や乙太郎さんや逸子さんは単に大人で、自分たちは単に子供だった。」

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    2022年05月29日
  • 光

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    スタンドバイミーのような作品
    ミステリーかなと思って読んでたから毛色が違くておどろいたけど、これはこれで大好き
    少年の頃の思い出が蘇ってくる、、
    最初のページから騙されてるだなんて思ってなかった笑

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    2022年03月26日
  • 貘の檻

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    小さい頃にみた恐怖を大人になって蘇り息子と一緒に生まれ育った村へ過去と向き合うために訪れる。
    引き込まれていく描き方に最後までハラハラしながら読み終わる。

    田舎の長閑さが伝わり時間がゆっくり流れていく描写も素晴らしいと思う。

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    2021年11月23日
  • 風神の手

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    一章ずつに分かれているけどストーリーは時間軸を変えながらすべてが繋がっている。
    なんか不思議な構造だなぁと思いながらも、それぞれの人生、その人たちの生きた時代を追体験していく感じで読みました。
    誰の人生でも、こういうことが起こっているんだとは思うけど、改めて物語として読むと、すごいなー。

    奇跡というか、偶然というか、必然ってあるよなぁ~などと思います。(この語彙力なんとかならんかね~)

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    2021年09月25日
  • 満月の泥枕

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    2021.8.1
    いや本当に面白かった。
    こんなに小説で笑ったことない。
    笑うだけじゃないのさ
    涙も出ちゃうの。
    泣き笑いさ、ほんと。
    疲れてて顔に何度も本は落ちてきたけど
    でも読む前は楽しみで
    仕事してても続きが気になる本でした。
    '
    汐子がすごくいい子で
    二美男と汐子のこの先もずっと応援したい!
    ________
    お気に入りページ p.324

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    2021年08月02日
  • 満月の泥枕

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    銭湯でふやけながら読みたい。読んじゃダメだけど
    。強さってなんだろうと思ふ。正解に辿り着く力ではなく正解を求める力なんだろうな。人間味。

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    2021年07月24日
  • スタフ staph

    購入済み

     人違いで拉致されたアラサーのヒロインが、自分でもよくわからないまま、なぜか事件に首を突っ込んでしまう。軽快なテンポ、展開も早く、楽しく読み始めることができる。第四章までは、概ね、このような疾走感にあふれた内容が続く。

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    2021年05月15日
  • 球体の蛇

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    若さ故の過ちと言えど決して取り返すことのできない過ちを犯したと後悔する友彦、そして痛みを抱えたまま人生を過ごす人達。

    人であるが故の悲しさの様な物がひしひしと伝わって来て乙太郎の死には泣かされました。

    サヨ、智子も怖さを潜んでいたけれどもしかして本当に怖いのは始終、優しさを携えていたナオだったのかもしれない…。

    それがたとえ他人を想う為の嘘だったとしても。

    「女って、1つじゃないのね」
    智子がつぶやいていた言葉が全てを表わしていたのかもしれません。

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    2021年01月23日
  • 風神の手

    購入済み

    引き込まれる作品

    道尾さんの作品は好きで読んでいますが、一人一人の物語が想像しやすく読みやすいです。
    最後の意味深な感じとか考えさせられました。

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    2021年01月17日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻行人対談集。ミステリの話題がいっぱい。面白そうな本の話題もいっぱい。それぞれの作家さんのこだわりなども知ることができて、とにかく楽しい一冊です。
    だいたい読んでいる作家さんが多かったので、読みたい本が爆発的に増えるということは幸いにしてありませんでしたが。積んでいる本が多いのでそれらをさらに読みたい気分になったのと、読んだ本でもここで語られたことを念頭に置いて読みなおしたくなったり。読書の沼はどこまでも深いようです。幸せ。

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    2020年12月30日
  • 満月の泥枕

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    始めはさほど期待した?わけではないが、ちょっとしたミステリにどんでん返し。インディジョーンズばりの活劇にペーソス。さすが道尾秀介と感嘆

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    2020年10月11日
  • 笑うハーレキン

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    ハーレキンって何。

    やっと わかりました。

    誰でも 多かれ少なかれ 仮面をかぶっているんです。

    でも そのうちに 仮面をかぶっている自分が

    本当の自分のように 錯覚してしまうですよね。

    疫病神さん いい感じ出ていました。

    今回は 道尾作品としては ちょっと 自分には 会いませんでした。

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    2020年08月27日
  • スタフ staph

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    衝撃。前半はストーリーはそこそこに、特に主人公が行動してから自分の心理に気付くあたりの描写が見事。そして後半はストーリー展開で魅せてくる。面白かった!「移動デリ」と見るとデリヘルっぽいが実際はキッチンカーのこと。

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    2020年06月19日
  • 笑うハーレキン

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    こんな状況になって本を読む時間が取れない…やっと読み終えたのだけど、私的にタイムリーな内容だった。思う様にならない事が殆どだし、色々な事をお面で隠して笑って耐えてる。頑張らないとね!「カラスの親指」 みたいなほっこり感を感じた。がんばれー東口!

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    2020年04月17日
  • 花と流れ星

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    久しぶりの道尾秀介さん。特に最後のが気に入ったけど全部良かった。道尾、真備、凛…背の眼と同じく3人の関係もいいなぁ。

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    2020年04月08日
  • 鬼の跫音

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    ホラー短編という括りでは、個人的は非常に好みの類い。不気味で少しグロテスクな世界観が良いが、読み疲れないライトなボリュームもまた重要かもしれない。
    『悪意の顔』は怪しい畳み方も含めて特に秀逸。

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    2020年12月16日
  • ラットマン

    ネタバレ 購入済み

    ラットマン

    勘違いと推理と2つの事件。
    巧妙に絡み合う言葉のマジックに惚れ込みました。

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    2019年11月18日
  • スタフ staph

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    すごい傑作だと思う。緩やかに衝撃的。胸が締め付けられてホントにたまらない気持ちにさせられます。今の子って、大人の状況を把握するのが上手な子が多いのは感じる。その中にはたしかにとても物分かりが良くて大人の判断をする子もいるけど、やっぱり我慢してるんだよね。大人はそういう子にこそ目を向けなければいけないってことをあらためて突きつけられた気がする。

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    2019年09月29日
  • 貘の檻

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    道尾秀介らしい作品。
    ちょっとした誤解や勘違いが生み出した悲劇。
    ホラー要素もあり、最後はしっかり伏線を回収。
    よくできたミステリーで面白かった!

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    2019年09月29日
  • ノエル―a story of stories―

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    理不尽な暴力から心を逃すために
    絵本を作る男の子と女の子のお話でした
    作中の童話とリンクしながら
    でも時間の流れが交差しながらの
    とても不思議なお話でした
    短編連作で でもしっかりと繋がっていて
    最後 ほんとに よかった

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    2018年08月21日