道尾秀介のレビュー一覧

  • 風神の手

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    やはり道尾秀介さんの作品は面白い。
    言葉選びや文章も頭の中でイメージしやすくすっと映像が思い浮かぶのに、独特な表現や擬音語を使う。まず単純に小説としての読みやすさの評価が高く、次にストーリーと展開が神がかっている。
    最初は変哲もない話で何が伝えたいかモヤッとしているが、後半にかけての伏線回収で全ての登場人物が絡み合って物語を構成している。

    偶然の重なりで人生が作られていることを感じる良い作品だった。

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    2025年06月04日
  • シャドウ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    完全に騙されました。ストーリーが二転三転して、怪しいと思ってた人が、聖人だと思ってた人が……
    読みながら抱いていた違和感もミスリードでほんとに見事でした。
    小学生が受け止めるには重すぎる真実だったけど、読後感は良いです。

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    2025年05月17日
  • シャドウ

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    向日葵の咲かない夏が良かったので道尾俊介作品を読んでみた。
    見事な伏線回収とミスリードで一気読みしてしまった。
    道尾俊介作品はとにかく展開が良くて、読み心地が気持ち良すぎる。嫌な予感をさせるのがうますぎるし、中だるみが一切ないのが凄い。これからも道尾俊介作品を読んでいきたいと思う。
    人の強さを考えさせられるいい話だった。

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    2025年05月12日
  • 向日葵の咲かない夏

    購入済み

    予想ができない

    あまり本を読んだことがなく、久しぶりに読んだのが『向日葵の咲かない夏』でした。きっかけはYouTuberの小澤ゆうたさんが紹介していたので気になり読み始めました。小説があまり得意でない方でも、スラスラと読めてしまいます!途中から早く結末を見たくて、気づいたら長時間読んでいました笑笑
    ミステリーなどが好きな方本当にオススメです。
    最後のどんでん返しに驚きました

    #スカッとする #深い #ドキドキハラハラ

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    2025年04月25日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    詐欺師の主人公と徐々に増えて行く仲間達での一世一代の詐欺。
    途中のセリフの違和感や都合良すぎる展開にこのままでは終わらないのだろうなという感はあったが、ラストはまさかの展開ですべての伏線が回収されていくスッキリ。読後感も良い。

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    2025年04月14日
  • 向日葵の咲かない夏

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    友達の首吊り死体を見つけ、学校に人を呼びに行っている間に遺体が消えてしまう。虫生まれ変わった友達と遺体探しをする。
    話の真相にびっくり。妹のことは何となく分かったが、まさかお婆さんまで?となって、主人公の精神状態に涙が出た。最後の結末にまたゾッとする。
    何度も読みたい傑作。

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    2025年04月04日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    道尾秀介さんのOfficial Webサイトに「あなたへのオススメ作品検索」というのがあり(心理テストみたいで楽しかったのでお時間ある方はぜひ♪)、
    やってみたらこの作品をオススメされたので読んでみた。

    そしたらやっぱり面白くて、読んでよかった。

    奈津美の嘘がいつバレるのかヒヤヒヤしたり、
    まめとでっかちの写真は遺影じゃなくてホッとしたり、
    中江間建設の消石灰流出の隠蔽事件は、え?そうだったの?だったり、
    どんどん話がつながって楽しかった。

    道尾さんの地の文が好き。
    あれは何と呼ぶのだろう、とか挟んでくる感じ。
    語り手の気持ちに入り込めて、するっと読める。

    エピローグで源哉と歩実が変わ

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    2025年04月02日
  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • シャドウ

    購入済み

    ストーリーが重い感じでしたが

    全体的にストーリーが重い感じがしましたが、終盤にかけてのまとめ方が良いので読後はスッキリした気分になりました。
    ただ子供たちが年齢の割にはしっかりし過ぎていて違和感があったので、高校生以上の設定でも良かったような気がします。


    #深い #切ない #スカッとする

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    2025年03月22日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    前半は子供たちが抱く負の感情の連続で重い。
    そして降り続く雨が気分をさらに重くさせる。
    それも主人公が子供たち…
    子供たちが不幸になる話は嫌だなぁ、失敗だったか
    もしれないと思いながら読み進めた。

    辰也が里江を拒絶した理由は理解できるし、大人で
    もそういう感情はなかなか他人とは共有しない。
    楓が真実を蓮に話さなかった理由も理解できる。
    でも!そのおかげで圭介が変な誤解と想像をしてし
    まったし、蓮があんなことを…
    でもそういう事をはじめ、他の何気ない、無関係の
    ように見えてた小さなピースも一緒に繋がって、大
    きな絵になる様は読んでいて楽しかった。
    あとがきの橋本さんのような解釈は私には思いもつ

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    2025年03月12日
  • 月と蟹

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    少年少女の想いが鮮烈に表現されている。
    最後にかけてまでの展開。とても楽しめました。
    道尾秀介と言えばミステリー、叙述トリック、どんでん返しというイメージが多いですが、こういう想いが爆発したかのような作品も心に強く刺さるものです。

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    2025年03月05日
  • 向日葵の咲かない夏

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    これ、どう評価したらスッキリするんだろうか。
    ほんタメで何度も話題になって、読んだけど。感想が書けない。
    一気に読め、惹き込まれる世界観。うぁ、目を背けたくなる場面もあり、どんでん返しあり、サイコあり。
    結末は悲しく、でも、不気味さが残る。
    これを人に勧めるかどうか。
    「なんかすごい物語」
     発売当時はどんな評価がされてたんでしょうか。
    SFばかり読んでいてミステリーは最近読み始めたので、知らぬ間にこんな進化もしてたんだと驚きました。面白かったです。
    ヨビノリさんが夢中なるのも納得。

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    2026年04月26日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    自分がどれだけ偏った見方をしているのかを実感させられた一冊。ストーリーの面白さもさることながら、本を読むことの楽しさを大いに感じさせてくれます。登場人物がつながっていくのが楽しい!!

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    2025年02月06日
  • 月と蟹

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    再読。なんとなく好きな作品だった憶えはあるものの内容は例の如く忘れており、でも読み終えて今回も好きであることを再確認。私は道尾さんオタクですが、中でもこういった少年(少女)の苦悩が鮮やかに描かれている系統の作品が最も好きです。(他に「向日葵〜」「龍神の雨」など。)道尾さんの才能ここに極まれり。今作も主人公の小学生慎一の感情の機微が、序盤〜中盤までムズムズ、ヒリヒリと繊細で引き込まれます。さらに後半284Pでがらりと変化した心境は鬼気迫るものがあり、そのあとはさらに息がつけない展開。ほんと天才。

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    2025年01月30日
  • カササギたちの四季

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    春夏秋まで冒頭に出てくる和尚のイメージは最悪でしたが、冬に和尚の寺で一泊してからそのイメージは一変しました。
    一見怖い人でも見方を変えて見てみると意外な発見があるものですね…!勉強になりました。

    文章も読みやすく内容も面白いため、あっという間に読み切ってしまいました。
    まだこの3人の物語を読んでいたいのですが、おそらく続編はないんですよね…。残念です。

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    2025年01月22日
  • 龍神の雨

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    再読。19歳の兄と中学生の妹、中学生の兄と小学生の弟という二組の境遇の似た兄弟と、その周りの大人たちが織りなす悲しい物語。
    道尾さんの作品の中でもベスト3に好きな作品です。私の中で道尾さんは、ミステリ作家というよりも純文学作家さんなので、少年少女の心情の機微を丁寧に捉えたこちらの作品は真骨頂。子供達のヒリヒリするような苦しみ。何者かになりたいのに何者にもなれない無力さ、頼りなさ、心細さ。思春期の臨場感がすごい。

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    2025年01月21日
  • 龍神の雨

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    血の繋がりのない親と人生を歩む事になってしまった2組の兄弟(妹)の物語。作中ずーっと雨が降り続いている様子が、すれ違う思いと意外な結末へと導く展開を、しとしとと、ジメジメと、切なさを倍増させていきます!!
    感動とハラハラが楽しめる珠玉の作品!!

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    2025年01月14日
  • カササギたちの四季

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    「嘘」を基点とした物語。誰かの嘘に嘘を重ね の推理を正当化する。あくまで謎の解決はその結果生まれたものだという展開が面白い。
    面白かった…と同時にこれだけ複雑な展開を明瞭に違和感なく落とし込める道尾さんの技量に感服する。

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    2025年01月07日
  • わたしの名店

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    様々な方がお気に入りのお店を、そのお店のエピソードと共に紹介してくれる1冊

    朝井リョウさんはギャグ漫画のような語彙力高すぎの表現力でガリガリ君が1本刺さってるサワーを出す早稲田大学生の定番丸八を

    孤独のグルメの作者である久住さんは佐賀の絶品餃子を南吉を

    人それぞれの名店をこれでもかとくらい惜しみなく紹介してくれる、読むための食べログ

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    2024年11月28日
  • 透明カメレオン

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    完璧じゃないって、いいなって。だからさ、自分が弱いこととか、不完全なこととか、僕は誇りに思ってるよ。弱かったり不完全だったりするのはいいことなんだっていう、その事実の生き証人になってやるつもり。

    鳥みたいに空を飛んでみろと言われたって、そんなことはできない。でも、そのかわり僕たち人間は、空を飛ぶのを夢見ることができる。願うことができる。そういったことが、何よりの力になる。

    素敵な言葉で胸に突き刺さりました。

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    2024年11月23日