道尾秀介先生の作品はまだまだ未履修のものも多いけれど、私の中での道尾秀介先生らしさ!みたいなものを凄い感じる作品でした!
最初の「祈ってはいけない」は時間軸の違いで最後の写真を見た時になるほど!と思わずカフェで叫びそうになってしまいました(笑)
妙に頭に残っていた子年に、丑の雪像。素晴らしい。姉妹両
...続きを読む方を失ったであろう両親を思うと辛くて悲しい。ここでちょっと心が折れかけました。
「首なし男」も伯父さん悪いことしてないんだ!と真と一緒に喜んでからの伯父さん……(涙)だったからもう人がしにすぎる…とイヤミスの嫌な部分を目の当たりにし
「映像を」でなんて頭の良いお父さん!と思わず唸りました。家の冷凍庫に死体を隠してたり床下に隠してたりが警察なんでわからんのやー!私だって人目につくようなことするより、自分ちの庭とかに埋めるな〜とか思っちゃったもの。
でも最終章で、家事のあとにもしも建て直しとかになってたら掘り起こされて見つかっていたのかな、とか
この携帯できっと解決できるんだよね?とクマさんへの希望が持てて、最後は救いがあったから良かったと思っています。全てが一本に繋がってクマさんが全てを導いてくれる、イヤミスだけどイヤミスじゃない、と思っています。