道尾秀介のレビュー一覧

  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    嘘をついている人は誰か。そういったロジックが多い道尾秀介作品。物語野中でだまされる登場人物だけでなく読み手側を裏切る手法は、今回もびっくりさせてくれました。
    こういうギャップはリアルでも魅力的な部分として伝わるけれども、ギャップこそがよりキャラクター性を高め、人間らしくするのかもしれない。兄弟愛、兄妹愛がすてきです。

    以下は気になった文の引用です。
    「この死体を殺す」
    「いまの自分は、とにかく「普段どおり」でいなければならない。」
    「どこまで行けば、自分は最悪にたどり着けるのだろう。」
    「家族のことだけは、どんなことがあっても信じなきゃいけない。たとえ血が繋がっていても、いなくても。」

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    2025年06月13日
  • 風神の手

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    やはり道尾秀介さんの作品は面白い。
    言葉選びや文章も頭の中でイメージしやすくすっと映像が思い浮かぶのに、独特な表現や擬音語を使う。まず単純に小説としての読みやすさの評価が高く、次にストーリーと展開が神がかっている。
    最初は変哲もない話で何が伝えたいかモヤッとしているが、後半にかけての伏線回収で全ての登場人物が絡み合って物語を構成している。

    偶然の重なりで人生が作られていることを感じる良い作品だった。

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    2025年06月04日
  • きこえる

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    久しぶりの道尾秀介さん
    震える

    本当にどの物語もよくできている
    『企画』的要素は満載だけど
    引けを取らない文才で
    ストーリーもわかりやすくて面白い
    『セミ』が一番よかったかなぁ

    最後の『死者の耳』はちょっと反則…?

    ようやく読める!!って期待大の作品は
    だいたい自己ハードル高めに作ってしまいがちなんだけど
    ちゃんと超えてくれる道尾さんすごいです

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    2025年05月26日
  • シャドウ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    完全に騙されました。ストーリーが二転三転して、怪しいと思ってた人が、聖人だと思ってた人が……
    読みながら抱いていた違和感もミスリードでほんとに見事でした。
    小学生が受け止めるには重すぎる真実だったけど、読後感は良いです。

    0
    2025年05月17日
  • シャドウ

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    向日葵の咲かない夏が良かったので道尾俊介作品を読んでみた。
    見事な伏線回収とミスリードで一気読みしてしまった。
    道尾俊介作品はとにかく展開が良くて、読み心地が気持ち良すぎる。嫌な予感をさせるのがうますぎるし、中だるみが一切ないのが凄い。これからも道尾俊介作品を読んでいきたいと思う。
    人の強さを考えさせられるいい話だった。

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    2025年05月12日
  • きこえる

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    QRコードで音声を聞きながら読むホラー。音声が聴けるのと聴けないので解釈が変わる話とかもあってなかなか面白い。ただ、音声を聞きながら先を読んじゃったりしたので、両方味わうためには時間がいる!笑 これぞ、拡張する現代小説って感じじゃない?

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    2025年05月04日
  • 向日葵の咲かない夏

    購入済み

    予想ができない

    あまり本を読んだことがなく、久しぶりに読んだのが『向日葵の咲かない夏』でした。きっかけはYouTuberの小澤ゆうたさんが紹介していたので気になり読み始めました。小説があまり得意でない方でも、スラスラと読めてしまいます!途中から早く結末を見たくて、気づいたら長時間読んでいました笑笑
    ミステリーなどが好きな方本当にオススメです。
    最後のどんでん返しに驚きました

    #スカッとする #ドキドキハラハラ #深い

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    2025年04月25日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    詐欺師の主人公と徐々に増えて行く仲間達での一世一代の詐欺。
    途中のセリフの違和感や都合良すぎる展開にこのままでは終わらないのだろうなという感はあったが、ラストはまさかの展開ですべての伏線が回収されていくスッキリ。読後感も良い。

    0
    2025年04月14日
  • 向日葵の咲かない夏

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    友達の首吊り死体を見つけ、学校に人を呼びに行っている間に遺体が消えてしまう。虫生まれ変わった友達と遺体探しをする。
    話の真相にびっくり。妹のことは何となく分かったが、まさかお婆さんまで?となって、主人公の精神状態に涙が出た。最後の結末にまたゾッとする。
    何度も読みたい傑作。

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    2025年04月04日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    ネタバレ

    道尾秀介さんのOfficial Webサイトに「あなたへのオススメ作品検索」というのがあり(心理テストみたいで楽しかったのでお時間ある方はぜひ♪)、
    やってみたらこの作品をオススメされたので読んでみた。

    そしたらやっぱり面白くて、読んでよかった。

    奈津美の嘘がいつバレるのかヒヤヒヤしたり、
    まめとでっかちの写真は遺影じゃなくてホッとしたり、
    中江間建設の消石灰流出の隠蔽事件は、え?そうだったの?だったり、
    どんどん話がつながって楽しかった。

    道尾さんの地の文が好き。
    あれは何と呼ぶのだろう、とか挟んでくる感じ。
    語り手の気持ちに入り込めて、するっと読める。

    エピローグで源哉と歩実が変わ

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    2025年04月02日
  • わたしの名店

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    どなたの書いたお店も料理も飲み物もエピソードもとても良かった。
    目の前にお店があって実際に飲んで食べているようでした。
    それにまつわるエピソードもとても良かったなぁ。
    実際にあるお店ばかりなのでいつか行ってみたいな。
    皆さん作家なのでとてもいい文章なのですが、朝井リョウさんのエッセイ力はさすがでした。

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    2025年03月24日
  • シャドウ

    購入済み

    ストーリーが重い感じでしたが

    全体的にストーリーが重い感じがしましたが、終盤にかけてのまとめ方が良いので読後はスッキリした気分になりました。
    ただ子供たちが年齢の割にはしっかりし過ぎていて違和感があったので、高校生以上の設定でも良かったような気がします。


    #深い #切ない #スカッとする

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    2025年03月22日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    今までで読んだ中で一番好きなミステリーです。ある程度予想しながら読んでいたのですが、完全に裏切られました。ミスリードに引っかかったのがこんなに嬉しいことはありません。早く続きを読みたいと思わせられました。お気に入りの作品です。

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    2025年03月13日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    前半は子供たちが抱く負の感情の連続で重い。
    そして降り続く雨が気分をさらに重くさせる。
    それも主人公が子供たち…
    子供たちが不幸になる話は嫌だなぁ、失敗だったか
    もしれないと思いながら読み進めた。

    辰也が里江を拒絶した理由は理解できるし、大人で
    もそういう感情はなかなか他人とは共有しない。
    楓が真実を蓮に話さなかった理由も理解できる。
    でも!そのおかげで圭介が変な誤解と想像をしてし
    まったし、蓮があんなことを…
    でもそういう事をはじめ、他の何気ない、無関係の
    ように見えてた小さなピースも一緒に繋がって、大
    きな絵になる様は読んでいて楽しかった。
    あとがきの橋本さんのような解釈は私には思いもつ

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    2025年03月12日
  • 月と蟹

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    少年少女の想いが鮮烈に表現されている。
    最後にかけてまでの展開。とても楽しめました。
    道尾秀介と言えばミステリー、叙述トリック、どんでん返しというイメージが多いですが、こういう想いが爆発したかのような作品も心に強く刺さるものです。

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    2025年03月05日
  • ラットマン

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    ラットマンというタイトルからどんでん返しするんだろうなとは思っていたが想像以上にすごかった。会話や行動が始めに読んでた時と印象が変わっていって、まさかの展開も良かった。

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    2025年03月01日
  • ラットマン

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    青春の終わりと過去の記憶。恋愛、音楽が入り雑じったミステリー。正統派の犯人当てをするようなミステリーではないが、ミスリードをよんだ先にさらにミスリードがあり、完全に作者の術中にはまりました。そして、それが最後の繋がりにもなるところは見事です。楽しめました。

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    2025年02月26日
  • ラットマン

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    ネタバレ

    自分が予想した犯人や事件像が次々にひっくり返されていくのが面白かったです。主人公には幸せになって欲しい…

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    2025年02月21日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あー面白かった!
    伏線回収の最後の謎解きまできたきた!となってわくわくした!
    父親はともかく友達が30年間口を閉ざしたのが
    ほんとに愛がすごいと思った。
    それだけあの学生時代救われたんだと思うと2人の友情に泣けた。
    最後はぬるっとしたイヤな感じで終わるのも嫌いではない

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    2025年02月13日
  • ラットマン

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    なんか、いいミステリ読んだなーよりもいい小説読んだなーってなった。ミステリーやどんでん返し系の本としても素晴らしいのはさることながら、単純に物語としても良い気がする。伏線を上手く張り巡らせて、綺麗に回収したりする小説も好きだが、そういったものは割と主人公やその他の登場人物を深掘りするパートが薄くなりがちで、登場人物それぞれの気持ちに入り込みにくいことが多い。殺人ミステリーであれば、犯人の動機を理解しにくく、「なんで殺したのか?」が腑に落ちないことが多い。その点この作品は主要人物の背景についても触れられていて、すごく物語に厚みが出ていたため、ただのどんでん返し系としてではなく、1つの事件・1人の

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    2025年02月06日