道尾秀介のレビュー一覧

  • 光

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    存在しないはずの記憶が思い起こされる物語。子供時代の好奇心や、仲間といる時のワクワク感が目の前に浮かんでくるようだった。ラストの目が離せない展開もハラハラしておもしろかった。もう戻れないんだな、と切なくもなり、余韻がしばらく続くような小説だった。

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    2024年04月28日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    購入済み

    えぐい

    騙された

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    2024年04月27日
  • 月と蟹

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    小学生の少年がヤドカリ様に祈りをするというストーリー。子供ならではの残虐性や考え方など、もう子供じゃない自分が読むと感慨深いものがあった。大人になるということについて考えさせられたのもよかった。物語自体はすごくダークで惹き込まれる。誰もが経験したことのある感情が比喩を用いて明瞭に描かれており、共感することが多かった。直木賞は伊達じゃないと思われされる作品だった。

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    2024年04月14日
  • 風神の手(新潮文庫)

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    めぐりあわせ

    あれがあったら、これがなかったら
    考えてしまう
    でも過去違う選択をしていたら今の自分はきっといない
    今生きてるんだから生きるしかない

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    2024年04月13日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻さんもいつの間にかもうかなりのベテランっていうのが驚き。今をときめく若手の書き手の対談はとても興味深いし面白い。ホストが綾辻さんだから成り立っている部分が多分にありそう。もっと分量を読みたいし、他の方との対談も読んでみたい。

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    2024年04月06日
  • 貘の檻

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    閉鎖的な村で起きた過去の出来事が重すぎる。しかしそれでも道尾秀介さんの得意とする最後に解けていく謎、すれ違いからの殺人のやるせなさ等、読んでしまう…。
    デビューから約10年経っての作品で、まだまだホラー気味がある作風。昨今では様々な試みの作品が多い中で、どっぷりと暗い気持ちになれるのが『貘の檻』だ。

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    2024年03月02日
  • 風神の手

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    めちゃ、良かった!

    根底にあるテーマは「許し」
    だと感じた。悪事をはたらいた人も
    事情があって、許し合うことで、最後は
    みんなが、ひとつの情景に溶け込むような美しいラスト。ウミホタルは
    読者の心の中で、光るかのごとく。

    頭の中に
    登場人物や風景が
    自然とうかんで、
    なんだか香りや風や
    光や影まで感じられる
    素晴らしい文章。

    少年少女の淡く苦い恋。
    小5のまめとでっかちコンビの友情と冒険。
    この2つの話が
    繋がって、
    他の登場人物たちやエピソードも
    繋がって、
    パズルのピースが綺麗にはまっていく感覚が、心地よい。



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    2024年02月27日
  • 光媒の花

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    各章で前章の登場人物が主人公となる構成となっており、6章から成る作品でありながら、繋がりある1つの世界観を感じることのできる連作短編集。
    一言で説明すれば、前編3作は哀しいほどに純粋な衝動をテーマにしたイヤミスで、後編3作は家族愛を描いている。
    個人的には4作目の「春の蝶」の温まるラストが好きだった。
    道尾作品には、いつも主要登場人物の子供に心を持っていかれてしまう。

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    2024年02月02日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    匿名

    購入済み

    してやられた

    ストーリーはとてもまとまっていて読みやすく、それでいてしっかり伏線も散りばめられていて、終盤にひっくり返される…ディズニーのアトラクションで例えるなら、スプラッシュマウンテンのようなドキドキがあった

    #感動する #ドキドキハラハラ

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    2024年01月16日
  • シャドウ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ゾクゾクしたぜ!

    父親と息子のハートフルな話だと思っていた。いや、間違いとまでは言わないが、ミステリーとの融合があり、新たなジャンルを開拓したようで鳥肌が止まんねぇよ!

    #深い #ドキドキハラハラ

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    2024年01月13日
  • 骸の爪

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    ネタバレ

    なんか事件が起きてそうで特に起きていない前半。道尾さんの作品は、そんな感じで進み、実はいろいろと伏線が散りばめられていると感じる。この作品も後半に向けて物語がどんどん加速していく。真備のキャラは好きだけどもうちょっと周りに真相教えてあげてたら被害は少なくなるんじゃないかなぁとか思う。

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    2023年12月01日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    思い込みが激しい人ほど騙される作品。
    解説にもある通り、文体が軽くて読みやすかった。
    片眼の猿という意味と、この本の主題が面白かった。

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    2023年11月27日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    自分の理解力が乏しいせいかスッと理解できるものが少なかったけれどコンセプトとしてはとても良いと思った

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    2023年11月24日
  • 鬼の跫音

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    全編残すことなく全てのシーンが暗くて冷たくて異様。シンプルかつ無駄のない文章で描かれる底気味悪い6つのストーリー。
    最後は毎回どんでん返し。予想できてしまうところも多かったけどそれでも満足できる面白さでした。

    鬼という言葉の語源は「隠(オヌ)」、つまり目に見えない存在を指す言葉だそうで、語源の通り人間の中に潜む見えない狂気、悪意、醜さ満載のストーリー。見えないものの恐ろしさ、見えないが故の薄気味悪さ。ゾワゾワさせられました。

    まさにこの短編集全部に共通するテーマがずばり綴られていたので作中文の引用を。
    …ケモノは、べつに珍しいものではない。昔もいまも、誰の胸にだって棲みついているものなのだ

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    2023年10月30日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

    購入済み

    結末で全てOK

    切なくて、ホロッときて、爽やかな気持ちにさせてくれる最高の結末。
    ミステリーのカテゴリーを超えた家族の物語

    #ドキドキハラハラ #泣ける #感動する

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    2023年10月30日
  • 月と蟹

    購入済み

    中二病前夜の年頃を描く

    ⚫️小学校高学年とは、何も分かっていないようで大方のことは識っている年頃だ。そんな子供達の心象言動について、空恐ろしいほど鋭く生々しく描かれている。⚫️それにしても、養育とは難しい。この物語で、子供にとって肉親は胸襟を開ける相手ではなく、教師は登場しない。大人から子供への接し方を考え込まされる。⚫️大人は子供を少々ムリがあっても一人前に扱うことで、真に頼られる存在となり得るのかもしれない。これは大人と子供を目上と目下に言い変えても同じであろう。自分の職場での目下に対する態度が脳裏に去来し反省しきりである。

    #深い

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    2023年10月07日
  • 光媒の花

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    これは、どうジャンルわけしたら良いのか…。ミステリ?道尾秀作さんの作品は、これで3作目。でも、初めて「この作家好き!」、とはっきり思った。短いお話なのに、ちゃんとオチがあって、そのオチが怖い!急に意味がわかって、その途端ひゃっ!、と背筋が凍る感じ。しかも、ダラダラと説明もしない。「え!」、と不安になる読者を置き去りに、ストン、とお話は終わりを迎える。そんな短いお話がモザイクのようにつながって、一つの作品になる。見事としか言いようがない。

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    2023年08月22日
  • 骸の爪

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    前作も面白かったのでシリーズものとして読んでみた。
    いやぁ、今回も凄まじい量の伏線回収が最後の最後まで炸裂していた。
    途中まで少し退屈する場面が続くが、すでに真実に繋がる鍵は出てきているため要注意。
    全く予想はつかなかったし、登場人物それぞれが抱える思いや決意が交錯したどり着くラストには、心が震えた。
    あと、道尾さん自身の知識量が尋常でない。
    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットの3つどれもが物語にしっかり組み込まれていて、総合力の高い作品だなと思いました。

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    2023年08月06日
  • 月と蟹

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    小学5年生、少年から大人に向かおうとする子ども達の話。

    心理描写が的確過ぎて、昔を思い出して
    胸が痛くなる。

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    2023年07月15日
  • スタフ staph

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    ネタバレ

    初めから読み返して伏線を回収していきたいと思う作品。
    登場人物同志の細かい心理描写が過去の出来事、体験に対する直感的な共感であることが多かった。
    飛躍してしまうようだが、
    「他人の過去の出来事に触れる時、似た体験をしていて心情がわかる事と、その人自身に寄り添うことのどちらが大切なのか」
    と読書中に考えてしまった。実際に、夏都は最後まで智弥の気持ちを菅沼先生の体験に投影することで理解していたようだが納得はしていない様子で、人との間の愛情をただ信じることでしか寄り添うことができていなかった。


    だが、分からなくたって愛していたいと思うのではないか。分からないからこそそばにいて、いつか過去に触れて

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    2023年07月12日