道尾秀介のレビュー一覧

  • 向日葵の咲かない夏

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    主人公の主観で物語が進められてて一見それを信じてしまうけど、あくまで「主観」。
    最後の方で段々全貌が見え始めた時何度も設定やストーリーにあれ?あれ?って裏切られました。

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    2025年11月21日
  • いけない

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    自殺の名所【弓投げの崖】がある町で
    起こる事件
    4話の【いけない】は繋がっている
    その話でよく分からない部分も
    その後を読み進めたら分ってくる
    サクサク読めた

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    2025年11月20日
  • いけない

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    ネタバレ

    さくっと読めてよかった。

    2章以外は最後の写真を見ても最初すっきりはしなかった。
    1章は読んだ後にネタバレを見て、そういうことかと思った。タバコが握られていることをしっかり認識していなかった。

    2章は読んでる時に真相がわかったので、写真は答え合わせになった。写真を見た瞬間、山内ぃ〜と思った笑

    3章はわかってはいたが、あんまりすっきりせず。

    終章もわかったが、そんなにすっきりせず。
    ネタバレを読んで、タイトルはそういうことかと納得。
    爽やかな感じで終わったが、確かにと思った。

    話が繋がっており、前章の話の謎の答えがしっかり書かれているのでもやもやせずに読み進められた。

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    2025年11月20日
  • 向日葵の咲かない夏

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    気味悪さや違和感を伴いながらも読み進める手が止まらない作品でした。主人公ミチオの終盤のセリフは個人的に響くものがあったし、巧妙な伏線もあって読み返したくなったけれども、人によって好みが分かれるような傑作ミステリーだと思います。

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    2025年11月20日
  • スケルトン・キー

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    スピード感があり一気読みでした!

    毎度思いますが、作り込みが凄い〜
    各章のナンバリングが地味にヒントになっていて、後半になって、なるほど、、パターン。

    道尾秀介パターン。

    サイコパス怖い。

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    2025年11月19日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ずーーと違和感?気持ち悪さが読んでいてあるけど
    なぜか惹きつけられる。

    最後に進むにつれて違和感の正体となるほどなぁと
    これぞ小説、一人称視点の心情描写だからこそできること。

    最後の終わり方もまた、、、これ、、ねぇ
    ガッ!ときました


    寝る前に読んで面白くなって夜更かししたさ作品

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    2025年11月17日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    え?今これどういうこと?どうなってんの!?となりながらも勇気を出して戻らずに読み進めれば、あー!なるほどそうきたか!となります。

    そして私は完全に騙されてましたけども。笑

    前作がもうあたくしの読書史上でも上から数えた方が早いくらい最高だったのでそれと比較したら多少あれですがそれでもやっぱり最高です。

    キャラが立ちまくりです。

    道尾秀介さんてこの2冊しか読んでませんけどなんかすごい振り幅なんですよね?それが怖くて他のが読めない。。

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    2025年11月16日
  • N

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    ネタバレ

    「眠らない刑事と犬」
    「落ちない魔球と鳥」
    「笑わない少女の死」
    「名のない毒液と花」
    「消えない硝子の星」
    「飛べない雄蜂の嘘」
    の順で読んだ。6話それぞれが独立しつつも少しずつ繋がっており、読み進めるごとにパズルのピースが嵌るような感覚を味わえる。1話で十分面白いものが、全てを読むことでより深みを持った物語になる。
    「もしもこちらを先に読んでいたら」そんな「もしも」を体験できる素晴らしい作品。読む順番によって、抱く感情が変わってくる。特に私の場合は、「消えない硝子の星」よりも先に「笑わない少女の死」を読んだため、「消えない硝子の星」を読みながらその後のオリアナの運命を思い、やるせない気持ち

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    2025年11月15日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ネタバレ

    ずっとミカちゃんに、3歳っぽくない言動するなぁと違和感があったんだけど、これがその違和感の理由か〜!とはならなかった。妄想している主人公もまだ10歳とかでしょ??と思ってしまう、、
    トコお婆さんは全然気がつかなかった!
    後味がこんなに気持ち悪いの初めて!
    これを勧めたら友達が減る理由もわかるなあ。
    独特で面白かったし、読んでよかった。

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    2025年11月13日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    傑作「カラスの親指」の続編。舞台は前作から10年以上が経過した設定。武沢と前作の仲間のまひろ、やひろ、貫太郎はもちろん登場し、更に新しいキャラクターが加わる。
    そもそも前作で武沢は詐欺から足を洗ったはずなにの何でまた???というところから始まるが、もちろんそこには再結集するだけの理由がある。本作はどんでん返しもそれほどでもなく、詐欺のテクニック?や中身もたいした事はないが、やはりお馴染みのメンバーが活躍するのは読んでいて楽しい。

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    2025年11月12日
  • いけないII

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    読みながら最後のおちは自分で推理する体験型ミステリー

    なんとなーく推理できてたつもりでいたけど、細かいところまでは分かってなかった
    解説見てすっきり

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    2025年11月10日
  • ソロモンの犬

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    インパクトのある表紙に惹かれました。
    間宮先生がいい味を出してくれる。かつ重要人物である。他にも人物像を楽しめる描写も多い。

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    2025年11月09日
  • 龍神の雨

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    実の両親を亡くし、義理の親の元で暮らす2組の兄弟の物語です。 雨が4人の少年少女の運命を狂わせる。 常に背景が雨であることが物語の不穏さを一層引き立てているように感じました。 物語が方向をガラッと変え始めてからはページを捲る手を止められないほどにのめり込みました。 雨は人々に被害をもたらすものであると同時に恵みをもたらすもの。 雨雲が途切れ、光が差したように思えるラストが良かった

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    2025年11月09日
  • いけないII

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    2025.11.5 audible聴了

    明神の滝にまつわるミステリー集

    今回も謎を解きたいと集中して読んだ。
    集中して読む分、物語にはしっかり引き込まれた。ドンピシャの答えを出すことはなかなか難しかったが、前作よりは深いところまで考えられたと思う。

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    2025年11月09日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作もそうだったし、このシリーズのテーマは「欺す」だから注意して読んでたけど、初っ端からやられたし最後まで欺かれてた
    竹沢達の協力プレイや掛け合いも最高だった
    私は自分自身で稼いだ金しか信じないので投資詐欺の説明にはちんぷんかんぷんだったけど笑

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    2025年11月08日
  • N

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    読んだ順
    飛べない雄蜂の嘘

    消えない硝子の星

    名のない毒液と花

    眠らない刑事と犬

    笑わない少女の死

    落ちない魔球と鳥

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    2025年11月06日
  • ラットマン

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    面白かった。
    割と初期段階で犯人や殺人の隠蔽工作の種明かしがあったのでこのまま終わるとは思わなかったけど、終盤にかけてのどんでん返しで、えっ!と声が出た。予想だにしない展開だった。伏線が丁寧に回収されていて、トリックの説明も分かりやすく情景を思い浮かべやすく、読みやすかった。
    特にすごいと感じたのが、心の機微を丁寧に描いていること。ほんの些細な言動や仕草、間などから相手の心を汲んだり読み取ったりして、そこから物語が広がったりそれぞれの人物像が今どう考えどう感じているのかがよく分かって、こうした描写がこの物語に深みを出していると感じた。この著者の作品は本作が初めてだったが、他のジャンルの作品もあ

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    2025年11月06日
  • N

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    6つの章で構成されていて、どれから読むかは読者の自由。読む順番により物語のかたちは6×5×4×3×2×1=720通りに変化する!
    面白いこと考えるね、このキャッチコピー見ただけで衝動的に買ってしまったわ。
    当たり前だけど読む順番によって物語の結果が変わるわけではない。ただどれもある街に住む人物たちを焦点にして描かれており、ある章では主人公、別の章では脇役、ときにはモブとして登場したりする。そこに過去、未来という時間軸も加わることにより、それぞれの人物関係の深みが増している。
    読み方によっては、結末を先に知ったうえで過去の出来事を追想したり、先に読んでなければ流してしまうような細かい描写に思わず

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    2025年11月05日
  • 背の眼(下)[新装版]

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    第四章 ゴビラサ
    第五章 ハーモニカ
    第六章 天狗
    第七章 糸
    第八章 道は異族の首を……
    終 章 面

    真備の解説、道尾の思いつき、美貌の凜
    よくわからない事態が続くなか
    真備が答えを見つける

    そういう事も有るかもしれないが
    そうだったのか! 感 はあまりない
    少しだけ亮平君に救われたかも

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    2025年11月03日
  • N

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    著者より、どこから読んでも良いという新しい手法で、全6章から成り立ち、自分で選び720通りとなる斬新な本。

    最初から手強いと思いながら、自己流で読み進める。

    章と章の物理的つながりをなくすため、との事で1章ごとに文章が反転。
    なかなか斬新で不思議な感覚。栞を挟んでいても戸惑う。
    どの章も、どこかしらつながりがあり、読む順番により物語の感じ方が変わっていく。しかも、ネタバレ?を読んでいる感覚にも似た感じである。

    文庫本の裏表紙のあらすじを読んでから、読み進める事が多いので、はじめに6章のあらすじが書かれており 6冊を読んでいる感覚になる。

    「天使の梯子」「錦茂さん」「つの字型のある湾」が

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    2025年11月02日