道尾秀介のレビュー一覧

  • N

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    6つの短編小説からなる1つの群像劇。
    それぞれが短編小説として独立してはいるが、それぞれの話に残る謎が別の話で繋がっており、面白かった。

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    2026年09月23日
  • いけない

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    どれくらいわかったのか、どれくらいわかってないのか。まずは解説を読む

    第一章以外は、ちゃんと読めていた。地図は、奥さん黒幕説に拘っていて読めてなかった。第一章にして難しすぎて、以降の自分の読みに自信を持てていなかった。
    山内の異様な描かれ方や幻覚は、サイコホラーじみすぎてて読みにくかったし、宮下さんの殺される動機も書かれてなさすぎ。そしてあの密室トリックって成立するの?共犯的なものがいたとしても。
    エンタメとして新しい趣向だったけど、読み物としてはうーん。

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    2026年09月23日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    やりきれない、、、
    子どもたちが主役なのもあって辛かった
    辰也がもう同じ思いをしないように里美を嫌いになろうとしてたとか、蓮が楓を守るために父親を殺してしまったけど間違いだったとか、気の毒でたまらなかった。

    龍とか雨の表現が多くて良かった!タイトルとすごくあってる感じ

    多分全ては消化しきれてないからまた読みたい。解説も面白かった!

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    2026年09月22日
  • きこえる

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    「いけない」の音声バージョン、面白くないわけがない。5つの短編集で中には音声でゾワゾワするものもあって楽しめた。1番好きなお話はセミ、ちょっとずるいなと思ったのは聞こえると死者の耳。

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    2026年09月21日
  • 向日葵の咲かない夏

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    「夏休みにはじまる小学生の死体探し!」そして主人公は虫と喋ることができるSFな要素もあり…!と言って終えば、ワクワクする物語にもみえるが、読んでいくと奇妙な世界に没入していき不穏な空気も漂うホラーな展開でゾワゾワとした読書体験だった。
    視点が切り替わりそれぞれの人物が持つ物語に没頭していくと、別の人物から幻想であると指摘されてまた現実に戻される。虚実が折り重なる不思議な物語の中に迷い込んだ感じ。
    終わってみれば、登場人物はみな自分だけの世界や妄想の中を生きていた。そこに縋っていないと地に足をつけられなかったのだと思う。一方で何の疑いもなく共感して信じてしまった自分に弱さ怖さを感じてしまった。

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    2026年09月21日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    毎回毎回まじかぁ、、、って気持ちになった。こんなはずじゃない!
    全て読み終わり、BadEndも面白いよねと思わされた。全部救いがないのもやるせ無い気持ちになるけど。

    大好きな櫛木理宇さん、道尾秀介さん、辻村深月さんがいたので購入。櫛木さんは安定に最高、霊的な怖さより人間の怖さを感じた。道尾さんは短い中で2、3回ひっくり返されて気持ちが良すぎる。足元がぐらつく感じが心地よい。辻村さん流石だなーと思った、短いのに読み応えありすぎる。
    新名智さんの「今頃、わが家では」良かった。強迫的に不安になってしまう気持ち分かるーっていうのと精神的に病んでるのかなって思わせといてのまさかの!

    全て楽しく読めました!

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    2026年09月20日
  • 背の眼(下)[新装版]

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    なかなか想像できない着地だった。
    まさかの人が犯人であり、その背景に隠された辛い事実に胸が痛む。結果として最悪の終わりになってしまった。
    実際に憑依現象があり得ると解明して、背の眼の説明付けも片付けてしまった真備さんが驚異的。
    加えて霊能力者も登場しちゃって。
    そりゃ警察の捜査では分かりっこないわ。

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    2026年09月20日
  • 背の眼(上)[新装版]

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    まさか道尾さん本人が主役の作品だとは知らずに読み始める。
    今の所、犯人がいるとは思えない。霊の仕業か天狗の仕業?

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    2026年09月20日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    ネタバレ

    読み終わった時にとてもほっこりする作品だった
    実写映画がとても見たくなった!

    文章体が読みやすくスルスル頭に入ってくる
    別作品を途中で読むのをストップしていたこともあり、相性が良くないのかもと心配していたが全然杞憂だった!

    いいタイトルだ!
    マジックやまひろの騙すスキルをやひろが称する描写からヒントはあちこちに散りばめられてたんだなぁ

    確かに本物のヤクザを相手にしてるのにこんなにあっさり終わるわけがないから、ちょっと呆気に取られたところがあったけど、このストーリーなら納得。
    別作品も読むの楽しみ!

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    2026年09月16日
  • 光媒の花

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    読み終えたあと、なぜか心がズンと重くなった気がした。
    救いのある、ハッピーエンドに向かうような話だったはずなのにもかかわらず。

    登場人物たちの心の動きをなぞっていくことで、疲れてしまったのかもしれない。

    各話が美しく繋がっていて、非常に好みな一冊だった。

    特に、風媒花は涙が溢れそうになった。

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    2026年09月16日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ☆4.4

    賛否両論あるって聞いてたけど、私的にはめっちゃ良かった
    ミカが生まれ変わってることにはなんとなく気づいてたけど、まさかトコお婆さんまで生まれ変わってるとは思わんかったなぁ
    □の文字埋めは合わへんかったなぁ

    教えてほしいんやけど、最後お父さんとお母さんも死んで、ミチオだけ生き残った??
    お父さんとお母さん生まれ変わってるよね、たぶん
    いや、お母さんはその前から生まれ変わってたかなぁ
    カマキリっぽかったけど、どうやろ
    お父さんは?ほんとにカメやったんかなぁ、分からん

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    2026年09月16日
  • 光媒の花

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    初めて道尾さんの作品を読みました。
    ここが繋がってるんだといった発見があり、楽しく読み進められました。
    小学生とホームレスの話が印象深かったです。

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    2026年09月16日
  • いけない

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    同じ町で起こる3つの事件をそれぞれ男、こども、警察官目線で描いている。うすい繋がりはあるものの、それぞれの事件自体は別のもの。

    こども目線である二章が特にホラーチックで、またいじめ描写など一番読んでいて嫌な気持ちになった。各章最後にある写真を見て真相を暴く・・・という作りになっているがネットで答えを見るまで全くわからなかった。(本編では真相は語られず読者に委ねられる形でおわっている)

    スッキリする作品では無いけれど、今まで読んだことのないタイプのミステリーで面白かったです。

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    2026年09月16日
  • 光媒の花

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    短編集だが、人と人がどこかで交わっていてそのすれ違う人間の交差する構成が好き
    あまり焦点が当たりづらい感情や出来事にスポットを当てた作品

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    2026年09月14日
  • ソロモンの犬

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    謎解き?としてはなるほどねーという感想。
    やっぱり子どもが被害者になる話は読んでいて辛い。
    どんよりしながら読んでたら最後は少しだけ爽やかだったかも?

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    2026年09月14日
  • いけないII

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    展開にワクワクしながら読めた。
    自分でわかった気になっても、ネタバレサイト見た方が新視点で面白かった。
    一連の事件で幸せになった人いなくて辛い。

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    2026年09月14日
  • 向日葵の咲かない夏

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    とても読みやすい。しかし、とても不快。
    救いもないし、ずっと陰鬱な雰囲気が続くし、異常な性癖を持った人間ばかりだし。それでも、辞めようと思っても読み進める手が止まらなかった。特に最後の怒涛の展開は一気読み必須。物語の始まりから感じていた違和感、何故妹は幼いのにこんなに話せるのか、何故死んだ人間が自分の近くで生き返るのか。疑問に思っていた数々の謎が最後に繋がり、そして物語の始まりへと回帰していく。
    何が一番記憶に残っているかといえば、女郎蜘蛛を瓶の中に解き放つシーンだ。周りからの不条理や一向に進まない状況、信じようとしていた者からの裏切り。自分のキャパを超えて限界を迎えた時、人はいくらだって残酷になる事ができる。残酷で非道なことを行い、自嘲的になることで自分を守ろうとする。そしてなんとかこの場から逃げようとする。自分もそういった経験があるだけに、みちおくんの(ああいうことをしなければ、自分自身が壊れてしまいそうな気がして、気がついたら、身体が勝手に動いていたのだ。)という言葉が痛いほど身に沁みた。
    この本は、ジャンルとしてはミステリーでもホラーでもない、もっとドロドロとした深いものだと思う。今まで読んだこともないタイプの本だし、今後も進んで読もうとは思わないと思うが、深く記憶に残る読書体験だった。衝撃さと話の複雑さ、暗がりの深さで言えば他に類をなさない程トップクラスだと思う。人にはあまりおすすめできないが、改めて凄い小説を自分は読んだのだなと実感した。

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    2026年09月13日
  • きこえる

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    ネタバレ

    スマホを片手に読み進めていくという新しい読書体験。
    怖くてイヤホンでは聞けなかったけれど、個人的には謎解きの難易度は高かった。
    セミが何故正装していたのか、何を考えてあの行動をとったのか、自分だけでは真相がわからず、全体的にも考察などを調べてやっと分かった。
    考えながら、楽しみながら読める1冊。

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    2026年09月12日
  • いけないII

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    ネタバレ

    1が面白かったから、2も読んでみた!
    今回も予想を裏切られる展開が多くて面白かった。特に、最初の事件で出てきた謎や未解決の部分が、最後の事件につながっていくのがよかった。別々の事件の話だと思っていたのに、読み進めるうちに少しずつつながっていって、最後に全部がまとまる感じがよき。
    やっぱり各話の最後にある写真もいいなと思う。最後に写真があると、今までの話が全然違って見えたりして毎回いい意味で裏切られた。コスモスの写真が一番鳥肌立ったかも。

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    2026年09月09日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作「カラスの親指」の続編。

    前作の登場人物がほぼ全員登場するので、「カラスの親指」が気に入ったなら、是非読んでみて欲しい。さすがに前作ほどのパワーには及ばないが、十二分に楽しめる。

    あとがき(解説)に、著者とのインタビュー談話が掲載されていて、それによると、道尾さんは続編モノを本来書かないとのこと。では、なぜ今回は続編を書いたのか?その答えは、登場人物のタケさん他のメンバーに久しぶりに会いたくなったから、だそう。なんともほっこりした回答だ。

    また、その解説によると、映画「カラスの親指」も非常によい出来で、是非見るべきとのこと。早速これから見てみよう!

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    2026年09月08日