道尾秀介のレビュー一覧

  • N

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    6つの短編がバラバラのようで繋がっていく。
    繋がり方は、読む順によっても全く異なる‥
    体験としてとても面白かった。
    が、初回の印象度を超えられる気はせず、再読するかというと微妙かも‥
    諸々謎は残したままだが、詳細解説求む、というのは野暮だろうか。

    読順
    雄蜂→毒液→刑事→魔球→硝子→少女

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    2026年08月16日
  • 龍神の雨

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    ネタバレ

    雨が引き起こす不幸の連鎖により全体的に暗く悲しいストーリー展開で救いのない話かと思いきや、散りばめられたニュースの描写や神話のモチーフから幸せな結末を願わずにはいられないオチに収束する、物語の余白に唸らされたお話でした。途中にいろんな違和感が出てきますが、鬼の正体はさすがに読みきれず見事に騙されました...(笑)
    辰也と圭介と対照的に蓮と楓は闇に堕ちていくような終わり方だったので、いくつかのニュースの通り「雨のせい」ですべて洗い流されていたらいいな、と切に願います。
    今回は単行本で読みましたが、小説版の解説が面白かったと評判なのでぜひ探して読みたいです。

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    2026年08月16日
  • 貘の檻

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    道尾秀介さんの作品は大好きで読んでいます。人のほんのわずかの勘違いやすれ違いが悲しい結末を生んでしまいます。やはり普段から勇気を出して、言葉を伝え続けることって大切だし、それをしないと少しずつ歯車が狂いだすのが人間なのだろうなと勝手に思ったり、、、夢の話が難しくて、何を例えているのか私には全てわかっていないような、、、

    でも、面白かったです!

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    2026年08月16日
  • N

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    上下を入れ替えながら読むのが斬新だなと思った。

    しかし私は人物名を覚えるのが苦手なので同じ名前が出てきてもピンとこない場面が幾度か、、、次読むときはしっかり頭に入れておきたい。

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    2026年08月15日
  • I

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    ネタバレ

    ペトリコール、ゲオスミンという二つの物語があり、読む順番で結末が変わるという。

    ◎ゲオスミン
    休職中の医者・田釜と、ホームレスの元刑事・野宮は娘を自殺で亡くしている。自殺のには当然きっかけがあり、それが長年二人を苦しめている。

    ◎ペトリコール
    女子高生の夕歌はガラス職人の律子と暮らしている。夕歌は一家殺害事件の生き残り。もう一人、拓人もガラス職人見習いとして律子にお世話になっている。
    この二人、実は出生届を出されておらず無戸籍である。そのため生きづらい人生となっている。

    この二つがうまいこと絡み合い、結末へ。




    以下ネタバレ(覚書)





    田釜の娘・翠を自殺へ追い込んだと思われ

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    2026年08月15日
  • I

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    ネタバレ

    私はバッドエンドを選んでしまいました。ラストシーンがもうめちゃくちゃ怖かったです
    半分読んで「あーこれはバッドエンドだな」と思ったんですけど
    それにしても後半の話の暗くて重いこと…
    休職中の田釜先生と無職の野宮刑事の会話も
    もう辛くて辛くて読むのが辛くて
    でもページを捲る手は止まらなくて

    お姉ちゃん、なんであんな事を…
    自分が不幸だとずっと思っていて、みんなにも不幸になって欲しかったのかな…
    生存ルートで読み直しても、バッドエンドの影響が大きすぎて「???これでどうして生存ルート?」と頭の中がぐちゃぐちゃに

    時系列にまとめても
    わざとわかりづらく書いてあるし

    他の方の解説を読んでやっと納

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    2026年08月15日
  • I

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    ネタバレ

    ペトリコール→ゲオスミンで読む。夕歌がなぜ嘘をついたのか、翠のことを、劇団員が本当はどう思っていたか等、他人の心の中は、わからないのだろう。

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    2026年08月14日
  • I

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    ネタバレ

    ネタバレ厳禁とのことなので詳しくは書けませんが、「怪作」という言葉が相応しい一冊です。
    作品的なトリックという面では、四角にどちらの数字を入れるかが肝なのであって、読む順番そのものはさほど関係ないように感じます。
    (スターウォーズを123456で観るか456123で観るかと同じですね)

    ただ、時系列を整理したり、状況を照らし合わせたりするために各章を見比べていると、本をクルクル回しながら各章を反復横跳びすることになり、なかなか面白おかしい読書体験でした。

    (姉の動機がわからずモヤモヤです……)

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    2026年08月11日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    ネタバレ

    おもしろかった!
    でもいつナガミネの本名とかを突き止めたのかわかんないし結局探偵は役者ではなく本物だったってこと???

    カラスの方が個人的には好みです

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    2026年08月11日
  • 光媒の花

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    『N』に続いて読んだ道尾秀介さんの作品。読み始めはサスペンス色が強く、どこか不穏で緊張感のある物語が続くのだが、読み進めるほどに、それぞれ独立しているように見えた人生が少しずつつながっていく。その構成が本当に見事だった。

    特に印象的だったのは、登場人物たちが意図せず誰かの人生の「媒介者」になっていること。ある人物の何気ない行動や出会いが、別の人物の人生に影響を与え、それがまた次の物語へと受け渡されていく。読み終えて振り返ると、すべての人生が静かに連鎖していたことに気づかされる。

    前半のサスペンスから、後半に向かうにつれて人間の優しさや温かさが浮かび上がり、最後の「遠い光」では、まさにタイト

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    2026年08月09日
  • いけない

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    ネタバレ

    章ごとの終わりに画像が載ってて真相が明らかになる斬新なミステリー。だが自分は何も分からなかった。そんな人にも楽しめるようにQRコードを読み込むとヒントが出るようになっててそこでようやく真相を理解した。一つ一つの章の最後でひっくり返る様な物語の構成力、一文に二つの意味を重ねる遊び心と周到さによるなせる技だと思う。振り返ると違う意味になるみたいな気づきもまたこの物語の魅力だった。そしてタイトルの回収も凄まじく最後の街の平和を信じては「いけない」は最後の画像により殺人などを犯した者たちが全てこの町では捕まっていない事がわかる。これが平和と言えるだろうか。凄まじかった。自分の思考では到底及ばないからこ

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    2026年08月09日
  • N

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    ネタバレ

    娘の本棚から。
    6編の短編集。
    読む順番によって違う印象をもたらす物語体験を、という趣向のよう。

    一編一編は全く別の物語たが、所々に他の物語と繋がる部分があって、読む順番によってそれがどう繋がっているのか見えている場合と、別の編で読んだときに改めて未来や背景という形で浮かび上がってくる場合とがある。
    仄かな希望を漂わせて終わる物語もあれば、極めてビターなエンディングを迎える物語もある。
    全部読み終わったときに、それぞれの繋がりから環のような、織物のような物語世界が頭の中に出来上がっている。
    人物相関図を作りながら読んだら面白そうだなと思った(やってないけど)。

    こういう物語ってどうやって書

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    2026年08月09日
  • 雷神(新潮文庫)

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    2026年21冊目

    星4.5くらい
    さすが道尾秀介先生の書いた小説
    すごく面白かったです。

    最初の半分まではペース遅めでゆっくり読んでいましたが、中盤〜終盤にかけて、続きが気になる!早く次の展開を知りたい!という気持ちで、夢中になって読んでいました。

    なんとなく、最後の展開は読めてきたなと思っていたが、これがミスリードなのか…うまく騙されました、、
    特にあのある仕掛けには、あ!そっちなんだ!と予想が外れてしまうことに笑。
    自分の中では、最後こうなるだろうと思い描いていたものがありましたが、上手く引っくり返されました。
    そういうことなのか!と驚嘆と面白さでニヤニヤ。

    神様はいるのか、なぜ

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    2026年08月08日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    ネタバレ

    複数のペテンや嘘の複層構造になっており、伏線もしっかり張られている。前作以上に層が重ねられており、最後の嘘(勘違い)からのネタばらしと未来へ希望が繋がる形での回収が素晴らしい。

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    2026年08月05日
  • I

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    「ゲオスミン」と「ペトリコール」。
    読む順によって結末が変わるとは?と首を捻りながら「ゲオスミン」から読みました。なんか救いのないストーリーと思いつつ、次は「ペトリコール」。

    うーん、うん?どちらから読めば生き残るパターンだつたの?
    読み終わって遡ってチラチラと眺めたけれども…
    読解力が無さすぎるわたしに、だれか教えてっ!って感じでした。

    本を逆さにして読むとか、それぞれの中で(あぁ、なるほど)とか、ユニークな一冊だと思います。が、ですよ。はっきり分からなくてもどかしい〜。

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    2026年08月09日
  • N

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    道尾秀介さんの『N』は、これまで読んできたミステリーとはまったく異なる読書体験を味わえる作品だった。どの順番から読んでも一つの物語として成立する構成は斬新で、それぞれの短編が少しずつ重なり合い、一冊を読み終えたときには壮大な一つの物語へと変わっていく。その「つながり」の美しさこそ、本作最大の魅力だと感じた。

    特に印象に残ったのは「消えない硝子の星」。少女が周囲の人との交流を通して母親の死を受け入れ、少しずつ前を向いていく姿は温かく、読後には希望が残った。しかし、その少女が「笑わない少女の死」で事故により命を落とす展開には大きな衝撃を受けた。救われたからといって幸せな未来が約束されるわけではな

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    2026年08月04日
  • I

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    2026.8.4
    繋がった。すごい。
    2つの章、どちらを先に読むかで運命が変わる。
    逆の読み方の方がよかったなー!

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    2026年08月04日
  • I

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    ネタバレ

    読む前は、死ぬという事実は順番によって変わらないのでは?と思っていたが、読んでみたら納得。誰が死ぬのかが時系列によって変わるという面白いトリックだった。

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    2026年08月04日
  • I

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    ネタバレ

    私の読み方はハッピーエンド気味でお後がよろしい。
    前半読んだ時点で、後半の仕掛けは時間がキーとわかったから、時系列意識しながら読んだけど、姉との秘密までは思い至らず。
    バッドエンドの分かれ道は赤い傘。

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    2026年08月03日
  • きこえる

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    誰しもが持つ「先入観」。そこには属性、状況、関係性の罠がある。
    道尾秀介『聞こえる』は、文字に植え付けられたその目隠しを「音」で剥ぎ取る体験型ミステリー。
    第5話の音声➕アルファの仕掛けを見た瞬間、全ての点が線になる戦慄の読書体験。

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    2026年08月02日