道尾秀介のレビュー一覧

  • 風神の手(新潮文庫)

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    「龍神の雨」「雷神」と合わせて神三部作と呼ばれている作品。だけど、中身の繋がりは特に無く、ただ神という文字が付く作品ってだけ。

    中身は連作小説で、中身はどの話も"遺影専門の写真屋"にまつわる話。で、この遺影専門の写真屋さんっていうのが個人的にすごい好きな設定で、そのお店はその名の通り、利用者は生前に自身の遺影を撮りに来るわけやけど、撮影後大体どの人も最後の二枚でどちらにするか迷うんだとか。その時にお店から「もし迷われているようでしたらこちらがお決めいたしましょうか?」って提案して、選ばれなかった方をお店に並ばせてもらうんよ。だからお店は色んな方の遺影候補だった写真が並んで

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    2025年09月23日
  • いけないII

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    最高。相変わらず道尾秀介さんのミステリーは、ついつい惹かれて長時間読んでしまう。
    小説が苦手な人でも読みやすいんじゃないか

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    2025年09月22日
  • 光媒の花

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    6つの話が少しずつ繋がっていく連作短編。
    こちらも道尾秀介といえばこの雰囲気、という感じ。しばらくは胸がズーンと沈むような展開が続きます。
    こちらも道尾作品らしく子供が多く出てきますが、だからこそ辛い。しんどい境遇で子供たちがもがいているのが辛い。
    笹の茂みや、河原、土手の風景…その空気も伝わってくるような風景の描写がよかったなぁ。
    どこともなく現れる蝶。
    少しずつ光を感じる展開になって、希望がもてる読後感。

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    2025年09月21日
  • いけないII

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    今回もなかなかの体験型ミステリ。
    面白かったぁ(笑)

    3回程読み直しました(--;)
    あっ、「いけない」も読み返しました!

    隈島さん…

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    2025年09月20日
  • 透明カメレオン

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    ほんタメで「感動どんでん返し」として紹介されていたこの作品。

    主人公はめちゃくちゃええ声やけど外見は残念なラジオDJ。
    そのDJが行きつけのバーで常連さんと飲んでいたら急に扉が開かれ、知らない女性が立っていた。そして一言。
    「…コースター」
    全員「コースター?」
    コースターを受け取ると女性はどこかへ立ち去った。
    そして誰かが気付く「さっきのって『…コースター』じゃなくって『…殺した』って言ったんじゃない…?」

    みたいな感じのあらすじ。ここだけ見るとちょっとホラーというかシリアスな感じがするかもやけど、中身は結構ポップな感じで描かれていて、序盤からすごい文章も読みやすく軽快。そのまま最後の方

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    2025年09月19日
  • きこえる

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    せっかく聞くならイヤホン必須!鳥肌が立ちました。

    文字+音声の新しい体験だった。
    音声ありきの構成なので、文章はやや煮え切らない感じで進むのが気になるが、その分音声を聞いた瞬間の驚きはひとしお。
    関係ないけど表紙のイラストにもQRコードが活かされているのは脱帽。

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    2025年09月19日
  • ラットマン

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    題名になっている『ラットマン』とは、思い込みにより同じ絵なのに人によって別のものに見えるという錯視を利用した有名な騙し絵のこと。

    高校時代に結成し活動を続けるアマチュアバンド“Sundowner”、ライブに向けスタジオで練習中に事件が起きる。事故か?作為によるものか?
    バンドのギタリストである主人公の姫川は平常を装いつつ淡々と無機質な生活を送っている。それは23年前に起きた父と姉の死に起因している。
    父の遺した最後の言葉『俺は正しいことをした…』
    その言葉を自分に言い聞かせ、父の行動を模倣する。姫川は何を正しいと考え、何をしたのか?

    物語の核心となる23年前の過去の真実を小出しにしつつ、現

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    2025年09月18日
  • カラスの親指 by rule of CROW’s thumb

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    自分が思っていたのとは違った角度でのどんでん返しで誰にでも勧めたくなる作品だった、
    分厚いのにあっという間に読み切った
    重めの作品ではあるけど案外軽く読み始めてもいいかも!

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    2026年01月26日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    読みやすい!!!
    字間も行間も余裕があってもちろん写真も多い。とにかく読み進めやすい。
    ピンときてゾッと来るものもあれば、一旦立ち止まらなきゃわからなかったもの、あるいは結局答えがわからないまま素通りしたものもある。でもなんか、まあいっか!になるくらい。
    大体が1話完結(1枚完結?)なので、わかってもわからなくてもどんどん進めちゃう。
    贅沢で爽快な読書体験でした。

    読書初心者なので、最後まで読み終えて「1冊読むことができたぞ」と思えたのも嬉しい。

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    2025年09月04日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とにかく切なく哀しい話。

    全ては誤解と嘘と優しさが招いた事件。

    皆、誰かを守ろうと口を噤む。

    そして最低人間の登場。

    神はいないのか?!?!

    夕見には幸せになってほしいと、私も心から願う。

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    2025年08月31日
  • いけないII

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    それぞれの章がだんだん繋がってく感じが良い
    文章表現がわかりやすくて読みやすい
    2章がよくわからなかったかも

    推理力ないので答え合わせサイトは超ありがい~!

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    2025年08月30日
  • いけないII

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    各章に登場する人物たちがたがいに繋がりあい、複雑な事件の模様を描き出していく様は流石道尾さんだと思いました。各章の終わりの写真は前作よりも難易度は高めですが、ネットで確認できる「ヒントページ」で詳細が分かるようになっているので、消化不良に陥ることはなかったです。

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    2025年08月28日
  • カエルの小指 a murder of crows

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    前作の方が好きだったけど面白かった。

    読んでいくごとに登場人物の主観が変わって、色んな目線からペテンの行動を見ることができた。

    どんでん返しがある作品はやっぱり面白い。


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    2025年08月26日
  • いけないII

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    ネタバレ

    一気読みした!2から読んでしまった笑
    いやー全然自分の謎解きができてなかったから
    答え合わせのサイトがありがたかったな
    最後はおばあさん捕まるのかな

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    2025年08月26日
  • 鏡の花

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    6編の短編なのですが、これが全部並行に存在する世界というか「こうかもしれなかった世界」というか。
    鏡の中の世界に引っ張られたみたいに繋がったり、別れたり。
    やっぱりどこか切なくて、わだかまりみたいなものはあるけれど、道尾作品の中でもかなり好きなタイプ!

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    2025年08月26日
  • 月と蟹

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    道尾秀介の作品は子どもの世界を描いたものが多い印象。
    「月と蟹」も、高学年の小学生3人がメインです。
    ただでさえ大人になりかけの微妙な時期。少ーしだけ見える子どもらしく無邪気な部分にやたら安心するのは、ほぼずっと息が詰まりそうな展開だからかも。
    子どもって大人が思うよりも大人を冷静に見てるものですよね。
    どうしたって大人の事情に心が振り回されてしまうのが、仕方ないけど辛い。
    大人が言い訳したり取り繕ろったりするのも、子どもにとってはさらにキツい。
    子どもの世界にもいろいろあるなぁ、しかもけっこう残酷。
    なんとか自分を守ってほしいと思いながらも、それぞれに立ち向かう姿に苦しくなりました。

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    2025年08月26日
  • 雷神(新潮文庫)

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    しょっぱなから不穏な空気を纏っており先が気になりスルスル読み進めた。
    最後まで畳み掛けるようにどんでん返しがあり入り組んでおり犯人が誰なのかぜんぜん読めない。
    最後の1ページまで不穏で良かった。

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    2025年08月25日
  • いけないII

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    ネタバレ

    最高!さすが道尾秀介!!
    気持ち悪いw
    4章に分かれているけど、全部の章が繋がっていて登場人物が時々出てくる。
    最後の章で全てが明らかになる。

    1章 姉妹の話
    お姉さんがいなくなって、妹が探しに行く。
    滝の管理人に秘密がある。管理人の父が妻を殺して冷凍庫に入れていた。そのまま今の管理人が引き継いだ。その秘密を知った妹も殺され、管理人自身は自殺。
    2章 小学生と障がいのある叔父の話
    首なし首吊り人形を使って、友達を脅かそうとしていた。準備の途中で川に人形が流れてしまって、それが事故で流された友達と勘違い。叔父は昔、川でお父さんを見殺しにしていた。そのことを責められたと勘違いして、叔父が自殺。

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    2025年08月25日
  • いけないII

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    ようやく文庫化されたので、読んでみた。
    前作よりも、ホラー度が大幅にアップしていてびっくり!
    各章の最後に、真実を表す一枚の写真が出てきます。
    殺されたのは誰か?死因は何か?などなど推理をしていくわけですが、謎の難易度は今作の方が少し低かった気がします。
    人間の闇の部分が強くて、読んでいてなかなかしんどい部分もありました。
    最初の話が一番怖かった…
    でもやはりこのシリーズは面白い!
    いけないIIIも期待です。

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    2025年08月24日
  • いけないII

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    ネタバレ

    前作と同様に楽しませて頂きました。写真を見て真相に気づかねばならないのは前作で初めて経験してる分、新鮮さが軽減されるのは仕方ないとして…内容としては前作の方が好きかな。
    でももちろん今作も面白かった!

    桃花が犠牲になった時点で、できれば緋里花には生きていて欲しかったけど仕方ないのかな…2年も行方不明だしな…。
    この姉妹のことを考えると、どうしても彼女らの両親ましてや母親の気持ちを思ってしまって心が痛んだ。
    きっと自分の癌が完治するより、娘たちに大人になって幸せになってもらう方が母親の願いは大きかったろうなと。そこらへんの真相もラストに隈島がスマホを見つけたことで母親にも告げられているかどうか

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    2025年08月22日