道尾秀介のレビュー一覧

  • 透明カメレオン

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    ほんタメで「感動どんでん返し」として紹介されていたこの作品。

    主人公はめちゃくちゃええ声やけど外見は残念なラジオDJ。
    そのDJが行きつけのバーで常連さんと飲んでいたら急に扉が開かれ、知らない女性が立っていた。そして一言。
    「…コースター」
    全員「コースター?」
    コースターを受け取ると女性はどこかへ立ち去った。
    そして誰かが気付く「さっきのって『…コースター』じゃなくって『…殺した』って言ったんじゃない…?」

    みたいな感じのあらすじ。ここだけ見るとちょっとホラーというかシリアスな感じがするかもやけど、中身は結構ポップな感じで描かれていて、序盤からすごい文章も読みやすく軽快。そのまま最後の方

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    2025年09月19日
  • きこえる

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    せっかく聞くならイヤホン必須!鳥肌が立ちました。

    文字+音声の新しい体験だった。
    音声ありきの構成なので、文章はやや煮え切らない感じで進むのが気になるが、その分音声を聞いた瞬間の驚きはひとしお。
    関係ないけど表紙のイラストにもQRコードが活かされているのは脱帽。

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    2025年09月19日
  • ラットマン

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    題名になっている『ラットマン』とは、思い込みにより同じ絵なのに人によって別のものに見えるという錯視を利用した有名な騙し絵のこと。

    高校時代に結成し活動を続けるアマチュアバンド“Sundowner”、ライブに向けスタジオで練習中に事件が起きる。事故か?作為によるものか?
    バンドのギタリストである主人公の姫川は平常を装いつつ淡々と無機質な生活を送っている。それは23年前に起きた父と姉の死に起因している。
    父の遺した最後の言葉『俺は正しいことをした…』
    その言葉を自分に言い聞かせ、父の行動を模倣する。姫川は何を正しいと考え、何をしたのか?

    物語の核心となる23年前の過去の真実を小出しにしつつ、現

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    2025年09月18日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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    読みやすい!!!
    字間も行間も余裕があってもちろん写真も多い。とにかく読み進めやすい。
    ピンときてゾッと来るものもあれば、一旦立ち止まらなきゃわからなかったもの、あるいは結局答えがわからないまま素通りしたものもある。でもなんか、まあいっか!になるくらい。
    大体が1話完結(1枚完結?)なので、わかってもわからなくてもどんどん進めちゃう。
    贅沢で爽快な読書体験でした。

    読書初心者なので、最後まで読み終えて「1冊読むことができたぞ」と思えたのも嬉しい。

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    2025年09月04日
  • 雷神(新潮文庫)

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    ネタバレ

    とにかく切なく哀しい話。

    全ては誤解と嘘と優しさが招いた事件。

    皆、誰かを守ろうと口を噤む。

    そして最低人間の登場。

    神はいないのか?!?!

    夕見には幸せになってほしいと、私も心から願う。

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    2025年08月31日
  • いけないII

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    それぞれの章がだんだん繋がってく感じが良い
    文章表現がわかりやすくて読みやすい
    2章がよくわからなかったかも

    推理力ないので答え合わせサイトは超ありがい~!

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    2025年08月30日
  • いけないII

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    各章に登場する人物たちがたがいに繋がりあい、複雑な事件の模様を描き出していく様は流石道尾さんだと思いました。各章の終わりの写真は前作よりも難易度は高めですが、ネットで確認できる「ヒントページ」で詳細が分かるようになっているので、消化不良に陥ることはなかったです。

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    2025年08月28日
  • いけないII

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    ネタバレ

    一気読みした!2から読んでしまった笑
    いやー全然自分の謎解きができてなかったから
    答え合わせのサイトがありがたかったな
    最後はおばあさん捕まるのかな

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    2025年08月26日
  • 鏡の花

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    6編の短編なのですが、これが全部並行に存在する世界というか「こうかもしれなかった世界」というか。
    鏡の中の世界に引っ張られたみたいに繋がったり、別れたり。
    やっぱりどこか切なくて、わだかまりみたいなものはあるけれど、道尾作品の中でもかなり好きなタイプ!

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    2025年08月26日
  • 月と蟹

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    道尾秀介の作品は子どもの世界を描いたものが多い印象。
    「月と蟹」も、高学年の小学生3人がメインです。
    ただでさえ大人になりかけの微妙な時期。少ーしだけ見える子どもらしく無邪気な部分にやたら安心するのは、ほぼずっと息が詰まりそうな展開だからかも。
    子どもって大人が思うよりも大人を冷静に見てるものですよね。
    どうしたって大人の事情に心が振り回されてしまうのが、仕方ないけど辛い。
    大人が言い訳したり取り繕ろったりするのも、子どもにとってはさらにキツい。
    子どもの世界にもいろいろあるなぁ、しかもけっこう残酷。
    なんとか自分を守ってほしいと思いながらも、それぞれに立ち向かう姿に苦しくなりました。

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    2025年08月26日
  • 雷神(新潮文庫)

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    しょっぱなから不穏な空気を纏っており先が気になりスルスル読み進めた。
    最後まで畳み掛けるようにどんでん返しがあり入り組んでおり犯人が誰なのかぜんぜん読めない。
    最後の1ページまで不穏で良かった。

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    2025年08月25日
  • いけないII

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    ネタバレ

    最高!さすが道尾秀介!!
    気持ち悪いw
    4章に分かれているけど、全部の章が繋がっていて登場人物が時々出てくる。
    最後の章で全てが明らかになる。

    1章 姉妹の話
    お姉さんがいなくなって、妹が探しに行く。
    滝の管理人に秘密がある。管理人の父が妻を殺して冷凍庫に入れていた。そのまま今の管理人が引き継いだ。その秘密を知った妹も殺され、管理人自身は自殺。
    2章 小学生と障がいのある叔父の話
    首なし首吊り人形を使って、友達を脅かそうとしていた。準備の途中で川に人形が流れてしまって、それが事故で流された友達と勘違い。叔父は昔、川でお父さんを見殺しにしていた。そのことを責められたと勘違いして、叔父が自殺。

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    2025年08月25日
  • いけないII

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    ようやく文庫化されたので、読んでみた。
    前作よりも、ホラー度が大幅にアップしていてびっくり!
    各章の最後に、真実を表す一枚の写真が出てきます。
    殺されたのは誰か?死因は何か?などなど推理をしていくわけですが、謎の難易度は今作の方が少し低かった気がします。
    人間の闇の部分が強くて、読んでいてなかなかしんどい部分もありました。
    最初の話が一番怖かった…
    でもやはりこのシリーズは面白い!
    いけないIIIも期待です。

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    2025年08月24日
  • カササギたちの四季

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    最近SNSで本作者の小説をよくみかけたのでうちで積読になっていたこの作品に手をつけました☺️
    主人公と突拍子もない推理を展開するカササギさん。そして悪徳和尚。
    でも最後の最後で和尚のストーリーがすごくよく心にじんときました。
    カササギさんが推理できる伏線と主人公の本丸への伏線とで二重になっているのに、わかりやすいストーリー展開でこの作者の他作品も読んでみたくなる一作でした。

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    2025年08月21日
  • 球体の蛇

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    ネタバレ

    ナオは嘘をついているの?
    わからないままお話は終わるけれど、わからなくてもいいかと思える。
    嘘かもしれないと考えるのは主人公のトモくんの考えであって、何が真実かは結局わからない。

    今回は登場人物の誰にも共感はできなかった。
    他の道尾さんの作品のように容赦なく不幸な出来事が続くけれど、悲しさにどっぷり浸ることもなく真相が気になって読み進めてしまった。

    小説の中だけでいいかなと思う場面もちらほら。
    平凡な現実のありがたみを感じる。

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    2025年08月25日
  • 雷神(新潮文庫)

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    読み始め。道尾秀介さんの作品は3本目。第1章(34/375P)が終わったところだが、もう面白い。道尾さんの作品は、なにかが起こる前でも、このあと良からぬことが起きるんだろう、起きてしまうんだろう、、、という不穏さがにじみ出ていて、魅了される。作中の謎に対して、すでに「これってもしかしてこういうこと?」と思わせられているが、きっと良い意味で裏切られるんだろう・・・。楽しみ。

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    2025年09月25日
  • 鏡の花

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    【花シリーズ2】
    「光媒の花」と強い繋がりはない…世界観が似ている。6話の連作短篇集、そしてパラレルワールドのプロットが秀逸!

    どの話も近しい人の死にまつわる。
    残された家族にいつまでもまとわりつく「なぜ?」と「後悔」…ああしておけば、言葉にすれば——。

    花鳥風月も物語に絡み美しく切ない。

    3話『きえない花の声』、4話『たゆたう海の月』が特に胸に迫り哀しい。

    パラレルワールドにホッとする気持ちが救いとなってくれる。

    《洗ったような月》《名前のわからない鳥が鳴いている。土の匂いがする》文章が好きなんだよね、たまらなく♡

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    2025年08月10日
  • 風神の手

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    ネタバレ

    連作中編集。
    3つの中編とまとめ的な1編の構成。

    上上町と下上町での出来事が各パートで語られ、その登場人物たちがリンクしていく。
    各パートごとでも謎や解決があるが、次のパートで見方が変わり真実が明らかになったりする。
    ミステリーではあるけど、ヒューマンドラマ的な感じ。

    1編目 漁師見習と女子高生の恋愛物語。女子高生は家庭の事情で引越すことが決まっている中、彼氏が事故に遭い死んだと告げられるが、数年後再会する。

    2編目 まめとでっかち小学生2人の物語。

    3編目 女子高生の家庭の事情は祖父の会社が起こした事故と隠ぺいなのだが、それが事故ではなく人的に起こされたことが真実として語られる。

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    2025年08月10日
  • 雷神(新潮文庫)

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    主人公である父・幸人がポエミーすぎる!
    不気味で陰鬱な雰囲気に先の展開がとにかく気になって夢中で読み進めるのだけど、心理描写がポエミーすぎて途中「こんなおじさんには付き合いきれん!」と思ったり。
    集落、独自の風習、伝承、権力者、余所者など仄暗い陰りを感じる田舎特有の怖さが常に付き纏うのがとてもよかった。

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    2025年08月10日
  • きこえる

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    「いけない」2作品を読んで
    もっとこの感覚を楽しみたい!とこちらも読んでみた。
    やっぱり面白かったー。
    一番『にんげん玉』が衝撃的で、
    ストーリーとしては『セミ』が一番好き。
    怖がりな自分としてはイヤホンを着けて聞くのはドキドキしたけど楽しめた。

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    2025年08月03日