道尾秀介のレビュー一覧

  • 背の眼(上)[新装版]

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    新装版を本屋で目にしたので久しぶりに読むかと購入。大学の時に読んでハマったのを思い出した。内容もあんまりおぼえてないから新鮮に読めた。こんな最初らへん説明ばっかりだったけとか思いながらなんだか懐かしかった。

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    2026年03月24日
  • ソロモンの犬

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    面白かった!
    殺意があって起きたことではないだろうけど、誰かの行動によって起きてしまった不幸な事故。その真相だけではなく、様々な出来事が重なって起きた結果が物悲しかった。予想してた展開と違った着地で読むのが楽しかった。

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    2026年03月23日
  • ソロモンの犬

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    最初は男女の青春物語なのかなと思って読み進みていたら一転、ある事件によってミステリーに変わる。
    主人公は、少し頼りないながらも一生懸命で応援したくなるキャラクターだった。
    予想を覆される展開に読む手が止まらず、途中「え?まさか…!」と思う場面もあったが、最後はホッと胸を撫で下ろしました。
    読後感がとても良かったです。

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    2026年03月22日
  • いけない

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    ネタバレ

    道尾作品3作目。読んだ中では一番面白かった。「スケルトンキー」のサイコパス兄弟の設定や「ひまわりの咲かない夏」の信頼できない語り手よりもリアル志向な展開なのが好みだし、章の最後に提示される写真によって物語の真相が明らかになる構造も面白かった。
    最後弓子が代筆した告白文が白紙だったことに救われない夫婦の間にある絆を感じた。また、竹梨の告白文も目の見えない邦夫が破いたことで世に出ることは無くなった。ただ、これでよかったのか。二人はもう殺人の罪を償うことができなくなってしまったし、おそらく子供達は人を殺したことをほとんど悔やまずに成長していく。
    「平和っていうか」と表現される街の景色には、その美しさからは想像できないような人間の罪が渦巻いている。

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    2026年08月04日
  • 水の柩

    購入済み

    星が少なめ

    著氏の作品をデグっている最中ですが
    データ容量少なめの本作を拝読

    特にハラハラ、ドキドキ、
    ドンデン返しもなく、伏線回収もなく

    そう言う作品を期待してたのなら
    星も少なめ

    題名通りの作品

    #シュール

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    2026年03月15日
  • ソロモンの犬

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    ネタバレ

    単純そうなストーリーで読みやすいなとすいすい進めたけれど、展開は想像できるものではなく非常に面白かった。
    それぞれ大学生らしい?問題を抱えていて、それに対して主人公視点のミスリードも多々あり、そちらに引っ張られていく。事実と異なるが解釈してしまう気持ちも非常に共感できた。
    まさか夢の中だとは思わなかったし、

    間宮未知男

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    2026年03月14日
  • フォトミステリー - PHOTO・MYSTERY -

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     写真からどのような意味かを推察する構成が面白く、読んでみて「これはこういうことだったのか!」という発見や「これは分からない。」という迷宮入りのような感覚などどれも想像力を掻き立てられるものばかりで遊び心に溢れた作品だった。

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    2026年03月14日
  • 雷神(新潮文庫)

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    父の愛、記憶の欠けた子ども
    この親子関係をベースとして過去と現在の物語が繋がっていく。
    読む時はいつも頭の中にそのシーンをイメージしながら読み進めていくのですが、後半、あーわかっちゃった、と思ったら結局うまくうまく騙されていて•••いい気分です笑
    でもラスト2行、何がそんなに衝撃的なのか、自分にはさっぱり•••。ネットで考察を見ましたが、???な感じです。


    それは別として。
    初の道尾作品、とても印象深いものでした。
    暗くて重いテーマですが読み応えありました。
    登場人物は違うけど、「神」シリーズなんですね。
    別の作品もまた読んでみたいです。

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    2026年03月14日
  • 雷神(新潮文庫)

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    あれもこれもそれもズレてた面白い。記憶喪失って便利そうだけど、こう上手く使ってくれるならどんどん使ってくださいという気持ち。回り回ってがすぎる結末。叙述トリックが多くてそっちに感心しすぎて、犯人の驚きをもっと感じたかったな。読んでよかった。

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    2026年03月06日
  • いけないII

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    読んだ後にすぐ読み返したくなる本。ちゃんと読んだはずなのに見落としている場所、記憶に残っていない場所がポロポロ出てきて面白い。
    章ごとに独立しているものの、軽微な繋がりが何個も描かれているのも大好き。

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    2026年03月05日
  • 片眼の猿―One-eyed monkeys―(新潮文庫)

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    面白い。一休みの時はこんな読みやすく面白いものがいい。でもやはり道尾作品、あなどれない。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    細かく文字の詰まった分厚い本を読んでいて疲れたので、ぱらぱらとめくってこの本に換えた。
    最近の文庫は、以前のものに比べて1ページは二、三行少ない、一行の文字数も、二、三文字減っている。その分文字が大きくなって紙も少し厚めでページも少なく、気楽で読みやすい。
    買うには躊躇するが読むときには、気分転換になっていい。

    本代を、乏しい小遣いから捻出していた子供時代は、文字がぎっしり詰まっていて出来れば2段組で分厚いものが嬉しかった。
    重いので転がっては読めない、机に座って支えがあって読めるようなものがよかった。
    今はこのように会話も一行になっていると、ますます嬉しくなる。
    これなら読み終わるのもすぐだろう、中身は読んでみてから、道尾作品はあまりはずれが無かったし。

    主人公の三梨幸一郎は、遠くの音を聞き分ける才能を生かして、探偵業をしているが、それで住んでいるローズ・フラットの家賃は払えるし部下を一人雇うくらいの収入はある。
    通りがかりに聞こえてきた話から、電車の中で不審な行動をする女に目をつけて部下に加える。
    彼女は悪徳だという評判の興信所に勤めていた。実入りのいい裏の仕事を捨てて、なぜかあっさり承諾して仲間になった。

    三梨は一年同居した秋絵が、7年前に自殺したことが心の傷になっている。
    採用した女は冬絵といった、名前を見ても縁があったのかもしれないと三梨は思った。
    引き受けた仕事は、依頼主は大手楽器屋の会長で、競争相手がどうも新製品のデザインを盗んでいるらしい、という調査依頼だった。成功報酬も高い。

    夜、人気の無い時間に聞き耳を立てながら冬絵を忍び込ませて証拠を探すが、手がかりが無い。しかしそのあとすぐ、足音がして建物の中で殺人があったような物音と声を聞く。
    通報で殺人が見つかり、警察が捜査を始める。三梨はその隙を狙って証拠集めをするが、いろいろと不審な出来事に当たる。
    冬絵はなぜ二つ返事で承知したのか

    三梨は忍び込んだ楽器屋のビルで経営者のヤクザたちに暴行を受けた。
    瀕死状態のとき、ローズ・フラットの住人が駆けつけてくる。中には地下のスナック「地下の耳」のマスターまでいた。
    瀕死に見えたが、マスターからもらった人形が三梨を助け、三梨はそれでも壁際にあったデータサーバーを持って、一行はほうほうの体で退散する。

    このデータがさまざまな疑問に答えてくれる。
    だがそれだけではなかった。

    読み始めは、道尾さんも読みやすいライトな作家だったのかな、と思いながら小見出しの3くらいまで読んだ。
    止めないでよかった、そこからが加速度的に面白くなった。

    そして急転直下、命拾いをするところから、ローズ・フラットの住人(お爺さん、お婆さん、神様に脳をいじられた青年、特徴のある双子、過去が暗いらしいマスター、気のいい部下)のいわくのある話が、それまでの小出しにされた筋書きにつながり、冬絵のことまでうまく収まる。作者は準備怠り無かった、書き出しまで解決する。

    意識的なぼかしや消化不良になりそうな部分もあるが、この本は、読む前にネタばれの感想文は読まないほうがいいと思う。
    冬絵さんについてはもう少し意外性もあっていいのではないかと思うが。犯人当てのミステリではなく、ストーリに巻きこまれて、流されて、ミスリードまでされそうになって(されてしまって)、ついに本音が聞けると思えば、理屈ではないところが面白い。技あり!。

    読みやすく面白く次にとりかかる元気が出た。。

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    2026年03月01日
  • ノエル―a story of stories―

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    3つの短編が緻密に繋がっている。
    どの話も描写が上手でそれぞれの物語に引き込まれていった。もちろんミスリードもされるが、嫌な感じはしない。所々で突き刺さるんだよな、言葉が。自分の人生と照らし合わせて考えさせられる。

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    2026年03月01日
  • ラットマン

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    この作品は色々ビックリする展開があって面白かった。
    読み初めの【プロローグ】からこれは面白くなると確信出来るスタートだったから、結果期待を裏切らない内容で良かったです。

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    2026年02月28日
  • いけないII

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    形式はシリーズ前作と同じだが、前作以上に面白かった。
    ラストはいつもどおり余韻の残る、どこかモヤモヤする幕引きだったけど、謎自体は綺麗に回収されていてスッキリ。
    頭が固くて謎解き苦手な私でも、第三章の謎だけは解けた。

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    2026年02月28日
  • ソロモンの犬

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    ストーリーも先が読めない感じで面白かったけど、何より言葉選びとか文章自体がユニークで読んでて楽しかった!
    他のも読んでみたい!

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    2026年02月28日
  • 雷神(新潮文庫)

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    アルファさんが、「向日葵の咲かない夏」をオススメして読んでから大好きな作家さん。独特な不気味さと、散りばめられた伏線回収と、どんでん返しが気持ちよすぎる。雷神もすっごく良かった。充足感。一応シリーズ3作目らしくて、ミスったなって気持ちはあるけど、続き物では無いので他の2冊も早急に読みたい。
    全員が人間らしかった。

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    2026年02月27日
  • わたしの名店

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    表紙の絵から、スイーツ系名店だと思いこんでいたけれど違った(;´Д`)皆さんの名店への熱い想いや、美味しそうな食べ物を読んでいるとお腹がペコちゃん(*´﹃`*)

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    2026年02月26日
  • 水の柩

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    久々にミステリ以外の本を読んだが、いいものですね。
    ある意味ではトリックというか、私たちの勘違いを誘発する構成でもあった。
    家族と学校が大きなテーマとして存在し、決して温泉街に住んでいたこともなければダムに行ったこともそうそうないのにすぐ隣で起きている出来事のようだった。

    綺麗な文章を書く人だと思った。別の作品も読んでみたい。

    ところで、映像化されてないのには驚いた。
    映像化もってこいな感じの作品なのに…まぁ似たような話でもっとインパクト大きいのも今たくさんありますからね。
    それでも綺麗なこの作品が好き。

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    2026年02月24日
  • きこえる

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    物語にある二次元コードを読み取って音声(youtubeでした)を再生、それが物語の重要なピースとなっている。
    そんな新しい試みの小説、読もう読もう(聞こう?)と思っていたのだが、だいぶ後回しになってしまった。
    さて、その音声だが、臨場感を考慮してだとは思うが、割とぼそぼそしゃべっていたり、肝心なところが小さかったりして何度も聞いてしまう(謎解きの解説をしているものじゃないので、結局何度かは聞いて推理するのだが)。最後のやつがなかなか難しく、やっとわかったときはズルい!とも思ったけど、気づいた時の快感は他より強い。
    情報の出し方を工夫して物語に色を付けてきた著者の特徴がよく出ているような作品です。

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    2026年02月23日
  • 光媒の花

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    儚くも美しい世界を描いた全6章の連作群像劇。
    次の章はどう繋がるのだろうと期待して読み進められた。派手なアクションや連続殺人とかはないが、静かに読者を惹きつける魅力がある。

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    2026年02月23日