似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いや、これは面白かった(^o^
似鳥氏は、大崎梢リクエスト「本屋さんのアンソロジー」で
初めて知って気に入って(^ ^
で、初めて単独作を読んでみたのですが...
いや〜、読みやすいし、謎解きは斬新だし、
主要な登場人物それぞれに深い物語があるし、
「ややこしさ」も私には丁度いいし(^ ^
とてもお気に入りになりましたとさ(^o^
最後の最後、もしや、いやまさか、やめてよね、でも、
と思っていた通りのストーリーに落ち着きましたが...
「その後」をぜひ見守って行きたくなる(^ ^
結構 感情移入してたのだな、と自分でも驚きました(^ ^;
他の作品も、ぜひ追いかけてみようと思います(^ ^ -
Posted by ブクログ
ネタバレ叙述トリック入門編という意味では面白かった。反面、本格ミステリー好きには物足りないだろうし、高い評価は得られないだろうなと思う作品。なくてもいいけど食べたら食べたでそれなりに美味しいお茶菓子みたいな小説。
わざわざ最初に太字で語るあたり、そこに意図が含まれているのだろうと思って読めば、簡単に気付いてしまうのでまあまあフェアかつ難易度低め。理不尽なところもあり、総合的には3.5くらいかな。挑戦状好きだから+0.5
せっかくなので1話ずつ。
ちゃんと流す神様は、それしきのことで仕事止めてまで調査しないだろうという呆れる展開が、老後の趣味として働いている人たちだから暇つぶし的に盛り上がったのだなという伏線になっててよかった。
何かが詰まって業者が来る前にこっそり片付けられた→排泄物ではない、見つかると恥ずかしいもの→妊娠検査薬は細いから詰まらないだろうし、詰まるくらいのサイズでたまたま落ちそうなものとなるとまあ…というわりと導きやすい展開も導入の一話らしい。
羽海ちゃんはそこまでして隠さんでもよかったのでは。そのためにわざわざ窓から侵入するバイタリティがあるから探偵助手に向いてたとも言える。
この本の途中で別紙が複数人と気付いて、助手が「共通する一人の人物」と思い、この章だけ助手いないよな、の解決が後半の「うーちゃん」(ただし苗字は異なる)というのはちょっとずるい。
背中合わせの恋人は、一番面白かった。絶対誤認だよなと思いながら読んでても、両片思いのすれ違い展開がベタで好き。結局お互い好みの顔なのかよというある意味運命な二人。上手くいってよかったね。
閉じられた三人と二人。ここで序盤のヒントがあまり機能していないことに気付いて、もしやあとがきが…と思い至った。クローズドサークルの不可能殺人!とワクワクした気持ちを返してほしい。あと映画館でこんなに喋ってるやつがいたら絶対に許せない。映画館で事件が起きるぞ。
何となく買った本の結末は、アル中の親父を先に殺してくれと思わずにいられなかった。そんな程度で飲んじゃう覚悟なら、誰か他の人に誘われてたとしてもいずれそうなってたよ。暴力受けてても家族だから愛が少しでも残ってたのか?逆恨みすぎて可哀想。叙述トリック自体は簡単だった。
貧乏荘の怪事件は、ヒント通り名前書き出してたら気付いてたやつ。しか印象がない…。そこまでする読者はあまりいないだろうから、読み流すタイプの人ほど騙されるのかも。かっこつけてスーツ着るイケメンの外人(ボロアパート住まい)ちょっと可愛いな。
ニッポンを背負うこけしは、ターゲットがいきなりマイナーなこけしという時点で、本当の犯人には選ばれない=模倣事件で真犯人の炙り出しがつながり、そうなると身内が犯人で、別紙さんたくさんいるから結託してたんかなと。五人肩車が現実的かはわかりません(笑)政治的思想絡める必要があったのかは疑問。
あとがきは、はっちゃけててわりと好きでした。作者を好きであればあるほど楽しめたかもしれない。この人の著作を何冊か読んだ上で読めてたらもっと面白かったんだろうな。と後悔。
各話の叙述トリックだけでなく、挑戦状で伏線を貼りあとがきで回収する流れは、一冊の本として完成度の高い構成で好き。表紙も作者のことが好きなら絶対にやっとしちゃうやつ。未読の人に勧めるなら何冊か作者の本読んでからの方がいいよと言いたい。 -
Posted by ブクログ
市立高校シリーズの続編!
いつもの主人公がとうとう3年生になりました、感慨深いもんです( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン
今回は入ってきた後輩1年生の男の子目線で進んでることが多かったですね、高校が舞台となればこの子目線、
別の場所(大学とか)になると、いつもの葉山くん目線で進んでました
様々な形の密室が出てくる感じで、それを解いていく流れ、葉山くんに自覚が生まれたからなのか、積極的に前かがみに頑張って解いていってるのに、最後に伊神さんが出てきて、「え、そんなことも分からないの?」みたいな形になるのが、少し腹立たしくはあった( ´・ω・`)頑張ってるのに( ´・ω・`)
どこか特別めいた登場人物ばかりなので現実味がないのは後輩編でも同じだけど、短編的に話が進むので、すら〜と読めて楽しめましたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ -
Posted by ブクログ
ネタバレショート・ショートなので、一編が8ページくらい。その短い中で背景をぼかしつつも確信に迫る書き方してたりするものもあり、うまく咀嚼できないまま終わったものもあり、でも面白い短編集だった。
始まりが不穏なので、大体不穏な話が多い中、最初から最後までハッピーに終わる「切れたミサンガ」が好き。
人でも殺したんかと思いつつ、同じ格好ときたのでSFかと思ったら 笑
安定のホラーの「こわくてキモくてかわいい、それ」も好き。
それが不気味だけど、主人公が見下されてることに気付きながらも知らないふりして難を逃れてて、性格悪い私はざまみろと思ってしまった。
「久闊を叙す」も良い。
こんな形で、我が友李徴子を読むとは。新鮮な感覚だった。 -
Posted by ブクログ
積読チャンネルで紹介されていて手に取った一冊です。
ショートショート集なので、少しずつ細切れに読めるのがよかったです。どの作品もそれぞれ面白かったのですが、なかでも米澤穂信さんの「燃えろ恋心」が圧倒的に好きでした。
リズムもテンポもよく、一気に駆け抜けていくように読めて、最後のオチまできれいに決まっています。これはできれば、内容を何も知らずに読んでほしい作品です。
特によかったのが、青春時代の「大人は自分たちのことをわかってくれない」「なんとなくこちらの味方ではない」という感覚の描き方でした。
ラブレターを買ってから、実際に書くまでの過程もいいです。誰かに恋をしているというより、恋をしている自分ごと、恋そのものに精一杯恋をしているような書きぶりがとても素敵な文章でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ暗号は全く分かりませんでしたが、最後まで面白く読めました。
キヨくんが最初ほんとに受け付けなくて…。いるなー、こういう人、苦手って思いながら読んでました。読んでるうちに拒絶反応はなくなりましたが、最後まで好きになることはなかったですね。ごめんよ。
主人公のライくんには、共感しっぱなしでした。最初の方に出てくる「文化が違う」っていうのが、私も会社の人と話してて感じるので頷きながら読んでました。
キヨくんの方がコミュニケーション能力高いし、おしゃれだしって、自分はその努力をしてこなかったと自己嫌悪してる所とか胸が痛かったです。
ひとつマイナスだったのが、病気ネタ。個人的に好きじゃないので、あの結末であるなら、別に病気、死ネタを持ち出す必要ないんじゃないかと思いました。