似鳥鶏のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    いろんな作家さんが集まった短編集。始まりはみんな同じ文章からなのに十人十色で、作家さんの人数分だけ、想像できないような物語が広がって楽しい。まだ手にとった事のない作家さんの作風も知れるし、これからもっと読書の幅が広がりそう^-^私のお気に入りは『パルス、またたき、脳挫傷』『母の箪笥』『海に還る』『切れたミサンガ』『探偵ですから』

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    2026年02月04日
  • みんなで決めた真実

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    正しさや判断を民衆やノリに委ねると、安易で雑な結論に流れていく恐ろしさを感じたよくSNSで起こる現象だなと。

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    2026年02月04日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    いつも通りライトな文体で読みやすい。似鳥鶏独特の、わざとらしいというか、キャラの個性を全面に出したノリがある。それがなんとなく癖になる。
    ただ、日常ミステリーで高校生ってなるとどうしても米澤穂信と比較しちゃう。もう少し謎解きが捻ってあると嬉しいな。もちろん、今でもめちゃくちゃ面白いんだけど。

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    2026年01月29日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    アルバイト書店員である青井の勤める書店に持ち込まれる様々な謎。多忙を極める業務の合間を縫ってあれこれ推理を巡らせる個性的なバイトの面々と、彼らを率いる「西船橋のポップ姫」の異名を持つ店長が速やかに解決に導く。
    まず書店員の業務が事細かに描かれており、その縁の下の力持ち的な仕事っぷりに本当に驚かされた。日ごろ利用する本屋さんもこんな感じなのだろうか、と想像するだけでも胸が熱くなった。と同時に、書店員からも見られているという、考えてみると当たり前のことに気づかされ、身が引き締まる思いがした。
    途中から所謂お仕事小説としてのんびり読んでいたため、最終話の仕掛けにはまんまと引っかかった。ミステリー的に

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    2026年01月29日
  • それはそれはよく燃えた

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    全ての作品が「それはそれはよく燃えた。」という1文から始まる。
    25名の作家からなるアンソロジー。

    その中でも
    市塔 承さん(2025年のメフィスト賞受賞、まだ作品は未発売)を知れただけでも、この本を買う価値があったと思う。

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    2026年01月26日
  • それはそれはよく燃えた

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    「それはそれはよく燃えた」の1文から始まる数多の短編。燃えたのは物質であり概念であり、「燃やす」という人間ならではの行いは唯一つには留まらないのだのと認識させられた。
    黄金の森の神様とレヴナントが印象深かった
    皆川博子の作品は大御所流石の表現力

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    2026年01月23日
  • 昨日まで不思議の校舎

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     市立高校に伝わる「市立七不思議」の「カシマレイコ」「口裂け女」「一階トイレの花子さん」を示唆する悪戯と背後に浮かび上がる凄惨な事件の真相を暴く市立高校シリーズの長編で、これまでのシリーズで最もシリアスでありつつも登場人物のコミカルなやり取りやしっかり練られた解決編など変わらない持ち味と相まって面白かった。

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    2026年01月22日
  • みんなで決めた真実

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    どこまで本気で、どこからが冗談?とも言えないストーリー。名探偵が出てくるものの、とんだ狂言回しと化している。有りそうで無さそうな設定がツボか。どんな事件や出来事も3ヶ月も経つと消費されてしまう(264p)という状況は、現実にも当てはまる気がして、ある意味恐ろしい。ダメなものにはダメと言い続けられる世界でありますように。

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    2026年01月13日
  • だから捨ててと言ったのに

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    簡単に読める短編集。
    この作品集の中で好みの作品は、
    無理解 潮谷験
    お守り代わり 真下このみ
    ミックス 河村拓哉
    累犯家族 五十嵐律人
    吊るし柿の家 高田崇史
    猟妻 谷絹茉優

    悪意を持った人間の行動を描いた物語が面白く読めた。

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    2026年01月11日
  • だから捨ててと言ったのに

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    作品紹介・あらすじ

    こんなことになるなんて!
    1行目は全員一緒、25編の「大騒ぎ」。

    早起きした朝、昼の休憩、眠れない夜ーー。
    ここではないどこか、今ではないいつかへ、あなたを連れ出す7分半の物語。

    『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第四弾。

    *****

    25編からなるショートショート集。
    Mephisto Readers Club(MRC)が贈る大好評シリーズ第4弾とのこと。既に第3弾と第6弾は読み終えた。
    最初の一文

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    2026年01月09日
  • パパたちの肖像

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    「ダディトラック/外山薫」
    「俺の乳首からおっぱいは出ない/行成薫」
    「連絡帳の父/岩井圭也」
    「世界で一番ありふれた消失/似鳥鶏」
    「息子の進学/石持浅海」
    「髪を結ぶ/河邉徹」
    「そういう家族がそこにある/カツセマサヒコ」
    7人のパパ作家が令和の家族の形を描いた短編集。

    どの物語もパパの切なる想いが感じられてとても良かった。

    家族の形は千差万別で同じ家族は一つとして存在しない。

    相手はこども。
    思う様に行かず自分の不甲斐なさに落ち込んだりするパパもいるだろう。

    子育てに正解なんてない。
    そこに愛があればみんな違ってみんないい。

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    2026年01月07日
  • 叙述トリック短編集

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    トリックって言葉はよく聞くけれど“叙述トリック”って何?
    「騙された~!」という爽快感を味わいたくて、思わず手に取った本。

    ちなみに“叙述トリック”とは小説の文章そのものの書き方で読者をだますトリックのことらしい。
    男性だと思って読んでいたが、実は女性だった…みたいな。


    本書は『読者への挑戦状』から始まる。
    そこで丁寧に各話のヒントや共通していることなどを教えてくれる。
    これを踏まえて読むとまた面白さが増えるのではないかと思う。


    そして私はまんまと騙された!

    物語を読むとき、人は頭の中に「こんな感じだろう」とストーリーを描く。
    そのストーリーの概念がくつがえったとき、「わたしの頭の

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    2025年12月19日
  • きみのために青く光る

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    《異能力》、少年ジャンプやアニメが好きな人なら一度は憧れる響きを持つ言葉ではないだろうか?
    文ストやHUNTER×HUNTER、ヒロアカ、ワンピース等々たくさんあるが、本書の異能力者達は見事にそんな夢を打ち砕いてくれる。

    面白いのが登場人物の異能力だ。
    4人それぞれバラバラでその能力が絶妙に「役に立たない」か「ちょっと便利かな」というものばかりだ。
    「動物に自分を攻撃させる力」とか「他人の年収が分かる力」とか世界の危機や悪の組織と戦うにはちょっと頼り無いギャグのような力。
    「他人の年収が分かる力」なんか自分より仕事が出来ないのに年収が高いのが分かってしまうと「なんで?」と人を救うどころかマイ

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    2025年11月25日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    序盤の推理は、そんなん分かるわけないやろ、とやや不満に思いながら読んでましたが、、
    綺麗に騙されてしまいました。久々に読んだ小説として、とても満足しました。

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    2025年11月23日
  • みんなで決めた真実

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    だいぶ突飛な設定のはずだけど、SNSでのさまざな出来事の私刑化見てると有り得なくもない未来だな〜と思わせられる…。
    前半の世界観の説明がちょっと長めかな?とも思えるけど、似鳥鶏先生の描く気持ちの良いキャラたちが施設で和気あいあいとしてる様子を楽しめるので良い。物語前半モニターの向こうの番組だった裁判が身近な人のピンチとして現実的なものとなり、緊張感を増す主人公たち。
    色々な人の思惑が絡みながら最後は大団円となるので、読後感の良い作品でした。
    しかしラーメン探偵は果たしてどんな人物だったのか…。

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    2025年11月22日
  • 叙述トリック短編集

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    「トリック」が面白かった
    最後のトリックまで楽しめた
    語り口もクセはあるが面白い
    著者の個性を感じる作品だった

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    2025年11月15日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    アンソロジー作品『Jミステリー2023 FALL』を読みました。
    全篇書下ろしの短篇を収録した贅沢なアンソロジー作品です。

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    ミステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。
    この秋も誰もがよく知るあの作家たちが競演! 大好評だったあの作家の再登板も……これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。
    『Jミステリー2023』もお見逃しなく。
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    2023年(令和5年)に刊行された作品で、以下の6篇が収録されています。

     ■どうして今夜の彼女は魅力的に映

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    2025年11月08日
  • みんなで決めた真実

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    裁判のエンタメ化が全国的に席巻し、ミステリドラマ風の台本通りに名探偵もどきが解決するという。検察も裁判所もTVショーの流れの立ち位置にいて、有罪判決をする。始めは軽いと思ってたが読むにつれて、奥深い怖さに気付く。着地も良かった。

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    2025年11月07日
  • 叙述トリック短編集

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    前から、ゆるいミステリを書く作家という認識

    看破してやろうと手に取った人にはやや全体的にヒントを出しすぎている感はあるが、冒頭の解説から後書きに至るまで、読者サービス精神を感じた

    叙述トリックの延長上にバカミスがあると思っているが、その方向に徹しても良いものを書きそう

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    2025年10月30日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    私の好きな作家さん4人の短編集。初めて本格的な大人のミステリーに触れるのにぴったりです。怪盗レッドの秋木真さんがこのメンバーに入ってるの、児童文学読みにはニヤリとさせられます。4人(4作品)なのは、作品順にホワイダニット、フーダニット、ハウダニット、そして叙述トリックをテーマにそれぞれ書かれているから。作品の表紙に気をつけて読むべきポイントなども示唆してあり、本当にミステリー入門書を意識したつくりになってます。内容は小学生でも大丈夫だけど、やはり殺人など出てくるし、装丁が大人向けなので、中学校以上向け。

    「ヤンキー、ミステリと出会う」青柳碧人
    WIND BREAKER な感じのヤンキー高校(

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    2025年10月27日