似鳥鶏のレビュー一覧

  • みんなで決めた真実

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    空気って何だ。実体ないのに、流されて選ばされる。流れ変わったら手のひら返せる。それベースで大勢が動くことの怖さとこっけいさ。

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    2025年10月23日
  • パパたちの肖像

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    面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。

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    2025年10月22日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    全員作品を読んだことがあったので、それぞれの良さなどを改めて感じながらそれぞれの章ごとのコンセプトを楽しめた。

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    2025年10月21日
  • パパたちの肖像

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    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

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    2025年10月19日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    who,how,whyダニット、叙述トリックを集めた初心者向けミステリアンソロ。日常系が3/4。お気に入りは、盗まれた絵を探す秋木真「将棋部、無実を証明せよ」。将棋部メン好き。青柳碧人「ヤンキー、ミステリと出会う」からミステリ全般に興味持ってくれたら嬉しいね。相沢沙呼「屋上の雪解け」は、幻視探偵暁玄十郎と摂理と藍莉が元気に活躍する短編。暁玄十郎の幻視が炸裂‼︎……するのではなく、藍莉と摂理のW助手によるハウダニット。3人の活躍もっといっぱい読みたいです。

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    2025年10月19日
  • いわゆる天使の文化祭

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    上手く騙されてしまいました
    解決編が少しまとまりなく感じたのが残念でした
    もう一度読み返したくなる面白さでした

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    2025年10月18日
  • 小説の小説【電子特典付き】

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    叙述トリックの技法を少し拗らせちゃったかなとすら思わせるような、多分に実験的な短編集。著者の小説初見の方や、叙述や特殊設定ミステリーになじみのない方には、なんじゃこれ?となってしまうかと思います。
    「文化が違う」はイージーな異世界ファンタジーに対する作者なりの皮肉を込めた作品かと思いました。でもこれが意外と面白い。
    「日本最後の小説」はちょっとゾッとしながら読みました。憲法第21条を手放してしまうことで民主主義が壊れていく。こんなことは起こらないと思いたいですが、この国では起こりかねない感じもするので、やはり怖いお話です。

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    2025年10月18日
  • みんなで決めた真実

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    裁判がエンタメ化!殺人事件の犯人は指名され、台本をもとにカメラの前で名探偵によりトリックが暴かれる。事実でなくても、みんなが納得すればそれが真実。そんなバカな!?と思いつつも、今の風潮をあらわしてて一概に否定も出来ず。
    元名探偵のじぃちゃんが歪んだ世界に切り込んでいく過程はドキドキしながらも爽快で面白い。

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    2025年10月10日
  • みんなで決めた真実

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    大どんでん返しを望む方にはこの本は向いてないかもしれませんが、推理の根本という面では勉強になるところがあります。
    ミステリというジャンルの中でもこの本は少し特殊で犯人を探すっていうことに着目を置かないのでその点では新しいジャンルだなと感じました。

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    2025年10月09日
  • みんなで決めた真実

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    ネタバレ

    名探偵が犯人を決める。それが例え違っていても、エンターテイメントとして裁判が生中継される世の中では、まかり通ってしまう…

    司法が根底から覆させられる世の中にゾッとしましたが、犯人にされた人も執行猶予が付く上に芸能界デビューなどうまみもあると、控訴しない。サスペンスドラマみたいな理屈が法廷で繰り広げられて、それに真っ向から否定しようとする名探偵の師匠。
    中々無い切り口が、似鳥ワールドって感じでした。

    本当の孫じゃないけど、名探偵の師匠と一緒に奔走する悠人の法学部に入ったキッカケになった友達と再会出来たのは嬉しかったです。

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    2025年10月02日
  • みんなで決めた真実

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    裁判がCase Documentary(略称CD)というエンタメとして消費されるようになった世界が舞台の小説。証拠主義や推定無罪はどこへやら、空気や民意で判決が決まる世界はほぼディストピアSFの味わい。そして陰謀論や“正義” が蔓延する今のSNS時代において絵空事には全く思えないのが恐ろしい。テレビドラマの『リーガルハイ』シーズン2でも描かれたテーマ。あと本編のタッチから打って変わってなぜか筒井康隆を引用するあとがきも面白かったw

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    2025年09月28日
  • パパたちの肖像

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    行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった

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    2025年09月24日
  • みんなで決めた真実

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    実社会でも「空気で決める」ということは本当によくある
    それを覆したいと思ったとしても、行動に移すのは難しい…良くも悪くも空気に飲み込まれやすいなと実感
    読みやすい文体ながら、現代の抱える問題を一緒に考えさせられました

    本編には大きく関わらないけれど「外来語の語義が本質から外れる」現象について、確かに!となりました
    具体例が秀逸

    そして相変わらずあとがきが面白い
    エッセイまだかな( ¨̮ )笑

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    2025年09月23日
  • 刑事王子

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    王子っぽいキャラかと思ったがまさかの本当の王子!
    かき氷や牛丼に喜ぶ王子かわいい。しかし特殊部隊引き連れてるのがやはり本物。
    トリックのスケールが大きくて楽しい。

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    2025年09月13日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    泌尿器科の医師の話。

    どの話も興味深かった。
    主人公の鮎川先生が淡々と治療してて、でも医師としての熱い思いもあり好感が持てる。

    誰もがいつどんな病期になるかわからないし、それを無駄と切り捨てるのは、いつかの自分の首をしめてるかもしれない。
    最後の立てこもりの話の犯人への主張がとても響いた。

    鮎川先生に手を出すと泣いちゃう人は誰だったんだろ?
    個人的には忍さんなのかなぁ、と思ったけど石田先生もあるのかしら?

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    2025年09月07日
  • 夏休みの空欄探し

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    8/31までに読み終われなかったなぁ

    謎解きが好きなので手に取った本。
    まあ難しくて全然解けなかったけど、一番最後のはすぐに解けた!

    私は「泣ける」が売り文句にならないあの終わり方がとても良いと思った。
    でなければ★3にしていたと思う。

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    2025年09月07日
  • みんなで決めた真実

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    ある意味では、めっちゃ現代に対する警鐘を鳴らす作品だなあ。
    そしてミステリ及び名探偵を考えさせる作品でした。

    3003冊
    今年231冊目

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    2025年09月02日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    最後の似鳥鶏先生のトリックには
    全く気づかなかった。
    ここまで何も気づかないで仕掛けられる先生には
    すごい以外の言葉が見つからず
    自分の語彙力の無さに苛立ちすら覚える。

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    2025年08月28日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    子育てにも、家族の形にも、正解はない。そこに子供への愛情があれば十分だと思う。ただ、子育ては大変すぎて、実際にはそんな綺麗事でまとめられないだろう。夫婦ですれ違い、親子でもすれ違う。それでも、愛情を持って、誰にも何にも縛られず、自分たち家族の生活が続けられるよう必死に進んでいくしかないと改めて思った。

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    2025年08月27日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    想像と違った内容だったけど、面白かった。
    探偵事務所と物理的?と思ったけど、そーゆーのとか。
    都市伝説とアクションが上手い具合に、調和して面白かった。
    怪異という都市伝説に物理的に駆除してくのか。
    荒唐無稽な気もするけど、ちょっとありそうな気もする。
    人が噂をし、話が広まり怪異が実態を持つ。
    うん。ありそうだ。

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    2025年08月24日