似鳥鶏のレビュー一覧

  • この部屋で君と(新潮文庫nex)
    朝井リョウはん目当てで手に取りましたが、
    最後の吉川トリコさんの短編がお気に入りです。

    私自身も、自分の性格や習慣はこれまで一緒に過ごした人に影響されてるところがあるのだろうと思い馳せました。
  • 家庭用事件
    短編集。順番が前後したがやっと既刊を全部読めた。
    伊神さんが相変わらずかっこいい。
    (先をよんででいるので彼の行動もよく分かる)
    うすうす思ってたが妹ちゃんかわいいなー!
    そして妹にあまあまな葉山くんよ。笑。
  • 卒業したら教室で
    よし!!!!!!!!!!(最後まで読んだ感想)

    ネタバレは避けますがよかったよかった。
    え、シリーズ終わりじゃないですよね?よかった。
    続きも楽しみです。
    変わった構成になっててそれもまた良かった。目次みたときは何事かと思った。
  • 卒業したら教室で
     今回は本編、ファンタジー、未来が交互に入り混じってて何やら不思議な展開でしたが、今まで不思議だった伊神さんの存在が明らかになりましたね。

     未来の葉山くんと柳瀬さんは結婚してるのかな?
     秋山さんの頑張りがあったからこその関係ってのも、葉山くんらしいヘタレっぷりだなぁ。
     ミノの口ぶりからすると...続きを読む
  • 卒業したら教室で
    ファンにはお馴染み、市立高校シリーズの最新作(^ ^

    物語の中でもきちんと時間は流れていて、
    タイトル通り柳瀬さんの代が卒業してしまう、
    という時期に起きた新たなナゾに挑む(^ ^

    本作は、何と言うか「構成が入り組んでいる」(^ ^;
    一つの長編作品の中で、事件が起きている高校時代と、
    その「1...続きを読む
  • 七丁目まで空が象色
    動物園シリーズ第五弾

    桃君の従弟が登場し、従弟・桃君の順番で物語が進んでいくパート構成。
    客観的に見た時の桃君が知れて嬉しかったなぁ。
    まぁ、いつも服部君が色々と客観的と言う名の個人的主観で説明してくれているけど(笑)



    そして今作では七森さんが大活躍!
    シリーズ通して勇気があるキャラ設定では...続きを読む
  • モモンガの件はおまかせを
    動物園シリーズ第四弾

    シリーズ初の短編集!(連作短編集)
    一見関係のないお話に思えても根底の部分では繋がっていて、それが一気に解決された時は一種の長編作品を読んでるみたいだった。



    シリーズを通して色々と謎が深かった鴇先生と服部君。
    この2人の正体が分かったと言うのも胸熱(。'-')
  • 彼女の色に届くまで
    似鳥さんの、シリーズものでない系列の作品が好きだ。シリーズ物はそれぞれにそのシリーズでやりたい大きなテーマを決めて、それにがっちりと取り組んでいるところが良いと思うが、それ以外の個々の作品は一つ一つ多様なテーマを扱い、それでいながらどれにも似鳥さんらしさが感じられて(多くの主人公には共通する性格があ...続きを読む
  • 育休刑事

    面白い

    これ、続編出ないの?
    この作者の作品、はじめて読んだけど文章も読みやすい。
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~
    本屋さん好きな私にとって「書店ガール」「ビブリア古書堂」などのシリーズは書店が舞台というだけでストライク。本作もその法則に違わず、心の琴線にクリーンヒットしました。

    書店ならではの事件や、店舗運営の裏事情的な蘊蓄はもちろん面白いのですが、本作が先に挙げた2作と大きく違うのは、登場人物の個性が尖りま...続きを読む
  • 七丁目まで空が象色
    平時の鴇せんせいの格好良さよ。……狼藉はべつに働かなくても良い。
    作風として、動物への視点の位置と距離感がすごくすき。

    似鳥さんがげんきだと、なんか元気になるからうれしい。
  • 育休刑事
    いやーこれドラマ化しないかな?
    忙しい沙樹さんの職業がまさかあれとはねー。
    でも蓮くんはどんどん成長してしまうので、続きがあるとしてもあと2冊くらいが限度か。
  • 生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班
    ミステリーを読んでいて、初めて泣いたかもしれない。

    似鳥鶏さんの最新刊は、特殊設定社会派本格警察ミステリ。
    「花人」という、能力も容姿も性格も秀でた人間(人種)
    と、現実の私たちのような「常人」。もしこの2つの種族が現代に暮らしていたなら…という設定の本格ミステリー。
    本筋の途中、数回幕間の話が挿...続きを読む
  • 生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班
    「生まれつき頭が良い人」「生まれつき運動ができる人」「生まれつき美人な人」……に対する僻みみたいなものは、この本の中だけではなく現実にもあるものだと思うので、「常人」の視点として共感ができました。また、情報社会の利点と不利益な点が描かれており、やっぱりこの話は「この世界」の話なのだと思います。自分よ...続きを読む
  • 彼女の色に届くまで
    何とも不思議な魅力にあふれた作品(^ ^

    私の(どうやら)好きな「天才譚」でもあり、
    アートを目指す、いや夢を追う全ての若者に共通の
    苦悩と成長の物語でもあり、
    また不器用な恋愛ものとも言える(^ ^

    主人公である「画廊の息子」が、
    高校時代から絵画にまつわる奇妙な事件に
    繰り返し巻き込まれ、そ...続きを読む
  • 育休刑事
    県警捜査一課の男性刑事が育休を取ったけど、事件からは逃れられなくてという設定だろうと思ったら、その通りだったが、赤ちゃんの行動が3つの事件を解決するきっかけになるというのを上手に組み込んでいる。その行動があるあるということばかりなので面白い。育休中の自分の息子の世話の様子が微に入り細に入り描かれてい...続きを読む
  • ダチョウは軽車両に該当します
    面白かった!服部くん、七森さん、鴇先生もみんな癖が強かった。服部くんのあのキャラか面白い、、、。そして、服部くんの犬、ディオゲネスも、、、、。
    飽きずに最後まで面白かったです!
  • 午後からはワニ日和
    とても面白かった。鴇先生や服部くん、七森さんなど、みんなが個性的な設定で、笑いながら読んでました。動物の描写かま生き生きしてて、目の前に動物がいるような気分になった。あとがきまで面白かったです!
  • 一○一教室
    一気読み。こんな学校どこかに本当にあるのではと思ってしまうくらいリアルな描写。
    話中に挟まれるインタビューのオチも不気味だった。
  • 七丁目まで空が象色
    もう、安定の面白さ、って感じ(^ ^
    いつものメンバーが、いつも以上のアヤシサで大活躍(^ ^
    特に今回は七森さんが無双(^ ^;

    ストーリー展開は、かなり荒唐無稽。
    ただ動物の生態や習性、飼育員の言動などは、
    いつもながらリアリティに満ちあふれている。
    その対比が面白い。

    意外な新キャラも登場...続きを読む