無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
伊神さんの卒業から丸一年、市立高校にまた卒業の季節がやってきた。今年は柳瀬さんをはじめ、仲のよかったひとつ年上の先輩たちが学校を巣立っていく。そんな、しんみりとしたある日の放課後、秋野麻衣が、おずおずと相談にやってきた。鍵のかかった真っ暗なCAI室で、不可解なものを見たらしい。書道室や山岳部の部室などでも謎の人物の出現と消失があったという情報が寄せられ、卒業生によるとそれは「兼坂(んねさか)さん」という市立高校「八番目の七不思議」らしいが……。トリックメーカーである似鳥鶏が贈る、予測不能の〈市立高校シリーズ〉最新作。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ファンにはお馴染み、市立高校シリーズの最新作(^ ^
物語の中でもきちんと時間は流れていて、
タイトル通り柳瀬さんの代が卒業してしまう、
という時期に起きた新たなナゾに挑む(^ ^
本作は、何と言うか「構成が入り組んでいる」(^ ^;
一つの長編作品の中で、事件が起きている高校時代と、
その「12年後の大人になった世界」、
そして謎の作者が書いた「ラノベ」」の世界が、
章ごとに入れ替わり立ち替わり現れてくる(^ ^;
正直、最初はちょっと面食らう(^ ^;
が、話が進んでいく内に、徐々に読者も理解し始める。
「伊神さんが解決しきれなかった事件」と、
誰も知るはずのないその事件の真相を匂わせるラノベ。
スピード感はなく、むしろゆっくり話は進むのに、
後半に行くに従い「手に汗握る」展開となる。
さらに、謎解きのドキドキ感に加えて、
葉山君と柳瀬さんの「仲」はどうなる、という
もう一つのドキドキ感が並行して手に汗握らせる(^ ^
「12年後」の匂わせがもどかしい。
え、そんな、と思わせた後で、予想外の展開もあり(^ ^
例によってミステリなので細かくは書けませんが、
相変わらず超一流のエンタテインメント作品である(^o^
GWに、シリーズを最初から読み直そうか、と思った(^ ^
Posted by ブクログ
市立高校シリーズ!
メインキャラの1人である柳瀬さんが卒業を迎えるんやけど、その直前?に起こった不可思議なことに挑むお話
兼坂さんという謎の人物が密室の中に現れる〜みたいな話と、
この話を主軸にして小説にした、という話が12年後にあって、誰が書いたかを考えて〜、
かつ、その小説も載ってて〜っていう、
いつもなら視点が変わるよね?みたいな話なのに、
今回は、主人公が2年生冬の時と、主人公が大人になった時と、その主人公が大人になった時に読んでる小説の話と、似てるようで違う章の進み方をしてた感じだった、
この小説がファンタジー舞台で、割と専門的用語も入る?感覚だったから読み飛ばしながら読んでたけど、
それはそれとして面白かったんま(*^ᴗ^)
謎、不思議だけでなく、高校生らしい青春もちゃんとあって、やっと一区切りですねんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
Posted by ブクログ
「推理大戦」がおもしろかったので、勢いで市立高校シリーズを再読。二年ほど前に出たこの最新作、初読の記録を見たら、☆三つのレビューなしにしている。あれ?好きなシリーズなんだけど、なんでかなと思いつつ読み出して思いだした。そうだ、何回か挿入される「異世界ものラノベ」風の章が全然ダメで(苦手なので読まないという意味で)、斜め読みで終わったんだった。今回もそこだけとばしそうになったけど、いやまあとりあえずと、気を取り直して読んでみることにした。
そうしたら、そのラノベ風が意外にも結構楽しめたのだ。やっぱり力のある方が書くと違うんだなあ、当たり前だけど。キャラがたってるし、アニメの絵面にしたらすごく決まってそうな場面の連続。シリーズ物だったら続きが読みたいかも。ただし、ジャンルSFと違って、ほぼタイムトラベルと言っていい世界間移動の設定は大ざっぱで、一つの時空に複数の同一人物が存在することの処理もゆるい。ラノベでそれを言うのは野暮なんだろうけど。
このラノベ風の章は、高校時代葉山君とミノの周囲にいた誰かが書いてネットにあげたもので、卒業十二年後の二人が、モデルとなった当時の事件を思い出し、誰が書いたのか推理するという設定になっている。高校での事件当時と、十二年後の二人の会話、作中作であるラノベ、この三つが章ごとに切り替わる。また、作中作に「まえがき」がついていて、自分をかつての女子高生だと言い、それはいいいのだが、ラストの章の前に「あとがき」があって、それがその「まえがき」に対応しているようないないような、全体の「あとがき」でもあるようなないような、人を食った作り。事件そのものの「真相」も二重底になっていたりして、「推理大戦」もそうだったけど、なんとも過剰なまでのサービス精神に、お腹いっぱい。
(この後は内容に大きく触れます)
最初読んだ時、あ~今回はダメだわと思ったのは、ラノベ苦手以上にどうしてもひっかかることがあって、しかもそれが「事件」の真相の中心にあったからだ。いやあ、生徒の留年を担任と校長以外知らないって、私の経験上ありえないと思うよ。卒業式の日の教室にいるはずのない生徒が紛れこんでるのに気がつかないというのも同様。著者のミステリには結構強引なのがあって、それはそれで嫌いじゃないけど、これはないでしょ。
他にも疑問がいくつか。
・あの「異世界もの」を読んで、「この作者は事件の真相を知っている!」と思うかなあ。自分たちがモデルだとは気づくかもしれないけど。どこらへんが「真相」に当たるのかわからない。
・この小説をネットでみつけたのはミノの友人だとあるけど、当人ならともかく友人がモデルってわかるかな。難しいんじゃないかな。
・これは自分がほのめかしに疎いからだけかもしれないが、ミノの奥さんって誰?葉山君の「うちの人」はたぶんあの人だと思われるけど(そうだよね?)、ヒントがほしい。「トケイソウ」ってどこかで出てきてたかなあ。誰か教えてほしい。
目次にはない(!)第六章できれいに幕は閉じて、普通はこれでシリーズ終了だと多くの人が思うはず。でも「あとがき」では終わりじゃないって言ってる。でもでもこれって普通のあとがきじゃないし、やっぱり終わりなんだろうか。もう二年新作が出てないしなあ。高校時代がたった三年で終わるように、もっとあったらと思うくらいでいいのかもしれないけれど。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少女・女性マンガ
小説・文芸
試し読み
小説・文芸
小説・文芸