似鳥鶏のレビュー一覧

  • モモンガの件はおまかせを

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    今回は本当にいい話ばかり。ペットの問題を似鳥流にアレンジして問題提起しているのは、本当に素晴らしい!ペットをこれから飼おうとする人、買っている人、ペット業社を含め是非読んでいただきたい!早く日本が生体販売を禁止されるようになってもらいたいと願うばかり。

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    2017年09月01日
  • きみのために青く光る

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    ネタバレ

    表紙が綺麗で忘れられず、後日買ってしまった。
    自分の能力を悪いことに使うか、大切な人を守るために使うか、様々な能力を持つ4人の少年、少女を描いた短編集のようなもの。他の人にない能力を持つことは、他の人より責任を伴い、苦しみも引き受けなきゃいけないのかも。
    "死ぬまでの間、そばにいてくれる?"

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    2017年08月14日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    いや、これは面白かった(^o^

    似鳥氏は、大崎梢リクエスト「本屋さんのアンソロジー」で
    初めて知って気に入って(^ ^
    で、初めて単独作を読んでみたのですが...

    いや〜、読みやすいし、謎解きは斬新だし、
    主要な登場人物それぞれに深い物語があるし、
    「ややこしさ」も私には丁度いいし(^ ^
    とてもお気に入りになりましたとさ(^o^

    最後の最後、もしや、いやまさか、やめてよね、でも、
    と思っていた通りのストーリーに落ち着きましたが...
    「その後」をぜひ見守って行きたくなる(^ ^
    結構 感情移入してたのだな、と自分でも驚きました(^ ^;

    他の作品も、ぜひ追いかけてみようと思います(^

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    2016年09月28日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    名探偵伊神さんは凄い。葉山君はほっこりする。チョッピリ重くて大体は軽い、演劇部の人ってそこまでする??
    続編をを読みたくなりました♪

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    2016年05月27日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    似鳥鶏さんはあとがきも大変面白いことに気付いて、前2冊分も急いで読んでみた。面白い。
    モフモフ癒し系のアルパカが唾吐き攻撃をしかけることと、お気楽極楽なボコに実は辛い過去があったことに打撃を受ける。それにしても、服部君は桃さんが好きすぎるっ。

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    2015年11月13日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    小さくて可愛い七森さんは、案外大胆で頼もしい!好感度大幅UP!!動物達の様子と桃さん達のやりとりに夢中になっているうちに、あれよあれよと事件が解決してしまってた。うっかりミステリーであることを忘れてしまう楽しさ?服部君は桃さんが好きすぎるっ。

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    2015年10月27日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    動物園ミステリ第3弾。ストーリーは、ありえなさそう思っても面白くて引き込まれる。何より文章が面白くて、じわじわくる。濃厚なキャラもやはり素敵だ。久しぶりに、続きが読みたくなるシリーズ。
    2015/5/20

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    2015年05月20日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    曲がり角でごつんで可愛い一年生と出逢ってしまった葉山くん。
    柳瀬さん大変!とわたしが慌てるにも関わらずやっぱり余裕な柳瀬さん。さすがですな、本妻は格が違います。

    伊神さんその人の謎が明かされる本巻。
    ああ断章はこう繋がってたのか。
    青春の苦々しさと、でもこの幸福感はどうだ。

    この余韻のあとに、あのあとがきである。

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    2015年05月17日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    警察を突然辞めた惣司智は兄の季が継いだ喫茶店でパティシエとして働き始めた。鋭敏な推理力をもつ智の知恵を借りたい県警本部は秘書室の直ちゃんを送り込み、難解な殺人事件ばかり相談させている。弟をお菓子作りに専念させたい兄は、なくなく捜査の手伝いを。人が好い兄の困った事態を見かねた弟は、しぶしぶ事件解決に乗り出す羽目に……。

    【感想】
    初めは入り込めない感じの雰囲気だったけれど、次第にこの物語の世界観、人間関係、環境に打ち解けていけた。

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    2017年08月04日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    柳瀬さんの「ほら! カモン!」には、声出して笑った。
    この、関わってる人の感情を無条件に動かしてしまう天真爛漫さは魅力的すぎます。
    やばい、近年出逢ったキャラクタの中でも、飛び抜けて魅力あるキャラクタに出逢ってしまったのではあるまいか。

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    2013年07月26日
  • きみのために青く光る

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    《異能力》、少年ジャンプやアニメが好きな人なら一度は憧れる響きを持つ言葉ではないだろうか?
    文ストやHUNTER×HUNTER、ヒロアカ、ワンピース等々たくさんあるが、本書の異能力者達は見事にそんな夢を打ち砕いてくれる。

    面白いのが登場人物の異能力だ。
    4人それぞれバラバラでその能力が絶妙に「役に立たない」か「ちょっと便利かな」というものばかりだ。
    「動物に自分を攻撃させる力」とか「他人の年収が分かる力」とか世界の危機や悪の組織と戦うにはちょっと頼り無いギャグのような力。
    「他人の年収が分かる力」なんか自分より仕事が出来ないのに年収が高いのが分かってしまうと「なんで?」と人を救うどころかマイ

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    2025年11月25日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    序盤の推理は、そんなん分かるわけないやろ、とやや不満に思いながら読んでましたが、、
    綺麗に騙されてしまいました。久々に読んだ小説として、とても満足しました。

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    2025年11月23日
  • みんなで決めた真実

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    だいぶ突飛な設定のはずだけど、SNSでのさまざな出来事の私刑化見てると有り得なくもない未来だな〜と思わせられる…。
    前半の世界観の説明がちょっと長めかな?とも思えるけど、似鳥鶏先生の描く気持ちの良いキャラたちが施設で和気あいあいとしてる様子を楽しめるので良い。物語前半モニターの向こうの番組だった裁判が身近な人のピンチとして現実的なものとなり、緊張感を増す主人公たち。
    色々な人の思惑が絡みながら最後は大団円となるので、読後感の良い作品でした。
    しかしラーメン探偵は果たしてどんな人物だったのか…。

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    2025年11月22日
  • 叙述トリック短編集

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    「トリック」が面白かった
    最後のトリックまで楽しめた
    語り口もクセはあるが面白い
    著者の個性を感じる作品だった

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    2025年11月15日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    アンソロジー作品『Jミステリー2023 FALL』を読みました。
    全篇書下ろしの短篇を収録した贅沢なアンソロジー作品です。

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    ミステリー界の最前線で活躍する作家陣による、全編書き下ろしの超豪華アンソロジー「Jミステリー」。
    この秋も誰もがよく知るあの作家たちが競演! 大好評だったあの作家の再登板も……これを読まずして日本ミステリーを語ることなかれ。
    『Jミステリー2023』もお見逃しなく。
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    2023年(令和5年)に刊行された作品で、以下の6篇が収録されています。

     ■どうして今夜の彼女は魅力的に映

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    2025年11月08日
  • みんなで決めた真実

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    裁判のエンタメ化が全国的に席巻し、ミステリドラマ風の台本通りに名探偵もどきが解決するという。検察も裁判所もTVショーの流れの立ち位置にいて、有罪判決をする。始めは軽いと思ってたが読むにつれて、奥深い怖さに気付く。着地も良かった。

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    2025年11月07日
  • 叙述トリック短編集

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    前から、ゆるいミステリを書く作家という認識

    看破してやろうと手に取った人にはやや全体的にヒントを出しすぎている感はあるが、冒頭の解説から後書きに至るまで、読者サービス精神を感じた

    叙述トリックの延長上にバカミスがあると思っているが、その方向に徹しても良いものを書きそう

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    2025年10月30日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    私の好きな作家さん4人の短編集。初めて本格的な大人のミステリーに触れるのにぴったりです。怪盗レッドの秋木真さんがこのメンバーに入ってるの、児童文学読みにはニヤリとさせられます。4人(4作品)なのは、作品順にホワイダニット、フーダニット、ハウダニット、そして叙述トリックをテーマにそれぞれ書かれているから。作品の表紙に気をつけて読むべきポイントなども示唆してあり、本当にミステリー入門書を意識したつくりになってます。内容は小学生でも大丈夫だけど、やはり殺人など出てくるし、装丁が大人向けなので、中学校以上向け。

    「ヤンキー、ミステリと出会う」青柳碧人
    WIND BREAKER な感じのヤンキー高校(

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    2025年10月27日
  • 難事件カフェ2~焙煎推理~

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    亡き父が経営していた隠れ家的喫茶店を継いだ店主の兄と、エリート警察官だった弟が警察をやめ、パティシエとして一緒に働きながら、難事件を解決していくシリーズ。似鳥鶏さんの話なので、そこかしこに"罠"が仕掛けられていておもしろい。事件を持ち込んでくる県警秘書室の直ちゃんのキャラもいい。続いてほしいシリーズだ

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    2025年10月26日
  • 育休刑事

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    やっぱこの著者は本全体を使うのが上手いなぁと。
    最後のお話でこれまでがしっかりと伏線になるし、
    男性の育児に対して事細かく調べ上げている。
    ミステリーとしても社会へのメッセージとしても逸品でもっと評価されていいと思った。

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    2025年10月23日