似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アンソロジーなので評価は付けにくかったけど、総合で★5。世間のお父さん、お母さんの苦労というか哀愁を感じられた。親になれなかった自分には分からないものが伝わる。
子育ての大変さとその成長の喜びの経験ができなかったのを自分の選択とは言え後悔がないとは言えない。やはり良いものなんだろう、と言ってしまうと世間様から簡単に言ってくれるなと非難を浴びるんだろうな。
それでもこの作品達からはそう羨ましく思わされるものがあった。
髪を結ぶ、そういう家族がそこにある、この2作品が特に良かった。その分少し落ち込むかな。
でも良いアンソロジーでした。初読みの作家さんにも出会えたしね。 -
Posted by ブクログ
ネタバレすごい老人探偵と若者の組み合わせという点から、小西マサテル『名探偵のままでいて』とか、ちょっと違うけど、「呪術廻戦」の虎杖とおじいちゃんの関係を連想した。ショーアップされた事件の解決や裁判は、近い未来にないとも言えないような世界観。テレビの世界とそれを消費する大衆という構図が、現代社会に対しての問題提起になっていて、似鳥さんらしいような気がする。ある意味、事件の多重解決にもなっていて、ミステリとしても楽しめる。大岡越前のあの有名なエピソードを「悪い例」と言い切るじいちゃんはかっこいいね。ラストの裁判の結末は予想通りの展開でスカッとするだけでなく、その後の、佐伯鷹羽の振る舞いは清々しいし、内海さんの顛末や、悠人と旧友の邂逅はグッとくる。
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日本のある富豪が発見したという「聖遺物」を巡る推理ゲームが開催されることになった。各国のカトリック・正教会から派遣された特殊能力を持った名探偵達が推理バトルを繰り広げる、、、というお話。
前半にそれぞれの名探偵のエピソードが紹介されて、後半は推理バトルが展開されるのですが、その構成が『アベンジャーズ』っぽくてとてもワクワクしました。
ミステリーとしてのツボも押さえつつ、自由自在な文体は、小説を読んでいるのに漫画を読んでいるかのような感覚になりました。実写というよりも、アニメ化とかしたらめちゃくちゃ面白い気がする、というところまで想像させるくらいにエンタメに特化した作品でした。 -
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ネタバレ怪異を<物理>で解決する、嘘みたいな本当の話。いったい何が?どうして?と思ったけど、読み切ってしまうと「確かに物理が一番早いな」。見えてしまった人たちそれぞれに抱えているものがあって、信条がある。だからこそ<物理>でぶつかっていける。
雄馬さんの話は本当に衝撃すぎて立ち直れなかったけど、雄馬さんの件があったからネズミくんはぶつかっていけたんだろうなと。ナギさんの変化も、なんとなくネズミくんのところにいけばなにか暇つぶしになると思っていそうだけど、それが本能だったら……(だいぶ深読み)。
すべてが明かされているわけではないけれど、怪異あるところに物理で解決する者あり。またどこかで遭うかもしれない。 -
Posted by ブクログ
タイトル『それはそれはよく燃えた』の1文から始まるショートショート集。
ネットの炎上、恋心、火事など、こんなものまで「燃える」のかと思える作家25人の25作を1冊の本で読めるのはとても贅沢。
でも後味は25作25様で、ほっこり甘いものもあれば苦々しいもの、ざらっと心地悪いものなど本当にさまざま。
クイズノックのファンなので河村拓哉さん目当てでこのシリーズを読み始めたが、矢樹純さん、三津田信三さんなど、このシリーズは毎回新しい作家さんと出会えて、読書の幅が広がって嬉しい
私は総じてホラーが好きなので、今回の『それはそれはよく燃えた』はぞくっとする話が多くて、とても好み。不穏で悲しくて残酷。年末年始たっぷり楽しめた
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えーっと、自分で言うのもなんですが、私は良いパパだったと思います
だったと思います…
だったと思い…
だったと…
思いたいです!
昔は…
今は、だめパパです
そこは、認めます_| ̄|○
だって、今は子どもたちが相手にしてくれないんだもん。゚(゚´Д`゚)゚。
パパは必要とされてないだもん。゚(゚´Д`゚)゚。
なんかあったらママ、ママ、ママですから
必要とされるのは雨の日の学校への送迎だけ
これだけは唯一パパが輝ける瞬間です
(๑•̀ㅂ•́)و✧
ま、寂しいですがパパが必要なくなってきたのは子どもが成長したということだと思いたいです
(下の子は単に反抗期なのかもしれませんが)
小さな子どもを育ててるパパさん
子育てって大変ですよね
だけど、一瞬一瞬が大切な時間です
パパからの優しさを受け取ってくれる時間なんてほんの僅かです
子どもはあっという間に成長してしまいます
今のうちにたーっぷりと、べったりと、ぎっとぎとに優しさを注いであげててくださいね -
Posted by ブクログ
もうタイトルのまんま。全ての話に叙述トリックが使われているということをタイトルで言っちゃってる短編集。しかも、本を開いたら各話のポイントみたいなことも全て書かれているという異色の作品。
いやー、素直に面白かった。個人的には「貧乏荘の怪事件」の叙述トリックというか仕掛けが一番好きで、ひっくり返され方に気付いた時に
「…ニヤ…フフフフフ(そういうこと!?気付かんかったんやけどwwww)」
ってなった!いやー一本とられたとはまさにこういうこと!
でも、この本全体の大きな仕掛けの一つは途中で気付いちゃった。それでも何ら遜色することなく面白かったけど。
いやー、この本のアイデア思いついた時は震えるやろうな~。いいアイデア。後はあとがきもめっちゃ面白かった。この人の著作はこれ以外読んだことがないねんけど、今作についてはもうやりたい放題。遊び放題しててめちゃくちゃ好感持った。
ちなみに俺は電子書籍ではなく本で読んでんけど、この表紙の帯をずらしたらそこにも仕掛けがあるよ。電子書籍版は電子書籍版であるらしい。
多分、老でも若でも男でも女でも面白いと感じるんちゃうかなって作品。
…って思ったのに、これ書いてる時点での俺以外の人の評価の平均☆3.22かいっ