似鳥鶏のレビュー一覧

  • 刑事王子

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    刑事王子というタイトルと表紙からポップなミステリーを想像していましたが、がっつり殺人事件に、スケールの大きなトリック、派手なアクションは、さすが似鳥鶏作品!

    北欧小国の王子・ミカが、とある人物を追うため来日。捜査官と身分を偽り、通訳としても活動しているベテラン刑事・馨とバディを組んで事件を解決するストーリー。

    プロローグから心臓鷲掴みにされ、最後まで夢中で読んでしまった。

    しかも王子が主人公かと思ったら、似鳥作品には珍しい、王子と無理やり組まされるおっさん刑事の方が主人公でした。新鮮すぎる。

    でも、それが心地良い。
    ぶっきらぼうだが真面目で優しい刑事と、小国の王子の可愛らしさとズレた真

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    2025年05月25日
  • 生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班

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    面白かった。目が離せない作品とは本作の事である。
    まず設定がいい。花人と言われる特殊能力を備えた人たちがいる世界はSFのようだが、舞台となる世界は我々の生きている現実世界である。
    不況などで情勢が悪くなると異分子たちを排除しようと差別が起きるのは世の常だが、作中ではその花人が対象となる。彼らが富を独占している! 彼らは優遇されている! などの根拠なき感情の大声は社会を不気味に、しかし確実に歪めていく。
    この展開は嫌な緊張感が充満していて背筋が凍った。国が奇妙な方向に歪み出した時、隣人を信じられるだろうかと不安になった。
    SFとして社会が今、どんな風にあるのか、という事をしっかり観察しつつ、上質

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    2025年05月16日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    今年も面白かった〜。お気に入りは、似鳥鶏「名探偵名前が適当」と宮内悠介「最後のひと仕事」。どちらも読み応え抜群!
    「どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう」は東川篤哉楽して良き。

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    2025年04月30日
  • 叙述トリック短編集

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    すっかり騙されてしまって、そりゃあもう最初から最後まで。とても楽しく読めました。
    みなさんも是非読んで“挑戦状”を受け取り挑んでほしいです。きれいに騙されて絶対解けないから!
    なんとなく、こうかな?くらいに引っ掛かりはするんだけど、じゃあなんでそうなの?まで行かなくて結局ただただストーリーを楽しんで読んじゃった。
    解らないからより一層楽しめたのかもしれないって思うことにしようと思う。解らなくていいし、解ろうとすることが大事ってことで!(考えることを放棄したやつが何を言う)

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    2025年04月29日
  • だから捨ててと言ったのに

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    25編のショートショート集で、ちょっとした時間にも読み進める事ができて楽しかったです。
    全て『だから捨ててと言ったのに』の一言から始まり、そのあとは作者さんによって推理物になったり、ホラーになったり、感動物になったりと、ショートショート集なのにとても読みごたえがありました。
    知っている作家さんの作品には作家さんらしさが出ていて楽しめました。初めての作家さんの作品もあったので好みの作風の作家さんの他の話も読んでみたくなりました。
    このショートショート集をきっかけに読書の幅が広がりそうです。
    今回は第四弾目とのことで、前作も読んでみたくなりました。

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    2025年04月13日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    推しの太田愛が書いていたので買った本。300ページほどなのに1200円+税。高え!
    6人の作家の書き下ろしミステリー、半分は読んだことがない。楽しみだ。
    まずは太田愛から。うーんいつもと違う。お嬢さまだのなんだのセレブなお屋敷舞台のミステリー。好みではない。
    東川、逸木、宮内の作は面白かった。
    アンソロジーは次に読む本の入り口になる。

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    2025年04月01日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    半年かそれ以上に放置していた本をやっと読みました!
    買う前にとあるサイトでこの本を紹介されていたのを見て、面白そうだなーと思い買ったような感じです。ただ予想より面白かったので新学期編も買って読みたいです。

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    2025年03月27日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    とてもおもしろかったです。まずタイトルだけで、読みたいと思いました。内容も、分かりやすくて、おもしろくて、ありえそうなお話でした。続編が読みたくなりました。泌尿器科ってドラマでは取り上げにくい世界だけど、みんな知っておいたほうがいいと思いました。

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    2025年03月16日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    連作短編が最後にひとつにまとまり別の顔を見せる。お馴染みの手法ですが、無理なく短編自体も面白く長編としても完成度が高いのは稀有なんですよね。そんな稀有な傑作です。
    甘く苦く爽やかな青春ミステリ。こういうの大好きです。

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    2025年03月06日
  • ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官 試し読み版

    購入済み

    ドキドキ

    この作品は今までの推理小説とは少し違うように私は感じてとても新しい感じで先が読めずドキドキして読むことができました

    #ドキドキハラハラ

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    2025年03月04日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編集で、ふっと笑えるものから結構シリアスなものまで。
    同じフレーズを使って、作家さんによってここまで幅が出るのが面白い。

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    2025年03月04日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    おすすめにあった本。各国から選りすぐりの名探偵たちが、日本にある聖遺物をかけて己の頭脳でバトルする。個人的に言うと前半戦がめちゃくちゃ面白かった。あのキャラたちをもっと掘り下げるスピンオフいくらでも書けそう。参戦できなかったゴリラくんいたし。後半もお互いの頭脳戦を褒めつつもバチバチで凄く良かった。名探偵らしく、相手を傷つけることは絶対にしない(心理的は除く)。なので連続殺人とかにはならないのが良かった。まさかのキャラも名探偵?だしこの世界犯罪とかやってられんだろって思った。名探偵陣営が強すぎる。

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    2025年03月01日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    面白かった〜
    医療ミステリーだけど軽くてサクって読めた
    でも自分自身にも有り得ることばかりでソワソワしながら読んだな

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    2025年02月26日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    泌尿器科ミステリー!
    面白すぎた!
    似鳥鶏さんの作品ということもあり,最初から期待しては居たものの,
    鮎川含め
    魅力的なキャラクターと話の展開は
    読む手が止まらなかった。
    続編が欲しいけど,
    大変なんだろうな

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    2025年02月22日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    ネタバレ

    面白くて一気読みでした!

    西船橋にある小さな本屋で起こる事件を、書店員の主人公・青井を中心に解決していくストーリー。名探偵役は仕事をしない店長。

    殺人事件は起きないものの、事件はほのぼのしたものから、実際に起きたらゾッとするものまで。

    主人公以外の書店員も皆キャラクターが生き生きしていて、とても楽しい。特に女子大生の平野ちゃんは愛らしくて登場する度にワクワクした。

    しかし最後の文庫書き下ろしの章だけが、少しテイストが違っていて驚いてしまった。どうやら切り返しを見逃してしまっていたらしい。

    え!?店長どうした!!??

    和気あいあいしていた本屋が一転、不穏な空気に変わる。大好きな本屋が

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    2025年01月12日
  • 推理大戦

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    「多重解決」ミステリの傑作。最強の能力を持った名探偵たちが繰り広げる推理合戦は見逃せない。各々の名探偵たちの紹介の章だけでも魅力的なのに、最後に大どんでん返しも待っている。ノックスの十戒の抵触もあることから、アンチミステリの要素もある。ミステリ好きは必読!

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    2024年11月27日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    ネタバレ

     あまり詳しく感想を書くとネタバレになりかねないが、前作そのものが伏線になっていてそれを全部回収していくのに驚いた。前作を「別れ」を強調した学園ミステリーとするならば本作は「新たな出会い」を強調した学園ミステリーという様で面白かった。

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    2024年11月13日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    最初に密室トリックが明示される、変わった作品集。トリックが分かっているからこそ使える謎や伏線、どんでん返しが魅力的だった。特に、「薄着の女」は最後の一行で物語の真相が明かされて驚いた。

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    2024年10月18日
  • 育休刑事

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    読者へのサービス精神旺盛+脚注芸が楽しいいつもの似鳥鶏の作風に、彼が時たまツイッターで見せる理のある論調と社会課題に向き合う姿勢(たまに流れてくるポストを見ると、この人の書く本なら信用できる、と思う)が(珍しく)がっつりと乗っかった作品で、いつもふざけまくるあとがきも、心なしかいつもよりも現実世界に足がついている 笑
    そして謎もちゃんと魅力的で、「育児をやっている刑事」だから事件の手がかりに気づく場面も多く、テーマと推理の両立に舌を巻くこと請け合い。

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    2024年10月05日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    文体が好き。注釈もおもしろい。クスっとしながらサクサク読める。
    …のだけれど、最後の話は“本屋さん好き”としては考えさせられた。そして、“店長”の正体に驚かされた。

    「本が好きです。でもそれとは別に、本屋さんも好きなんです。もうずっと前に気付いてました。私は欲しい本があるから本屋さんに行くんじゃなくて、本屋さんに行って欲しい本を見つけるんだって」
    分かる。めちゃ分かる。分かりすぎる。
    そして、積読が貯まっていく…。

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    2024年09月28日