唐木田探偵社の物理的対応

唐木田探偵社の物理的対応

1,870円 (税込)

9pt

都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった“新種の怪異”。
その存在は政府によって極秘として取り扱われ、“偽の月”を見ることができるごく一部の人間たちだけが認知できる。
国内の被害者が急速に増加する中、怪異に立ち向かう方法はたったひとつ――物理攻撃だった。

怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社新入社員の〈ネズミ〉は、入社早々、同僚たちからあらゆる戦闘方法を叩き込まれ、実戦に駆り出される。
最前線の戦闘班は10年生存率25%といわれ、生き残っている現メンバーたちも、特殊な事情を抱えた問題児だらけだった。
ルール無用に襲いくる怪異に命からがら立ち向かううち、同僚たちとの間にも不思議な絆が芽生えるが、依然として怪異の被害者は指数関数的に増えるばかり。
果たしてネズミたち探偵社の面々は、怪異急増の原因を突き止められるのか――。

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唐木田探偵社の物理的対応 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は『偽の月』を目撃してから都市伝説『思い出女』に襲われたところを武装した男たちに助けられる。
    『偽の月』が見える人間は怪異に襲われやすくなり、今後生き残るためには怪異に対抗する組織に所属するしかない、ということで唐木田探偵社に就職することに。

    探偵社というが業務内容は人に害を為す怪異を銃器や

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    探偵社ってタイトルだから推理小説だと思ったら違った。バトルアクションホラー要素ありの小説。普段読まないジャンルの小説だが、予想外に楽しめました。主人公の成長や恋愛未満の関係もあり、深夜アニメにしたら人気がでそうだなと感じました。

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった”怪異”。“偽の月”を見ることができるごく一部の人間たちが秘密裏に対抗する。物理攻撃で。

    怪異怖い。めっちゃ怖い。
    生存率を上げるためにまずみっちり訓練、というのが良かった。
    ネズミはさいごまで名前出なかったな。

    0
    2023年12月14日

    Posted by ブクログ

    想像と違った内容だったけど、面白かった。
    探偵事務所と物理的?と思ったけど、そーゆーのとか。
    都市伝説とアクションが上手い具合に、調和して面白かった。
    怪異という都市伝説に物理的に駆除してくのか。
    荒唐無稽な気もするけど、ちょっとありそうな気もする。
    人が噂をし、話が広まり怪異が実態を持つ。
    うん。

    0
    2025年08月24日

    Posted by ブクログ

    タイトルだけ見て、普通に探偵小説かと思って読み始めたら全然違った。
    トイレの花子さんとかの怪異と銃やナイフで戦うバトル系?小説。
    ミステリ作家かと思ってたらこんなのも書くんですね…。

    この作者さんは本当にキャラ物が上手い。
    流血やグロい描写は苦手だけど、キャラがみんな魅力的なのでどんどん読み進めら

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    夏だからなのか、ホラー苦手なくせに興味がでてきたので「都市伝説アクションホラー」と帯にあるこちらを読んでみた。面白かったー!
    人を襲う怪異に銃やら剣やら拳やらで闘う怪異駆除業者のお話。メンバー各々の辛い過去や活動する理由があったり、メンバー同士の絆があったり、青春小説のような面白さもあった。対決シー

    0
    2025年07月29日

    Posted by ブクログ

    ホラー感はそこまで感じなかったけど、アクションホラー。それぞれのキャラがたってて好き。
    怪異を物理で倒していく、っていう設定面白かった。続編希望。

    0
    2024年08月17日

    Posted by ブクログ

    ひょんな事から『怪異』が認知できるようになった「ネズミ」と、彼をスカウトした唐木田探偵社の個性的なメンツとのやりとりや文字通り血みどろな『怪異』との戦いを描いた作品です。

    作品中での怪異は皆様ご存知のトイレの花子さんやらターボばばあ、くねくねやら姦姦蛇螺といった都市伝説をネタにしたものばかり。それ

    0
    2024年03月23日

    Posted by ブクログ

    実体化した都市伝説に物理で挑む若者たちのお話。
    ホラー感はないけれど話の骨組みはしっかりしてて、登場人物たちのキャラクターもバックグラウンドも作り込んであるので奥が深い。
    出てくる登場人物全員に好感が持てるので、バトルのたびにハラハラしながら読みました。
    オススメ!

    0
    2024年03月17日

    Posted by ブクログ

    茶褐色で異様に大きい月が見えたら要注意。あなたは“あちら側”の人になっているかもしれない。
    本書の主人公であるネズミも偽の月を見るようになった1人だ。そして現実が乖離していく感覚を覚えた後“思い出女”に襲われる。彼を救ったのは唐木田探偵社の2人だった。探偵社と名乗っているが、実態は現実化した都市伝説

    0
    2024年02月14日

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