似鳥鶏のレビュー一覧

  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    個性的な店長と共に書店で起こる不思議な事件を解決する日常ミステリーかと思いきや…?
    書店に関する小ネタが注釈されていて本好き、書店好きにはとても楽しい!
    相次ぐ書店の閉店や世間の本離れについてストレートに想いが書かれていて私はとてもグッときた

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    2025年07月20日
  • 夏休みの空欄探し

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    ネタバレ

    クイズや謎解きを軸にしつつも青春のもろさや成長の痛みを丁寧に描いた印象深い作品だった。周囲から浮いた存在である成田頼伸が“役に立たない知識”を武器に暗号に挑む過程は単なる自己肯定の物語を超え、人の価値や意味を問い直すものでもあった。対照的な存在として描かれる陽キャの清春との関係性も反発と協調のバランスが巧みに描かれ物語に深みを与えている。終盤には命の有限性や別れといった重いテーマが浮かび上がり、読み終えた後に静かな余韻が残る。自分自身の心の中にある“空欄”と向き合いたくなるような、静かで鮮烈な一冊だった。

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    2025年07月11日
  • 育休刑事

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    ネタバレ

    「そんなに巻き込まれないでしょ」と突っ込みたくなるけれど、そもそも巻き込まれないと始まらないので、そんな突っ込みはナンセンス。
    随所に散りばめりた育児あるあるは、子育てを経験した者なら誰もが納得のリアルあるある。それを男性の主人公の目線で語られているのが現代の子育て事情を汲んでいて良い。体の回復は最優先だが、育休をとるのは母親じゃなきゃいけないなんて勝手に決めつけないでと常々思っていました。
    ネタバレなのであまり言えませんが、人の死なないミステリーは、読後も嫌な気持ちがしなくて私は好きです。

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    2025年07月09日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    本屋で事件を推理。個性的な店長と店員による本屋さん事件簿。

    送られてきた7冊の本にメッセージは隠されているのか?
    消えたサイン本はどこへいったのか?
    ポスターに落書きをされたのはいつなのか?

    本、本、本と本で溢れる一冊です。

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    2025年06月30日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    ネタバレ

    史上最凶の敵〈鷹の王〉が、ボウガン+放火ドローンで東京を恐怖に陥れる、前代未聞のテロスリラー。
    海月&設楽の捜査一課“戦力外”コンビが東京崩壊の危機に挑む、緊迫の警察サスペンス!

    警察幹部たちの暗躍シーンがあまりにもよすぎる。
    越前さん煙たがられながらも信頼されているのが伝わってくる。
    完全勝利にならないところがリアリティあってよき。

    ドローン犯罪ありそうでこわい。

    結局黒幕わからないし、まだまだ続きありそうな感じだけど、続編はいつ出るのでしょうか…小市民も完結したもんな、いつまでも待ち続けます!!

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    2025年06月30日
  • 夏休みの空欄探し

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    ネタバレ

    クイズ好きのオタクより男子高校生がふとしたことから大学生&女子高生の美人姉妹と知り合い、そこにクラスメイトの陽キャ男子が加わってあちこちに仕組まれた暗号を解いてまわり、ついでに青春を謳歌する青春小説。そしてミステリー小説。ご丁寧に読者も挑戦できるように暗号が書かれてたけどそれは横に置いておいて、土台となる「暗号を解き続けると遺産が手に入る」に関して回収された伏線がなかなかの新鮮などんでん返しだった。ただ、伏線とは別に命で涙を誘うのはちょっとどうなんだと思わんでもない。涙目で描いても説得力ないけど。

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    2025年06月28日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    なかなか面白かった。
    似鳥さんらしいユーモアミステリでありながら、白日の元にさらされるのは社会派。
    世知辛い世の中を移した作品でした。
    2948冊
    今年176冊目

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    2025年06月25日
  • コミュ障探偵の地味すぎる事件簿

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    この常に周囲から悪く思われないか過剰に怯える感じ、そして過去に調子に乗り過ぎて痛い目にあったトラウマがそうさせているという背景はまさに小市民シリーズと同じ設定です。
    この細かいリアリティは、恐らく似鳥氏の実体験を多少なりとも反映しているのでしょうね。
    だけど、一見するとヒエラルキーの上位にいるように見える人も本心ではいろいろ悩んでおり、むしろ空気を読んでいるつもりの人殆どタチがわるいというメッセージに共感します。
    個性的なキャラクターが沢山出てくる中で、内気な武闘派である皆木さんに惹かれます。

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    2025年06月17日
  • ミステリーツアー

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    ・青崎有吾・阿津川辰海・伊吹亜門・似鳥鶏・真下みこと、が15作のミステリーを2ページ以内で紹介した本。つまり、全部で75作。かなり、危険な本です。何故なら、読み終わると読みたい本が増えているから。悲しいことに、75作中、既読は一割位でした。お勧め文も勿論楽しめるので、ミステリー好きなら★5なのでは?
    本の紹介がすごく上手だなぁと思ったのは伊吹亜門さんで、読んでて面白かったのは似鳥鶏さんで、読みたい本が多かったのは真下みことさんです。
    さあ、これから、家みたくなった本をメモらなくては……。
    大人の本の紹介なので、高校生くらいから。中学校以上。

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    2025年06月11日
  • 世界が終わる街 戦力外捜査官

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    ネタバレ

    予定調和的なところがあるとはいえ、警察、宇宙神瞠会、名無し三すくみの構図+カルトにハマる若者やテロの裏で世界を支えてる人達など主人公ではない人達描写のバランスがとてもよい。
    警察の会議室のシーン、指令室のシーンの臨場感や緊迫感はめちゃくちゃ映画になりそう…!!と思ってしまった。(実際はドラマも全く原作無視っぽかったからないやろうけど)

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    2025年06月05日
  • 刑事王子

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    バディものはいいぞ!!おじさんとおうじさまがオタクと戦うお話(語弊)
    ツレない方が相棒を認める瞬間は、俺はこういうのが観たくて来たんだよ!!となってよき。
    トリック自体はあまり読者が考えるタイプではないようなのでバディに集中できるのも良き。

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    2025年06月01日
  • だから捨ててと言ったのに

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    短編なのでサクサク読めた。
    今回の書き出しテーマは『だから捨ててと言ったのに』…だいたい恋愛絡みか、夫婦関係こじらせ系が多かったように思う。
    誰に対して言っているかで、作者ごとに思い付く話が違い、個性があって面白い。
    アンソロジーは、知らない作家さんを知って、見つける機会にもなる。
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    ↓読んだ中で印象に残ったもの。

    ●良い話
    砥上裕將『母の箪笥』
    金子玲介『恋文』

    ●じわじわ来る系
    潮谷験『無理解』
    五十嵐律人『累犯家族』
    背筋『こわくてキモくてかわいい、それ』

    ●設定の世界観が独特
    黒澤いずみ『捨てる神と拾う神』
    舞城王太郎『食パンと右肘』
    多崎礼『海に還

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    2025年05月31日
  • 神様の値段 戦力外捜査官

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    ネタバレ

    前作よりは似鳥作品ぽさがあってよかったけどやっぱりまだ物足りない。
    未来を「イニシエーション」から守れなかったのは似鳥作品ぽいけど、放火の犯人やら内通者やらは唐突に出てきた感じがあってあんまり納得いかない。

    警察以外の市民がヒーローになるシーンはめちゃくちゃよかった。
    実際こんな綺麗事だけでは終わらないだろうけど、こういうポイントに着目してる作品ってあまりなかったと思うから。

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    2025年05月23日
  • だから捨ててと言ったのに

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    「だから捨ててと言ったのに」という1文から始まるショートストーリー集。このシリーズは全て読んでいるが、毎回色んな作家さんの作品が読めるので楽しみ。今回のもバラエティに富んでいて面白かった。
    「パルス、またたき、脳挫傷」岡崎隼人
    「海に還る」多崎礼
    「探偵ですから」麻耶雄嵩
    この3編が特に意外性があって良かった。

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    2025年05月19日
  • 叙述トリック短編集

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    ネタバレ

    6つの短編集とあとがきで構成される叙述トリックで、どれもパターンが異なる。しかし6つ目の短編で、実はこれまで同一人物が1人と登場しており、同一人物と思われた人物は血縁関係だったというオチ。あとがきに関しても、著者によるあとがきではなく、『あとがき』というタイトルの作品であった。

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    2025年05月11日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    本屋でアルバイトしている学生としては
    読んでいてすごく共感した、、、!
    最後の展開が少しひりひりした。

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    2025年05月07日
  • 彼女の色に届くまで

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    やっぱり似鳥さんの青春ミステリは面白い。
    名探偵が日常の謎を解くそれも絵関係のという縛りからラストで明かされるものはゾクリとした。

    2896冊
    今年124冊目

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    2025年05月04日
  • いわゆる天使の文化祭

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     文化祭を目前にして準備に励む生徒達が突然現れた大量の目付きの悪いピンクのペンギンみたいな『天使』が描かれたイラストを発端として訪れた文化祭中止のピンチを脱しようと葉山くんが奔走する市立高校シリーズ第四弾で、謎解きの面白さは勿論個性豊かなキャラ達の掛け合いとミステリー好きを唸らせるトリックも相まって最後まで楽しく読めた。

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    2025年04月28日
  • だから捨ててと言ったのに

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    色んな短編があって面白かった。
    ちょっと理解できない話や良く分からなかった話もあったけど、個人的には「母の箪笥」「海に還る」が好きだった。

    こわくてキモくてかわいい、それ 一体何だったのだろう…??

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    2025年04月13日
  • 難事件カフェ

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    登場人物口軽くて大丈夫か?と思ったものの読みやすかった 犯人にもすんごくいやなやつがいないのもいい、みんなやるせなくてあぁ…という感じで

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    2025年04月12日