似鳥鶏のレビュー一覧

  • 唐木田探偵社の物理的対応

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怪異は認識されることで存在する、というところからのアプローチが面白い。濃い周りのキャラたちもみんな愛せるキャラクターで好き。

    0
    2024年02月04日
  • 叙述トリック短編集

    Posted by ブクログ

     ブックカバーにも仕掛けがあります(謎解きという意味ではなく、だまし絵的な)。作品は、似鳥鶏らしい、飄々とした物語。謎解きは、わかりそうでわからない・・・

    0
    2025年12月07日
  • 午後からはワニ日和

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ほのぼの系動物園ミステリーだと思って読んでみたら真相が闇深くて衝撃的でした。
    動物園に最後に行ったのはいつだったか思い出せないくらい長い間動物園には行っておらず、最近なぜか動物園に行きたい欲がすごくあったのでより行きたくなりました。

    七森ちゃんの折り紙が気になりすぎます!

    0
    2024年01月28日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    なかなかの大作だと思います。登場する名探偵たちを紹介する短編が前半部、終結して推理対決するのが後半部という構成。名探偵各人のキャラがしっかり立っていて、全員に感情移入してしまうため、後半で誰も負けてほしくないと思ってしまいます。
    この作品、凄まじく労力かかっているのではないでしょうか。名探偵一人ごとに1冊書けそうなアイデアと情報量です。それぞれを主人公にしたスピンオフがあってもいいかも。

    0
    2024年01月27日
  • 育休刑事

    匿名

    購入済み

    育児の大変さを思い出しました。
    それと赤ちゃんの可愛さも。
    蓮くん成長が早い!

    0
    2024年01月13日
  • 新鮮 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    似鳥鶏さん、新しすぎる!!
    ほぼ最後まで違和感なく読んでしまって
    やられた〜、、となりました。

    ネタばらしもあって、
    著者の意図してないものでさらに面白い。

    0
    2024年01月05日
  • いわゆる天使の文化祭

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文化祭における事件というネタは、個人的にはどうしても相対させちゃう作品があるんだけども、そしてそっちの作品がかなり好きなのだけれど、そういう状況でもこの作品はなかなか秀逸だったと思う。

    どこかに叙述トリックが使われてるかもなぁと感じたのはかなり後半の方だったから、相変わらずの騙されっぷり。時間をずらすという叙述だったことにまでは全く思い至らなかった。

    文化祭となるといろんな人が勢ぞろいするから、それだけで盛り上がるし、お祭り感のちょっと浮ついた感じと変わり者の探偵役とのコントラストが映える、とでも言うんだろうか。そしてそこにいじられ役の主人公がいることで、三点倒立的にバランスが取れてる気が

    0
    2024年01月05日
  • まもなく電車が出現します

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前回とは違ったタイプの短編。学校って謎が多い存在だから、短編との相性がいいのかもしれないなぁ。

    全体としてはちょっとイヤミス傾向あり。高校生活の彩りはほんのちょっとしたことで塗り替わるんだろうから、イヤミス色があったとしても、どこかになにかを残してさえおけば、ある意味勝手に色がかわっていく。場合によっては読み手が色を付けてくれるし。

    そんな意味でも結末がたくさんある短編と高校の相性はいいんだろう。

    0
    2024年01月02日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    推理トリック物は自分の想像力不足で余り楽しめないんだけど、好きな作家さんなんで購入。
    前半は各探偵の活躍と特殊能力を発揮する前段。どの探偵も長編にしても面白そう。それが後半で競い合う。熱い。
    少しチート感はありつつも、最後は協力体制で締めるのも良かった。あんだけ盛り上げていて誰が一位と決めなかったも好きな展開。
    今後は対決はないかもしれないが、各探偵のスピンオフ物やってくれると嬉しい。

    0
    2023年12月29日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

    Posted by ブクログ

    タイトルからは予想できない展開。
    物理的対応が可能という前提からして面白かった。
    グロいのが苦手な方にはおすすめしない。

    差し込みのEMPLOYER'S FILEにより、人物像が深堀りされるので、物語の厚みがたんだん増していく。

    物理的対応中のシーンは、緊張とワクワクゾクゾクの連続だった。

    「思い出女」で、過去に読んだ(どうしても本のタイトルが思い出せない)、木の枝にぶら下がった綱がギィと軋む音がだんだん近づいてきて、最後にはその綱で首をくくらずにいられなくなるという怪異を思い出した。

    遭遇するなら、いきなり系も怖いけれど、ゆっくりと日数をかけて迫ってくる方が気持ち的にはき

    0
    2023年12月26日
  • 育休刑事 (諸事情により育休延長中)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    育休中なのに、事件に巻き込まれて解決をする話。
    全3話の短編。
    子育てならではのネタも入っており面白い。

    0
    2023年12月15日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

    Posted by ブクログ

    泌尿器科という場所で患者は男性のみのお話のためちょいそっちの場所に関する下ネタに走り笑えたが、要所要所に医療分野での問題提議がありよかった。
    特にchild abuseについて昔なんて幼児虐待をchild abuseというのかわからなかった。(abuseはuseに接頭語のabがついてるから間違った使用という意味)
    叩くとかだけが虐待ではなく、一見育児をしているようでも親の思いの通りの道を進ませたり、物を制限したり、親の権力で子供を悪用すること→abuseなんだな。と過去の疑問がとけました。

    0
    2023年12月14日
  • 卒業したら教室で

    Posted by ブクログ

    前作が短編集なのにとっても大掛かりな仕掛けだったので、今作は…と身構えていたら。
    目次の時点で「搦手がすぎる!!」
    今回も立派に最終巻っぽいまとめ方で、そのお約束もまた、たまらないです。

    0
    2023年12月13日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    普通の人では見えない月が見えた。それから怪奇現象を解決しないと死が待っている。

    月が2つ見えてしまった事によって、都市伝説の怪奇を退治する「唐木田探偵社」に否応なしに入社させられた「ネズミ」。裏方ではなく、前線で戦う調査部を選んだ。調査部のメンバーにはどうしても戦わなければならない理由があり…

    都市伝説×バトルアクションで中々ハードな展開でした。ネズミが満身創痍になっていくのが痛々しかったけれど、徐々に頼もしい存在に成長したのが救いでした。

    0
    2023年12月12日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    似鳥鶏先生の長編小説。
    世界各国の特殊能力持ち名探偵が聖遺物を巡って推理合戦をしていく物語。
    半分くらいまでは各探偵達の能力・人柄などが短編形式で描かれている。彼らのキャラクター性の濃さがとても面白く、スピンオフをつくって欲しいレベルだと思いました。
    後半はそんな彼らが集結し、推理合戦を行っていくのだが、彼らが能力を駆使してそれぞれに探り合うところや推理し合っていく所がとても読んでいて面白かったです。
    探偵達が推理し合い、それでも真相からはほど遠い...という中で”ある人物”が明らかにした真相にはとても驚かされました。そしてその後の騙し合い合戦はまさに“大戦”だなと、最後もスッキリした終わり方

    0
    2023年11月23日
  • 卒業したら教室で

    Posted by ブクログ

    「推理大戦」がおもしろかったので、勢いで市立高校シリーズを再読。二年ほど前に出たこの最新作、初読の記録を見たら、☆三つのレビューなしにしている。あれ?好きなシリーズなんだけど、なんでかなと思いつつ読み出して思いだした。そうだ、何回か挿入される「異世界ものラノベ」風の章が全然ダメで(苦手なので読まないという意味で)、斜め読みで終わったんだった。今回もそこだけとばしそうになったけど、いやまあとりあえずと、気を取り直して読んでみることにした。

    そうしたら、そのラノベ風が意外にも結構楽しめたのだ。やっぱり力のある方が書くと違うんだなあ、当たり前だけど。キャラがたってるし、アニメの絵面にしたらすごく決

    0
    2023年11月21日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    YA向け謎解き・青春・恋愛・冒険小説。ラストは人によって好みが分かれると思いますが、青春っていいなと改めて感じさせてくれた作品でした。

    0
    2023年11月16日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今時というか新しい感じのアクションホラー小説。怪異に襲われ救われた探偵社へ入って退治していく、ありがちな始まりだけど、訓練とがやたらリアル。軍事的な武器の知識が細かいし怪異の殺し方など斬新。単純なバタバタ劇でない。
    特殊な能力でなくて普通に銃や刀で倒していく。お札や魔法はなく力業なので、主人公もドンドン身体が損傷していくのも現実的。
    途中でおかしな展開になっていくのだが、主人公ととも読み手の自分も騙されてしまう。あれ?そんなんだったっけ?
    冒頭に少しかじっていた説明が思い出される。
    怪異もよく聞く有名どころなんだけど、今風のデジタルチックでやたら強い。いきなり雄馬がやられてしまったのは衝撃。回

    0
    2023年11月07日
  • いわゆる天使の文化祭

    Posted by ブクログ

    文化祭準備の様子などの描写が、自分自身の高校時代の思い出と激しく重なる部分があり、事件以外のところも楽しい。
    世代的には著者よりほどほどに下で、市立高校ではなくて県立高校だったのだが、同じ千葉県の公立高校の雰囲気を共有しているノスタルジー。そうそう、クラス発表で文化部の部員たちが校内を駆け回るこの感じ!
    ちなみに、前々からそうなのだろうとは思っていましたが、本作ではっきりと、作者の母校がわかります。

    0
    2023年10月30日
  • Jミステリー2023~FALL~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2023.10.28
    このアンソロジーはいつも待ち遠しい。
    ただし、さいごの宮内悠介の作品は音楽をプレイしたり、レコーディングの意味を知っている人にはすぐに推察できるネタだとワタシは感じた。ネタバレではないと思いますが念のため。

    0
    2023年10月28日