似鳥鶏のレビュー一覧

  • 育休刑事

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    育休をとった刑事が、事件に巻き込まれ解決していく話。
    全3話。全部面白かった。
    とくに、お外に出たらご挨拶が面白かった。
    育児に関することを取り入れながら、解決していく新しいミステリー。
    続編も読みたい。

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    2023年04月18日
  • 戦力外捜査官 姫デカ・海月千波

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    周囲を裏切る操作能力の低さで戦力外通知を受けた海月。彼女と行動を共にする設楽と独自捜査を進める内、殺人事件に辿り着くが……。
    ラノベ風味の物語、キャラクター設定ながらなかなか侮れない作品である。まず読みやすさがあるし、事件もあちこちに寄り道しながら結末では大きな見せ場も用意されている。それ故にもう少し尺を取ってもっと読みたかった物足りなさがある。二人の掛け合いに笑いながら読める楽しい一冊だ。

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    2023年04月15日
  • 家庭用事件

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    ネタバレ

    今回は学園ミステリーの5篇からなる短編集。
    何となく裏技的な謎解きが続き、余り心情に刺さらないなぁと思っていたら、最後の

    「優しくないし、健気でもない」
    聴覚障害のお姉さんと、ひったくりのお話。
    沢山の意味でやられました。まさかの妹の秘密。
    「家庭内事件」ではそんな素振りは全く気付けませんでした。

    周りにそういう方々は居ませんが、かなり偏見し思い込みがあった事を指摘された気になりました。自分の中で確かにそんな所があったように思います。
    不便な生活をされていたら、人間的には優しく、しっかりしているはず。そんな一括りにできる訳なく人間色んな人がいるのは、分かっているはずなのに。改めて考えさせら

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    2023年03月29日
  • 世界が終わる街 戦力外捜査官

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    海月警部は戦力外どころか、囮捜査を含めて完全に今回の事件を未然に防ぐ活動の中心になっている。
    この人の能力と人間関係とキャラクターなら公安部と刑事部の境界なんてお構いなしで操作を進められる実力なのに、設楽刑事はそれをちゃんと理解せずに上手く使われている感がなきにしもあらす。

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    2023年03月29日
  • 育休刑事

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    育休を取得中の刑事が主人公。
    息子の蓮くんと出かけ先で事件に巻き込まれ、上司に育休中なのに仕事に駆り出され、協力され。
    と、育休であることを前提にした小説だろうなとの推測を上回る、ミステリー要素。
    似鳥氏が作者であることから、ただの小説ではないと思っていたが。笑

    赤ちゃんを交えた捜査や育児絡みの推察は斬新で新しく、
    育児の「知らなかった!」が度々出現するため、
    もはや子育てついての理解を深める本でもあった。
    世の育児に関わる人は本当に大変なんだな!

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    2023年03月01日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    シリーズ5作目。このテロシリーズは、どれも本当にあり得そうに思えて恐ろしい。大都会東京の建物を崩壊させようとする犯人に立ち向かう警察。
    こういった小説では日の当たりにくい、地域の交番のおまわりさんも大活躍するところが良い。おまわりさんの仕事、大事だよなぁ。
    今回の黒幕がわからないままだし、「名無し」の行方も気になるし、越前刑事部長のプロジェクトのその後も不明だし、もう少し続きがあってもよさそうだけれど、今のところないのかな?出してほしいな。

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    2023年02月26日
  • 昨日まで不思議の校舎

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    ネタバレ

    今回は学園七不思議を題材としたミステリー。有りがちなテーマだなあと思いましたが、流石似鳥鶏さんの作品ということでライトなミステリーにはなりません。特に今回は中々に重厚な非日常でした。

    3つの事件の犯人の最後の独白では、最初はちょっとした悪戯心、魔が差した感じでやってしまった様でしたが内情の描写が深く、特に花子さんの話では用務員さんの恋心がグッときました。
    枯れと呼ばれる年代でもそんな溌剌とした気持ちが甦るのだろうかと、もう初老でもある自分にも重ねてみてドキドキしながら読み進めました。

    そして今回は原点に戻り、あの事件の解決篇といったところでした。完全にスッキリした燃焼感はありませんでしたが

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    2023年02月24日
  • 夏休みの空欄探し

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    高校二年の夏休み。オタク気質の主人公は暗号をきっかけに知り合った美人姉妹と同じクラスの陽キャ男子と共に次々と暗号を解く事に。コレは誰が何のために?そして行き着く先は?
    青春小説にパズル的な暗号を散りばめたストーリー。暗号以外はありきたりのストーリーではあるが軽快で明るいので楽しく読める。
    お姉さんの趣味が笑いを誘う。本を読まない人に好きな作家は「板垣足穂」「酉島伝法」というぶっ飛び方が良い。

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    2023年02月23日
  • 育休刑事

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    赤ん坊を事件現場に連れていきすぎの是非は置いておいて、育児小説として一つのジャンルを築いたんではないでしょうか。育休という制度に一石を投じる小説になったと思います。

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    2023年02月20日
  • 夏休みの空欄探し

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    青春ミステリーですね。
    日常の謎。とびきりのパズルが散りばめられています。
    似鳥さんのお得意の学園物語とは少し趣が異なりますが、高校生が主役の物語です。
    似鳥さんは(未だに男性が女性か不明ですが)自分の分身を作品に仕立てたように思います。
    博識が必ずしも『何かの役に立つ』とは限らない。そんなジレンマと好奇心の塊のような、何でも知りたがる性質の人間《実は私も同類なのですが》の一夏の物語です。
    似鳥さんの語り口は軽妙で、それでいて出てくる豊富な蘊蓄がたまりませんね。本文に*のマークを置いて、説明文が入る等と云うのは、漱石先生の本か?と思わせる位、親切丁寧ですね。誤植が多い事も、漱石先生と同じようで

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    2023年02月15日
  • 「さあ、どんでん返しだ。」(キャンペーン8作品無料試し読み)

    購入済み

    サンプルとしてとても良い試み

    今まで読んだことのない作家の作風、特に文体を知るのには、とても良い試みである。サンプルなのでミステリーに必須の伏線関係、特にオチの部分のどんでん返し は当然入っていないので評価できないが、文章そのものが読みやすいか文体が気に入るか の評価はできる。三津田信三 さんが苦手だ と言うのはよくわかった。

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    2023年02月05日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    店長って女だと思ってたのに最後の方で男になってるよね?気のせい?女性用トイレから出てきた。ってのありますよね。

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    2023年02月03日
  • そこにいるのに 13の恐怖の物語

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    ネタバレ

    作者自信が怖がりなのにホラー小説を書いたらしい笑

    あいだにひとつ優しいお話が入ってるのが良かった。
    一番ゾッとしたのは、頭に警告が流れるやつ。「ペンを拾うな!」
    あと一番最後のお話。弟が、文法はあってるのに意味がわからないことをしゃべる出すのが怖かった。

    あとがきがめちゃお茶目で面白かった笑

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    2023年02月02日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    前作が望外に良かったのでホクホクと読んだ続編。しかし実はこれは言ったら中編にあたっており、この最後では非常に宙ぶらりんな状態なのであった。急いで後編に進むべし。

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    2023年01月30日
  • 理由あって冬に出る

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    第16回鮎川哲也賞佳作入選デビュー作。連作短編のような体であるが、実は一つ一つは本当には完結しておらず、最後まで読んで初めて完結するうまい構成の作品だった。
    相前後して読んだ相沢沙呼と類似点が多く、鮎川賞デビュー作、学園もの、ワトソン役は平凡な男子高校生、日常の謎、とかなり共通しているのだが、語り口がこちらの方が好みである。語り手にも美術部員というキャラ設定がちゃんとあり、それを反映した地の文になっているのが読みやすいのだと思われる。冬に「出る」ものの正体が二転三転する終盤は見事。
    でも実はあとがきが一番面白かった。ということでこれはホクホクと続編を読むことにしました。

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    2023年01月30日
  • 育休刑事

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    刑事ものというだけでなく、男性が育児をすることへの社会の目みたいなことも書かれていて、考えさせられた。最後はいろいろ納得させられておぉー!となりました。

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    2023年01月18日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    読みやすく、登場人物も多くなく、ストレスなく謎解きしながら読めるライトミステリー。
    面白かった。最後の方は完全にしてやられた感があって本当に面白い作品を読めたと満足。
    さらに、本屋の危機を取り上げていた。少し前の作品なので現在はもっと本屋の経営は大変だろうと思う。この作品を読む間に、本を注文したが受け取りに書店の店頭を指定した。少しでも本屋が長く続いてもらいたい。

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    2023年01月15日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

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    本屋さんが舞台のライトミステリ。
    とにかく文中の注釈が面白い!本屋さんあるある、本屋さんで働く人の嘆き?みたいなのが溢れている笑

    〈*10 書店員は大体腰をやっている〉

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    2023年01月06日
  • 難事件カフェ2~焙煎推理~

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    大都会の狭間でひっそりとイケメン兄弟が経営するカフェの客たちのもたらす事件を二人が鮮やかすぎる手並みで解決する。カフェに入り浸る県警の直ちゃんはちょっとうざいかもねえ。犯罪自体もえぐいかも。弟のケーキは食べてみたいね。

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    2023年01月03日
  • 七丁目まで空が象色

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    少し設定に無理があるような...気はしましたが、
    他の作品同様、動物にまつわる課題を描きつつ、
    登場人物の各キャラクターが際立っていて、楽しく読み切ってしまいました。
    ぜひ続編を期待しています。

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    2023年01月01日