似鳥鶏のレビュー一覧

  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    桐島や何者の朝井リョウさんとビブリアの三上さんに惹かれて購入。自分の中ではキャラ文芸と小説の間くらいを攻めているというイメージの新潮文庫nexってこともあって読んでみたけど、まさしく印象の通りだった。
    小説というカテゴライズがしっくりくる話から、これはもはやラノベだろって言いたくなるような話まで盛りだくさん。どれもこれもきっと作者の個性がありありと出ているに違いない。最初から最後まで様々なメニューを楽しめるお店に入ったような感じでした。個人的には「それでは二人組を作ってください」「ジャンピングニー」「月の砂漠を」「冷やし中華にマヨネーズ」の4作がお気に入り。
    こういうアンソロジー系って、作家さ

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    2018年11月01日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    クレセント錠のかかった密室をテーマにしたアンソロジー。島田作品はあまり読んだことないが、密度が違う気がした。好きなのは似鳥さん、彩瀬さん。

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    2018年10月24日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    ドローンを利用したボウガンでの無差別襲撃とコンクリートを崩壊させる細菌テロ。まだ余裕のある軽妙なパートからシリアスへの移行が滑らか。終盤のダムでの死闘が映画のような盛り上がりではらはらした。命令する海月も痺れた。本腰を入れるまでは註釈もありユーモラスだけれど物語は堅実。両者が安定した自然なバランス。

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    2018年10月14日
  • モモンガの件はおまかせを

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    山の集落に出現した謎の大型生物が閉じ込めた筈の廃屋から消える、捕獲に当たる桃本と鴇の話が、四話収録のうちの一つとは思えない濃密さでドキドキした。提携した悪質業者問題が重い。七森をヒロインのように感じていたけれど鴇だったっけ。口調も鴇は男勝りと記憶違いしていた。桃本と鴇のコンビが新鮮でそわそわした。

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    2018年10月13日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    第1話 喪服の女王陛下のために
    第2話 スフレの時間が教えてくれる
    第3話 星空と死者と桃のタルト
    第4話 最後は、甘い解決を
    の4編。
    推理小説として考えれば、なんとなく釈然としない部分も多いけれど、
    直ちゃんと、実さん、智さん兄弟との会話のテンポもよく、登場するお菓子たちも素敵で楽しく読めた。
    一番好きなのは、第4編。
    「ごめんね」と謝ったからといって許さなければならないわけじゃない。
    こんな経験は誰しも持っているのかな。
    ラストの実さんの一言がとっても温かく心にしみわたり、もう少し早く莉子さんと智さんが出会っていたなら・・・と思わせた。
    莉子さん、続編には登場しないのかな・・・

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    2018年10月12日
  • 家庭用事件

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    映研とパソ研の契約書の怪、弓道部の的枠紛失、葉山家の不可解な停電、昔のライブ映像紛失、聴覚障害を抱える友人の姉がひったくりに返される話。葉山や伊神以外の、柳瀬やミノのことは記憶が薄れがちだけれど、この巻のみの情報でも充分に楽しめる。葉山の妹の亜理紗の秘密は全く気付かなかった。元気でよく食べて可愛い。

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    2018年10月10日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    ネタバレ

    楓ヶ丘動物園シリーズの第3弾。

    ★以下、ネタバレです。★

    今回は人が死なないミステリー(このシリーズでは死人が出ない事件の方が好きです)。
    拾ったアルパカを「斎藤」と命名し、結局その名前で展示するのが、笑えました。
    ミステリーなのですが、全体的に笑いを誘う要素がたくさん詰まっていて、面白かったです(桃本くんの一言感想や、事件関係者の怪しさなど)。

    最後の最後で大変な思いをしたボコ(ダチョウ)だけど、事件を追求する決め手に!(大活躍?)

    ただし、動物園の持続的な運営やアイドル動物については、考えさせられました。
    小規模な動物園は集客を維持するのも大変ですよね。動物たちの他に、普段気にして

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    2018年07月18日
  • 世界が終わる街 戦力外捜査官

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    無差別テロを起こし、解散へと追い込まれたカルト教団宇宙神瞠会。教団名を変え穏健派に転じたはずが、一部の信者たちは“エデン”へ行くための聖戦=同時多発テロを計画していた!何者かによって命を狙われ続け満身創痍の設楽と海月は、テロ計画を未然に防ぐことができるのか!?

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    2019年04月27日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    ネタバレ

    楓ヶ丘動物園シリーズ第2段。
    本作も面白くて一気読みでした。
    主人公の桃本くんと鴇先生が殺されかけてしまってヒヤヒヤ。
    ストーリーも面白いけど、個性的な登場人物が大好きです。
    鴇先生は(物理的にも)強い!
    七森さんは可愛い雰囲気の割に、意外な行動力。
    そして服部くん!変態ぶりが加速しているような気が…。飼い犬のディオゲネスもご主人と同じく変で、このコンビは楽しすぎます!
    第3弾も楽しみです。

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    2018年06月01日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    また濃いキャラが…!

    どこかで犠牲になってしまったり、支えてくれる人がいての今。それだけは忘れないで生きてきたいと思う。きれい事?かもしれないし、実際に何かできるわけじゃないけど。それでも胡座だけはかかない誠実さは持っていたい。

    しかし、便利な世の中の脆弱さはここ数年ちょこちょこ実感してるから、こういう場面はフィクションと割り切れないなぁ。怖い。


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    2018年05月31日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    不可能犯罪を出し続けないといけないシリーズなんで結構大変そう。ただ結構仕掛けが大がかりになっていて、いわゆる密室トリック的なわびさびを感じないかな。

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    2018年03月17日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    楽しく読めた。どんでん返しと銘打たれてるので終盤でひっくり返ることはわかってて読むわけですが、どうひっくり返るのかを予想しながら読むのも楽しいものです。

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    2018年02月24日
  • モモンガの件はおまかせを

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    2018年20冊目。ペット問題は奥が深くて、根深いですね。勿論こんなことばかりではないだろうけれど、穿った見方をしてしまいそうになる。ペットを飼うことは、命を預かることだ、といういわば当たり前のことをこうも真剣に突きつけられるとたじろいでしまう。

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    2018年02月14日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    2018年17冊目。パターン化は気になるけど、スタイルが確立されているとも言える。今回もノリの割りに重たい事件が勃発。本当にあり得そうなことなので、いろいろ考えさせられてしまう。

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    2018年02月12日
  • 家庭用事件

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    2018年14冊目。時系列が飛び飛びなので、葉山くんの確かな成長が窺える。最初は伊神さんにお任せなのに、途中から普通にアリバイ調べたりしてるし、最後にはとうとう自らの力で事件の謎を解いちゃったり。⌈優しくないし健気でもない⌋タイトルがじわじわ効いてくる。最後はほっこり。

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    2018年01月26日
  • まもなく電車が出現します

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    2018年8冊目。若干時系列に困惑。伊神さんがこれまで以上にキレキレ過ぎる。 ⌈今日から彼氏⌋最初はあんなに初々しくてこっちがムズムズするくらいだったのに、最後にはなんか熟れた感がある。そりゃ、柳瀬さんじゃなくたって勘繰りますよ。

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    2018年01月14日
  • モモンガの件はおまかせを

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    ネタバレ

    鴇先生も服部くんもすごい素性だったのねぇ。びっくりです。アニマルランド滝、みたいなお店やシステムはリアルで横行している気がして、なんとも胸が痛い。動物達に罪はないのに、なんでそんな結末を迎えなきゃいけないんだろう。軽いミステリー風味の文章だし、注釈もいちいち面白いし、うっかりするとさらっと読み流しそうだけど、扱っているテーマは重いな、と毎回思います。服部くんの変態っぷりが、若干行き過ぎ、をさらに過ぎてきているようでちょっとだけイラっとしたりも。最初読んだ時はてっきり七森さんかと思ったのに、桃くんやるなぁ。

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    2017年12月19日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    ネタバレ

    動物に芸、というのは見ている私達は楽しいし、飼育員さんとの絆を感じてたりもするんだけど、こういう事実もあるのだろうと心が痛くなりました。実際虐待されているような事件も報道されているし…。負けない気持ちがあって良かった。賢い人で良かった。今回は桃くんも活躍してたように思います。相変わらず痛そうだけど。そっか、鴇先生かー、と最後はにやにや。服部くんの素性をそろそろ知りたい。園長も情熱を内に秘めた人のようで、次作が楽しみです。

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    2017年12月17日
  • ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官

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    めげない、違うな、自分を疑っていないのかな、海月警部は。設楽巡査は大変だけど楽しそう。いいコンビです。一連の事件の真相は意外なものだったけど、現実に起きるかもと一瞬思ってしまって心配だった。やっぱり「人」 を信じたいね。

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    2017年12月13日
  • きみのために青く光る

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    これまでの似鳥作品とは少々毛色が違う感じ。超能力のようなものをテーマにしているけど、どことなくしょうもない感じが漂うあたりは作者らしい。
    しかし、この作品から入った様な人は、あのあとがきをどう受け取るんでしょう。

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    2017年11月24日