似鳥鶏のレビュー一覧

  • まもなく電車が出現します

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    おやまあ、なんでこんな甘酸っぱーい話を読まにゃあならんのよ、面白いけど、とニヤニヤしながら読んでたら…なんと!そういうわけだったのか。軟弱キャラと見せておいて(ま、実際そうなんだけど)、やるじゃないの葉山君。「日常の謎」系はあまり好まないけど、最終話「今日から彼氏」は非常に良かったです。

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    2019年06月17日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    そのうち読もうと思っていた市立高校シリーズ。第一作「理由あって冬に出る」は、まあこんなもんかなという感じだったのだけど、続く本作は、断然良かった。この作者の味わい、好きだなあ。

    正直に言うと、前作同様「トリック」にはあんまり感心しない。そんなことだったの…という肩すかし感があるし、何でまたそこまで大げさなことをせにゃならん?という違和感もある。でも、それを補ってあまりあるのが、登場人物の魅力だ。

    主人公の葉山君はじめ、みな実に個性的。結構突飛なキャラもあるけど、基本的にほほえましくて、うーん、高校生っていいよなあとオバサンはうらやましくなるのだった。主要な人物がみなモテるタイプっていうのが

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    2019年06月17日
  • 昨日まで不思議の校舎

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    ネタバレ

    前作から一転してホラー風味。
    前半はいつものテンポなのだけど、学校三怪を調べて「壁男」の事件の謎を解くところはなかなか怖い。
    葉山くんが自分が事件を呼んだような気がして凹んでるんだけど、そういう話だし悩まなくていいよ!と思っていたら最後でちゃんとフォローされた。

    伊神さんの私生活が、予想よりQOL低くて、ちょっと意外…

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    2019年05月28日
  • いわゆる天使の文化祭

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    ネタバレ

    「小さい」ことしかわからなかった葉山くんの外見がもうちょっとわかった回。葉山くんは「小さくて細くてほっぺたが美味しそう」で、女装するとすごくかわいい!らしい。
    事件を起こした理由がわりといい話だったのがよかった。
    でも伊神さんがちょっと足りない。

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    2019年05月28日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    ネタバレ

    解決編のあとのスイーツ食べるパート?がよい。
    謎を解いちゃったあとのケアもするよ!おいしいスイーツもあるよ!というかんじ?
    探偵の智くんは、謎の背景とか関わった人の気持ちとかにもきちんと向き合いたい人なのだろう。

    放射能による農産物の風評被害と、きちんと測定して子供を守りたい親の対比。自分が農家だし子どももいるので難しいなあと思う。客観的な数値は大事だけれど、結局それも何を基準にするのか、どれを信じるのかはあなた次第になるわけで。「放射能」を「農薬」に置き換えると、農薬不使用じゃなきゃダメ!っていうひともいるけど、今の農産物、ちゃんと残留農薬の検査してるから…とは思う…でもそれもやっばりあな

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    2019年05月28日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    外から鍵を閉められた密室もののアンソロジー。
    同じテーマにも関わらず、いろいろな切り口で面白かった。
    無理やりなトリックを使わなくても、ベタなりに新鮮に感じた。

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    2019年05月17日
  • モモンガの件はおまかせを

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    主要メンバーのチームとしての機能が進化していて、もはや飼育員ではなく動物探偵社を名乗る方が相応しいレベルです。
    動物の行動を少し擬人化した表現の面白さ、生態の上手い使い方など、技術的にも優れている作品です。
    最後の話で語られるペット業界が抱える暗部は心が痛いものでした。
    鴇先生の多面的な魅力も良い。

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    2019年05月11日
  • 神様の値段 戦力外捜査官

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    新興宗教団体「宇宙神瞠会」が極秘裏にすすめている“ハルマゲドン”計画。ある日、大学進学のために上京していた妹の未来を訪ねた設楽は、妹が知らぬ間に教団信者になっていたと知り愕然とする。必死の説得も届かず、教団にのめり込む未来。妹を人質にとられた設楽と海月は、最悪の無差別テロを阻止し、未来を救うことができるのか!?

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    2019年04月27日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    ネタバレ

    なんかちょっと物足りない…
    服部くんの変態ぶりも鴇先生の立ち回りも前作の方がぐいぐい来ててよかったなー
    毎回、真相は重め。
    短編で日常の謎系が読みたいなあ。

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    2019年04月13日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    ネタバレ

    つながってるんだろうな、と思いながら読んでいた短編が、やっぱり全部つながっていて、伏線が回収されて。
    全編通して伊神さんのはなしだった。

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    2019年04月12日
  • まもなく電車が出現します

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    ネタバレ

    最初と最後のはなしはどうか分からないけれど、他の3つは伊神さんが「何で分からないの?」と言った時点でデータがそろってて、推理できるようになっているのだと思う。たぶん。
    葉山くんに彼女ができるはなしは、自分の子どもを見守る気持ちで読んでドキドキした。初デートの男子の頭の中ってこうなっているのか…もっとずっと昔に知りたかったよ…

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    2019年04月11日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    ネタバレ

    服部くんの桃くん愛が凄すぎる。変態すぎてたのしい。
    またしても事件は重い。
    製薬会社が絡んだバイオハザード計画。
    最初に捕まえたダチョウも処分の対象に。
    冒頭で、ダチョウ見て美しいなーて考えてる桃くんとの対比が辛い。

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    2019年04月12日
  • いわゆる天使の文化祭

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    学校の立地が変だったり、なんか話が噛み合わないなぁと思って読んでたんだけど、最後まで読んだらすっきり。

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    2019年03月05日
  • まもなく電車が出現します

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    葉山くん、不憫ですね。女子が集まった時に絶対「イイヤツなんだけどね」って言われるタイプだと思います。それにしても、こんなに悪いやつがいっぱい身近にいる高校生活は嫌だなぁー。傍から読んでるぶんには面白いけど。

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    2019年03月05日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    伊神さん、どんな人なのかイマイチわからないまま卒業。優秀な探偵が卒業した後にどう展開していくのか、今後も気になるし、今回謎が全部持ち越しになったので、まずは続きをさっさと読みたい。ところで、こういった類ののもは、大体特定の友人がいつもいて、協力したりして謎を解き明かすものと思うけど、この作品は主人公のひとり感が強いなぁ。

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    2019年03月05日
  • 理由あって冬に出る

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    この方の作品を読むのは2回目。しかもこちらはデビュー作なのですね。文章は濃くて少し読みにくく、キャラも誰だっけ?とかあったりしましたが、楽しく読めました。それはさておき、後書きの機械オンチのくだりは全部ネタなのか、事実なのか。

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    2019年03月05日
  • 理由あって冬に出る

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    似鳥鶏さんの何ともとぼけた味わいのユーモアで読ませる学園ミステリーのデビュー作。本書のメインの謎は2つで、フルートを吹く女高生の幽霊は横溝正史の「悪魔が来りて笛を吹く」を思わせますし、壁男は大分古いですが怪奇大作戦の「壁ぬけ男」を思い出しましたね。どちらも機械トリックなのが致し方ないとは言え少し残念でした。やはり一番気になったのは有栖川有栖さんの名探偵・江神とアリスの関係性と本書の伊神先輩と葉山との類似で「神」の字の共通は偶然ではなく著者が意識されての事でしょうね。最後の意外なオチもショッキングでしたね。

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    2019年02月15日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    シリーズ第3弾。(第2弾の下巻でもある)
    名探偵の先輩伊神君の卒業後の葉山君の周りがなにやら騒がしくなってきた。
    もててるようでそうでもないような・・・勘違いしてあたふたする様子の葉山君など高校生らしい様子がグっと増えた学園ミステリー。
    謎のおおい先輩伊神君のいろいろな部分が解決するので良かった。
    第2弾からの伏線の回収が多くて読み返す必要あり。

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    2019年01月08日
  • きみのために青く光る

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    似鳥作品には特定の領域だけ極端に優れている少し変わった人が登場することが多いのですが、本書は珍しく所謂超能力を持つ人の話。
    そもそも超能力が生まれた原因が強いネガティブな感情なので一歩間違えると重い作品になるところが、全体に漂う善意と、お得意のユーモアある脚註によって救われています。

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    2018年12月29日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    軽い文体と乾いたユーモアで、
    とても読みやすい一冊(^ ^

    多分に「都市伝説っぽい」設定とストーリーだが、
    まぁそれなりの説得力はある。
    が、18歳の主人公のキャラが子供っぽ過ぎるか?(^ ^;
    ジャニーズの若い衆辺りでドラマ化するなら、
    こんな感じになるのかな?(^ ^;

    一冊通して読んで、一番印象に残っているのは
    「ひたすらハンバーガーを食い続ける刑事」だってのは、
    いかがなものなのだろうか...(^ ^;

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    2018年12月19日