似鳥鶏のレビュー一覧

  • いわゆる天使の文化祭

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    学校の立地が変だったり、なんか話が噛み合わないなぁと思って読んでたんだけど、最後まで読んだらすっきり。

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    2019年03月05日
  • まもなく電車が出現します

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    葉山くん、不憫ですね。女子が集まった時に絶対「イイヤツなんだけどね」って言われるタイプだと思います。それにしても、こんなに悪いやつがいっぱい身近にいる高校生活は嫌だなぁー。傍から読んでるぶんには面白いけど。

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    2019年03月05日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    伊神さん、どんな人なのかイマイチわからないまま卒業。優秀な探偵が卒業した後にどう展開していくのか、今後も気になるし、今回謎が全部持ち越しになったので、まずは続きをさっさと読みたい。ところで、こういった類ののもは、大体特定の友人がいつもいて、協力したりして謎を解き明かすものと思うけど、この作品は主人公のひとり感が強いなぁ。

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    2019年03月05日
  • 理由あって冬に出る

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    この方の作品を読むのは2回目。しかもこちらはデビュー作なのですね。文章は濃くて少し読みにくく、キャラも誰だっけ?とかあったりしましたが、楽しく読めました。それはさておき、後書きの機械オンチのくだりは全部ネタなのか、事実なのか。

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    2019年03月05日
  • 理由あって冬に出る

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    似鳥鶏さんの何ともとぼけた味わいのユーモアで読ませる学園ミステリーのデビュー作。本書のメインの謎は2つで、フルートを吹く女高生の幽霊は横溝正史の「悪魔が来りて笛を吹く」を思わせますし、壁男は大分古いですが怪奇大作戦の「壁ぬけ男」を思い出しましたね。どちらも機械トリックなのが致し方ないとは言え少し残念でした。やはり一番気になったのは有栖川有栖さんの名探偵・江神とアリスの関係性と本書の伊神先輩と葉山との類似で「神」の字の共通は偶然ではなく著者が意識されての事でしょうね。最後の意外なオチもショッキングでしたね。

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    2019年02月15日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    シリーズ第3弾。(第2弾の下巻でもある)
    名探偵の先輩伊神君の卒業後の葉山君の周りがなにやら騒がしくなってきた。
    もててるようでそうでもないような・・・勘違いしてあたふたする様子の葉山君など高校生らしい様子がグっと増えた学園ミステリー。
    謎のおおい先輩伊神君のいろいろな部分が解決するので良かった。
    第2弾からの伏線の回収が多くて読み返す必要あり。

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    2019年01月08日
  • きみのために青く光る

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    似鳥作品には特定の領域だけ極端に優れている少し変わった人が登場することが多いのですが、本書は珍しく所謂超能力を持つ人の話。
    そもそも超能力が生まれた原因が強いネガティブな感情なので一歩間違えると重い作品になるところが、全体に漂う善意と、お得意のユーモアある脚註によって救われています。

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    2018年12月29日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    軽い文体と乾いたユーモアで、
    とても読みやすい一冊(^ ^

    多分に「都市伝説っぽい」設定とストーリーだが、
    まぁそれなりの説得力はある。
    が、18歳の主人公のキャラが子供っぽ過ぎるか?(^ ^;
    ジャニーズの若い衆辺りでドラマ化するなら、
    こんな感じになるのかな?(^ ^;

    一冊通して読んで、一番印象に残っているのは
    「ひたすらハンバーガーを食い続ける刑事」だってのは、
    いかがなものなのだろうか...(^ ^;

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    2018年12月19日
  • 理由あって冬に出る

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    記念すべき市立高校シリーズの始まりと、似鳥鶏さんのデビュー作。
    10年以上前に読んでから、何度も読み返す一冊。
    登場人物がちょっと変わっているのに、どこかにいるような気にさせてくれるのがこの作家さんのいちばんの強みだと思う。

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    2018年12月16日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    同じトリックを使ったアンソロジー。
    先にネタを明かされているので、どうストーリーを進めるかが読むポイントとなっています。
    どの作品も面白かったですが、薄着の女にはやられた!と思いました。
    サンタはトリックが違うのではと思うのは私だけかなぁ。

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    2018年12月15日
  • いわゆる天使の文化祭

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    あいかわらず叙述トリックの出し方が読ませる。本筋に対するトリックの豪華さに違和感があるが、このシリーズっぽくて良い。

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    2018年12月14日
  • 理由あって冬に出る

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    いまいち全体のストーリーの承転が曖昧で、トリックもそれほど難しくないが、キャラクターがおもしろく、サクサク読める。

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    2018年12月14日
  • ゼロの日に叫ぶ 戦力外捜査官

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    都内の暴力団が白昼、何者かの手で殲滅され、偶然居合わせた刑事2人も重傷を負う事件が発生!警視庁の威信をかけた捜査が進む裏で、東京中をパニックに陥れる計画が静かに動き出していた。ドジを踏んで捜査本部から外され、遊軍班として、別の角度から捜査を始めた海月と設楽。果たして、東京を守ることはできるのか!?

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    2019年04月27日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    同じ密室トリックを使ったアンソロジー。使い古されたものをそれぞれの作家が描く世界。どれも面白かった。似鳥さんのがやっぱり好き。大叔母のことの設定も好きだし、薄着の女のオチも好き。

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    2018年11月18日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    桐島や何者の朝井リョウさんとビブリアの三上さんに惹かれて購入。自分の中ではキャラ文芸と小説の間くらいを攻めているというイメージの新潮文庫nexってこともあって読んでみたけど、まさしく印象の通りだった。
    小説というカテゴライズがしっくりくる話から、これはもはやラノベだろって言いたくなるような話まで盛りだくさん。どれもこれもきっと作者の個性がありありと出ているに違いない。最初から最後まで様々なメニューを楽しめるお店に入ったような感じでした。個人的には「それでは二人組を作ってください」「ジャンピングニー」「月の砂漠を」「冷やし中華にマヨネーズ」の4作がお気に入り。
    こういうアンソロジー系って、作家さ

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    2018年11月01日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    クレセント錠のかかった密室をテーマにしたアンソロジー。島田作品はあまり読んだことないが、密度が違う気がした。好きなのは似鳥さん、彩瀬さん。

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    2018年10月24日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    似鶏さん、彩瀬さんのみ既読の作家さん。このお2人目当てで読みましたが、どの短編も非常に面白かった♪似鶏さんの注釈とか芦沢さんの提供、とかくすっと笑える所も満載。芦沢さんの作品が一番王道ミステリーで、全編ドラマ化しても面白いと思われます。土地勘的にも島田さんの作品は親近感持って読めました。少し切ない真実だっただけにその後が知りたい。長編小説からの抜粋という事なのでまた積読が増えました。個人的には彩瀬さんの作品が一番好き。私も彼女と話がしてみたい。ネタバレになるので書きませんが、春さんは優秀ですよね。

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    2018年10月19日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    ドローンを利用したボウガンでの無差別襲撃とコンクリートを崩壊させる細菌テロ。まだ余裕のある軽妙なパートからシリアスへの移行が滑らか。終盤のダムでの死闘が映画のような盛り上がりではらはらした。命令する海月も痺れた。本腰を入れるまでは註釈もありユーモラスだけれど物語は堅実。両者が安定した自然なバランス。

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    2018年10月14日
  • モモンガの件はおまかせを

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    山の集落に出現した謎の大型生物が閉じ込めた筈の廃屋から消える、捕獲に当たる桃本と鴇の話が、四話収録のうちの一つとは思えない濃密さでドキドキした。提携した悪質業者問題が重い。七森をヒロインのように感じていたけれど鴇だったっけ。口調も鴇は男勝りと記憶違いしていた。桃本と鴇のコンビが新鮮でそわそわした。

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    2018年10月13日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    第1話 喪服の女王陛下のために
    第2話 スフレの時間が教えてくれる
    第3話 星空と死者と桃のタルト
    第4話 最後は、甘い解決を
    の4編。
    推理小説として考えれば、なんとなく釈然としない部分も多いけれど、
    直ちゃんと、実さん、智さん兄弟との会話のテンポもよく、登場するお菓子たちも素敵で楽しく読めた。
    一番好きなのは、第4編。
    「ごめんね」と謝ったからといって許さなければならないわけじゃない。
    こんな経験は誰しも持っているのかな。
    ラストの実さんの一言がとっても温かく心にしみわたり、もう少し早く莉子さんと智さんが出会っていたなら・・・と思わせた。
    莉子さん、続編には登場しないのかな・・・

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    2018年10月12日