【感想・ネタバレ】昨日まで不思議の校舎のレビュー

あらすじ

にわか高校生探偵団、市立最大の謎に挑む! 超自然現象研究会の会誌〈エリア51〉臨時増刊号が特集した「市立七不思議」が何者かに影響を与えたのだろうか? 突如休み時間に流された、七不思議の一つ「カシマレイコ」を呼び出す放送。そんな女子生徒は、もちろん存在しない。さらにその日の放課後に、四ヶ所で発見された「口裂け女」を模した悪戯、さらにさらに翌日には「一階トイレの花子さん」まで用務員室に出現。なぜ七不思議のうち、この三つが現われたのだろう? かつては七不思議ではなく、「市立三怪」だったということを突き止めた葉山君、そして伊神さんは、その背後にある悪意に気づくが……。コミカルな学園ミステリ・シリーズ長編。

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Posted by ブクログ

このシリーズ大好き!
葉山くんがどんどん好きになる!
今回は長編!
最後の展開はまさかだったなー。
てことは、今ならできるよの声は………

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2024年08月11日

nas

良いタイトル

面白い。ミノの熱いシーンに、葉山君の告白に、伊神さんの超人っぷりに、終盤の展開と最高だった。タイトルも読み終わった後に考えると面白い。元々、動機周りのやるせない感じと不気味さが上手い人だけど今回は凄かったなぁ。学園推理ものでここまでドキドキしたのは初めてかも。

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2024年06月25日

Posted by ブクログ

市立高校シリーズの最新刊...なのかな(^ ^;
よくもまぁ、こんなにスケールのちっちゃい
トリックを思いつくもんだ...と思ってたら、
どんどんスケールアップして(^ ^;
シリーズ史上最大のスケールに(^ ^;

きっかけは、学校の「七不思議」から。
とある同好会の会報誌で、面白おかしく紹介され
その直後からその七不思議にまつわる不可解な出来事が
学校に蔓延し始めて...という話で。

当然、謎解きの主要部分は伊神さんが担う。
が、やはり葉山くんが一人じたばたすることが、
話を進めて行く核になっているわけで(^ ^;

飄々とした地の文との対比で、怖い部分はマジ怖い(^ ^;

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2019年06月06日

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ネタバレ

読んていったら思いの外大きな事件につながってびっくりした。結局、頭部は見つかってないけど、これで1巻の事件も解決なのかな? 犯人を特定するには、ちょっと弱い気もして不安が残る終わり方だった気がする。

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2019年03月05日

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ネタバレ

市立七不思議のうち、市立三怪と呼ばれる都市伝説のお話。
過去作に出てきた壁男の真相などが明かされ、シリーズファンとしては伏線回収がおこなわれる嬉しい回。
とはいえ、いつもの軽妙な掛け合いが行われるパートから最後の重たい話のパートの落差は苦手な人には苦手かも。

葉山くんがついに柳瀬さんのことについて言及するのも見もの。

市立三怪については、犯人それぞれのモノローグがあり、大変良い味付け。ストーリーや人物の背景に奥行きが生まれるので大変面白った。

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2018年02月23日

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2018年13冊目。いつもの感じだと軽く油断して読んでいたら、最後の展開に普通にビビらされました。まさかこのシリーズでこんなにも恐怖を感じることになるとは。落差たっぷりの緩急にまんまとしてやられた。

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2018年01月23日

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ネタバレ

今回は学園七不思議を題材としたミステリー。有りがちなテーマだなあと思いましたが、流石似鳥鶏さんの作品ということでライトなミステリーにはなりません。特に今回は中々に重厚な非日常でした。

3つの事件の犯人の最後の独白では、最初はちょっとした悪戯心、魔が差した感じでやってしまった様でしたが内情の描写が深く、特に花子さんの話では用務員さんの恋心がグッときました。
枯れと呼ばれる年代でもそんな溌剌とした気持ちが甦るのだろうかと、もう初老でもある自分にも重ねてみてドキドキしながら読み進めました。

そして今回は原点に戻り、あの事件の解決篇といったところでした。完全にスッキリした燃焼感はありませんでしたが確かに今までの鬱蒼とした学校とは違う雰囲気を、葉山くんと共に感じ取れた気がします。

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2023年02月24日

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読み終わって染み渡るタイトルの意味。
よかったな葉山くん・・・おつかれさま・・・。

七不思議にまつわる不穏な連続事件。
・・・からの展開がすごい。
伊神さんが出てからの展開の早いこと(笑)

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2021年05月06日

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ネタバレ

最初の物語 壁男事件をはじめとした一連の
市立高校を取り巻く事件が全て解決した
葉山君も自分の気持ちを正直に言えるぐらい
成長した・・・待っていろ柳瀬、釣り合う男
になるからねん (´・ω・`)

これだもの完結編のように言われてしまうね

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2020年12月15日

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市立高校シリーズ第五弾。今回は七不思議をテーマとした長編。今作は七不思議に関連して事件が起こるわけだが、進行形で起きていた事件は全てある種の好意から発生していたものだった。ただその好意が捩れたり曲がったりしたせいでこのような結末を迎えてしまったといえるだろう。そうして全ての事件を繋げた七不思議という謎自体にも伊神さんのメスが入り謎は解かれた。進行形で起きていた「カシマレイコ」の事件はさっぱりわからなかったが「口裂け女」と「花子さん」に関してはその手口とある程度までは動機も読めたのでそんなに難しいものではなかったのだろうがそれらの組み合わせ方が素直に上手いと思った。

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2020年10月03日

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学校の七不思議を扱った冊子が配布された直後、放送室をはじめ、いくつかの部室に仕掛けられたその七不思議うちの3つ「トイレの花子さん」「口裂け女」「カシマレイコ」に擬えたイタズラ。葉山くんと柳瀬さんで事件を追うが、行き詰まって伊神さん登場。その謎はちょっと肩透かしを食った感じでガッカリしていたところ…実はその3つには恐ろしい事件が隠されていた!それにしても…葉山くんの告白!次巻に進展はあるのか!?

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2020年08月27日

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軽い日常系ミステリーと思って読んでいると
トイレに行けなくなる系ミステリー

葉山くんは押しかけ女房でした

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2020年04月05日

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面白かった!原稿を読んだ担当編集者の方が「これでシリーズ終わりですか?」と尋ねたそうだが、それも無理はないと思う。だって、一作目のアノ件にもきれいに決着をつける形なんだものね。これ、当初から構想されていたんだろうか。そうであるにしろ、違うにしろ、非常に鮮やかに決まっていると思った。

このシリーズは、軽快な青春ミステリという点でも出色だけど、それに哀切な痛みが加えられていて、そこがとても好きだ。それに、今回は(遅ればせの)シリーズファンとしても見逃せない、おおーっという展開もあったし、いや大満足。

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2019年06月27日

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ネタバレ

前作から一転してホラー風味。
前半はいつものテンポなのだけど、学校三怪を調べて「壁男」の事件の謎を解くところはなかなか怖い。
葉山くんが自分が事件を呼んだような気がして凹んでるんだけど、そういう話だし悩まなくていいよ!と思っていたら最後でちゃんとフォローされた。

伊神さんの私生活が、予想よりQOL低くて、ちょっと意外…

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2019年05月28日

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シリーズとしての面白さと、話そのものの面白さがある。ぞっとするところもあった。
2016/9/28

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2016年09月28日

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カシマレイコにトイレの花子さん、口裂け女‥‥噂が噂でなくなる?まあいいやと流して忘れることをしないでなぜを解こうとする葉山君。次は何を解こうとするのかな。

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2016年06月12日

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ネタバレ

葉山くんのシリーズ。
市立高校で起こる学校の七不思議をめぐるミステリ。
学校で起きた事件から思わぬ方向に事件は進みます。
なかなか暗い展開ですが、最後は円満解決。
これでシリーズ完結かと思いきや、続刊の予定らしい。

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2016年04月24日

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ホラーミステリ的な雰囲気がすごくよかったですね。後半は、異常な空気に飲まれていく感じが怖くてぞくぞくした。青春ものとしても相変わらず面白いです。
市立三怪それぞれの事件は、トリックと推理は小粒でそれなりですが、それぞれの動機が面白かったです。特に口裂け女事件は、動機と手法が上手く結びついていた。花子さんとカシマレイコ事件は、流れで押し切った感がある。
そして市立三怪の過去からの謎。これまでのシリーズの伏線も絡めながら市立三怪の秘密が明かされていく様は圧巻です。推理はこじつけな感はあるのですが、伏線がはまって情報が結びついていく描写と要所要所のホラーテイストが、上手く謎解きを盛り上げて印象を際立たせていると思う。
伊神さんが解決する前に、葉山くんが悩みながらも事件に関わっていろんなことを考えていくのを見るのは楽しい。葉山くんがついに柳瀬さんへの気持ちを明確にしたのはよかったです。これをきっかけに二人の関係がこれからどう変化するのか気になりますね。

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2015年10月20日

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にわか高校生探偵団シリーズ第5弾です。
コミカル学園ミステリです。

今回でシリーズ最終章なのかな。
前作「いわゆる天使の文化祭」に比べると疾走感があり読みやすいです。後半少し早い展開でもう少し読んでいたい気持ちになりました。
もう葉山くん、伊神さんに会えなくなるのが寂しくて、放課後探偵団書下ろしアンソロジーも購入しました。そちらもオススメです。

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2015年07月26日

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「市立七不思議」に見立てた事件と、ついにシリーズ最初からの怪異「壁男」に決着が!

ここまできて、ようやく葉山くんが自分の気持ちを自覚する場面がもうたまりませんな。
宣戦布告である。

葉山くんはそうなんだよ、ワトソン役で文化部で可愛い子だけど、この年頃の子にしてはよっぽどもしっかりしているし、人を思いやる良い子なのです。大丈夫だよ葉山くん、応援してるよ!

傘と間違えてストロボマシン持ってきちゃった柳瀬さんぐう可愛い。

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2015年05月17日

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ネタバレ

シリーズ第5巻にして、1巻からの集大成。

今までと違って少し血の匂いがします。そのせいか、コミカル度が少し落ちていますが、青春度が濃いと思いました。小林君が愛おしい……!

そして、傘立てに傘を投げ入れて相合い傘を求める柳瀬さん
のかわいらしさも素晴らしい。謎解きのシーンよりもインパクトがありました。

今回は葉山君の気持ちがわかるシーンもありました。さらっとしていて男の子らしい。良いシーンでした。これを踏まえても集大成だと思います。

まだまだ続いてほしいなぁ。柳瀬さん卒業したら終わっちゃうのかな。

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2014年09月20日

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今ならできるよ(p.193)
〔内容〕市立七不思議に因んだできごとが連続発生、葉山くんらの捜査はやっぱり行き詰まる/市立高校は市立妖怪高校、なのか? 怪事件の多い市立高校は呪いから解放されるのか?
〔感想〕アリバイ崩し等はミステリの定型やけどその辺のトリックは実はどうとでもなるので読み飛ばしてます。本格派では意味がないとされやすい動機のおもろいのがやっぱおもろいミステリやなあと思う。今回の動機はまあ、おもろかった。あと、この著者に関しては文章のユーモア感覚と楽しいキャラで愛読させてもらってます。

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2025年09月30日

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シリーズ第6弾。
長編学園ミステリー。
どこにでもあるような学園七不思議をテーマに事件が起こる。
葉山君の恋の進展は大きく見られませんが大切なものを守る為に闘う意志が芽生えたようで男としての成長がちらっと見られました。
それにしてもずっと高校2年生だな・・・・。

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2019年01月25日

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ネタバレ

買ったのは大学院博士後期課程入学時だから2013年。積読状態をようやく手につける。3種類の事件が同時並行で起きるので最初のほうは事件の構図を抑えるのが厄介。伊神さん登場で事件が一つずつ解決してくとそこからは一気呵成。まさか壁男まで出てくるとは。。。葉山くんの成長が微笑ましい。シリーズはまだまだ続くそうで楽しみ。

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2017年10月24日

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ネタバレ

ドンデン返しもありえたけれど、著者はその手の手垢のついた驚きを選ばなかった。その姿勢は好もしい。葉山君の葛藤も勇気もよい。

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2016年09月01日

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壁男事件が解決するのだけど、それ以外も色々とね。
葉山くんの恋があまり進捗しないようで、少しずつ前進的なのは良いね。
このシリーズで気になるのは、
『すいません』がよく出てくること。タバコじゃあるまいし、校正はどうなっとると思うのだけど、高校が舞台の話し言葉だからなのでしょうかね。

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2016年05月14日

Posted by ブクログ

the mystery at high-school the 5th? it's my fault. but, it have a lot of plot. i like it.yanase, she said,this is not an umbrella, a stroboscope! then, she into his umbrella. exactly, she is very cute. anyway, what's the another world?

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2015年05月11日

Posted by ブクログ

葉山君シリーズ五作目。
葉山の通う市立高校で、「学校七不思議」になぞらえた事件が次々と校内で起きる。
例によって事件に巻き込まれた葉山と友人たちは共に捜査に乗り出すが、一向に解決の糸口は見えず、卒業生の伊神さんを頼るが、意外な真相が明らかになる―。

細かい事件がいくつかあり、ちょっと要素が多すぎるかなという気はするのですが、手堅くまとまってます。
第一作からの謎が解決されるという怒涛の集大成となった今作はシリーズ一区切りって感じですね。

日常ミステリだけでなく、発展途上な主人公の成長物語というところにも本シリーズの楽しみがあるわけですが、主人公以外の面々の成長も窺えて感慨深いです。

葉山君とミノは事件にも変に慣れちゃってしっかりしてきた気がするし、伊神さんも事件当事者や葉山君に対しての配慮を見せてくれるようになったし。
何より、葉山君がヒロインに対しての思いを今作ではっきりさせてくれたのが親戚の子が成長したような感じで嬉しかったです。

シリーズに区切りがついただけでこれで完結じゃないそうなので、次のステージが楽しみです。

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2015年01月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中年のおっさんが似合わない若者向けの学園ミステリーをシリーズの最初から読んでたのは、この作品を読みたかったから。なのにシリーズ番外編がアンソロジーに収録されてて未読。その話が結構登場するは残念だったぞ…

さて、シリーズここまでの総集編的な本作品、作者もあとがきで書いているようにシリーズ最終作を思わせる、せわしない風呂敷の畳み方をするのだけど、その慌ただしさがちょっともったいない感じ。それこそ、上下巻にしてでも良いからもうちょっと丁寧に畳んでほしかった。

それでも、「始末はつけときましょう」という締め方は読む側としては爽快。学園もののミステリーシリーズなんてのはあるところで完結させた方が潔くてケツの座りも良いと思う。…まぁ、続くと作者は言うておるのだけど。

どうせ続くなら、ミステリー部分は並みでいいので、葉山君と綾瀬さんの恋の行方を(できればハッピーエンドで)書いて欲しいと、ほんで、出来ればその話にはご隠居にはかなりエエ役を与えてやって欲しいと、伊神君にはコメディリリーフの役を与えてやって欲しいと、おっさんファンは思うのであった。

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2014年08月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

柳瀬さんへの好意に気付いた葉山くん。柳瀬さんの魅力に気付くの遅すぎだろ、と突っ込みたくなりましたが、今の関係を壊したくなくて、敢えて目を背けていたと解釈しましょう。
柳瀬さんが別の男と付き合う姿は見たくないので、葉山がんばれ!!

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2014年07月02日

Posted by ブクログ

いわゆる「学校の七不思議」にまつわる事件が学校で起き,それを解決するという話.このシリーズは主人公が少し大人びてはいるものの良い感じの高校生をしていていいなあとか思う.勿論,本筋も良いんだけど.

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2018年10月07日

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