似鳥鶏のレビュー一覧
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かなり癖の強い短編集。メタフィクションというもの。その理屈は入り易かったけど本文は中々。
立体的な藪
一話目から読みづらい。目がアホになるというか全部読まないけないの?頑張って読んでみると理解出来てくる。どんだけひっくり返すの。
文化の違い
これはバカバカしくて面白い。ラノベ風だけど先入観、思い込みに引っ張られる。冒頭の母親がどうとかの話も分かる。
無小説
これは挫折した。元々古典はあまり読まないから余計かな。後で頑張ってみるか。
日本最後の小説
今の政治不信にも警告が感じられる一作。メディアに対しても批判的だけど共感できる。
これは先生大丈夫なの?心配になるがこれもメタフィクション的な -
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本作『叙述トリック短編集』は、そのタイトルが示す通り、叙述トリックを主題とした短編集です。本編に入る前に全事件のヒントが提示されるという、非常に挑戦的な構成が特徴的です。
このヒントは、予防線であると同時に読者を惑わす罠としても機能しています。ヒントと本編を過剰に見比べながら読み進めた結果、疲労しつつも見事に引っ掛かってしまい、作者の術中にはまるという、愉快かつ悔しい読書体験ができました。
ただし本作の事件設定は“妙”なものが多いです。「詰まっていたはずのトイレが目を離した隙に元通りになっている」「現像前の写真のコントラストだけが弄られている」といった具合に、トリックを優先するあまり、話が不 -
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ネタバレ【収録作品】
「ダディトラック」 外山薫
「俺の乳首からおっぱいは出ない」 行成薫
「連絡帳の父」 岩井圭也
「世界で一番ありふれた消失」 似鳥鶏
「息子の進学」 石持浅海
「髪を結ぶ」 河邉徹
「そういう家族がそこにある」 カツセマサヒコ
それこそ多様性を認め合うことが大切だと思わされる。自分の意識も更新しないといけない。
家族の形に正解はない。
今うまくいっていても将来的に良い関係が続いているとは限らないし、どんなに大切に育てたつもりでも思うとおりに子どもが育つわけではない。
せめて、今自分ができる最善と思うことを誠実にするしかないのだろう。 -
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Posted by ブクログ
学校の離れの文化系の部室の集まった芸術棟。そこで夜中に首のない壁男といういう幽霊が出ること、吹奏楽部の立花先輩がその幽霊に捕まって、行方不明となり、本人も幽霊になって夜な夜なフルートを吹くという噂が広まっていた。美術部の葉山は、文芸部の同級生に付き合って、幽霊の謎を解明する。
似鳥鶏らしい、サブカル知識を詰め込んでくるタイプの、ちょっと斜に構えたミステリ。突然、ネッシーの死骸のネタがでてきたり、チームNACSが出てきたりと面白いといえば面白いのだが、そのたびにストーリから俯瞰する読者目線に引き戻されるので、なかなか集中できない。
また、プロローグで出てきた人が葉山くんなの?というなんだかよ -
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クイズ好きのライは、夏休みのある日
隣の姉妹が頭を悩ませていた暗号を
解いてしまったことから
ふたりに協力することになる。
さらにクラスの人気者キヨまで
姉妹の姉の方に一目惚れして
4人はひと夏かかって
さる実業家の遺産の在処を示すという
不思議な謎解きに挑むのだが。
ちょっと楽しい。
どの暗号も自分では解けなかったけど
みんなで頭突き合わせて解いていくとこ
流行りの謎解きイベントみたいで。
と同時に、ライと妹、キヨと姉
それぞれの恋模様もベタに微笑ましい♪
男子ふたりはお互いにだんだんと
いい距離感の友達になっていくしね。
という感じに気持ちよく読めたので
個人的には、このオチじゃなくて -