似鳥鶏のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    「だから捨ててと言ったのに」で始まる、25人の著者による短編集。

    同じ一文から始まる作品を書いてもらう、という企画が面白い。

    好きなのは、金子玲介さんの「恋文」。
    バカらしくてくだらない感じが良い。
    今まで読んだ金子玲介さんの作品で一番好みだった。

    0
    2025年08月23日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    「だから捨ててと言ったのに」ではじまる短編集。「だから〜」が後の文章から浮いているように感じる作品もあったが、いろいろな作家さんが書いたいろいろなテイストの作品を隙間時間に手軽に読めるのはよかった。

    0
    2025年08月22日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    世界各国の名探偵がゲームへの参加を決めていく流れはどんどん強敵が集まっていくワクワク感となり、ゲームへの期待が高まった。最後は想像もしてなかった結末で好みが分かれそうかな。

    0
    2025年08月19日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    日本の大富豪が残した聖なる遺物をめぐり、世界屈指の名推理の猛者が集結!猛者それぞれのキャラクター設定がとても良く、それぞれに応援したくなる。一歩も譲れない戦いはある殺人から始まる。誰が殺したのか。それはゲームの一部なの?それとも偶然の殺人?粛々と静かに激しい頭脳戦が繰り広げられる。推理が大渋滞で、濃すぎて、途中で置いていかれぎみだったので少し低評価にしたが、面白かった。

    0
    2025年08月16日
  • 叙述トリック短編集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    叙述トリックであることを宣言しフェアに、むしろヒントたっぷりのハンデありで開始される作品。
    個人的には叙述トリックはフェアでないと不満に感じたことがなく、どんどん完璧に騙してもらって、あっと驚きたいのでやっぱり宣言はなくていいかなと、読んだ結果思いました。
    やっぱりヒントが念頭あって解けるより、読みながら紐解けていく感覚が楽しく、解けなければ文章の中のネタバラシでハッとしたいと、不完全燃焼という感じでした。
    変態設定はカモフラージュによかったですし、試みも面白く、遊び心たっぷりで仕掛けを楽しめました。

    0
    2025年08月14日
  • シャーロック・ホームズの十字架

    Posted by ブクログ

    第二作目なので人物像がちゃんと理解できていないけど、ミステリークイズの様な感じで楽しめました。
    この先どうなっていくのかも気になる。

    0
    2025年08月05日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    同じトリックが先に明かされているというアンソロジー。今までに読んだことのないパターンで面白かった。
    同じトリックを使っていても、書き手によってこうも変わるのかと。
    初読みの島田荘司さん「ただひとりのサンタクロース」が一番好みだった。

    0
    2025年08月03日
  • 理由あって冬に出る

    Posted by ブクログ

     学園ミステリ。舞台は放課後の、芸術棟と呼ばれる、文化系の部活や同好会の部室が並ぶ四階建て。主人公は美術部の少年。ある事件が起こり、吹奏楽部や演劇部、文芸部の少年少女が次々と登場して、事件を解決しようとする。学園ものが好きだ。特に文化系の連中がわちゃわちゃするものが好きだ。それは、自分がそうであったからでもある。もっとも、自分が学生の頃は、フィクションの中の連中がやたら眩しくみえ、それに比べて現実のなんと味気ないこと、と思いながら読んでいた。いまは、そうでもない。あの頃の自分たちも、それなりに眩しく振り返ることができる。自分たちはとっくの昔に大人になったが、あの頃読んだフィクションの中の連中は

    0
    2025年08月01日
  • 育休刑事

    Posted by ブクログ

    育児休暇中の警察官が、育児中目線で事件を解決していくお話

    育児あるあると、ミステリーを掛け合わせた点は珍しかったです。ミステリー自体はそんなに複雑さはないけれど、育児あるあるとを絡めることでお話として面白さがでている。
    ドラマかと思うような偶然がでてくるので、あくまで軽く読む本という印象でした。

    0
    2025年07月30日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作より面白いのがなかったというか、意味が分からんのが多かった。真下みこと「お守り代わり」は前作に書いてたのの続きになってて、これは続けて読んだかいがあった。私なら絶対忘れちゃうもの。

    0
    2025年07月29日
  • 叙述トリック短編集

    Posted by ブクログ

    なんというタイトル
    叙述ですよって伝えちゃってる
    で、叙述なんで中身は一切感想話せませんが
    ひとつだけ
    表紙
    石黒正数さんなんですよ!!!
    当時それ町を書いていた!!!

    これが知っていた人には最大のトリックなんじゃないですかねえ(当時のそれ町自体読まないとまったく意味不明ですけれど)
    もちろん絵自体にも読み終わった後ニヤッとできる所が改めていい作者だなーと

    0
    2025年07月23日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    陰キャ以外読むの禁止!(笑)主人公があまりにネガティブ思考過ぎていたたまれなくなる。
    …などと最初は思っていたのですが、陰キャは陰キャなりに頑張って、身嗜みに気を遣ったり、コミュニケーションを積極的に行ったりと、成長していくのがとても良かった。
    異なる価値観を持った他人と関わる事で世界が広がって行くさまを描いた、しっかりした青春もの。
    また、ミステリとしても意外な結末が待ち受けており、その顛末は心揺さぶられるものだった。

    0
    2025年07月23日
  • 戦力外捜査官 姫デカ・海月千波

    Posted by ブクログ

    方舟に乗った気持ちでいてください(p.117)

    〔海月千波〕高校生くらいにしか見えないメガネ美少女だが警部なのでキャリア組のようだ。ドジっ子。方向音痴。わかりにくい例え話をしがちだがそれを封印すると理知的になる。
    〔設楽恭介〕海月のお世話係に任命された刑事。手を焼いていたがある時点から海月を認めることになる。
    〔連続放火事件〕典型的な連続放火だが海月は不自然さに気づいていた。
    〔幼女殺人事件〕七年前発生した事件。重要参考人が自殺した。最近その関係者が殺された。別の署が担当している。
    〔感想〕大倉崇裕さんの福家警部補をすごく陽性にしたような感じかと。ただ、あっちはすでに一目置かれている存在なの

    0
    2025年07月14日
  • だから捨ててと言ったのに

    Posted by ブクログ

    背筋さんが気になり借りました。
    同じタイトルで、短編でサクサク読めますが、もう少し読みたい作品も..ありました。

    0
    2025年06月29日
  • 推理大戦

    Posted by ブクログ

    なんとか読破。
    各国の名探偵が日本に集結して、世界的に価値のある聖遺物を手に入れるために推理バトルをする、という話。
    物語りの半分は、いかに各国の名探偵が凄い能力を持っているかという説明になっている。
    読み応えはあるものの、本筋の話がどうしても、コンパクトというか折角凄い能力を持った名探偵を集めたものの、推理パートが雑な印象であった。

    0
    2025年06月29日
  • 育休刑事

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作家さんに癖があるので好みは分かれそう。
    育児あるあるが分かる人はより楽しめる(もしかしたら「あるあ…ねーよ」になるのかもしれないけど)と思うけど、育児知識皆無な私には、似鳥さんはちょっと苦手なテンションだったかな。

    恐らく一番の盛り上がりである沙希さんの職業については、途中あからさまなほどに語られなかったので、逆にある程度読めてしまった。
    とはいえ、展開が読めてても、若くして捜査一課の課長という肩書きからイメージする人物像を破っていくスタイルはかなり熱くはあるのだけど

    0
    2025年06月25日
  • 叙述トリック短編集

    Posted by ブクログ

    内容はタイトルの通り。全体としては面白かったけど、インパクトに欠ける印象。

    叙述トリックの名作と呼ばれるものは、仕掛けが大掛かりで、オチでの落差の大きさが読者へのインパクトになる。それが本作のような短編になると、落差があまり出ずに衝撃が少ない感じ。(最後の仕掛けは大掛かりで面白かったけど、半分くらいは予想できてしまったし。)

    ちなみに、表紙と帯にも仕掛けがあるのは面白い。なもんで、普段小説は電子で読むけど、これは紙の本で読んだ。

    0
    2025年06月22日
  • 夏休みの空欄探し

    Posted by ブクログ

    夏休み、モスバーガーで隣り合ったことがきっかけで高校生男女4人で難しい暗号を解きながら一生懸命に過ごす。ラストは難病を抱える女の子の真実を突き付けられる。終わりよければ全てよし。

    0
    2025年06月11日
  • レジまでの推理~本屋さんの名探偵~

    Posted by ブクログ

    本や本屋にまつわる謎解きでよく出来てるな〜と思った。あとやられたわ〜
    最後の話は過激だったな、本屋さんのゆるい話かと思ったらめちゃくちゃシビアな話だった。

    本屋に行くのが好きなので「欲しい本があるから本屋行くのではなく、本屋で欲しい本を探しに行く」っていうのには共感した

    0
    2025年06月09日
  • 叙述トリック短編集

    Posted by ブクログ

    叙述トリックっていう、読者への挑戦状みたいな本に最初から挑んでいる感じ、かっこいいっす( ˙-˙ )

    特に犯人当てしようとか、どこに落とし穴があるかなとか考えて読んだりはせず、純粋に楽しみました。
    読んでるうちにん?って思う部分はあったり、分かっちゃったりするところもあったけど、最後の最後にはおおおおってなったので、楽しかったます!

    せっかく読者を楽しませようと思って書かれているんだから、ストレートに読むのがオイラ的にはやっぱりおぬぬめだなって思うますんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

    0
    2025年06月07日