似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4- → 3+
事件を吸い寄せる“事件男”こと葉山君。ミステリのシリーズものには事件に巻き込まれる“装置”が必須、語り手がこれを兼ねるのは自然な成り行き。短編集であるためか、作品の冒頭でわざわざ紙幅を費やして宣言している。これに絡めて5話目の最後で、“やっぱり地物は鮮度が違う”なるフレーズが出てきて大笑いすると同時に、上手いものだと手を叩く。
終止穏やかな語り口はのほほんとしたもの感じさせるし、提示される謎も押し並べて小粒だが、まあこれぐらいでちょうど良いとも感じる。そんな中、終盤までは単なる青春恋愛ものとしか見えない5話目はやはり異色。多少筋立ては強引だがまあこんなのもありだろう。
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2019.3.3-3.3 再読 評価変更 -
Posted by 読むコレ
ついに後編。前編で散りばめた断片がこの後編で
グーッと集約されてミステリ的なカタルシスも充分。伊神さんに纏わる
ストーリーの真相はかなり迫るものがありますねー。
かなり面白かったです。こういう風に散らばった幾つかのピースが
嵌っていくさまは美しく爽快です。見事ー!
途中のキュンな展開は往年のあだち充を思わすようなベタな
ラブコメ展開もありで非常に読者のツボを心地良く押してくれます。
演劇部部長との微妙な関係に割って入る新入生。しかもその
出会い方のベタさったら!!!
この方のあとがきも一つの楽しみになっており、前編、後編の
意地悪(?)な作りもこれなら納得の快作でしたー。 -
Posted by ブクログ
人物・能力紹介を事件に絡めて説明していく構成だったから、「事件を解決するために、この人物はどんな能力を使うのか」が分かりやすかった。
人物の性格を読み取れる描写が多くて、人物像が浮かびやすかった。
人物ひとりにつき1事件解決だからエピソードが人物ごとに変わって飽きなかった。
文中の注釈が面白い。著者の個人的な意見が書かれていて、注釈というよりツッコミに近いものもあった。
あとがきが面白い。本文と張るくらい面白かった笑 イカと星座の名付けに対する著者の考えがユーモアに溢れていて面白かった。
人物紹介まではかなり面白くて、出てくる人物はみんな個性的で、かっこよくて、ほぼチート能力を持つ者ばかりだったからどういう展開になるんだろう、、、と思っていたけど、思ったよりあっさり終わった。
本編で、それぞれが能力を使って手がかりや証拠を掴む描写があったが、廻くん視点で物語が進んでいくのでそれぞれの能力を描写するシーンも少なかった。それぞれが能力を使って頭フル回転するところもっと見たかった!
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Posted by ブクログ
裁判がエンタメ化された
CD(Case Documentary)世界のお話。
殺人事件が起きると、どこからかTV局の
ディレクターが現れて
『名探偵があなたを犯人として事件を解決します』
もちろん事実ではなくわかりやすくいえば冤罪。
でも見返りとして、
エンタメの世界で活躍?を保証したり
社会的立場も保証したり。。。
ん?なんかバランスが悪い。
そんなことで?犯人になる?
TVでの犯人役ならわかるけど
実際に裁判で有罪になります!
世界観が微妙だと思った瞬間!!
『恋愛リアリティショー』みたいなもんじゃん。
すみません、わたしは恋愛リアリティショーを
見ていませんΣ('◉⌓◉’)
でも、なんかそんな気がする。
ワタシ世代だと『あいのり』。
みんなで決めた真実。
観る側に大罪がありますねぇ。