似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ3作目、高校生のどーってことない謎を解き明かす日常ミステリーシリーズ。このシリーズは肩肘張らずに読めるので通勤時に眠たい目をこすりながらとか、コーヒー呑みながらお茶請け代わりに…みたいな読み方ができて重宝してたのだけど
この本の最後に掲載されている作品が、ちょっと肩肘張って読まずにはいられない恋愛ミステリーに仕上がっていて感動。トリックに少々無理を感じないでもなかったが、心情描写が上手い。おっさんの俺でも思わず手に汗握るんだから、若い読者はもっと共感できるんじゃないかなぁ。
主人公と柳瀬さんの事がとっても気になる、次回作早い事読みたくなってきたので☆ひとつ追加 -
Posted by ブクログ
ネタバレなるほど、こういう仕掛けな。
学園小説、ラノベ、日常ミステリーとしては良い出来じゃないかなぁ。複数の謎解きがラストに向かって収束していく様は読んでいて「片付けすっきり収納術」な気持ち良さがある。リアル世代(高校生・大学生)なら日常に期待を寄せる事もできる淡くて甘酸っぱい恋物語もほどよく風味を利かせているし、ちょっとした冒険心もコチョコチョと刺激されるし。
問題は前半1冊を読み終わってもやってこない物語に引き込まれる引力がやってこない冗長さが難点か?飽きっぽい人なら「こりゃアカン」と放り出すかも知れない。いっそ分冊止めた方が良いのかも
ってことで、☆4はこの巻のみの評価、卒業式篇と併せての -
Posted by ブクログ
4- → 3+
事件を吸い寄せる“事件男”こと葉山君。ミステリのシリーズものには事件に巻き込まれる“装置”が必須、語り手がこれを兼ねるのは自然な成り行き。短編集であるためか、作品の冒頭でわざわざ紙幅を費やして宣言している。これに絡めて5話目の最後で、“やっぱり地物は鮮度が違う”なるフレーズが出てきて大笑いすると同時に、上手いものだと手を叩く。
終止穏やかな語り口はのほほんとしたもの感じさせるし、提示される謎も押し並べて小粒だが、まあこれぐらいでちょうど良いとも感じる。そんな中、終盤までは単なる青春恋愛ものとしか見えない5話目はやはり異色。多少筋立ては強引だがまあこんなのもありだろう。
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Posted by 読むコレ
ついに後編。前編で散りばめた断片がこの後編で
グーッと集約されてミステリ的なカタルシスも充分。伊神さんに纏わる
ストーリーの真相はかなり迫るものがありますねー。
かなり面白かったです。こういう風に散らばった幾つかのピースが
嵌っていくさまは美しく爽快です。見事ー!
途中のキュンな展開は往年のあだち充を思わすようなベタな
ラブコメ展開もありで非常に読者のツボを心地良く押してくれます。
演劇部部長との微妙な関係に割って入る新入生。しかもその
出会い方のベタさったら!!!
この方のあとがきも一つの楽しみになっており、前編、後編の
意地悪(?)な作りもこれなら納得の快作で