【感想・ネタバレ】みんなで決めた真実のレビュー

あらすじ

犯人はあなた。
名探偵がそう決めました。

裁判中継が国民的娯楽に!?
真実なき時代のモキュメンタル・ミステリ!!

裁判の生中継番組が一大エンターテイメントとなり、「名探偵」が活躍するようになった社会。
法学部生の僕はじいちゃんと裁判中継を観ていた。
一瞬でトリックを暴く名探偵。有罪は確定。
しかし、じいちゃんは言う。

名探偵の推理は間違っている。

凄腕の探偵だったじいちゃんは法廷でかつての弟子と推理対決をすることに――。
論理(ロジック)の刃は、空気で決まる“真実(フェイク)”を切り裂くか?

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Posted by ブクログ

とても面白い内容でした。
裁判がこんな形で進むのは、正直、あり得ないなぁと思うところではありますが…。
人の容姿や内容で判断されることは、日常生活でもあることだし、真実って案外簡単に捻じ曲げられてしまうんだなと考えさせられる話しでした。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

正しさや判断を民衆やノリに委ねると、安易で雑な結論に流れていく恐ろしさを感じたよくSNSで起こる現象だなと。

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2026年02月04日

Posted by ブクログ

どこまで本気で、どこからが冗談?とも言えないストーリー。名探偵が出てくるものの、とんだ狂言回しと化している。有りそうで無さそうな設定がツボか。どんな事件や出来事も3ヶ月も経つと消費されてしまう(264p)という状況は、現実にも当てはまる気がして、ある意味恐ろしい。ダメなものにはダメと言い続けられる世界でありますように。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

だいぶ突飛な設定のはずだけど、SNSでのさまざな出来事の私刑化見てると有り得なくもない未来だな〜と思わせられる…。
前半の世界観の説明がちょっと長めかな?とも思えるけど、似鳥鶏先生の描く気持ちの良いキャラたちが施設で和気あいあいとしてる様子を楽しめるので良い。物語前半モニターの向こうの番組だった裁判が身近な人のピンチとして現実的なものとなり、緊張感を増す主人公たち。
色々な人の思惑が絡みながら最後は大団円となるので、読後感の良い作品でした。
しかしラーメン探偵は果たしてどんな人物だったのか…。

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

裁判のエンタメ化が全国的に席巻し、ミステリドラマ風の台本通りに名探偵もどきが解決するという。検察も裁判所もTVショーの流れの立ち位置にいて、有罪判決をする。始めは軽いと思ってたが読むにつれて、奥深い怖さに気付く。着地も良かった。

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

空気って何だ。実体ないのに、流されて選ばされる。流れ変わったら手のひら返せる。それベースで大勢が動くことの怖さとこっけいさ。

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2025年10月23日

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裁判がエンタメ化!殺人事件の犯人は指名され、台本をもとにカメラの前で名探偵によりトリックが暴かれる。事実でなくても、みんなが納得すればそれが真実。そんなバカな!?と思いつつも、今の風潮をあらわしてて一概に否定も出来ず。
元名探偵のじぃちゃんが歪んだ世界に切り込んでいく過程はドキドキしながらも爽快で面白い。

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

大どんでん返しを望む方にはこの本は向いてないかもしれませんが、推理の根本という面では勉強になるところがあります。
ミステリというジャンルの中でもこの本は少し特殊で犯人を探すっていうことに着目を置かないのでその点では新しいジャンルだなと感じました。

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2025年10月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

名探偵が犯人を決める。それが例え違っていても、エンターテイメントとして裁判が生中継される世の中では、まかり通ってしまう…

司法が根底から覆させられる世の中にゾッとしましたが、犯人にされた人も執行猶予が付く上に芸能界デビューなどうまみもあると、控訴しない。サスペンスドラマみたいな理屈が法廷で繰り広げられて、それに真っ向から否定しようとする名探偵の師匠。
中々無い切り口が、似鳥ワールドって感じでした。

本当の孫じゃないけど、名探偵の師匠と一緒に奔走する悠人の法学部に入ったキッカケになった友達と再会出来たのは嬉しかったです。

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2025年10月02日

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裁判がCase Documentary(略称CD)というエンタメとして消費されるようになった世界が舞台の小説。証拠主義や推定無罪はどこへやら、空気や民意で判決が決まる世界はほぼディストピアSFの味わい。そして陰謀論や“正義” が蔓延する今のSNS時代において絵空事には全く思えないのが恐ろしい。テレビドラマの『リーガルハイ』シーズン2でも描かれたテーマ。あと本編のタッチから打って変わってなぜか筒井康隆を引用するあとがきも面白かったw

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2025年09月28日

Posted by ブクログ

実社会でも「空気で決める」ということは本当によくある
それを覆したいと思ったとしても、行動に移すのは難しい…良くも悪くも空気に飲み込まれやすいなと実感
読みやすい文体ながら、現代の抱える問題を一緒に考えさせられました

本編には大きく関わらないけれど「外来語の語義が本質から外れる」現象について、確かに!となりました
具体例が秀逸

そして相変わらずあとがきが面白い
エッセイまだかな( ¨̮ )笑

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2025年09月23日

Posted by ブクログ

ある意味では、めっちゃ現代に対する警鐘を鳴らす作品だなあ。
そしてミステリ及び名探偵を考えさせる作品でした。

3003冊
今年231冊目

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2025年09月02日

Posted by ブクログ

裁判がエンターテイメント化し、生放送で名探偵が犯人を指摘するテレビ番組となった
殺人事件に台本が作られ、真犯人でなくても、名探偵が犯人とした者はみんなの意思や雰囲気により犯人となってしまう

そんな無茶苦茶な…!
と思うが公の場で「あなたはこうなのでしょう!」と権威ある(っぽい人)に言われてしまうとそれを否定出来ず受け入れてしまうことってあるよなぁーとも思った

面白い設定ではあるが
ストーリー的にはいまいち盛り上がらなかった
残念

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2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白い設定だった。
でも実際、エンタメのためにやっていない事実を受け止め犯人になるなんて…
想像すると怖いけど、そういうものだと納得している世間の風潮の方が怖いかも。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

突拍子もない発想だけど、似たようなことは現実にもあるか。真実など誰も求めていない最たる選挙戦が始まり、どの政党も耳障りのよい消費税廃止。「忘れっぽく飽きっぽい」人達は、どんな選択するのか…。似鳥さんの風刺効かないかなぁ。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

エンターテイメントとして出来レースのような裁判、そのうちリアルに起こったら怖い。SNSの反応は今現在もこんな感じなんだろうなと思わせられる、しっかり風刺の効いたミステリだった。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

知ってるのはテレビドラマで見た育休刑事だけなのでライトなミステリーを書く作家さんなのかと思いきや,テーマは太いというか,書いてくださってありがとうと言いたくなる本だった。北大ロースクール素晴らしそう。正直もう少し凝った作品の方が好きというか,そんなうまくはいかんでしょと突っ込みたくなりつつ,ラストは清々しいので気にならず。
しかし,この本の設定が,この先ずっとホラーというかフィクションであることを心から望む。

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2026年01月06日

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コロコロと善悪がひっくり返る大衆の力の怖さを実感しつつ、自分も大衆の一部であり、さらにはいつ自分が当事者になるかはわからないな、と感じた。
小説の中だけにして欲しい、こういうことは。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

倫理観を欠如すればそのまま現実になってもおかしくはないと思えるような娯楽番組。
大衆は絵になってストーリーがあれば、責任なんて取りはしない。探偵が解決してくれるのは物語の中だけだ。

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2025年12月06日

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最初はコメディーかと思ったけど、奥の深い話だった。言いたいことはわかる。
ただ今の若者にとっては、テレビってそこまで魅力的じゃないよね。現実的ではなかったかな。

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2025年12月05日

Posted by ブクログ

斬新なif設定で面白かった、
予想外のことは起こらなかったけど
それこそテレビ映えするので
映像化してほしいお話。

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

刑事事件の裁判がテレビ中継され、犯人も台本で決まっている世界。

キーワードでわかった気分になり、みんなが口にして、世の中全体があっちへ流れこっちへ流れ……

と簡単に思われたら癪だと怒ろう。

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2025年11月28日

Posted by ブクログ

法学部に通っているからか、祖母がすすめてきたので。

憲法の授業で裁判について学んだばかりということもあり、そんなことがありうるのかと思うような設定でした。

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

確か、少し前の新聞の書評で見たのだったと思う。
なんで読もうと思ったんだっけ?というくらい、久しぶりにいわゆるエンタテインメントのミステリを読んだ。ここんとこ、ずっとご無沙汰してた類いの小説。

まあ、荒唐無稽と言ってしまえばそれまでだし、正直、蘊蓄っぽい注釈も少々鼻につく感じだし、あまりにも非現実的過ぎてちょっと引くところもなきにしもあらずだけど、こういう衆愚さが今の世の中にないとは言えないな、と思うとちょっと怖くもある。
そう言いながらも、読みやすさも手伝って後半は一気読み。
単純に楽しみたい読書にはうってつけかも。

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2025年11月01日

Posted by ブクログ

王様のブランチで紹介されていて、裁判中継がエンタメになり裁判で『名探偵』が活躍するという設定が面白そうだったので読んでみることに。

大学の法学部に通う悠人と、じいちゃんと呼んで慕っている元探偵の芳川。たまたま観たCD(Case Documentary)と呼ばれる裁判中継番組で、『名探偵』が犯人のトリックを暴き有罪が確定。しかし、じいちゃんは断言する。『名探偵』の推理は間違いであると…

名探偵vs名探偵的な感じで、推理合戦を期待していたけど、ちょっと思っていたのとは違った。あと、CDの設定について、個人的にはあり得ないと感じ、物語に入り込めなかった。でも、読後感は悪くなかったのでよかった。

印象に残ったエピソードを2つ。
大岡越前の有名なエピソードが出てくるけど、じいちゃんの説明を受けてハッとさせられた。確かにそうだよな〜

登場人物の内海が10歳の時の宇宙飛行士との会話。内海少年の「Can I become an astronaut?」 この質問に対して、宇宙飛行士は内海少年の目を見て、はっきりと「Yes,you can.」 胸熱。

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2025年10月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者は、軽い筆致で、重いテーマをぶちこんでくる。これも諷刺だろう。現実と重ねて読むのがつらくなる。
もちろんエンタメだから気持ちよく終わるのだけれども、読後感は苦い。顔の見えない大衆の怖さ。それは大衆ですらなく、ただ声の大きな人が作り出す空気かもしれないところが特に。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

この装丁が目を惹いた!
読み始めて、裁判の生中継に⁇となる。
確かに探偵が登場する推理小説ではあるが、エンタメ力が半端なくて、違和感ありまくり。
これどうなるの⁇と思っていたが、凄腕の元探偵のじいちゃんが、推理対決をして決着させたことですっきりする。



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2025年10月21日

Posted by ブクログ

殺人事件の裁判がTV放送されエンタメ化してしまい冤罪もありという社会で引退した探偵が真実を暴くというお話。架空の状況で理解して読み進めるのが難しかった。少し情景が思い浮かばなかった。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ


初めての似鳥鶏さん本。

刑事訴訟の判決を裁判官が決めるのではなく、
法廷外の人々の民意に寄った方向に判決が傾いて
進んでしまう怖さを感じた物語。

その上、裁判が娯楽として社会で消費される
という発想が斬新でした。

内容は読み進めやすいのに、文字がページの
一面に詰まっているので、結構な具合
目と頭を酷使する。
軽快なのに読み応えのある本でした。



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2025年09月14日

Posted by ブクログ

なんてはちゃめちゃな世界だ!と思いながら読んだけど、おじいちゃんの推理が的確すぎて関心した。
ラーメン探偵やAV女優探偵など気になるワードがちょいちょい出てきてくすっとさせられた。

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2025年09月03日

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