似鳥鶏のレビュー一覧

  • 家庭用事件

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉山くんと伊神さんの日常の謎シリーズ。
    「理由あって冬に出る」の前からだいたい1年間くらい
    の間の短編集。
    人の死なないから日常の謎に分類されそうだけど
    若干軽犯罪が絡んでる。
    葉山くんの妹が出てきて、葉山くん家の事情が明らかになります。
    このシリーズ実は10年も続いているらしい。

    0
    2016年10月04日
  • 昨日まで不思議の校舎

    Posted by ブクログ

    シリーズとしての面白さと、話そのものの面白さがある。ぞっとするところもあった。
    2016/9/28

    0
    2016年09月28日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

    Posted by ブクログ

    (内容)
    証拠よりメレンゲを、手錠よりケーキを。

    パティシエに転向した繊細すぎる元・刑事。
    事件解決の裏には、必ず彼がいる。

    警察を突然辞めた惣司智は兄の季が継いだ喫茶店でパティシエとして働き始めた。鋭敏な推理力をもつ智の知恵を借りたい県警本部は秘書室の直ちゃんを送り込み難解な殺人事件ばかり相談させている。弟をお菓子作りに専念させたい兄は、なくなく捜査の手伝いを。人の良い兄の困り果てた事態を見かねた弟は、しぶしぶ事件解決に乗り出す羽目に……。
    華麗な解決と究極のデザートを提供する、風味豊かなミステリー。

    0
    2017年03月03日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

    Posted by ブクログ

    ちょっと難しい用語がいっぱい出てきますが、似鳥さんらしい作風ダーと読み進めて行けば読めます。注意訳すきです。

    両親のいない兄妹が探偵をする話でざっくりですが、奥はすごく深いです。

    1番心を打たれたのは
    「戦え。自分の価値は、自分で創れ」
    でした。

    0
    2016年08月01日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

    Posted by ブクログ

    似鳥鶏の新シリーズ。
    謎を解くために物凄い集中力を発揮する人に固有のDNAがあり、そういった人物は国家ぐるみで狙われているらしい事実を知る主人公。まさか自分の妹がそうだとは思わず、敵対組織には自分の方だと疑われる。
    まだ序章という印象だが冒険小説的な要素もアクションもあり面白い。展開は思ったよりシリアスなので展開が楽しみ。

    0
    2016年07月24日
  • 迫りくる自分

    Posted by ブクログ

    自分と同じ顔をした男のせいで冤罪を押し付けられた青年の話。痛かったり苦しかったりする。何かよく分からない切迫感に、先が気になる。
    2016/7/13

    0
    2016年07月13日
  • 昨日まで不思議の校舎

    Posted by ブクログ

    カシマレイコにトイレの花子さん、口裂け女‥‥噂が噂でなくなる?まあいいやと流して忘れることをしないでなぜを解こうとする葉山君。次は何を解こうとするのかな。

    0
    2016年06月12日
  • 家庭用事件

    Posted by ブクログ

    この人も叙述トリックを多用するタイプですが、まぁだまされてましたね。
    表題作の「家庭用事件」とか「優しくないし健気でもない」はなかなかにイヤな事件。「優しくも・・」に関しては色々と考えさせられる1編ではありますが。

    0
    2016年06月11日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

    Posted by ブクログ

    ずーっと葉山君目線の語りだったので、そう思い込んでいたら‥‥これは別人でした。(ヘンだなぁとは思ったんだ、葉山君がこんなことするかなって--自己弁護)参りました。
    伊神さんってまだ出演しますよね?それとも葉山探偵大活躍になるのかしらん?

    0
    2016年05月26日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    卒業式編・新学期編を合わせての評価・感想。

    未読の方へ 一見、連作短編集に思えるかもしれませんが、卒業式編・新学期編の2冊を合わせて1つの話。あいだをおかず、一気に読むことをお奨め。

    こんな構成とは思わず、ゆっくり読んで、私は失敗。連作「短編」であればものたりないと感じたところも、全体を通すとしっかりと意味がある。心地よい驚きを感じた。

    「曲がり角でごつん」「そんな 特殊なもの/マニアックなところ ではなく」 最高!

    0
    2016年05月28日
  • 家庭用事件

    Posted by ブクログ

    意外にこの人って社会派的な顔を持っているってのを改めて感じました。
    日常の謎テイストでほんわかした中に叙述トリックやミステリの仕掛けを使いながら社会派ドラマを斬りこむ。
    なかなかビターですね。

    0
    2016年05月16日
  • 家庭用事件

    Posted by ブクログ

    10年分の作品をここまで一気読みしてみた。
    日常のミステリだけど、ここに来て妹の秘密が明らかに。
    次の続編はいつ出るのだ!!
    葉山くんは少しづつ進歩してるけど、伊神さんは相変わらずの名探偵ぶり。
    柳瀬先輩、いい!

    0
    2016年05月14日
  • いわゆる天使の文化祭

    Posted by ブクログ

    これはね、よくあるトリックなんですよ。でも、なかなか見破れないんですね。
    結果、二度読みするとなるほどね〜と。
    そう言うお話。
    葉山くん、活躍な度合いがアップしたのは、気のせいかな?

    0
    2016年05月13日
  • 家庭用事件

    Posted by ブクログ

    "「あと、僕が着くまでに事件発生時と同じ状況を再現しておいてね」
    海老チリも「状況」に含まれるのかを尋ねたかったが、伊神さんはもう電源を切っていた。
    妹が期待に目を輝かせてこちらを見ていた。「何だって?」
    「すぐ来るって」
    妹は一瞬、驚いた顔を見せたが、すぐに何かを思い出した様子で部屋から飛び出した。ややあって壁越しに、がたごとという何かを動かす音。
    ……亜理紗、一つ言っておくけど、「部屋を片付ける」っていうのは、押入れに物を詰め込むことじゃないからね。"[p.119_家庭用事件]

    「不正指令電磁的なんとか」
    「的を外れる矢のごとく」
    「家庭用事件」
    「お届け先には不思議

    0
    2016年05月11日
  • 昨日まで不思議の校舎

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    葉山くんのシリーズ。
    市立高校で起こる学校の七不思議をめぐるミステリ。
    学校で起きた事件から思わぬ方向に事件は進みます。
    なかなか暗い展開ですが、最後は円満解決。
    これでシリーズ完結かと思いきや、続刊の予定らしい。

    0
    2016年04月24日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

    Posted by ブクログ

    最初の頭脳チャレンジ!図書カード&商品券欲しさに解いちゃったよ(^o^;)そして本編に入り、シャーロック・ホームズ並の名探偵遺伝子群を持つ人を探すための一次試験だと解り、むやみにチャレンジするもんじゃないなと思った(--;)さて、お話は遺伝子保有者である妹とその兄、それを保護する御子柴家(財閥(゜o゜;))が保有者争奪戦を阻止すべく大活躍!まだ始まりの予感みたいな一冊だから、次が出るの楽しみだ(^^)♪幸村さんと話が合いそうなので友達になりたい(^^;)ゞ

    0
    2016年03月29日
  • 迫りくる自分

    Posted by ブクログ

    似鳥鶏作品の主人公の中で、最も追い込まれているんじゃないでしょうか。はっきりとした悪意を感じるお話なので、読んでいてちょっと怖かったです。あと視点が変わると東京という街はああ見えるのか、というのも面白かったです。

    0
    2016年03月27日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短編集。シャイで心優しい優秀な弟。それを支える優しい兄。優しい兄弟のコメディミステリー。2話目のタバコの吸殻は頂けなかったなぁ。現在科学の捜査でタバコの吸殻が残っていれば唾液からDNA鑑定しすぐに犯人がわかってしまう。そこをあえて無視しアリバイトリックに持ち込んで行ったの残念。まぁ軽く読めたから良かったのかな。

    0
    2016年03月16日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

    Posted by ブクログ

    パティシエ、内気で心優しいイケメン、スイーツが美味しい三角屋根のカフェ。
    わざわざここまでの設定を用意して読者に近寄ろうとしなくても、十分に推理ものとして出せそうなのに。なんだか残念。喫茶店の心地良さだけ感じさせてもらいたかったな。

    本部長って、直ちゃんだったりして。このノリなら、それくらいは有り得るような気がします。

    0
    2016年03月14日
  • ダチョウは軽車両に該当します

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マラソン大会に突如、登場するダチョウ。
    公道でダチョウが猛ダッシュしているシーンから物語はスタート。
    相変わらずのんびりとし雰囲気の中でストーリーは進んでいくが、間延びせず、暴力団に襲われる。拉致されるなど、途中途中でシリアスさがあるのがgood!
    最後の真犯人はわかりやすかったですが、結構エグい話の中で登場するキャラクターの個性がどこか陽気なのでほのぼのとしながら読める作品。

    0
    2016年03月13日