似鳥鶏のレビュー一覧
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「吾輩はコミュ障である。名前をまだ呼べない。」
似鳥鶏さん初読みの本作『コミュ障探偵の地味すぎる事件簿』の概要と感想になります。
千葉の房総大学法学部に入った藤村はコミュ障である。コミュ障にとって入学後の自己紹介など、人生で最大の課題と言える。この冒頭の自己紹介の件から藤村の心理描写には凄い共感しました。自分の番が迫るに連れて心臓がバクバクし、自分の直前直後の人の自己紹介の内容など、記憶の彼方へ…。
いやぁ〜、その気持ち分かるなぁ〜と思う私も実はコミュ障なのですかね?
そんなことを気にしながらも、数々の日常で起きた事件を小声で推理する所は独特な味わいがあり、楽しめました。 -
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総合病院の泌尿器科医が主人公の連作短編医療ミステリー。全4話。
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鮎川は御子柴記念病院に勤務する、若手の泌尿器科医だ。感情に左右されない落ち着きのある姿勢で医療に臨む姿は同僚から「自動人形」に喩えられるほどで、人格者とまではいかないまでも的確な診療のできる医師としては有望株である。
また、陰部に関わる疾患の場合、重症化するまで受診を躊躇う患者も少なくない。その意味でも粛々と医療行為を行う鮎川のスタンスは好もしいと言える。
愛想は足りないものの、今日も鮎川はワケありの患者相手に淡々と診察しつつ、患者の心のうちとともにその背景を推察するのであった。
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コミカルなミステリーでした。
舞台が学校ということもあり、なかなか楽しめました。
トリックは最後でやっとわかりましたし、最後の一波乱もなるほどここにつながっていたのかと満足しました。
内容
某市立高校の芸術棟にはフルートを吹く幽霊が出るらしい――。吹奏楽部は来る送別演奏会のための練習を行わなくてはならないのだが、幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまった。かくなる上は幽霊など出ないことを立証するため、部長は部員の秋野麻衣とともに夜の芸術棟を見張ることを決意。しかし自分たちだけでは信憑性に欠ける、正しいことを証明するには第三者の立ち合いが必要だ。……かくして第三者として白羽の矢を立てら -
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泌尿器科ミステリー。
病気に重いも軽いもないと思う。
本人が苦痛ならさっさと病院へ行けばいいのだが…と常々思っている。
だが自分は大丈夫って思ってしまうのはなぜなんだろう。
なんとか先送りにしてしまう気がする。
だけど受診するには躊躇してしまうのが、泌尿器科なのかもしれない。
素人判断で、これくらいならちょっと様子見ようとかネットで調べてみようだとかしている間に悪化してしまう。
そこの見極めが難しい。
だがこれを読めばやはり少しでも不安なら行くべきなんだなと思った。
御子柴記念病院に勤務する泌尿器科医・鮎川は、患者に真摯に向き合い謎を解く。
まるで忍者のようにいつのまにか近くにいるM -
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★結局のところ、動物の考えていることは人間には理解できない。(p.103)
▶全編のほとんどが数時間の話。▶モモ君の従弟の誠一郎が勤めている山西市動物公園にいつもの面々が研修で訪ねた日アジアゾウのランティエンが脱走し大騒ぎになるのだが誰かの企みのような不穏な雰囲気もある。▶アジアゾウが見てる間にアフリカ象になっちゃった。のはなぜ?▶新キャラ桃本誠一郎と謎の人物ウー・ジイハオ(吴子豪)。▶ヒトと他の動物は意思を通じ合えるか? 無理やろなあとは思います。ヒトはなんでも擬人化するのでつい通じ合えてるような気になるけどおそらく《干渉しあわない別の宇宙にいるかのようだった。》p.79。ネコは自動給餌機と -
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体長1メートル越えのワニが盗まれた!! 残された張り紙には怪盗ソロモンなる者が・・・。 動物の扱いに長けた人の犯行だろうと疑惑が渦巻く中、さらにほかの動物も盗まれて・・・。 動物園職員が奮闘するライトなミステリ。
楓ケ丘動物園シリーズの1作目。 似鳥鶏さん動物ものとかも書かれてたのですね、確かにペンネームも動物に因んで・・・って調べたら全然由来は動物好きとか関係なかった!!
獰猛なワニを盗んでいるので内部犯なのは確実なのですが、その割には登場人物全体の掘り下げが足りないような・・。 動物を盗んだ理由付けは上々、キャラクターも良し、鴇先生可愛い!!