似鳥鶏のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
悩ましいのはむしろ、事件の発端をどこに設定するかだ。(p.9)/小学生の葉山に瞬間移動っぽいものができた理由/小学生のときの初恋の相手、渡会千尋が濡れ衣を着せられたかもしれない/白猫ジャックが死んでいる/伊神恒失踪事件/全編を通した何かがあるような感じ/次巻につづく
■芸術棟についての簡単な単語集
【秋野麻衣/あきの・まい】吹奏楽部。
【東雅彦/あずま・まさひこ】吹奏楽部員。秋野の彼氏。185センチの長身。チャラい格好だがなぜかさわやかに見える。家は金持ち。
【アツシ】柳瀬さんちの犬。足と首のまわりだけ黒であとは象牙色というカラーリング。とてもひとなつっこそうだ。アイヌ語の命令しか聞かない。
【伊神恒/いがみ・こう】文芸部部長。物識り。探偵役。遠慮を知らない。
【石井あゆみ】愛心学園吹奏楽部一年。なんとなく猫っぽいが本人は猫アレルギー。
【浦和虎彦】とある中学生。
【江澤】演劇部二年。
【壁男】芸術棟に出るらしい幽霊。首を斬られ壁に埋められている。顔がないので手当たり次第に襲い壁の中に連れ込もうとするが人間を連れ込むことは難しくつぶれてしまう。
【keynote】愛心学園裏門すぐのとこにある喫茶店。名称からして同校吹奏楽部がターゲットではと思われる。
【木場】葉山の西の谷小学校時代の仲間。クラスで一番小さかったのに今では大男になっている。
【芸術棟】古く芸術性などカケラもなく愛想のない建物に文科系の部を全部放り込んで芸術棟と称している余り物の建物。音楽系の部のせいで常にやかましく全体の半分はガラクタが詰まっている。
【シランクス】立花の幽霊がフルートで吹いているらしい曲。
【高島ひかる】吹奏楽部部長。「吹奏楽部のがんばりママ」と呼ばれる。
【立花久美子】吹奏楽部。フルート。美人。行方不明。後に中退し百目鬼姓となる。
【田村】生物科教諭。芸術棟地下の実験室で改造人間を作っている。
【椿美都/つばき・みと】愛心学園吹奏楽部一年。パーカッション。
【百目鬼悟】美術部顧問。仕事のためではなく創作のために学校に来ているフシがある。自分のアトリエ欲しさに芸術棟にアトリエを作り美術部とした。
【豊中浩一】自殺したと思われる男。
【豊中正子】浩一の妻。
【梨本】体育科教諭。田村教諭の作った改造人間で冷蔵庫型でしゃべらず無表情。
【波木/なみき】愛心学園吹奏楽部部長。
【ネモっち】根本晶(ねもと・あきら)。葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。他者を閉じ込めることに義務感を感じていた。
【葉山】主人公の「僕」。美術部員。
【美術部】芸術棟三階にある。葉山を含め部員五人、うち幽霊部員四人。
【マヤ】邦楽部員。
【三野小次郎/みの・こじろう】通称「ミノ」。演劇部員。他人の内緒話に出くわす男。葉山とは中学時代から親しい。
【八重樫日名子/やえがし・ひなこ】愛心学園吹奏楽部一年。
【康永/やすなが】愛心学園吹奏楽部。演出。
【柳瀬沙織/やなせ・さおり】演劇部長。黙っていたらグラビアアイドル、口をひらいたらお笑い芸人。葉山に気があるらしいフシがある。が、おもしろがっているだけの可能性はある。
【渡会千尋/わたらい・ちひろ】葉山が小学生の頃好きだった女子。初恋。今は愛心学園吹奏楽部でオーボエの首席奏者。
【ワッキー】葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。 -
Posted by ブクログ
うろ覚えだけど...
ブグログで紹介されていたのを見て読んでみました。
私自身があとがきから読むこともあるのですが
こちらもなぜかあとがきから読んで
そのあとがきが「かたつむりとなめくじ」についてで・笑
そっちの方が小説よりも印象的でした。
でも、やはりあとがきに「かたつむりとなめくじ」について
書いてる著者だけあって、小説内でもそういった類いの内容がちょこちょこ盛り込まれ、注釈までつけられ...
ましてや外国の王子が日本での事件を解決していくという設定もありで横文字もありで、さささっーーと読めないのが難点でしたが内容は面白かったです。
またいつか続きがありそうな予感もしますね^^ -
Posted by ブクログ
ネタバレ警部を辞めた弟と一緒に実家のカフェを経営している季(みのる)。優秀だった弟の智の元へ難事件を持ってくる県警秘書室の直ちゃん。彼女のペースにのせられ季は事件を解決するために動くのですが ―― 。
スフレやタルトタタン、モンブランなど美味しそうなスイーツがでてきて読んでいて楽しいです。
ただイケメンが事件を解決するのにそそられないというか、本書のテンポにのれないというか、イマイチでした。
でも最後の話はとても心に残りました。
どうして加害者だけが許されるんですか?
どうして加害者だけ言い訳をする権利がもらえて、やり直すチャンスがもらえて、死刑になる時だって、苦痛の少ない方法を選んでもらえるんですか?
殺された人の命は、殺した人の命より軽いって言うんですか?
彼女の言葉に「許さなくていい」と言った智。
許さなくていいけど殺して良かったにはならないんじゃないかとモヤモヤしました。
殺された人にだって同じように家族がいるのだから。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の大富豪が発見した「聖遺物」の所有権を賭けて始まった推理ゲーム。
アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジルと各国から名探偵たちが北海道に集結した。
はたして、謎を解いて「聖遺物」を手に入れる最強の探偵は誰なのか?
特殊能力を持つ最強の探偵たちが、聖遺物を賭けた推理ゲームに挑む異能力バトルミステリです。
実際推理ゲームが始まるのは小説中盤位からですが、前半はそれぞれの探偵とその特殊能力の紹介を兼ねた短編小説のようになっており、その部分だけでも満足の面白さ。
前半でそれぞれの探偵の「強さ」を惜しみなく見せ、彼らでも解けない謎なんてあるのか? と思わせた上での畳みかけるような多重解決。スピード感があり、一気に読んでしまいました。
ミステリというにはちょっとラノベ寄りかなとも思いますが、THE・エンタメって感じで爽快です。遺恨なく、皆仲良くさっぱりしたラストも好きでした。
探偵それぞれのキャラクターも個性的で、スピンオフとか出ればぜひ読んでみたいな。
個人的にはボグダンさんが好き。編み物好きなのも親近感わきます。