似鳥鶏のレビュー一覧

  • だから捨ててと言ったのに

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    最初の一文が同じなショートショート第4弾。前3作より自由度が上がるかと思いきや、どことなく似た雰囲気に仕上がっているのが意外。お気に入りは、にゃるら「ネオ写経」と谷絹茉優「猟妻」。妙に心に残ったのは、黒澤いづみ「捨てる神と拾う神」。

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    2025年04月29日
  • ミステリーツアー

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    5名の作家さんが、それぞれたくさんミステリー本を読んでくださって、
    どんな本か、どこが面白いか、あるいはどこが他と違って秀でているか、などなど書評してくださってる。

    感じ方はひとそれぞれなんだろうけど、あ、これ面白そうだな、って思わせてもらえるので、参考にもなってよきよきでしたんฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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    2025年04月27日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    悩ましいのはむしろ、事件の発端をどこに設定するかだ。(p.9)/小学生の葉山に瞬間移動っぽいものができた理由/小学生のときの初恋の相手、渡会千尋が濡れ衣を着せられたかもしれない/白猫ジャックが死んでいる/伊神恒失踪事件/全編を通した何かがあるような感じ/次巻につづく

    ■芸術棟についての簡単な単語集

    【秋野麻衣/あきの・まい】吹奏楽部。
    【東雅彦/あずま・まさひこ】吹奏楽部員。秋野の彼氏。185センチの長身。チャラい格好だがなぜかさわやかに見える。家は金持ち。
    【アツシ】柳瀬さんちの犬。足と首のまわりだけ黒であとは象牙色というカラーリング。とてもひとなつっこそうだ。アイヌ語の命令しか聞かない。
    【伊神恒/いがみ・こう】文芸部部長。物識り。探偵役。遠慮を知らない。
    【石井あゆみ】愛心学園吹奏楽部一年。なんとなく猫っぽいが本人は猫アレルギー。
    【浦和虎彦】とある中学生。
    【江澤】演劇部二年。
    【壁男】芸術棟に出るらしい幽霊。首を斬られ壁に埋められている。顔がないので手当たり次第に襲い壁の中に連れ込もうとするが人間を連れ込むことは難しくつぶれてしまう。
    【keynote】愛心学園裏門すぐのとこにある喫茶店。名称からして同校吹奏楽部がターゲットではと思われる。
    【木場】葉山の西の谷小学校時代の仲間。クラスで一番小さかったのに今では大男になっている。
    【芸術棟】古く芸術性などカケラもなく愛想のない建物に文科系の部を全部放り込んで芸術棟と称している余り物の建物。音楽系の部のせいで常にやかましく全体の半分はガラクタが詰まっている。
    【シランクス】立花の幽霊がフルートで吹いているらしい曲。
    【高島ひかる】吹奏楽部部長。「吹奏楽部のがんばりママ」と呼ばれる。
    【立花久美子】吹奏楽部。フルート。美人。行方不明。後に中退し百目鬼姓となる。
    【田村】生物科教諭。芸術棟地下の実験室で改造人間を作っている。
    【椿美都/つばき・みと】愛心学園吹奏楽部一年。パーカッション。
    【百目鬼悟】美術部顧問。仕事のためではなく創作のために学校に来ているフシがある。自分のアトリエ欲しさに芸術棟にアトリエを作り美術部とした。
    【豊中浩一】自殺したと思われる男。
    【豊中正子】浩一の妻。
    【梨本】体育科教諭。田村教諭の作った改造人間で冷蔵庫型でしゃべらず無表情。
    【波木/なみき】愛心学園吹奏楽部部長。
    【ネモっち】根本晶(ねもと・あきら)。葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。他者を閉じ込めることに義務感を感じていた。
    【葉山】主人公の「僕」。美術部員。
    【美術部】芸術棟三階にある。葉山を含め部員五人、うち幽霊部員四人。
    【マヤ】邦楽部員。
    【三野小次郎/みの・こじろう】通称「ミノ」。演劇部員。他人の内緒話に出くわす男。葉山とは中学時代から親しい。
    【八重樫日名子/やえがし・ひなこ】愛心学園吹奏楽部一年。
    【康永/やすなが】愛心学園吹奏楽部。演出。
    【柳瀬沙織/やなせ・さおり】演劇部長。黙っていたらグラビアアイドル、口をひらいたらお笑い芸人。葉山に気があるらしいフシがある。が、おもしろがっているだけの可能性はある。
    【渡会千尋/わたらい・ちひろ】葉山が小学生の頃好きだった女子。初恋。今は愛心学園吹奏楽部でオーボエの首席奏者。
    【ワッキー】葉山の西の谷小学校時代のクラスメートの悪ガキ。

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    2025年04月16日
  • 理由あって冬に出る

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    学校の別館にある怪談話が怪奇現象となって現れる。この現象の謎を解き明かす為に右往左往する高校生の話。怪奇現象の裏には色々な人間模様があり最後はスッキリする。

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    2025年04月09日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    短編集は作家の実力が出ると思う。
    短い中でどれだけ自分の色を出せるか。

    そういった意味では、朝井リョウ、吉川トリコが楽しめた。

    後はまぁ、つまらなくないが印象には残らない。

    短編集とは、読んでいるその時間を楽しむものだと思う。

    お話を楽しみたければ長編を読むべし。

    星は3.3くらい。

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    2025年04月08日
  • 育休刑事

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    ネタバレ

    先入観があると最後びっくりしてしまいます。
    私は疑問を持ちつつも、その仕掛けに気が付きませんでした。

    主人公の息子「蓮くん」に関する擬音語や擬態語が今までに聞いたこともないものが多く、それが蓮くんの可愛さをさらに増幅しているように思いました。

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    2025年03月22日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    「黙っているだけでお前を求めてくれる人間などいない。生きている価値のある人間になりたいなら、誰かに求められるのを待つな」辰巳さんが僕の胸元を掴む。「戦え。自分の価値は、自分で創れ」
    (P.242)

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    2025年02月26日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    最初の各名探偵の章はとても面白く、ワクワクして読めたけど、途中のぽっと出のシスターリンが謎。そして途中頑張った結果最後が残念。ただ戦闘シーン描くのは上手だなと思った。天才たちの頭脳戦が好きだったから、いきなり催眠師みたいに出てきたシスターリンが苦手すぎる。本当に最後のほのぼのハッピーエンドが残念すぎる。

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    2025年02月26日
  • 刑事王子

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    うろ覚えだけど...
    ブグログで紹介されていたのを見て読んでみました。

    私自身があとがきから読むこともあるのですが
    こちらもなぜかあとがきから読んで
    そのあとがきが「かたつむりとなめくじ」についてで・笑
    そっちの方が小説よりも印象的でした。

    でも、やはりあとがきに「かたつむりとなめくじ」について
    書いてる著者だけあって、小説内でもそういった類いの内容がちょこちょこ盛り込まれ、注釈までつけられ...

    ましてや外国の王子が日本での事件を解決していくという設定もありで横文字もありで、さささっーーと読めないのが難点でしたが内容は面白かったです。

    またいつか続きがありそうな予感もしますね^^

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    2025年02月21日
  • 難事件カフェ

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    ネタバレ

    警部を辞めた弟と一緒に実家のカフェを経営している季(みのる)。優秀だった弟の智の元へ難事件を持ってくる県警秘書室の直ちゃん。彼女のペースにのせられ季は事件を解決するために動くのですが ―― 。

    スフレやタルトタタン、モンブランなど美味しそうなスイーツがでてきて読んでいて楽しいです。
    ただイケメンが事件を解決するのにそそられないというか、本書のテンポにのれないというか、イマイチでした。

    でも最後の話はとても心に残りました。

    どうして加害者だけが許されるんですか?
    どうして加害者だけ言い訳をする権利がもらえて、やり直すチャンスがもらえて、死刑になる時だって、苦痛の少ない方法を選んでもらえるんですか?
    殺された人の命は、殺した人の命より軽いって言うんですか?

    彼女の言葉に「許さなくていい」と言った智。
    許さなくていいけど殺して良かったにはならないんじゃないかとモヤモヤしました。
    殺された人にだって同じように家族がいるのだから。

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    2025年02月11日
  • 理由あって冬に出る

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    ミステリ特有の情報量多い文章がいまのわたしにはちょっときつかったけど、終盤の謎解きとそれに絡んだどんでん返しは素直に楽しめた。

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    2025年02月02日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    各国の天才たちがどんどん異能力といっても良い力で事件を解決し参戦していくところがピークだったかもです。
    聖遺物を巡る事件については意外と「そんなことかーい」って感じだったし
    アッサリ。
    大和くん中心でまた各国の天才たちと活躍する続編とかあると良いな…
    廻くんも含め。

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    2025年01月11日
  • 午後からはワニ日和

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    動物園が舞台の飼育員と動物の誘拐ミステリー。
    ほのぼのとしたミステリーで登場人物のキャラクターがいい。

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    2024年12月18日
  • 迫りくる自分

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    日常生活で突然トラブルに巻き込まれることはあるが、ここまで特殊なトラブルに巻き込まれることはそうそうない。
    ただそのトラブルにどのように対処するのか、その中で気づけることはあるのか。

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    2024年12月09日
  • 生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班

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    コロナ禍に書かれた作品だとか。
    軽いテイストで話が進んでいくのに
    端々に当時の政府、政権の独善的なやり方、忖度が横行する社会に対するネガティブな感情が漏れ出ている感じがする。

    あれから数年経って、忖度社会はマシになったのかな。SNS等での世論誘導とか洗脳(?)とかさらに面倒な世の中になってきた感もある。

    普通の刑事モノとしても楽しめたよ。
    ちょっと人物像がよくある感じではあるけど。

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    2024年12月03日
  • 夏休みの空欄探し

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    貸してもらった本

    読む時期として季節が全く逆なのですが、それは置いといて笑

    途中でちょっとした仕掛けに気づいてしまい(普段全然気づかないのに!)
    あ、やっぱり?なんて思ってしまいましたが背景まではわからなかったのでそれはそれで楽しめました

    特別な思い出になる夏休みっていいな

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    2024年12月03日
  • 育休刑事 (諸事情により育休延長中)

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    青、紫、茶には笑っちゃうって。

    p204の終わり、いい。
    事件についてはそれほど…だったけど、前作と合わせて、世のパパさん&パパになる人に読んでほしい作品。

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    2024年11月22日
  • 推理大戦

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    探偵界の刃牙の様な作品。半分くらいは特殊なスペックを持つ探偵紹介パートで、次々とヤバい探偵が登場し、もうコイツが最強じゃんとニヤニヤできる。
    どのスペックが最強か語りたくなる。
    ただ、そこがピークで肝心な推理対戦はイマイチ。
    個人的には、北海道出身で関西弁の五感探偵高橋さん推しだったので、スピンオフあれば読みたい笑

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    2024年11月10日
  • ミステリーツアー

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    5人のミステリ作家によるミステリガイド。メフィストリーダーズクラブの連載が書籍化したものらしい。一作品の紹介が短めなのでスキマ時間に気軽に読めるし、書評にもそれぞれの作家の特徴が出ていて面白かった。
    個人的には未読の作品が多く、読みたい本がたくさん見つかったのが嬉しい。

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    2024年11月06日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    日本の大富豪が発見した「聖遺物」の所有権を賭けて始まった推理ゲーム。
    アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジルと各国から名探偵たちが北海道に集結した。
    はたして、謎を解いて「聖遺物」を手に入れる最強の探偵は誰なのか?


    特殊能力を持つ最強の探偵たちが、聖遺物を賭けた推理ゲームに挑む異能力バトルミステリです。
    実際推理ゲームが始まるのは小説中盤位からですが、前半はそれぞれの探偵とその特殊能力の紹介を兼ねた短編小説のようになっており、その部分だけでも満足の面白さ。

    前半でそれぞれの探偵の「強さ」を惜しみなく見せ、彼らでも解けない謎なんてあるのか? と思わせた上での畳みかけるような多重解決。スピード感があり、一気に読んでしまいました。
    ミステリというにはちょっとラノベ寄りかなとも思いますが、THE・エンタメって感じで爽快です。遺恨なく、皆仲良くさっぱりしたラストも好きでした。

    探偵それぞれのキャラクターも個性的で、スピンオフとか出ればぜひ読んでみたいな。
    個人的にはボグダンさんが好き。編み物好きなのも親近感わきます。

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    2024年10月17日