最近の人気作家8名の作品によるアンソロジー。
朝井リョウさん,似鳥鶏さんを目当てに読み始めたが,他の方の作品も良かった。
自分以外の他者との共同生活。
それは,自分の私的な一面を他者に開示するのと同義である。
その他者が親しい人間とは限らない。
それでも,同じ空間とルールを共有していくなかで,互いの私的な部分も共有され,いずれは自分の習慣の一部として生活に組み込まれていく。
私の大学は同棲率が高いことで有名らしいが,実際はどうなのだろう。
意外と本書のような物語が,私の部屋のすぐ下で起こっていたりするのかもしれない。