似鳥鶏のレビュー一覧

  • 迷いアルパカ拾いました

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    動物園ミステリ。シリーズ3作目。
    迷子のアルパカと、失踪人、動物園への侵入者、不審な人物たち。
    これらが上手く繋がる結末はお見事。
    鴇先生かわいいです。

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    2019年04月22日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    あまりにも容赦なく次々と人が死んでいくので少し驚き。シリーズ1巻ということで、人物紹介と機関の紹介と言った感じなのでしょうか? 最後の電話のシーンは次に続いてきそうで楽しみ。人間関係はもっと掘り下げていかれることを期待します。この方の話は結構大掛かりな叙述トリックが仕掛けられていることが多いので既に何か仕込まれているのではないかとハラハラもしています。

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    2019年03月05日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    トリックが壮大でちょっと面白くなっちゃう。本題はそこではないのだろうなと思ったり。金子巡査長がすごく好き。幸村さんが物事をスケートに喩えるところも好き。あと、もしもアニメ化!とかになったら主人公は小野賢章で是非お願いしたい。

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    2019年03月05日
  • きみのために青く光る

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    能力が発動する時に青藍色に光るというすごい設定に驚いた。年収が見えるヤツが面白かった。それと、静先生は一体どんな能力を持つ何者なのかも気になる。

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    2019年03月05日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    共同生活がテーマで書かれたアンソロジー。

    面白い作品と微妙な作品の差が激しいと思った。
    特に、男女の恋愛模様を描いた作品はだいたい私の好みではなかった。
    逆に、恋愛絡みではない共同生活(ルームシェア、出張のホテル、隣の家の子供の世話)は結構面白かった。

    好きな作家さんがいるなら読んでもいいかもしれない。

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    2019年02月14日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    部屋がらみで様々な人が寄稿した短編集。
    それぞれの人の特徴を感じながら一気に読める軽い本。
    この本を皮切りにいっぱい本が読めるようになってきた。
    もっと簡単に本に向き合って良いんだなと思わせてくれてありがとう。

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    2019年02月10日
  • 昨日まで不思議の校舎

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    シリーズ第6弾。
    長編学園ミステリー。
    どこにでもあるような学園七不思議をテーマに事件が起こる。
    葉山君の恋の進展は大きく見られませんが大切なものを守る為に闘う意志が芽生えたようで男としての成長がちらっと見られました。
    それにしてもずっと高校2年生だな・・・・。

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    2019年01月25日
  • いわゆる天使の文化祭

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    文化祭前の時期に天使のイラストが描かれた紙が現れる。誰が何のために用意したのか・・?を追うお話。
    天使のイラストが他校でも出現しお話はだんだん複雑になっていく。
    一冊の長編ミステリーなので読み応え十分。
    主人公葉山くんの探偵としてのプライドが少しずつ芽生えはじめ伊神さんへの嫉妬と思われる行動などもみられる。
    それにしても細かい仕掛けと複雑な展開にやられた感あり。
    おススメ。

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    2019年01月21日
  • まもなく電車が出現します

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    シリーズ第4弾。
    5つの学園ミステリー短編集。
    主人公の高校生男子の恋に進展あり。
    謎解きは一見シンプルに見えて細かく入り組んで構成されてる印象を受ける。
    主人公のおっとりしている性格と他キャラクターの鋭い性格が読んでいて楽しいシリーズ。

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    2019年01月13日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    シリーズ第2弾。
    前作より登場人物像が丁寧に表現されているように感じ動きがイメージしやすかった。
    先輩である伊神君の卒業に合わせたミステリー。

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    2019年01月08日
  • 家庭用事件

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    映研とパソ研に出演権をめぐって取り合われる柳瀬さん。その契約に不正が?(『不正指令電磁的なんとか』)弓道部の先輩のお手伝いをしたら弓道場の道具が行方不明に?(『的を外れる矢のごとく』)停電になるはずのないタイミングで停電になった葉山宅。一体なぜ?(『家庭用事件』)放送部のOBに古いビデオをBDに移すことを依頼したものの、そのビデオがたくさん故障していて……(『お届け先には不思議をそえて』)
    妹の友達のお姉さんが不可思議な引ったくりにあい、その真相を探ることになった葉山は……(『優しくもないし健気でもない』)

    伊神さん最初の事件?から葉山くんと妹について。「不正指令〜」のネタがあったので「やさ

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    2019年01月05日
  • 一○一教室

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    収容所のような学校で、徹底に管理される学生たち。教育者、親の「信念」、そこに子供たち当人がいないのが怖い。

    実際にこんな学校があるかもしれない、それも怖い。

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    2018年12月26日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    似鳥鶏さん、友井羊さん、彩瀬まるさん、芦沢央さん、島田荘司さんの5人の作家さんによる同一トリックアンソロジー。
    お題としてトリック(紐で密室を作る)が先に設定されていて、作家さんが思い思いのストーリーに仕上げるなんて、面白い試み。

    似鳥鶏さん「このトリックの問題」はお題に忠実、かつ似鳥さんらしく面白い。

    友井羊さん「大叔母のこと」は、日常の謎のミステリ。気持ちが温かくなりました。

    彩瀬まるさん「神秘の彼女」、いきなり”金の廬舎那仏”が出てきて、もうノリがとっても面白い!いつトリックが出てくるのかなぁ、と思いながら読んでましたが、ラストで自分の頭の中で想像すればいいのかしら。あと、春さんと

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    2018年12月19日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    ・このトリックの問題点/似鳥鶏
    ・大叔母のこと/友井羊
    ・神秘の彼女/彩瀬まる
    ・薄着の女/芹沢央
    ・世界にただひとりのサンタクロース/島田荘司

    似鳥と友井作品がおもしろかった。
    薄着の女は、ラスト2行で思わず笑った。
    島田荘司はこの短編集に入れる必要なかったのでは?他の作品の倍あるし、もともと長編の一部らしいし、個人的にはこれだけ浮いてる気がした。
    (キャリアが違うと言われればそれまでだけど)

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    2018年12月10日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    腐れ縁の恋人たち、趣味の似た女の子同士、傷心の青年と少女、出張先の先輩と後輩、住みついた妖怪と僕…。気鋭の作家8人がさまざまなシチュエーションを詰め込んだ、ひとつ屋根の下アンソロジー。

    いろいろな間取りがあって楽しい。

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    2018年12月05日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    島田荘司の存在感がすごい。なんというか、サークルの飲み会にふたまわりくらい年上のOBが来たみたいな。
    全体的にライトでミステリー色は薄め。さらっと読めて暇つぶしにはとてもいい。
    しかし、御手洗の新作の『短編版』収録って、新潮社の商売のやり方はすごいなぁ。

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    2018年11月18日
  • この部屋で君と(新潮文庫nex)

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    最近の人気作家8名の作品によるアンソロジー。

    朝井リョウさん,似鳥鶏さんを目当てに読み始めたが,他の方の作品も良かった。

    自分以外の他者との共同生活。
    それは,自分の私的な一面を他者に開示するのと同義である。

    その他者が親しい人間とは限らない。
    それでも,同じ空間とルールを共有していくなかで,互いの私的な部分も共有され,いずれは自分の習慣の一部として生活に組み込まれていく。

    私の大学は同棲率が高いことで有名らしいが,実際はどうなのだろう。

    意外と本書のような物語が,私の部屋のすぐ下で起こっていたりするのかもしれない。

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    2018年11月18日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    糸を使って密室を作る、というテーマで5人の作家が物語を作る。同じテーマなのに全く違った物語が生まれるおもしろさ。

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    2018年11月11日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    「クレセント錠に紐を使って外から鍵を掛けるトリックです」と、密室トリックのネタバラシを最初にやってしまい、そこから各作家がストーリーを組み立てた4作に、島田荘司先生の最新作『鳥居の密室』の原型になった短編を加えたアンソロジー。
    「これは双子トリックです」などとトリックを先に書く例は以前にもあったが、こういう競作の形をとるアイデアは斬新で面白かった。4作の中では友井羊さんのハートウォーミングな作品が良かった。でも、何と言っても島田先生、やはり貫禄勝ちだよね(^-^)。

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    2018年10月20日
  • パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から

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    ケーキが美味しそうで華やかで、蘊蓄も楽しくて、良かった。最近すっかり美味しそうな食べ物の登場する本がすきになっている。

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    2018年10月17日