似鳥鶏のレビュー一覧

  • まもなく電車が出現します

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    今回は初の短編集。まさか葉山くんに彼女ができるとはうらやましい。個人的には柳瀬さん視点の物語も読んでみたい。

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    2017年09月12日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    <卒業式編>からの続き。連作短編の体裁をとった長編のようなテイスト。個々の事件の伏線がラストで収束する様には舌を巻きました。じつははじめて読んだとき,<新学期編>最初のエピソード(5章)がどうにも受け付けず,そのまま積読になっていました。今から思うと,もったいないことをしていました。当初,ここで登場する新キャラがなじめなかったことも一因か。気になる方は6章から読んでみてもいいかもしれません。それにしても,少し読んでから寝ようとして,徹夜してしまったのはここだけの話。

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    2017年09月11日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    ネタバレ

    正直,一回目読んでいたときは飛ばし飛ばしで,さらに途中で伊神さん退場?なんだかなあと読む気が失せていました。あらためて再読して,これがなかなか面白い。後に<新学期編>につづいている設定に驚く。

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    2017年09月11日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    同僚が走るマラソン大会の応援にやって来た、桃さん、鴇先生、七森さんと服部。
    間も無く選手がやってくる、と見守る観衆の前を走って行ったのはコースを逆走するダチョウだった。
    慌てて取り押さえたメンバーだったが、この様子がニュースやネットで取り上げられて、またもや彼らの周りに怪しい影が。

    鴇先生の過去が語られる今回。
    大事件だし、やはり後味も良くない。
    このシリーズ、もう少しほのぼのでも良いんじゃないかなー。
    桃さんの容姿が語られないけれど、七森さんを見下ろす感じ、穏やかな気性。多分キリン似。
    多分、そこそこ男前なんだろうなあ。
    そして、服部、何者なんだろう。

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    2017年09月05日
  • きみのために青く光る

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    ネット小説で使えない超能力者をコミカルに描いた作品を思い出した。本作はシリアスかな?飽きずに最後まで読めました。
    あらすじ(背表紙より)
    青藍病。それは心の不安に根ざして発症するとされる異能力だ。力が発動すると身体が青く光る共通点以外、能力はバラバラ。たとえば動物から攻撃される能力や、念じるだけで生き物を殺せる能力、はたまた人の死期を悟る能力など―。思わぬ力を手に入れた男女が選ぶ運命とは。もしも不思議な力を手に入れたなら、あなたは何のために使いますか?愛おしく切ない青春ファンタジック・ミステリ!

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    2017年08月19日
  • モモンガの件はおまかせを

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    シリーズ4作目。短編集だけど、あるキーワードで繋がってる作品群なので連作とも。今回も服部くんの変態っぷりがより具体的になってステキでした。いいぞもっとやれ。(あの食客になってる人、その後どうなってるのかなーと思っていたので今回登場してきて良かったです)
    桃君と鴇先生の関係も微妙に足踏みしつつ、『愛玩怪物』でのアクションシーンにしびれました。

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    2017年07月28日
  • 一○一教室

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    スパルタ教育の学校を舞台にした社会派ミステリなのか。
    期待と違ってシリアスで現実にもありそうな怖さがあった。軽快さは無く読むのが辛い。

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    2017年07月16日
  • 理由あって冬に出る

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    ネタバレ

    〇 概要
     丘の上にある某私立高校には,文化部が集まる「芸術棟」と呼ばれる校舎がある。その校舎には,フルートを吹く幽霊が出るらしい。幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまったので,幽霊を否定する必要に迫られた吹奏楽部部長に協力を求められ,主人公,美術部の葉山は演劇部の三野とともに,芸術棟に足を運ぶ。予想に反して,幽霊が本当に現れてしまい…文芸部の伊神は真相を究明するために捜査を始める。にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは?

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     青春ミステリ。殺人は起こらず,芸術棟という文化部が集まっている校舎での幽霊騒ぎが中心。そこに「立花」という学生の失踪と,消費者

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    2017年06月18日
  • モモンガの件はおまかせを

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    "「服部君もういい」僕は七森さんが耳を塞いで縮こまっているので止めた。
    「死体性愛に様々な形があることは変態学の常識です。自分が殺した男の横でモモンガの世話をすることに快感を覚える、というシチュエーションも」服部君はなぜか何かをイメージするような顔になって僕をじっと見ると、ふむ、と頷いた。「……そうですね。人によっては快感かもしれません」
    「今、どういうシミュレーションしてたの?」僕の抗議に同調するようにモモモ氏も格子を上り下りしている。"[p.132]

    4巻目。

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    2017年06月10日
  • 家庭用事件

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    ネタバレ

    5作からなる短編集。葉山くんの成長著しいけれど更に上を行く伊神さん。日常の謎も微に入ってきた感。
    妹に優しく無自覚に兄馬鹿なのが良い。

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    2017年06月03日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    お仕事ものと推理サスペンスのごく軽いレジャー本ですね。

    比較的細かく脚注が入るのはお仕事ものにはありがちで、かつありがたいものですが、動物以外のネタも多いのでもしかして作者はそこまで動物に入れ込んでないのではという疑惑もある。

    とはいえ、軽いことが長所となることもある。

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    2017年05月04日
  • 一○一教室

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    ネタバレ

    スパルタ教育を行う高校の話。
    体罰が常習化し、軍隊並みに規制をされている生徒たち。
    そういった学校に入れたいと思う親に対する警鐘を鳴らす作品。

    柔道部の練習中に死亡した従弟の死について調べていくうちにその学園の特異性がだんだんと明らかになっていく。
    物語は主に「現在その学校に通う生徒」「従弟の死の真相を解明しようとする青年」「学園長へのインタビュー」の三つの視点により展開していく。
    体罰により苦しむ生徒の視点は本当に息苦しい。青年が早くこの少年たちを助けてくれないか祈るようにしてページを読んでいた。合間合間に学園長の「体罰というのは悪いものではない。成長に必要なものだ」というインタビューが入

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    2017年04月08日
  • いわゆる天使の文化祭

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    文化祭の準備に慌ただしい校内に、ある日突然天使が現れた……。ペンギンのような不思議な天使のイラストが描かれた紙が部室に大量に貼られていたのだ。しかも、化学準備室に侵入者が。果たして文化祭は無事に開催できるのか……?

    葉山くんめっちゃがんばってた。カナちゃんの前の葉山くんはすごい先輩してたし、とてもよかった。カナちゃんの猪突猛進ぷりはちょっと苦手な類だけど……。トリック的には半分は分かってたけど半分は気がつかなくて途中までもやもやしながら読んでたのでラストですっきり出来てよかった。相変わらず謎も動機もむりやり作り出した感はあるけど、文化祭の青春ぽさとか柳瀬さんがまともなこととか、キャラクターた

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    2017年03月17日
  • 迫りくる自分

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    ホラーかなと思ったら本格ミステリ。ぐいぐい惹きこまれる。
    あらすじ(背表紙より)
    総武線で隣を並走する電車に乗っていた、自分に瓜二つの男。後日その男と再会した俺は、気づけば犯罪者にさせられていた。顔が同じことを利用して周到に仕組まれたらしい冤罪。あいつはいったい誰だ?なぜこんなことを?日常を突然奪われた俺の、必死の逃走劇が始まった。自分から過去から警察から、逃げて逃げて逃げまくれ。疾走する新感覚のエンタメ小説。

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    2017年03月10日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    パズルみたいで面白い。が、たまにその解答がありなら別にもあるんじゃ?みたいな気持ちになる。
    最後の別解とその解釈がいいなと思った。
    2017/3/7

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    2017年03月07日
  • まもなく電車が出現します

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    所有者不明の部室の領有権争いに巻き込まれた葉山くん。しかしどうやら片方には別の思惑があるようで……?(『まもなく電車が出現します』)
    ミノと調理実習の謎と、何者かに植木鉢を落とされそうになる葉山くんと、プラモの値段で喧嘩した夫婦の話と、葉山くんに彼女が出来る話。

    冬に出る〜とさよならの次〜の間をつなぎつつ次につながる短編集。だんだん伊神さんみたいになってく葉山くんは微笑ましいけど、要するにこのシリーズは柳瀬さんというヒロインを好きにならないと楽しめないんだということがわかった。トリックも凝りに凝っているわりに謎が小粒というか、解きたい!って気持ちにならないのがなあ……あと私は完全に彼女寄りの

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    2017年03月02日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏楽部の部室に貼られた怪文書部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ主席奏者の渡会千尋が「わたしがやりました」と名乗り出た。初恋の人の無実を証明すべく、葉山くんが賢明に犯人探しに取り組む「中村コンプレックス」など。連作短編集全編。

    葉山くん一生懸命なところがとてもよろしい。全体的にキャラがふわふわしていて(キャラが定まっていないという意味ではなくて)設定も謎もあんまり現実感がないんだけど、それが持ち味なのかも?後編まで読んで楽しい話。

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    2017年02月19日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    この物語はミステリーであると同時に、直人・七海二人が生きていくうえでの存在意義を問う物語でもある。
    惨殺された両親。遺された兄妹。
    児童養護施設に入れられ、しゃべることも出来ず、思いを伝える術を持たない妹。
    その妹を守るのは自分の役目。
    そう想い続けてきた直人にとって、自覚のない自身の深層心理を言い当てられ、晒されるのは辛いことだったに違いない。
    だが、妹・七海の思いを知り、彼女の強い意志を確認した以上、その思いを受け入れることしか直人には出来ない。
    直人の性格が多少うざったく、立ち回りの不味さに苛つく場面もある。
    だが、設定年齢を考えればそれも不自然ではない。
    本格推理が苦手な人にも楽しめる

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    2017年02月17日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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     本格推理小説ではしばしば「出来過ぎた舞台設定」による大掛かりなトリックが登場しますが、犯人がその舞台設定を作るべくして作る、そのための理由付けを探した結果が、「SDQUSを利用した『保有者』探し」ということなんだろうなぁ、と。そのぶっとんだ設定故に、逆に本格推理から遠ざかっているようにも感じましたが、話の展開が目新しいので楽しく読めました。
     そして安定の脚注とあとがきが大好き過ぎる(笑)

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    2017年02月15日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    不可能犯罪を可能にするトリックなのでまあ、すごかとですね。タイトルと内容の差異に個人的についていけなかった。

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    2017年02月11日