【感想・ネタバレ】新鮮 THE どんでん返しのレビュー

あらすじ

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浦島太郎が龍宮城に来てみれば、待つのは密室殺人? ネット社会、刑期を終えた男の名は半永久的に残る現実が。捜査会議後の刑事たち。会話の中に、事件解決のさらなる大展開あり。シンガポールで新婚旅行、二組の男女の心理が交錯したすえに……。トロフィー凶器の殺人に、ミステリ史上前代未聞の仕掛けが! 包丁研ぎが巧みな女のもとに昔の男が訪れ、切れた二人の関係は一転し……。六編のどんでん返しが、あなたを夢中にさせる。
※六編の作品中、『筋肉事件/四人目の』(似鳥鶏)のみ、作品の性質を鑑みて区切りごとに画像化してあります。あらかじめご了承ください。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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2019年03月03日

Posted by ブクログ

似鳥鶏さん、新しすぎる!!
ほぼ最後まで違和感なく読んでしまって
やられた〜、、となりました。

ネタばらしもあって、
著者の意図してないものでさらに面白い。

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2024年01月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旅のお共として借りたけど家にいるときに読んでしまった。こういうアンソロジーは旅にぴったりだよね。面白かった。若手作家さん、ってことで『新鮮』になったそうだけど、はずれなかったな。まぁ強いていえば岡崎琢磨「夜半のちぎり」は先が読めて全然どんでん返しじゃなかった。似鳥鶏はトリッキーで面白かった。筒井康隆っぽい。解説でそれぞれの作家さんの過去の作品が紹介されてて、どれも面白そうだった。みんなまた読んでみよう。

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2019年09月03日

Posted by ブクログ

楽しく読めた。どんでん返しと銘打たれてるので終盤でひっくり返ることはわかってて読むわけですが、どうひっくり返るのかを予想しながら読むのも楽しいものです。

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2018年02月24日

Posted by ブクログ

水生大海が読みたかったのに
既に読んでた作品だったᐠ( ᐝ̱ )ᐟꉂ笑꒱

イヤミスもファンタジーもあって
全体的にクセ強かった( ›ω‹ )

しいていうなら岡崎琢磨さんがよかった*⸜( •ᴗ• )⸝*
やっぱり自分はイヤミスが好きらしい(*´°`*)

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2025年06月05日

Posted by ブクログ

6人の作家のどんでん返しミステリーの短編が一冊の本になっています。
一冊で6回もワクワクできるので、お得感があります。

長編ミステリーで、伏線が散りばめられ、最後に回収されていくのもいいですが、こういう短編ミステリーで、物語をひっくり返すのも作家さんの技術をみせてもらえるので好きです。


岡崎琢磨さんの「夜半のちぎり」
ラスト2ページのゾクゾク感が最高でした。

似鳥鶏さんの「筋肉事件/四人目の」
途中までわずかな違和感があるものの、ストーリー的には特に問題なく進め、そして、どんでん返し。映像化不可避の面白いミステリーでした。

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2024年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2017年時点の新進気鋭の作家の短編集。
2023年度現在、青柳碧人の収録作品の展開に驚き!
著者紹介が充実していて、読んでみたい本もいくつかあった。大山誠一郎、他にも読んでみたい。

1 密室龍宮城 青柳 碧人/著
 龍宮城ならではのトリックが面白い!
2 居場所 天祢 涼/著
 主人公の運命には同情すべき点もあるし、最後いい話になりそうなんだけど、どうしても、主人公の変態のイメージが拭えなかった。私もそういう態度になるだろうなぁ……。
3 事件をめぐる三つの対話 大山 誠一郎/著
 ラジオドラマによさそう!でも、映像にしても面白そう。
4 夜半のちぎり 岡崎 琢磨/著
 それでシンガポールなのかぁ……。
5 筋肉事件/四人目の 似鳥 鶏/著
 なんか時々違和感あるな?……あっ、そういうことか!うまく繋がっていてすごい。
6 使い勝手のいい女 水生 大海/著
 殺しちゃったんだ!と思いつつ読んでいたら、なるほど!似鳥鶏に続いて主人公が葉月なのはすごい偶然(?)。

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2023年10月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自薦の次は新鮮などんでん返しアンソロジー企画短編集。ほとんどの著者が初見だったのでそういう意味でも自分の中では新鮮で、どんでん返しを楽しむのもこのぐらいのサイズ感はちょうどいい。中でも好きなのは青柳碧人さんの「密室竜宮城」。あの浦島太郎が探偵として竜宮城内で起きた事件の謎を解くわけだが……。やられた。あの童話の世界観を保ちつつの密室物。凄い。そしてもう一つは似鳥鶏さんのアレ。何書いてもネタバレになりそうだから何も言わない。読めば分かる。ああいうの結構好みです。似鳥作品はいつかがっつり読もうと思っている。

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2023年01月14日

Posted by ブクログ

「どんでん返し」と銘打たれてるからには!と思って読んでるので、まぁそうくるよね、とか思ってしまって、失敗したなと。でもどんでん返しが好きだからこんな風に何個も一気に読めるのは嬉しい。

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2022年02月07日

Posted by ブクログ

似鳥さんのはタイトルページからすでに何かおかしいと思っていたらまさかのどんでんだった。水生さんのはまさに新鮮ネタ!

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2018年09月17日

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「事件をめぐる三つの対話」
「筋肉事件/四人目の」
書籍ならでは。前者はラジオドラマでもよいかも。
そして後者は映像化不可能作品。

「夜半のちぎり」
主要登場人物4人が4人とも、普通・一般的からどこか
飛び出したところがあって、真相が明らかになった
気味悪さもあるが、だからタイトルは平仮名なのかな

「使い勝手のいい女」
最後の最後に小さなどんでん返し。第一の大きな謎が解決したからといって気を抜いてはいけない。そして読み終わってみるとタイトルがなんと全体を支配していることか。

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2018年09月13日

Posted by ブクログ

【収録作品】「密室龍宮城」 青柳碧人/「居場所」 天祢涼/「事件をめぐる三つの対話」 大山誠一郎/「夜半のちぎり」 岡崎琢磨/「筋肉事件/四人目の」 似鳥鶏/「使い勝手のいい女」 水生大海

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2018年03月04日

Posted by ブクログ

「どんでん返し」がテーマのアンソロジー。第三弾。タイトルに「新鮮」と付いているのは、執筆陣が新鋭作家中心だからという事らしい。
大山誠一郎さんに注目していたが、期待を裏切らない面白さだった。会話体だけで出来ている作品だけど、どんでん返しで、尚且つフーダニット。その手口は鮮やかの一言で、これが文句無くベスト。
次点は似鳥鶏さんの作品。前例のあるアイデアだが、書こうと思って書ける物でも無い。感心した。
他の4編もまずまずだった。第四弾は女流作家括りで出して欲しいな。

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2018年01月28日

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