似鳥鶏のレビュー一覧
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★鴇先生は頬に流れた血を親指で拭って捨てた。(p.26)
(一)市民マラソン大会でダチョウが悠々と走っていたことから明らかになりはじめるおそろしい企て。国家レベルでなかっただけマシでしょうか。
(二)たまたまやけど今現在の状況に重なります。いろいろと。
(三)スカイエマさんカバー絵&挿画。
■楓ヶ丘動物園についての簡単なメモ■
【第一巻 一行目】動物園の飼育員は腰のベルトに様々なものをぶら下げている。
【第二巻 一行目】三人の男が話している。
【アイ】ミニブタの雌、六歳。
【安達/あだち】大山動物園のダチョウ担当。
【あにまる通信】飼育員たちによる動物園ブログ。
【井坂/いさか】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターの守衛。鴇先生の顔見知り。
【イサミ】オオワシの雄、十八歳。ややフレンドリー。
【ウァレフォル】謎の人物。元の意味はソロモン王が使役する七十二柱の悪魔の一柱。手持ちのド=プランシー『地獄の辞典』によると天使の姿ないしは、ライオンの顔にガチョウの脚、野兎の尾という姿で現れ人間に才気と大胆さを与えるとなっている「ヴァラファール」がこれになるか。他の説では人間に盗みをそそのかす悪魔というものもあった。
【馬刑事】名前不明。都筑とコンビを組んでいるようだ。二足歩行の馬を思わせるルックス。
【ウララ】シマウマの雌、六歳。
【江川】獣医兼レッサーパンダ担当。
【N作戦】「泣いた赤鬼作戦」の略。友人のためにあえて悪役をするという憧れのシチュエーション。服部くんがしたがっていた。
【遠藤】広報係。女性。プライベートでも広報係という厄介なお人。
【大久保】南署の若い刑事。
【オードリー】フタコブラクダ。もうじき出産。
【大山動物園】近隣の動物園らしい。桃くんたちが捕獲したダチョウを引き取ってくれた。
【落合】ペンギン担当。
【楓ヶ丘動物園】舞台となる動物園。
【感染症】珍しいペットを欲しがり多様化して輸入動物から感染症が広まることが増えている。ヒトの無責任さの一例。動物園でも危険回避のために種々の手段が取られている。野兎病、エボラ出血熱、カンガルー病など。ペットとは限らないけど鳥インフルエンザなんかもありますね。
【北村】「週刊文椿(しゅうかんぶんちゅん)」の女性記者。
【ギンジ】イヌワシの雄、二十二歳。警戒心が強い。
【グレゴリー】たぶんフタコブラクダ。雄。
【コータロー】グレービーシマウマの雄、八歳。
【ココ】ダチョウの雌、十六歳。おとなしい性格。
【コン】イリエワニ。一番小さく一メートル二十センチ。
【佐世保修/させぼ・おさむ】三代目園長。長身で上品な白髪、知的なまなざしの紳士。アフリカゾウの飼育を二十年間担当した職人肌の飼育員だった。
【サトシ】イリエワニ。二番目に大きいがルディとそう変わらない。
【飼育員】二割は動物好き。三割は動物マニア。五割は動物バカ。現代の飼育員は明るさ、朗らかさ、トーク力、演技力が求められる。当然飼育の知識と能力や研究する能力も。厳しい・・・
【ジェシカ】アミメキリンの雌、九歳。
【ショコラ】モルモット。
【仁堂製薬株式会社早瀬川研究センター/じんどうせいやく】鴇先生が以前勤めていた研究所。
【ソロモン】怪盗。イリエワニのルディを盗んだ。
【高橋】庶務。
【都筑/つづき】南署の刑事。カエルに似ている。
【ディオゲネス】服部君ちの犬。ボクサーとエアデール・テリアと何かが混じった雑種。桃くんと出会い興奮のあまり正体を失った。
【テレビカメラ】《テレビカメラというのは、向けられる人にとっては銃口のようなものだった。》p.131
【動物園】犯罪現場には向かない現場。言うことを聞かない生き物がぞろぞろおり危険だしいろいろ制限もあるのでとても捜査しにくい。
【動物園不要論】根強く存在する考え方ではある。個人的にはぼくも「なくてもいい」とも思っているのですが、その教育的価値の高さは認めています。ただ教育的価値のために動物の自由を奪うのがゆるされるのかとか、でも実のとこ動物園で飼われている動物たちは野生よりもシアワセなのかもとか、まあいろいろ考えて結論は出にくいです。
【鴇佐恵子/とき・さえこ】獣医兼猛禽館担当。髪をひっつめにしている。長身で姿勢がいい。思い切りと度胸もいい。この人に指示されると誰もがつい姿勢を正してしたがってしまう。格闘能力も高い。以前は仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターに勤めていた。
【時田】渉外係。
【トップ】鴇《トップだからあんななのよ》第二巻p.63
【七森さや/ななもり・さや】ふれあい広場担当。園のアイドル。動物の名前にも「さん」をつけて呼ぶ。油断すると折り紙をしてる。
【盗まれた動物】イリエワニ一頭ルディ。ミニブタ二頭アイとハナ。インドクジャクの雌一羽。
【服部樹/はっとり・いつき】爬虫類館東側担当。文学青年だったゆえか作中一番の変人ゆえか「あにまる通信」に載せる文章もときおり耽美に走ったり変態的なのでむしろ評判がよかったりする。《服部君の辞書にデリカシーという単語はない。》第一巻p.230。他人の困っている顔を見るのが好き。どうやら金持ちらしい。
【ハナ】ミニブタの雌、十一歳。
【はにかみ屋】飼育係御用達の弁当屋。何を選んでも必ず異常に塩辛い謎の漬け物がついてきて皆が他の人に押しつけようとする。
【BL】ブリーディング・ローン。動物園同士での動物の貸し借り。
【菱川】リスザル担当。
【伏見】爬虫類館西側担当。
【ププル】オランウータンの雄、二歳。
【ふれあい広場】動物に触れるスペース。
【北斗】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センター創薬安全性研究室勤務。鴇先生の知人。
【ボコ】ダチョウの雄、十七歳。なぜか人間の雌を見分けることができ求愛する。
【本郷健助/ほんごう・けんすけ】先輩。どこの動物園にも一人はいる熊ヒゲの飼育係。ランニング好き。
【マラソン】本郷いわく「ランニングの体力は別腹」(第二巻p.10)なんだとか。どんなに仕事で疲れていてもランニングのペースは落ちない。
【村田】広報係。以前は工場に勤めていた。
【メイ】アミメキリンの雌、三歳。人懐っこい。桃くんの顔を舐めたがる。
【モモ】ミニブタ。
【桃本/もももと】語り手。3連「も」が言いにくいので、だいたい「桃さん」とか「桃くん」とか呼ばれる。オランウータンとミニブタに「モモ」がおり他園に引っ越したコビトカバにも「モモ」がいるので「人間の方のモモ」と呼ばれることもある。アフリカ草原ゾーン担当。動物に舐められやすい。皮膚から美味しそうな何かを分泌しているのかもしれない。
【モルコ】モルモット。
【ヤヨイ】ミニブタ。
【結城明彦/ゆうき・あきひこ】仁堂製薬株式会社早瀬川研究センターに勤務している。鴇先生の元カレらしい。デリカシーがなく自信家のようだ。ルックスも悪くないしある意味鴇先生に似合っている。
【リリィ】シマウマの雌、五歳。コータローを物憂げに見ている。
【ルディ】イリエワニ。
【ワリー】イリエワニ。その中でも一番大きく二メートル近い。
【第一巻 第一章 のたのたクロコダイル】二メートル近くある危険なイリエワニが「怪盗ソロモン」とやらにさらわれた。いつ、どうやって、なんのために? 桃くんが疑われてるみたい?
【第一巻 第二章 ごろごろポットベリー】七森さんの周囲が不穏な感じがしたので食事に誘ってみたが・・・。そしてふれあい広場のミニブタ二頭がさらわれた。鴇先生とのコンビ誕生。
【第一巻 第三章 ばさばさピーコック】鴇先生と桃くんの捜査と危機。そして桃くんが襲われた。
【第一巻 第四章 がっかりホモサピエンス】七森さんとの会話から少しずつ謎がほどけてゆき鴇先生、服部くん、園長なども参戦。
【第二巻 第一章 公道上のダチョウ】市民マラソン大会でなぜかダチョウがゆうゆうと走っていた。そいつをなんとか捕獲したせいで・・・?
【第二巻 第二章 業務上のペンギン】鴇先生が襲われる。かなり不穏な状況なのに皆けっこうお気楽だったがえらい目にあう。
【第二巻 第三章 捜査線上のオオワシ】動物園まわりで無視できるような小さな異変が重なっている。いったい、なにが起こっている?
【第二巻 第四章 掌の上の鳥たち】ダチョウが逃げ出した施設があるはずなので探そうとする桃くんたち。服部君ちの犬ディオゲネス大興奮。 -
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ネタバレ学園ミステリーの続き。今回は長編で見事に騙された感じです。
葉山くんの探偵力、発言の内容が上がってきているように感じました。女子も放っておきませんよ。
柳瀬さんが翠ちゃんを牽制しているようにも見える場面も。
ニヤニヤ。
自分の責任でもなく、タイムリミットに迫られて緊迫感が伝わってくるシーンは人命が絡んでいるわけでもないのにかなりハラハラさせられました。
最後はまた伊神さんに頼ってしまうのだけど、頑張れ葉山くん!と応援したくなります。
内容については触れませんが、気になるチョイ役の人物が何人か登場。
「校長先生」遊び心を持っている、というかイカした大人で粋な発言が格好よい。
「お姉さん」ミカさんの事。どこでも居そうな女子なんだけど、大人になった彼女も魅力的そう。チョイ役ではないけどキーマン。ほとんどでてきませんが。
そのほか、文化祭を盛り上げようとする各メンバーにも好感が持てました。
また「ヒロ」がどのようにあのようなキャラになったかのも考察のしがいがあります。う~ん -
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★この冒険は、僕たちの冒険なのだ。(p.157)
・夏休み、することも特にないクイズ好きの「僕」は偶然モスで出会った美人姉妹とともに一連の暗号を解いていくことになった。
・最初の三つの暗号に比してその後二つだけ暗号の毛色が変わったような気がするのはなぜ? 《この暗号ゲームには何かある。》p.174
・暗号を追って日本中を(というほどでもないが)あちこち行く少しだけロードノベルっぽい部分も。
■簡単なメモ■(★は主要語)
【一行目】キィン、とひときわ小気味よい音がして、ボールが高く打ち上がった。こういう時は「白球」という言い方をするんだっけ、と思う。
【青田】頼伸がクラスでほぼ唯一言葉を交わす相手。
【雨音★/あまね】立原雨音(たちはら・あまね)。モスバーガーで出会った美人姉妹の姉の方。東京学芸大学教育学部、高校時代は演劇部、三年次は生徒会長、座右の銘は「深謀遠慮」、特技は居眠り。話し始めが下手。見た目は知的なお姉さん。眼鏡を外すと「きみとど」のヒロインに似ている。抜けているところが多々ある。トランプのゲームではスピードと神経衰弱しかできずババ抜きも覚えられない。『百年の孤独』とか『巖窟王』とか稲垣足穂や酉島伝法が好きらしい。
【暗号ゲーム】《この暗号ゲームには何かある。》p.174。最初の三つが知識と論理を試す難解さだったのに、次の二つはただの場所探しで、ふたたび知識&論理的になった。すでに解けた暗号を誰かが置き直しているようにも見える。そのとき今では解けなくなった設問を他に差し替えたとか? 誰かに誘導されているようでもある。いやまあ、もちろん誘導されてるわけなのだがそれとは別に。ところでディズニーランドで見つけた暗号、主人公が当初解けないと思ったのは不自然かと。あそこまでいけたら彼になら簡単と思うけど。まあそれだけショックを受けたってことか?
【板橋省蔵★/いたばし・しょうぞう】ウーリッジホールディングスという会社の創業者。頼伸が全力で取り組みたくなる謎の暗号を遺した。
【宇賀崎篤志/うがさき・あつし】頼伸の中学時代の親友。頼伸を「ライ」と呼ぶ。
【エリア88】雨音さんと頼伸の盛り上がった話題。ぼくも何度も読みました。
【風羽/かざば】クイズ・パズル研究同好会副会長。
【ゴルゴ13】この時点で現在進行形の名作。頼伸や立原姉妹の愛読書のひとつ。
【塩沢】クラス委員。かわいい。クラスで一番人気のある女子。
【cicade3301】オタクだけが反応する単語のひとつ。p.33あたりから説明あり。世界中のハッカーその他の賢いオタクが挑戦したらしい。どうやら実際にあったできごとらしい。
【体系】《知識というものは、体系化すると無敵になるのだ。》p.10
【対等】《だがそれは周囲に人の目があって、「空気」というものがあるからなのだ。一対一になればけっこう、誰と誰だって対等にやりとりできるのかもしれなかった。》(p.138)
【立原姉妹】姉が雨音(あまね)、妹が七輝(ななき)。モスバーガーで出会った美人姉妹。美人だけどどちらもフレンドリー。
【七輝★/ななき】立原七輝(たちはら・ななき)。日清高校一年。モスバーガーで出会った美人姉妹の妹の方。しゃべるとやわらかい雰囲気がある。考え始めると地蔵のように動かなくなることがあって過去にそう呼ばれて嫌っていたが、今は逆にかわいいと思いSNSのアカウント名を「じぞう」にしている。どうやら関心ある方向は頼伸に近いタイプのようだ。
【成田清春★/なりた・きよはる】通称キヨ。コミュ力とテンションが高くクラスで一番人気のある男子。頼伸とは「文化」の違うグループに属する。性格は特に悪くはないが無意識に地味な連中を傷つけてしまうタイプ。《たぶんこいつとは仲良しにはなれないだろうけど、嫌いあうようなことにもならないだろう。》p.74。学校の成績はよく、英語や中国語もできる。読書とかはあまりしないし雑学等にはうとい。雨音に惹かれて暗号解きに参加することになった。
【成田頼伸/なりた・らいしん】→頼伸
【僕】→頼伸
【メタ思考】《出題者の癖や狙いといった「問題の外側」から、ありそうな解答を絞っていく解き方》p.76。《わずかにずるい気がするので避けていた》と頼伸は思うが、入試などの学校絡みの試験はだいたい、この思考でないと正解をもらえない。いわゆる「出題者の意図」。
【頼伸★/らいしん】語り手で主人公。成田頼信(なりた・らいしん)。都立萩山高校二年。クラスに成田が二人おり「でないほう」と呼ばれる。知識を集めていくのが好き。クイズ・パズル研究同好会会長。「分からない」「解けない」は自分のテリトリー内。立原姉妹と出会い少し変化が。 -
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★いえ、七森さん、あなたはすでに齧歯類です(p.293)
・短編集かと思ったら長編でした。次々と盗まれてゆくさほどお金にはならない種類の動物たち。誰がなんのために、どうやって(特に最初の事件)。暴力団がからんできたあたりでそもそもの原因は察しがつきましたがなぜこういうことになってしまったのかは解けませんでした。
・サブタイトルの付け方が梶尾真治さんの「エマノン」シリーズみたいですね。
・動物がらみやし、似鳥鶏さんは読んでってみようと思ってたし、イラストのスカイエマさんに最近惹かれてるのとで手に取りました。
■楓ヶ丘動物園についての簡単なメモ■
【一行目】動物園の飼育員は腰のベルトに様々なものをぶら下げている。
【アイ】ミニブタの雌、六歳。
【あにまる通信】飼育員たちによる動物園ブログ。
【ウァレフォル】謎の人物。元の意味はソロモン王が使役する七十二柱の悪魔の一柱。手持ちのド=プランシー『地獄の辞典』によると天使の姿ないしは、ライオンの顔にガチョウの脚、野兎の尾という姿で現れ人間に才気と大胆さを与えるとなっている「ヴァラファール」がこれになるか。他の説では人間に盗みをそそのかす悪魔というものもあった。
【ウララ】シマウマの雌、六歳。
【江川】獣医兼レッサーパンダ担当。
【N作戦】「泣いた赤鬼作戦」の略。友人のためにあえて悪役をするという憧れのシチュエーション。服部くんがしたがっていた。
【遠藤】広報係。女性。プライベートでも広報係という厄介なお人。
【大久保】南署の若い刑事。
【オードリー】フタコブラクダ。もうじき出産。
【楓ヶ丘動物園】舞台となる動物園。
【グレゴリー】たぶんフタコブラクダ。雄。
【コータロー】グレービーシマウマの雄、八歳。
【ココ】ダチョウの雌、十六歳。おとなしい性格。
【コン】イリエワニ。一番小さく一メートル二十センチ。
【佐世保修/させぼ・おさむ】三代目園長。長身で上品な白髪、知的なまなざしの紳士。アフリカゾウの飼育を二十年間担当した職人肌の飼育員だった。
【サトシ】イリエワニ。二番目に大きいがルディとそう変わらない。
【飼育員】二割は動物好き。三割は動物マニア。五割は動物バカ。
【ジェシカ】アミメキリンの雌、九歳。
【ショコラ】モルモット。
【ソロモン】怪盗。イリエワニのルディを盗んだ。
【高橋】庶務。
【都筑/つづき】南署の刑事。
【テレビカメラ】《テレビカメラというのは、向けられる人にとっては銃口のようなものだった。》p.131
【動物園】犯罪現場には向かない現場。言うことを聞かない生き物がぞろぞろおり危険だしいろいろ制限もあるのでとても捜査しにくい。
【動物園不要論】根強く存在する考え方ではある。個人的にはぼくも「なくてもいい」とも思っているのですが、その教育的価値の高さは認めています。ただ教育的価値のために動物の自由を奪うのがゆるされるのかとか、でも実のとこ動物園で飼われている動物たちは野生よりもシアワセなのかもとか、まあいろいろ考えて結論は出にくいです。
【鴇/とき】獣医兼猛禽館担当。髪をひっつめにしている。長身で姿勢がいい。思い切りと度胸もいい。この人に指示されると誰もがつい姿勢を正してしたがってしまう
【時田】渉外係。
【七森さや/ななもり・さや】ふれあい広場担当。園のアイドル。動物の名前にも「さん」をつけて呼ぶ。折り紙をよくしてる。
【盗まれた動物】イリエワニ一頭ルディ。ミニブタ二頭アイとハナ。インドクジャクの雌一羽。
【服部】爬虫類館東側担当。文学青年だったゆえか作中一番の変人ゆえか「あにまる通信」に載せる文章もときおり耽美に走ったり変態的なのでむしろ評判がよかったりする。《服部君の辞書にデリカシーという単語はない。》p.230
【ハナ】ミニブタの雌、十一歳。
【はにかみ屋】桃くん御用達の弁当屋。何を選んでも必ず異常に塩辛い謎の漬け物がついてくる。
【BL】ブリーディング・ローン。動物園同士での動物の貸し借り。
【伏見】爬虫類館西側担当。
【ププル】オランウータンの雄、二歳。
【ふれあい広場】動物に触れるスペース。
【ボコ】ダチョウの雄、十七歳。なぜか人間の雌を見分けることができ求愛する。
【本郷】先輩。どこの動物園にも一人はいる熊ヒゲの飼育係。
【村田】広報係。以前は工場に勤めていた。
【メイ】アミメキリンの雌、三歳。人懐っこい。桃さんの顔を舐めたがる。
【モモ】ミニブタ。
【桃本/もももと】語り手。だいたい「桃さん」とか「桃くん」とか呼ばれる。オランウータンとミニブタに「モモ」がおり他園に引っ越したコビトカバにも「モモ」がいるので「人間の方のモモ」と呼ばれることもある。アフリカ草原ゾーン担当。動物に舐められやすい。皮膚から美味しそうな何かを分泌しているのかもしれない。
【モルコ】モルモット。
【ヤヨイ】ミニブタ。
【リリィ】シマウマの雌、五歳。コータローを物憂げに見ている。
【ルディ】イリエワニ。
【ワリー】イリエワニ。一番大きく二メートル近い。
【第一章 のたのたクロコダイル】二メートル近くある危険なイリエワニが「怪盗ソロモン」とやらにさらわれた。いつ、どうやって、なんのために? 桃くんが疑われてるみたい?
【第二章 ごろごろポットベリー】七森さんの周囲が不穏な感じがしたので食事に誘ってみたが…。そしてふれあい広場のミニブタ二頭がさらわれた。鴇先生とのコンビ誕生。
【第三章 ばさばさピーコック】鴇先生と桃くんの捜査と危機。そして桃くんが襲われた。
【第四章 がっかりホモサピエンス】七森さんとの会話から少しずつ謎がほどけてゆき鴇先生、服部くん、園長なども参戦。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日常学園ミステリー、短編集のうち「今日から彼氏」が一番印象的でした。
急に現れた女子と付き合う事に?の時点で何かあるのだろうと勘ぐってしまいましたが、前半は葉山くんの彼女への対応が初々しく、若い頃を思い出しわかるわかるとニヤニヤしながら読み進めました。
やはり何かあり上手くいかないのでしたが、柳瀬さんの男前っぷりと、途中から気付いた葉山くんの男子としての成長というか、男としての進化が微笑ましく良かったです。
今後、柳瀬さんとの関係も気になるところですが、ハッキリすると展開が不自然になって行くような気がするので、このまま微妙な距離間でハラハラさせられたいと思いながら続編を読み進めたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めましての作家様です。後半少し辛くて読み進められませんでしたが、やっと読み終わりました。
やけに千葉の京葉線沿いや内房線沿いに詳しい描写多いなーと思っていたら、作者様は千葉大出身なのですね。そりゃ聞き覚えのあるのが多かったです。
ジャンルは青春ミステリーですが、謎解き( 暗号系 )がメインで全体的に炭酸のようにシュワシュワ爽やかな青春のお話です。
一緒に暗号を解きながら冒険している気分で読んでいたのですが、真相はあまり好きじゃないかもです。
なにかあるとは思っていましたが、余命がある指定難病になると全く印象の違うお話になってしまうな、
と。
自分は〝難病になってしまった側〟の気持ちしか分からないので〝難病の子を好きになってしまった人の気持ち〟が分かったのは嬉しかったです。
そうだよな…どんな未来だとしても会いたい気持ちが我慢できないものですよね。
私自身、他の方から『可哀想』とよく言われるのですが、可哀想は何よりも言われたくない言葉なので七輝の言ってること分かるなぁ…としんみり。個人的に『可哀想』は自分が同じ立場だと絶対に言わない言葉だと思っているので、寄り添ってくれていると言うより下に見られているように感じてしまうんですよね。『この子は可哀想な子だから優しく〝してあげないと〟いけない』みたいに。違うように取る方の方が大多数だと思うので、言葉って難しいなぁと実感してます。
最後のその後のお話は割と入院あるあるなのかな?私にも経験があり「やったわ…」とか「わかる…!」など、最後の数行に親近感を覚えました。
恋愛が主軸( ? )なのかなと思いましたが、どちらかと言うと友情の方が主軸に感じました。2人には今後も仲良くして欲しいな。
陽キャには陽キャの悩みや苦悩があるのだなと新しい発見もあった、とてもいい読書体験でした。
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Posted by ブクログ
★そんな、馬鹿な。(p.16)
【感想】
・ミステリとラノベがうまく混じってる印象ですがうっかりするとラノベがミステリをぶち壊してしまうかもしれないギリギリのところかもしれません。
・大がかりなトリックの実現性に釈然としないところはありますが、それはまあどうでもええことかもしれません。
・第二巻やったようですね。この巻から読んでも特に不都合はありませんでした。
【内容】
・「機関」に「名探偵」たちが連れ去られるのを防げ!! というのが基本。
・硫酸湖の中に立てられた十字架に死体。
・落とす場所がない灯台内で墜落死した死体。
・五百メートルを瞬間移動した(?)犯人か死体。
【一行目】真っ暗な湖面に十字架が立っている。
▼簡単なメモ
【葵/あおい】作本葵(さくもと・あおい)。相模学園の女の子。陽菜と仲がいい。
【赤瀬岳火口湖】平均pH.0.1、世界でも有数の酸性湖。名前はまだない。
【浅井貴志/あさい・たかし】第二話のツアー参加者。大学生。二十歳。顔の印象はマダイ。
【天野直人/あまの・なおと】→直人
【天野七海/あまの・ななみ】→七海
【石和/いさわ】御子柴家の執事兼運転手兼狙撃手。
【磯崎/いそざき】第一話のディレクター。
【伊藤純也/いとう・じゅんや】第二話のツアーコンダクター。三十一歳
【臼井貴大/うすい・たかひろ】第一話のAD。十字架にかけられた。
【浦川由実/うらかわ・ゆみ】第三話、俳句ツアーの引率者で俳句雑誌の編集者。四十六歳。
【SDQUS/えすでぃくーす】非定型条件下における方策発見型問題を体験することでホームズ遺伝子群保有者が覚醒する。いわゆるゾーンに入った状態になること。覚醒すると「機関」に拉致されるのでその前に他者が解答を語ってしまいゾーンから抜け出させるこの状態から抜け出させる必要がある。
【大野靖男/おおの・やすお】第二話のツアー参加者。元会社員。六十三歳。顔の印象はクサフグ。
【金子錬次郎/かねこ・れんじろう】城ヶ島駐在所の警官。巡査長。
【小泉】公安課員。
【古賀】福岡県警刑事部刑事。初老の紳士という感じ。
【相模学園】直人と七海が以前いた児童養護施設。
【佐々木奈津子/ささき・なつこ】第二話のツアー参加者。三十七歳。顔の印象はカレイ。
【三条綾乃/さんじょう・あやの】第一話のカメラマン。女性。語り手は名前を忘れがち。何かあるのかも。
【シチュエーションパズル】これといった正解はなく水平思考的な柔軟さが求められる。その手のクイズは得意なんで中に出てきた問題はだいたい即答えられたんやけど別解ってのはなかなか。強引にひねり出すことはまあ可能なんやけど、素直な答えと比べると美しくないんやなあ・・・
【渋谷/しぶたに】第一話の出演者。ワンコ系男子大学生。危険があるとふらふら寄っていくクセがある。頭脳チャレンジの五一位。
【機関/シンクタンク】アメリカの経団連みたいな組織でホームズ遺伝子群の人材を集めている。そのために殺人事件を起こし謎を解きたくなるホームズ遺伝子群保有者の覚醒を促す。機関の人間は複数人現場に行っているがそれは覚醒者を拉致するためであり、事件そのものは犯人役が一人で行っているようだ。
【鈴木芳人/すずき・よしと】第二話のツアー参加者。二十四歳フリーター。被害者となった。
【頭脳チャレンジ】携帯アプリ。さまざまなタイプのクイズがあり解答者の順位が表示される。完全無料だということもあって爆発的に流行し日本人の半分がやったとも言われている。
【田崎亮太/たざき・りょうた】第三話、俳句ツアーの参加者。二十歳の学生。
【佃明美/つくだ・あけみ】第三話、俳句ツアーの参加者。五十二歳の主婦。
【手代木/てしろぎ】第一話の出演者。無口な女子高生。ずんぐりした体型のインドア系メガネ女子。頭脳チャレンジの二二〇位くらい。
【富成明日菜/とみなり・あすな】第二話のツアー参加者。十九歳の大学生。顔の印象はアオリイカ。
【豊田/とよだ】相模学園の教師。
【ドルさん】御子柴第二別邸の所持する車。日産MOCOドルチェ。
【直人/なおと】天野直人。基本的には語り手で主人公。十八歳。御子柴第二別邸の主、御子柴辰巳の使用人。メガネの青年。ダニエル・ラドクリフにそっくりらしい。特に能力はないが妹の「通訳」ができ、そして、妹の存在を隠すための影武者いわば盾役となっている。
【名古屋杏奈/なごや・あんな】第三話、俳句ツアーの参加者。三十三歳の主婦。
【七海/ななみ】直人の妹。九歳の小学四年生。緘黙症でしゃべらないゆえ直人が「通訳」となっている。ホームズ遺伝子群保有者。しゃべらないけどおとなしいわけではない。けっこう活動的。
【陽菜/ひな】佐倉陽菜。中学一年生。相模学園で七海と仲のよかった女の子。
【福島修/ふくしま・おさむ】第三話の被害者。六十三歳、元銀行員。
【ホームズ遺伝子群】医学的には「友田=メレンドルフ症候群」と呼ぶらしい。集中すると高い能力を発現するらしく貴重な人材で世界中で奪い合いが発生している。ウィスパードみたいなもんか。
【星/ほし】第一話の出演者。元気なおばちゃんといった感じ。頭脳チャレンジの七八〇位くらい。
【町田】第一話の語り手。大学生か院生のようだ。頭脳チャレンジでの最高位は二二〇〇万人中六十一位。結局三〇五位で落ち着いた。好成績ゆえテレビ番組の出演者として招かれたがその企画全体に違和感を抱いている。
【御子柴家】機関(シンクタンク)に対抗してホームズ遺伝子群保有者を守ろうとしている。とりあえず実働部隊は三男の辰巳のチームのようだ。戦闘も辞さないが基本的には能力発現前に鎮静させようとする。
【御子柴辰巳/みこしば・たつみ】御子柴家の三男。クールな男。直人の主。二十歳の美形。普段は大学で医学を研究しているらしい。
【安河内/やすごうち】幸村が休みのとき(週二日)入るお手伝いさん。ちょっと変わってるらしいがどう変わってるのかは不明。
【幸村/ゆきむら】メイド姿の戦闘マシーン。自称ジェネラルメイドでメイドとしての仕事もきっちりできる。
【玲央/れお】相模学園の子ども。六歳。