似鳥鶏のレビュー一覧

  • 一○一教室

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    スパルタ教育の学校を舞台にした社会派ミステリなのか。
    期待と違ってシリアスで現実にもありそうな怖さがあった。軽快さは無く読むのが辛い。

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    2017年07月16日
  • 理由あって冬に出る

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    ネタバレ

    〇 概要
     丘の上にある某私立高校には,文化部が集まる「芸術棟」と呼ばれる校舎がある。その校舎には,フルートを吹く幽霊が出るらしい。幽霊の噂に怯えた部員が練習に来なくなってしまったので,幽霊を否定する必要に迫られた吹奏楽部部長に協力を求められ,主人公,美術部の葉山は演劇部の三野とともに,芸術棟に足を運ぶ。予想に反して,幽霊が本当に現れてしまい…文芸部の伊神は真相を究明するために捜査を始める。にわか高校生探偵団が解明した幽霊騒ぎの真相とは?

    〇 総合評価 ★★★☆☆
     青春ミステリ。殺人は起こらず,芸術棟という文化部が集まっている校舎での幽霊騒ぎが中心。そこに「立花」という学生の失踪と,消費者

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    2017年06月18日
  • モモンガの件はおまかせを

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    "「服部君もういい」僕は七森さんが耳を塞いで縮こまっているので止めた。
    「死体性愛に様々な形があることは変態学の常識です。自分が殺した男の横でモモンガの世話をすることに快感を覚える、というシチュエーションも」服部君はなぜか何かをイメージするような顔になって僕をじっと見ると、ふむ、と頷いた。「……そうですね。人によっては快感かもしれません」
    「今、どういうシミュレーションしてたの?」僕の抗議に同調するようにモモモ氏も格子を上り下りしている。"[p.132]

    4巻目。

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    2017年06月10日
  • 家庭用事件

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    ネタバレ

    5作からなる短編集。葉山くんの成長著しいけれど更に上を行く伊神さん。日常の謎も微に入ってきた感。
    妹に優しく無自覚に兄馬鹿なのが良い。

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    2017年06月03日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    お仕事ものと推理サスペンスのごく軽いレジャー本ですね。

    比較的細かく脚注が入るのはお仕事ものにはありがちで、かつありがたいものですが、動物以外のネタも多いのでもしかして作者はそこまで動物に入れ込んでないのではという疑惑もある。

    とはいえ、軽いことが長所となることもある。

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    2017年05月04日
  • 一○一教室

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    ネタバレ

    スパルタ教育を行う高校の話。
    体罰が常習化し、軍隊並みに規制をされている生徒たち。
    そういった学校に入れたいと思う親に対する警鐘を鳴らす作品。

    柔道部の練習中に死亡した従弟の死について調べていくうちにその学園の特異性がだんだんと明らかになっていく。
    物語は主に「現在その学校に通う生徒」「従弟の死の真相を解明しようとする青年」「学園長へのインタビュー」の三つの視点により展開していく。
    体罰により苦しむ生徒の視点は本当に息苦しい。青年が早くこの少年たちを助けてくれないか祈るようにしてページを読んでいた。合間合間に学園長の「体罰というのは悪いものではない。成長に必要なものだ」というインタビューが入

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    2017年04月08日
  • いわゆる天使の文化祭

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    文化祭の準備に慌ただしい校内に、ある日突然天使が現れた……。ペンギンのような不思議な天使のイラストが描かれた紙が部室に大量に貼られていたのだ。しかも、化学準備室に侵入者が。果たして文化祭は無事に開催できるのか……?

    葉山くんめっちゃがんばってた。カナちゃんの前の葉山くんはすごい先輩してたし、とてもよかった。カナちゃんの猪突猛進ぷりはちょっと苦手な類だけど……。トリック的には半分は分かってたけど半分は気がつかなくて途中までもやもやしながら読んでたのでラストですっきり出来てよかった。相変わらず謎も動機もむりやり作り出した感はあるけど、文化祭の青春ぽさとか柳瀬さんがまともなこととか、キャラクターた

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    2017年03月17日
  • 迫りくる自分

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    ホラーかなと思ったら本格ミステリ。ぐいぐい惹きこまれる。
    あらすじ(背表紙より)
    総武線で隣を並走する電車に乗っていた、自分に瓜二つの男。後日その男と再会した俺は、気づけば犯罪者にさせられていた。顔が同じことを利用して周到に仕組まれたらしい冤罪。あいつはいったい誰だ?なぜこんなことを?日常を突然奪われた俺の、必死の逃走劇が始まった。自分から過去から警察から、逃げて逃げて逃げまくれ。疾走する新感覚のエンタメ小説。

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    2017年03月10日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    パズルみたいで面白い。が、たまにその解答がありなら別にもあるんじゃ?みたいな気持ちになる。
    最後の別解とその解釈がいいなと思った。
    2017/3/7

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    2017年03月07日
  • まもなく電車が出現します

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    所有者不明の部室の領有権争いに巻き込まれた葉山くん。しかしどうやら片方には別の思惑があるようで……?(『まもなく電車が出現します』)
    ミノと調理実習の謎と、何者かに植木鉢を落とされそうになる葉山くんと、プラモの値段で喧嘩した夫婦の話と、葉山くんに彼女が出来る話。

    冬に出る〜とさよならの次〜の間をつなぎつつ次につながる短編集。だんだん伊神さんみたいになってく葉山くんは微笑ましいけど、要するにこのシリーズは柳瀬さんというヒロインを好きにならないと楽しめないんだということがわかった。トリックも凝りに凝っているわりに謎が小粒というか、解きたい!って気持ちにならないのがなあ……あと私は完全に彼女寄りの

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    2017年03月02日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    「東雅彦は嘘つきで女たらしです」愛心学園吹奏楽部の部室に貼られた怪文書部員たちが中傷の犯人は誰だと騒ぐ中、オーボエ主席奏者の渡会千尋が「わたしがやりました」と名乗り出た。初恋の人の無実を証明すべく、葉山くんが賢明に犯人探しに取り組む「中村コンプレックス」など。連作短編集全編。

    葉山くん一生懸命なところがとてもよろしい。全体的にキャラがふわふわしていて(キャラが定まっていないという意味ではなくて)設定も謎もあんまり現実感がないんだけど、それが持ち味なのかも?後編まで読んで楽しい話。

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    2017年02月19日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    この物語はミステリーであると同時に、直人・七海二人が生きていくうえでの存在意義を問う物語でもある。
    惨殺された両親。遺された兄妹。
    児童養護施設に入れられ、しゃべることも出来ず、思いを伝える術を持たない妹。
    その妹を守るのは自分の役目。
    そう想い続けてきた直人にとって、自覚のない自身の深層心理を言い当てられ、晒されるのは辛いことだったに違いない。
    だが、妹・七海の思いを知り、彼女の強い意志を確認した以上、その思いを受け入れることしか直人には出来ない。
    直人の性格が多少うざったく、立ち回りの不味さに苛つく場面もある。
    だが、設定年齢を考えればそれも不自然ではない。
    本格推理が苦手な人にも楽しめる

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    2017年02月17日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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     本格推理小説ではしばしば「出来過ぎた舞台設定」による大掛かりなトリックが登場しますが、犯人がその舞台設定を作るべくして作る、そのための理由付けを探した結果が、「SDQUSを利用した『保有者』探し」ということなんだろうなぁ、と。そのぶっとんだ設定故に、逆に本格推理から遠ざかっているようにも感じましたが、話の展開が目新しいので楽しく読めました。
     そして安定の脚注とあとがきが大好き過ぎる(笑)

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    2017年02月15日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    不可能犯罪を可能にするトリックなのでまあ、すごかとですね。タイトルと内容の差異に個人的についていけなかった。

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    2017年02月11日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    触れたら焼け爛れる酸性の湖に立てられた十字架に磔にされた死体(長)ですって…………………


    何それめっちゃ読むしかない٩(๑❛ᴗ❛๑)۶←←←


    私の好みをズバリ突いてくるような劇場型不可能犯罪シーンが冒頭から出て来て、非常にエキサイトしながら読み進めました。


    が。




    結論:オープニングがクライマックスだった٩(๑❛ᴗ❛๑)۶←←←




    前作となるシリーズ第一弾を読んでいないので何とも言えませんが、この作品は「シリーズの主役目線」よりも「巻き込まれた被害者候補の目線」で展開させた方が面白いんじゃないかなってことを、本作に収められた三作を読んで強く感じました。
    なので、割と被

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    2017年01月12日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    【収録作品】弱酸性湖で泳ぐ/争奪戦の島/象になる罪 
     荒唐無稽な陰謀話なのだけれど、続きが気になる。

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    2017年01月11日
  • 一○一教室

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    カリスマ教育者が作った全寮制一貫校・恭心学園。そこで突然死んだ男子生徒。彼はなぜ死んだのか?

    おもしろかったんだけど読むのにつかれた…
    (でも先は気になるので読んだ)

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    2017年01月05日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    シリーズ2作目。短編3編収録。『ホームズ遺伝子』という設定により、ミステリでよくある名探偵が周囲を気にせず事件にまっしぐらになるような奇行に説明をつけてくる辺り面白いですな。
    同じく遺伝子保有者を狙う『機関』と、保有者の奪い合いを同時進行で行っているため、毎度発生する殺人事件の謎を解くだけでなく、機関との知恵比べや、敵の戦闘員とのアクションなど盛り込んできており、謎解き+エンタメな感じがぷんぷんです。これをごちゃついた感じと印象を受けるのか、サービス満載と捉えるのか。私は後者で楽しめましたが。
    『強酸性湖で泳ぐ』がシチュエーション等楽しめて良かったですね。(事件当事者の視点だったので事件発生ま

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    2017年01月04日
  • シャーロック・ホームズの不均衡

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    本格のトリックや名探偵を確固たる存在として、ミステリとしての面白さを保証している感じは考えたなあって感じです。
    あと、兄妹萌が似鳥さん好きだなあって感じですね。
    あと、やっぱりこのレーベルだから戦闘はあるなあ。
    青崎さんとはまた違うアプローチで本格ミステリの中で出来ることをしていますね。

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    2016年12月29日
  • シャーロック・ホームズの十字架

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    一般人の中から名探偵を探すために殺人事件を起こす組織と、探偵を覚醒させないために先に謎解きをする主人公たちの攻防戦。県警とか公安も協力してるのが興味深い。

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    2016年12月27日