★そんな、馬鹿な。(p.16)
【感想】
・ミステリとラノベがうまく混じってる印象ですがうっかりするとラノベがミステリをぶち壊してしまうかもしれないギリギリのところかもしれません。
・大がかりなトリックの実現性に釈然としないところはありますが、それはまあどうでもええことかもしれません。
・第二巻やったようですね。この巻から読んでも特に不都合はありませんでした。
【内容】
・「機関」に「名探偵」たちが連れ去られるのを防げ!! というのが基本。
・硫酸湖の中に立てられた十字架に死体。
・落とす場所がない灯台内で墜落死した死体。
・五百メートルを瞬間移動した(?)犯人か死体。
【一行目】真っ暗な湖面に十字架が立っている。
▼簡単なメモ
【葵/あおい】作本葵(さくもと・あおい)。相模学園の女の子。陽菜と仲がいい。
【赤瀬岳火口湖】平均pH.0.1、世界でも有数の酸性湖。名前はまだない。
【浅井貴志/あさい・たかし】第二話のツアー参加者。大学生。二十歳。顔の印象はマダイ。
【天野直人/あまの・なおと】→直人
【天野七海/あまの・ななみ】→七海
【石和/いさわ】御子柴家の執事兼運転手兼狙撃手。
【磯崎/いそざき】第一話のディレクター。
【伊藤純也/いとう・じゅんや】第二話のツアーコンダクター。三十一歳
【臼井貴大/うすい・たかひろ】第一話のAD。十字架にかけられた。
【浦川由実/うらかわ・ゆみ】第三話、俳句ツアーの引率者で俳句雑誌の編集者。四十六歳。
【SDQUS/えすでぃくーす】非定型条件下における方策発見型問題を体験することでホームズ遺伝子群保有者が覚醒する。いわゆるゾーンに入った状態になること。覚醒すると「機関」に拉致されるのでその前に他者が解答を語ってしまいゾーンから抜け出させるこの状態から抜け出させる必要がある。
【大野靖男/おおの・やすお】第二話のツアー参加者。元会社員。六十三歳。顔の印象はクサフグ。
【金子錬次郎/かねこ・れんじろう】城ヶ島駐在所の警官。巡査長。
【小泉】公安課員。
【古賀】福岡県警刑事部刑事。初老の紳士という感じ。
【相模学園】直人と七海が以前いた児童養護施設。
【佐々木奈津子/ささき・なつこ】第二話のツアー参加者。三十七歳。顔の印象はカレイ。
【三条綾乃/さんじょう・あやの】第一話のカメラマン。女性。語り手は名前を忘れがち。何かあるのかも。
【シチュエーションパズル】これといった正解はなく水平思考的な柔軟さが求められる。その手のクイズは得意なんで中に出てきた問題はだいたい即答えられたんやけど別解ってのはなかなか。強引にひねり出すことはまあ可能なんやけど、素直な答えと比べると美しくないんやなあ・・・
【渋谷/しぶたに】第一話の出演者。ワンコ系男子大学生。危険があるとふらふら寄っていくクセがある。頭脳チャレンジの五一位。
【機関/シンクタンク】アメリカの経団連みたいな組織でホームズ遺伝子群の人材を集めている。そのために殺人事件を起こし謎を解きたくなるホームズ遺伝子群保有者の覚醒を促す。機関の人間は複数人現場に行っているがそれは覚醒者を拉致するためであり、事件そのものは犯人役が一人で行っているようだ。
【鈴木芳人/すずき・よしと】第二話のツアー参加者。二十四歳フリーター。被害者となった。
【頭脳チャレンジ】携帯アプリ。さまざまなタイプのクイズがあり解答者の順位が表示される。完全無料だということもあって爆発的に流行し日本人の半分がやったとも言われている。
【田崎亮太/たざき・りょうた】第三話、俳句ツアーの参加者。二十歳の学生。
【佃明美/つくだ・あけみ】第三話、俳句ツアーの参加者。五十二歳の主婦。
【手代木/てしろぎ】第一話の出演者。無口な女子高生。ずんぐりした体型のインドア系メガネ女子。頭脳チャレンジの二二〇位くらい。
【富成明日菜/とみなり・あすな】第二話のツアー参加者。十九歳の大学生。顔の印象はアオリイカ。
【豊田/とよだ】相模学園の教師。
【ドルさん】御子柴第二別邸の所持する車。日産MOCOドルチェ。
【直人/なおと】天野直人。基本的には語り手で主人公。十八歳。御子柴第二別邸の主、御子柴辰巳の使用人。メガネの青年。ダニエル・ラドクリフにそっくりらしい。特に能力はないが妹の「通訳」ができ、そして、妹の存在を隠すための影武者いわば盾役となっている。
【名古屋杏奈/なごや・あんな】第三話、俳句ツアーの参加者。三十三歳の主婦。
【七海/ななみ】直人の妹。九歳の小学四年生。緘黙症でしゃべらないゆえ直人が「通訳」となっている。ホームズ遺伝子群保有者。しゃべらないけどおとなしいわけではない。けっこう活動的。
【陽菜/ひな】佐倉陽菜。中学一年生。相模学園で七海と仲のよかった女の子。
【福島修/ふくしま・おさむ】第三話の被害者。六十三歳、元銀行員。
【ホームズ遺伝子群】医学的には「友田=メレンドルフ症候群」と呼ぶらしい。集中すると高い能力を発現するらしく貴重な人材で世界中で奪い合いが発生している。ウィスパードみたいなもんか。
【星/ほし】第一話の出演者。元気なおばちゃんといった感じ。頭脳チャレンジの七八〇位くらい。
【町田】第一話の語り手。大学生か院生のようだ。頭脳チャレンジでの最高位は二二〇〇万人中六十一位。結局三〇五位で落ち着いた。好成績ゆえテレビ番組の出演者として招かれたがその企画全体に違和感を抱いている。
【御子柴家】機関(シンクタンク)に対抗してホームズ遺伝子群保有者を守ろうとしている。とりあえず実働部隊は三男の辰巳のチームのようだ。戦闘も辞さないが基本的には能力発現前に鎮静させようとする。
【御子柴辰巳/みこしば・たつみ】御子柴家の三男。クールな男。直人の主。二十歳の美形。普段は大学で医学を研究しているらしい。
【安河内/やすごうち】幸村が休みのとき(週二日)入るお手伝いさん。ちょっと変わってるらしいがどう変わってるのかは不明。
【幸村/ゆきむら】メイド姿の戦闘マシーン。自称ジェネラルメイドでメイドとしての仕事もきっちりできる。
【玲央/れお】相模学園の子ども。六歳。