似鳥鶏のレビュー一覧

  • いわゆる天使の文化祭

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    ネタバレ

    文化祭における事件というネタは、個人的にはどうしても相対させちゃう作品があるんだけども、そしてそっちの作品がかなり好きなのだけれど、そういう状況でもこの作品はなかなか秀逸だったと思う。

    どこかに叙述トリックが使われてるかもなぁと感じたのはかなり後半の方だったから、相変わらずの騙されっぷり。時間をずらすという叙述だったことにまでは全く思い至らなかった。

    文化祭となるといろんな人が勢ぞろいするから、それだけで盛り上がるし、お祭り感のちょっと浮ついた感じと変わり者の探偵役とのコントラストが映える、とでも言うんだろうか。そしてそこにいじられ役の主人公がいることで、三点倒立的にバランスが取れてる気が

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    2024年01月05日
  • まもなく電車が出現します

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    ネタバレ

    前回とは違ったタイプの短編。学校って謎が多い存在だから、短編との相性がいいのかもしれないなぁ。

    全体としてはちょっとイヤミス傾向あり。高校生活の彩りはほんのちょっとしたことで塗り替わるんだろうから、イヤミス色があったとしても、どこかになにかを残してさえおけば、ある意味勝手に色がかわっていく。場合によっては読み手が色を付けてくれるし。

    そんな意味でも結末がたくさんある短編と高校の相性はいいんだろう。

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    2024年01月02日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    推理トリック物は自分の想像力不足で余り楽しめないんだけど、好きな作家さんなんで購入。
    前半は各探偵の活躍と特殊能力を発揮する前段。どの探偵も長編にしても面白そう。それが後半で競い合う。熱い。
    少しチート感はありつつも、最後は協力体制で締めるのも良かった。あんだけ盛り上げていて誰が一位と決めなかったも好きな展開。
    今後は対決はないかもしれないが、各探偵のスピンオフ物やってくれると嬉しい。

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    2023年12月29日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    タイトルからは予想できない展開。
    物理的対応が可能という前提からして面白かった。
    グロいのが苦手な方にはおすすめしない。

    差し込みのEMPLOYER'S FILEにより、人物像が深堀りされるので、物語の厚みがたんだん増していく。

    物理的対応中のシーンは、緊張とワクワクゾクゾクの連続だった。

    「思い出女」で、過去に読んだ(どうしても本のタイトルが思い出せない)、木の枝にぶら下がった綱がギィと軋む音がだんだん近づいてきて、最後にはその綱で首をくくらずにいられなくなるという怪異を思い出した。

    遭遇するなら、いきなり系も怖いけれど、ゆっくりと日数をかけて迫ってくる方が気持ち的にはき

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    2023年12月26日
  • 育休刑事 (諸事情により育休延長中)

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    ネタバレ

    育休中なのに、事件に巻き込まれて解決をする話。
    全3話の短編。
    子育てならではのネタも入っており面白い。

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    2023年12月15日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    泌尿器科という場所で患者は男性のみのお話のためちょいそっちの場所に関する下ネタに走り笑えたが、要所要所に医療分野での問題提議がありよかった。
    特にchild abuseについて昔なんて幼児虐待をchild abuseというのかわからなかった。(abuseはuseに接頭語のabがついてるから間違った使用という意味)
    叩くとかだけが虐待ではなく、一見育児をしているようでも親の思いの通りの道を進ませたり、物を制限したり、親の権力で子供を悪用すること→abuseなんだな。と過去の疑問がとけました。

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    2023年12月14日
  • 卒業したら教室で

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    前作が短編集なのにとっても大掛かりな仕掛けだったので、今作は…と身構えていたら。
    目次の時点で「搦手がすぎる!!」
    今回も立派に最終巻っぽいまとめ方で、そのお約束もまた、たまらないです。

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    2023年12月13日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    ネタバレ

    普通の人では見えない月が見えた。それから怪奇現象を解決しないと死が待っている。

    月が2つ見えてしまった事によって、都市伝説の怪奇を退治する「唐木田探偵社」に否応なしに入社させられた「ネズミ」。裏方ではなく、前線で戦う調査部を選んだ。調査部のメンバーにはどうしても戦わなければならない理由があり…

    都市伝説×バトルアクションで中々ハードな展開でした。ネズミが満身創痍になっていくのが痛々しかったけれど、徐々に頼もしい存在に成長したのが救いでした。

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    2023年12月12日
  • 推理大戦

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    ネタバレ

    似鳥鶏先生の長編小説。
    世界各国の特殊能力持ち名探偵が聖遺物を巡って推理合戦をしていく物語。
    半分くらいまでは各探偵達の能力・人柄などが短編形式で描かれている。彼らのキャラクター性の濃さがとても面白く、スピンオフをつくって欲しいレベルだと思いました。
    後半はそんな彼らが集結し、推理合戦を行っていくのだが、彼らが能力を駆使してそれぞれに探り合うところや推理し合っていく所がとても読んでいて面白かったです。
    探偵達が推理し合い、それでも真相からはほど遠い...という中で”ある人物”が明らかにした真相にはとても驚かされました。そしてその後の騙し合い合戦はまさに“大戦”だなと、最後もスッキリした終わり方

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    2023年11月23日
  • 卒業したら教室で

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    「推理大戦」がおもしろかったので、勢いで市立高校シリーズを再読。二年ほど前に出たこの最新作、初読の記録を見たら、☆三つのレビューなしにしている。あれ?好きなシリーズなんだけど、なんでかなと思いつつ読み出して思いだした。そうだ、何回か挿入される「異世界ものラノベ」風の章が全然ダメで(苦手なので読まないという意味で)、斜め読みで終わったんだった。今回もそこだけとばしそうになったけど、いやまあとりあえずと、気を取り直して読んでみることにした。

    そうしたら、そのラノベ風が意外にも結構楽しめたのだ。やっぱり力のある方が書くと違うんだなあ、当たり前だけど。キャラがたってるし、アニメの絵面にしたらすごく決

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    2023年11月21日
  • 夏休みの空欄探し

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    YA向け謎解き・青春・恋愛・冒険小説。ラストは人によって好みが分かれると思いますが、青春っていいなと改めて感じさせてくれた作品でした。

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    2023年11月16日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    ネタバレ

    今時というか新しい感じのアクションホラー小説。怪異に襲われ救われた探偵社へ入って退治していく、ありがちな始まりだけど、訓練とがやたらリアル。軍事的な武器の知識が細かいし怪異の殺し方など斬新。単純なバタバタ劇でない。
    特殊な能力でなくて普通に銃や刀で倒していく。お札や魔法はなく力業なので、主人公もドンドン身体が損傷していくのも現実的。
    途中でおかしな展開になっていくのだが、主人公ととも読み手の自分も騙されてしまう。あれ?そんなんだったっけ?
    冒頭に少しかじっていた説明が思い出される。
    怪異もよく聞く有名どころなんだけど、今風のデジタルチックでやたら強い。いきなり雄馬がやられてしまったのは衝撃。回

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    2023年11月07日
  • いわゆる天使の文化祭

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    文化祭準備の様子などの描写が、自分自身の高校時代の思い出と激しく重なる部分があり、事件以外のところも楽しい。
    世代的には著者よりほどほどに下で、市立高校ではなくて県立高校だったのだが、同じ千葉県の公立高校の雰囲気を共有しているノスタルジー。そうそう、クラス発表で文化部の部員たちが校内を駆け回るこの感じ!
    ちなみに、前々からそうなのだろうとは思っていましたが、本作ではっきりと、作者の母校がわかります。

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    2023年10月30日
  • Jミステリー2023~FALL~

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    ネタバレ

    2023.10.28
    このアンソロジーはいつも待ち遠しい。
    ただし、さいごの宮内悠介の作品は音楽をプレイしたり、レコーディングの意味を知っている人にはすぐに推察できるネタだとワタシは感じた。ネタバレではないと思いますが念のため。

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    2023年10月28日
  • 育休刑事 (諸事情により育休延長中)

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    前作に引き続き面白かった。
    やはり子育ての描写がリアルで、さらに事件解決という要素が加わり、新鮮な小説となっていた。
    あと主人公が理解があって良い。
    全ての小さい子供がいる父親に読んでもらいたい。

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    2023年10月01日
  • 100億人のヨリコさん

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    家賃が払えなくなり、大学の伝説の富穰寮に引っ越すことになった小磯。そこには池のフナを捕まえ、いつまでも卵を生むニワトリなどと、家庭農園や雑草を食べて自活する、日中ベナンの謎の学生たちと、母子家庭が住んでいた。部屋の中に生えるエメラルドグリーンのキノコと消毒用アルコールの酒を飲んでつぶれた小磯は、夜中に天井に張り付く血まみれの幽霊「依子さん」を見る。依子さんは特に害がないが、寮の関係者にのみ見えるように思えるが…。

    この作家好きだわ。作中でも触れられているが、筒井康隆の影響を多大に受け、本作ではネタとして脚注でワルノリするなど、やりたい放題である。依子さん以外の話もメチャクチャなので、一体どこ

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    2023年09月23日
  • 名探偵誕生

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    日常の謎にかなり近い。
    そして名探偵だけど親しみやすいキャラ。

    最初は軽めの謎が続くんだな〜くらいの感じだったけど
    全て軽めというわけではなかった。

    みーくんの心の成長もポイント。

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    2023年09月22日
  • 育休刑事

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    サイコパスなお姉ちゃんがキャラ濃くて好きです笑
    コメディ強めなほっこりアクションミステリーって感じです。
    面白かった〜

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    2023年09月04日
  • 育休刑事 (諸事情により育休延長中)

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    1巻目がとても面白かったので。
    ⁡⁡面白さがパワーアップ!⁡
    ⁡声出して笑った箇所が格段に増えて⁡
    ⁡これは外では読めないな、な一冊に。
    ⁡⁡
    ⁡⁡⁡動きが活発になった蓮くんは⁡
    ⁡ますます目が離せなくて…。⁡
    ⁡⁡
    ⁡今回も育児あるある満載で楽しい♪
    ⁡⁡
    手は2つしかないし⁡
    ⁡体は1つしかないから⁡
    ⁡どうしてもワンオペ育児中は⁡
    ⁡⁡
    いやコレどうせぇっていうの?
    ⁡な、ことほんと多くて 泣
    ⁡⁡
    ⁡⁡子どものケアを優先させるばかりに⁡
    ⁡お風呂上がりは自分一人、いつまでも裸でびちょびちょ…とか⁡
    思い出すなぁ~笑
    ⁡⁡
    ⁡⁡
    ⁡でも、⁡
    ⁡この主人公の気付きは素晴らしいの一言。

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    2023年09月03日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    話がややデカめな第2弾。
    犯人当て小説としての純度は前作の方が好みに合ったが、やはり面白い。
    どうやら著者の御家芸っぽい注釈小ネタが冴えている。よい。 あとがきは…ちょっとテキトーすぎるかもしれない 笑

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    2023年08月17日