似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近読書欲が落ちているので、ミステリーを読みたくて手に取りました。
「スプリット」という話しだけはスポーツ系の感動もの、という印象。他はミステリーだけど、色んな個性があって面白かったですね。
「どうして今夜の彼女は魅力的に映るんだろう」はミステリーの内容はまずまず予想できましたが、タイトル回収と、キャラの個性が出てて面白かったです。読んだことはないと思うのですが、噂通りの東川篤哉作品!って感じでした。
「笑う君影草」は途中ホラー系!?って思ってしまったけど、ちゃんと読めば予想できた事で(笑)でも、私の好きなちょっと人怖系の落ちだったので良かったです。
「名探偵名前が適当」はタイトルからはオチが予想できませんでしたが、物凄く納得出来たし、着眼点が面白くて、最後は似鳥鶏先生らしさもあって好きでした。
「夏を刈る」 : 太田愛さんの作品は人気もあって、本を持ってはいますが積読したまま、まだ読めておらず。ただ期待して読みました。ちょっと切なげな、王道のミステリーとゆう印象でした。でも、良く出来ているなぁ、と正直思いました。
「最後のひと仕事」これもまたタイトル回収が秀逸でした。しかも最後の1文に一番痺れました!
短編集はだいたい好きな物が何個かあるっとゆう印象で、やはり好みでないものもあったりする中、今回全部好きでした! -
Posted by ブクログ
ネタバレザ・青春!! クラスで「じゃない方」扱いされてるライが、美人姉妹と同じクラスの人気者・キヨと共に、謎解きの冒険をする夏休み。
自虐の波に飲まれて勝手に落ち込んだり、突然無敵化してみたり、初々しくて可愛くて、読んでる間中楽しいです。
謎解きも本格的で楽しめるかと。
対比的なキヨくんと共に謎解き姉妹に巻き込まれていく。
最後の謎を残しての姉妹の隠遁。
ロードムービー的な展開が楽しいけれど、それは余命いくばくの妹の願いとは痛いかったです。
ライくんとキヨくんの関係性と対比される苦しみ、単なる恋愛ミステリーではなかったですね。
この手の小説によくある悲壮感がほぼ無いのは、作者のこだわりなんだなと感じました。
多くの人に受けそうなのは日常離れした感動(誰かの死とか泣けそうな話)なんですけど、この作品では驚くぐらい死の予感が無いんです。
ほとんど謎解きがメインだし。
テーマが青春なだけあって読みやすかった印象です。
夏休みの「空欄」は、謎の答えだけじゃなくて、それぞれが望んだものとか、足りないものなのかなって思いました。
夏休みに読んで頂きたい一冊。 -
Posted by ブクログ
市立高校シリーズ!
メインキャラの1人である柳瀬さんが卒業を迎えるんやけど、その直前?に起こった不可思議なことに挑むお話
兼坂さんという謎の人物が密室の中に現れる〜みたいな話と、
この話を主軸にして小説にした、という話が12年後にあって、誰が書いたかを考えて〜、
かつ、その小説も載ってて〜っていう、
いつもなら視点が変わるよね?みたいな話なのに、
今回は、主人公が2年生冬の時と、主人公が大人になった時と、その主人公が大人になった時に読んでる小説の話と、似てるようで違う章の進み方をしてた感じだった、
この小説がファンタジー舞台で、割と専門的用語も入る?感覚だったから読み飛ばしながら読んでたけど、
それはそれとして面白かったんま(*^ᴗ^)
謎、不思議だけでなく、高校生らしい青春もちゃんとあって、やっと一区切りですねんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
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Posted by ブクログ
『パパたちの肖像』は、父親を主人公にした短編集です。育児の喜びや苦労を描いた作品集ではありますが、読んでいて強く感じたのは、「家族の幸せの形は様々、一般論では語れない」ということでした。ノウハウでは語り尽くせない生々しさに心揺さぶられます。
特に印象に残ったのは「息子の進学」です。
父親は、豊かな暮らしや便利な都会での生活に価値を見出してきました。一方で息子は、収入や効率よりも、自分が本当にやりたい研究の道を選ぼうとします。どちらが正しいという話ではありません。むしろ、親子であっても見ている世界が違うこと、そして父親が息子の価値観を理解しようとする姿に心を動かされました。
「髪を結ぶ」も忘れられません。不器用な父親が子育てに悪戦苦闘し、自分は父親に向いていないのではないかと悩みます。しかし子どもは、完璧な父親ではなく、一生懸命向き合ってくれる父親をちゃんと見ている。長所だけでなく弱さも含めて受け入れていることに心打たれます。
そして「そういう家族がそこにある」。共働きから専業主婦という選択をした家族が描かれますが、本作が教えてくれるのは「一般論では人の幸せは測れない」ということです。外から見ればリスクに見える選択でも、その家族にはその家族なりの理由と幸せがあります。
読んでいて何度も感じたのは、家族であっても相手の気持ちは完全にはわからないということです。それでも理解しようとすることはできる。価値観の違いに戸惑いながらも、対話を重ねていく姿がとても温かく描かれています。
パパの育児小説の目線から、家族という小さな共同体の中で、人がどう成長し、どう相手を受け入れていくかを描いた物語集でした。
子育て中の人はもちろん、親との関係や夫婦関係について考えるすべての人におすすめしたい一冊です。 -
Posted by ブクログ
文化祭編!!
今回はいつもの主人公葉山くんと、もう1人の女の子の視点が加わって、章ごと?に視点を交互に入れ替えながら物語が進む流れ。
何故この話しが出ないのかな?なんでこれに疑問を持たないのかな?等など思っていたこともちゃんと回収してくれて、あーなるほど!だからか!とすっきりしました!
伊神さん兄妹が出てきた時の安心感半端ないッスね、出番あんま無いのがなまじ寂しかったですw
文化祭準備の時から「天使」なる張り紙が見つかり、何がしたいのか分からないな〜ってところからスタート、徐々に犯行?があちこちに行き、不特定多数の中からどうやって犯人を見つける、と、何故そのようなことを?
情報が錯綜して整理が大変だったけど、内容には納得でしたんฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ