似鳥鶏のレビュー一覧

  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    私の好きな作家さん4人の短編集。初めて本格的な大人のミステリーに触れるのにぴったりです。怪盗レッドの秋木真さんがこのメンバーに入ってるの、児童文学読みにはニヤリとさせられます。4人(4作品)なのは、作品順にホワイダニット、フーダニット、ハウダニット、そして叙述トリックをテーマにそれぞれ書かれているから。作品の表紙に気をつけて読むべきポイントなども示唆してあり、本当にミステリー入門書を意識したつくりになってます。内容は小学生でも大丈夫だけど、やはり殺人など出てくるし、装丁が大人向けなので、中学校以上向け。

    「ヤンキー、ミステリと出会う」青柳碧人
    WIND BREAKER な感じのヤンキー高校(明るいケンカ)集合地帯で、1人の不良くん、法蓮虎矢が、個性的なミステリ好き女子高生三田村かなでと知り合う。そして町で裕福な反谷ソース社長が狙われる事件へ挑む。なぜ法則性を持って人を襲うのか?
    「将棋部、無実を証明せよ」秋木真
    将棋部の2人が犯人だと思われるような状況で油絵紛失事件が起こる。その直前に起きた写真ばらまき事件と、極少ない関係者たち。果たして犯人は誰か。
    「屋上の雪融け」相沢沙呼
    これは、めちゃくちゃ続きっぽいキャラクター達の話で、いや?でもこんな話なかったよな、と思って調べたら、劇のキャラクターなんですね。豪華声優陣による口上劇みたいなヤツ。本じゃなかったからスルーしちゃったけど、見に行けば良かった~……はおいといて。屋上から飛び下りた人は状況から明らかに自殺。でも、絶対に自殺じゃないと言う親友のために、藍莉はその職業に納得していない、名探偵の助手なんかをやってる兄、斗真摂理や探偵の暁玄十朗に相談するのだが、芳しい返事はない。しかし、兄が現場検証に同行してくれる。やはり、犯人の影がない現場なのだ。どうやって殺せるのか?
    「学生時代の母の原稿」似鳥鶏
    いきなりファンタジー小説が始まり、いつまでこれ続くんだろう?と思って読んでいたらいつの間にか話に引き込まれてと思ったら、謎解き始まります。

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    2025年10月27日
  • 難事件カフェ2~焙煎推理~

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    亡き父が経営していた隠れ家的喫茶店を継いだ店主の兄と、エリート警察官だった弟が警察をやめ、パティシエとして一緒に働きながら、難事件を解決していくシリーズ。似鳥鶏さんの話なので、そこかしこに"罠"が仕掛けられていておもしろい。事件を持ち込んでくる県警秘書室の直ちゃんのキャラもいい。続いてほしいシリーズだ

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    2025年10月26日
  • 育休刑事

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    やっぱこの著者は本全体を使うのが上手いなぁと。
    最後のお話でこれまでがしっかりと伏線になるし、
    男性の育児に対して事細かく調べ上げている。
    ミステリーとしても社会へのメッセージとしても逸品でもっと評価されていいと思った。

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    2025年10月23日
  • みんなで決めた真実

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    空気って何だ。実体ないのに、流されて選ばされる。流れ変わったら手のひら返せる。それベースで大勢が動くことの怖さとこっけいさ。

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    2025年10月23日
  • パパたちの肖像

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    面白かったです。母親も父親も等しく育児は一年生。母親目線は想像できるけど父親だとそうなるのかと。突拍子もなかったり的外れだったりにニヤリと笑ってしまう。真摯に取り組んでいるからこその笑いが漏れてしまった。どのパパさんたちも素敵でした。

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    2025年10月22日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    全員作品を読んだことがあったので、それぞれの良さなどを改めて感じながらそれぞれの章ごとのコンセプトを楽しめた。

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    2025年10月21日
  • パパたちの肖像

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    7人の作家さん、みんなパパ作家さんだったとは。
    皆さん、ちゃんと子育てされてきたのかなと思える作品ばかりだった。
    子育てがテーマの作品で父親目線のものは少ないけど、男親ってこんな風に感じていたのかと新鮮な気持ちで読んだ。
    帯にも書いてあるように、この作品は「令和パパの心の声」なんだそう。夫婦で一緒に子育てするのが前提で書かれているところが、令和っぽい。
    いい意味で時代が変わってきたなと嬉しくなった。

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    2025年10月19日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    who,how,whyダニット、叙述トリックを集めた初心者向けミステリアンソロ。日常系が3/4。お気に入りは、盗まれた絵を探す秋木真「将棋部、無実を証明せよ」。将棋部メン好き。青柳碧人「ヤンキー、ミステリと出会う」からミステリ全般に興味持ってくれたら嬉しいね。相沢沙呼「屋上の雪解け」は、幻視探偵暁玄十郎と摂理と藍莉が元気に活躍する短編。暁玄十郎の幻視が炸裂‼︎……するのではなく、藍莉と摂理のW助手によるハウダニット。3人の活躍もっといっぱい読みたいです。

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    2025年10月19日
  • いわゆる天使の文化祭

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    上手く騙されてしまいました
    解決編が少しまとまりなく感じたのが残念でした
    もう一度読み返したくなる面白さでした

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    2025年10月18日
  • 小説の小説【電子特典付き】

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    叙述トリックの技法を少し拗らせちゃったかなとすら思わせるような、多分に実験的な短編集。著者の小説初見の方や、叙述や特殊設定ミステリーになじみのない方には、なんじゃこれ?となってしまうかと思います。
    「文化が違う」はイージーな異世界ファンタジーに対する作者なりの皮肉を込めた作品かと思いました。でもこれが意外と面白い。
    「日本最後の小説」はちょっとゾッとしながら読みました。憲法第21条を手放してしまうことで民主主義が壊れていく。こんなことは起こらないと思いたいですが、この国では起こりかねない感じもするので、やはり怖いお話です。

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    2025年10月18日
  • みんなで決めた真実

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    裁判がエンタメ化!殺人事件の犯人は指名され、台本をもとにカメラの前で名探偵によりトリックが暴かれる。事実でなくても、みんなが納得すればそれが真実。そんなバカな!?と思いつつも、今の風潮をあらわしてて一概に否定も出来ず。
    元名探偵のじぃちゃんが歪んだ世界に切り込んでいく過程はドキドキしながらも爽快で面白い。

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    2025年10月10日
  • みんなで決めた真実

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    大どんでん返しを望む方にはこの本は向いてないかもしれませんが、推理の根本という面では勉強になるところがあります。
    ミステリというジャンルの中でもこの本は少し特殊で犯人を探すっていうことに着目を置かないのでその点では新しいジャンルだなと感じました。

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    2025年10月09日
  • パパたちの肖像

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    行成さんのが読みたくて手に取ったけど、本当に面白かった…2年前に私も出産し、夫と育児をしているけど、うちの夫はきっとおっぱいでないこと嘆いたこともないし、出そうと思ったこともないだろうな笑。純粋な気持ちが可愛くて切なくて読んでよかったーってなった

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    2025年09月24日
  • 刑事王子

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    王子っぽいキャラかと思ったがまさかの本当の王子!
    かき氷や牛丼に喜ぶ王子かわいい。しかし特殊部隊引き連れてるのがやはり本物。
    トリックのスケールが大きくて楽しい。

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    2025年09月13日
  • 名探偵外来~泌尿器科医の事件簿~

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    泌尿器科の医師の話。

    どの話も興味深かった。
    主人公の鮎川先生が淡々と治療してて、でも医師としての熱い思いもあり好感が持てる。

    誰もがいつどんな病期になるかわからないし、それを無駄と切り捨てるのは、いつかの自分の首をしめてるかもしれない。
    最後の立てこもりの話の犯人への主張がとても響いた。

    鮎川先生に手を出すと泣いちゃう人は誰だったんだろ?
    個人的には忍さんなのかなぁ、と思ったけど石田先生もあるのかしら?

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    2025年09月07日
  • 夏休みの空欄探し

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    8/31までに読み終われなかったなぁ

    謎解きが好きなので手に取った本。
    まあ難しくて全然解けなかったけど、一番最後のはすぐに解けた!

    私は「泣ける」が売り文句にならないあの終わり方がとても良いと思った。
    でなければ★3にしていたと思う。

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    2025年09月07日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    最後の似鳥鶏先生のトリックには
    全く気づかなかった。
    ここまで何も気づかないで仕掛けられる先生には
    すごい以外の言葉が見つからず
    自分の語彙力の無さに苛立ちすら覚える。

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    2025年08月28日
  • パパたちの肖像

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    ネタバレ

    子育てにも、家族の形にも、正解はない。そこに子供への愛情があれば十分だと思う。ただ、子育ては大変すぎて、実際にはそんな綺麗事でまとめられないだろう。夫婦ですれ違い、親子でもすれ違う。それでも、愛情を持って、誰にも何にも縛られず、自分たち家族の生活が続けられるよう必死に進んでいくしかないと改めて思った。

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    2025年08月27日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    想像と違った内容だったけど、面白かった。
    探偵事務所と物理的?と思ったけど、そーゆーのとか。
    都市伝説とアクションが上手い具合に、調和して面白かった。
    怪異という都市伝説に物理的に駆除してくのか。
    荒唐無稽な気もするけど、ちょっとありそうな気もする。
    人が噂をし、話が広まり怪異が実態を持つ。
    うん。ありそうだ。

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    2025年08月24日
  • 唐木田探偵社の物理的対応

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    タイトルだけ見て、普通に探偵小説かと思って読み始めたら全然違った。
    トイレの花子さんとかの怪異と銃やナイフで戦うバトル系?小説。
    ミステリ作家かと思ってたらこんなのも書くんですね…。

    この作者さんは本当にキャラ物が上手い。
    流血やグロい描写は苦手だけど、キャラがみんな魅力的なのでどんどん読み進められる。
    また別の怪異と戦う話とか、シリーズ化しないかなあ。

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    2025年08月17日