似鳥鶏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
備考/注釈欄がいい!
人の五感が鋭いことを虫や動物に比肩するような記述も楽しい!
夜泣きのシーンや、現代に男性が子育てするケースの細部がリアル。
姉の甥っ子への溺愛ぶりも好き。
赤子が親類を幸せにする描写ってエンタメの中にはあまり出てこないのでこういう作品がもっと増えればいいのにととても思う。
ゆるふわほっこりコミカルな話でずっと行くのかな、行ってほしいなと思っていたのに
最後の章はなかなかの大事件で仕掛けもすごいしびっくり。
いい方に裏切られてとても楽しい読書体験だった。
『舐めない』『吸わない』『齧らない』
自分も気を付けます!
来月甥っ子に会うんだよなあ・・・。 -
Posted by ブクログ
ネタバレすごく感心をもった内容でした。
普段何気なく利用しているスマホをマルウェアが襲う。
しかも、そのターゲットは自衛意識が低い人たち。
私はどうだろうか?と思いました。
セキュリティをソフト任せにしていないか。
私自身の操作や意識は大丈夫かな?と。
考えたあと、メールソフトウェアに溜まっていた
読んでいないメールを開かずに削除しました。
もちろん、使っていないアプリは削除もしました。
少なくとも私には効果があった作品です。
マルウェアの手口は巧妙化しているので自分でできることは
自分でしていきたいと思います。
自衛の一つとして購入して手元に置いておきたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
アンソロジーなので評価は付けにくかったけど、総合で★5。世間のお父さん、お母さんの苦労というか哀愁を感じられた。親になれなかった自分には分からないものが伝わる。
子育ての大変さとその成長の喜びの経験ができなかったのを自分の選択とは言え後悔がないとは言えない。やはり良いものなんだろう、と言ってしまうと世間様から簡単に言ってくれるなと非難を浴びるんだろうな。
それでもこの作品達からはそう羨ましく思わされるものがあった。
髪を結ぶ、そういう家族がそこにある、この2作品が特に良かった。その分少し落ち込むかな。
でも良いアンソロジーでした。初読みの作家さんにも出会えたしね。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレすごい老人探偵と若者の組み合わせという点から、小西マサテル『名探偵のままでいて』とか、ちょっと違うけど、「呪術廻戦」の虎杖とおじいちゃんの関係を連想した。ショーアップされた事件の解決や裁判は、近い未来にないとも言えないような世界観。テレビの世界とそれを消費する大衆という構図が、現代社会に対しての問題提起になっていて、似鳥さんらしいような気がする。ある意味、事件の多重解決にもなっていて、ミステリとしても楽しめる。大岡越前のあの有名なエピソードを「悪い例」と言い切るじいちゃんはかっこいいね。ラストの裁判の結末は予想通りの展開でスカッとするだけでなく、その後の、佐伯鷹羽の振る舞いは清々しいし、内海さ
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Posted by ブクログ
日本のある富豪が発見したという「聖遺物」を巡る推理ゲームが開催されることになった。各国のカトリック・正教会から派遣された特殊能力を持った名探偵達が推理バトルを繰り広げる、、、というお話。
前半にそれぞれの名探偵のエピソードが紹介されて、後半は推理バトルが展開されるのですが、その構成が『アベンジャーズ』っぽくてとてもワクワクしました。
ミステリーとしてのツボも押さえつつ、自由自在な文体は、小説を読んでいるのに漫画を読んでいるかのような感覚になりました。実写というよりも、アニメ化とかしたらめちゃくちゃ面白い気がする、というところまで想像させるくらいにエンタメに特化した作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ怪異を<物理>で解決する、嘘みたいな本当の話。いったい何が?どうして?と思ったけど、読み切ってしまうと「確かに物理が一番早いな」。見えてしまった人たちそれぞれに抱えているものがあって、信条がある。だからこそ<物理>でぶつかっていける。
雄馬さんの話は本当に衝撃すぎて立ち直れなかったけど、雄馬さんの件があったからネズミくんはぶつかっていけたんだろうなと。ナギさんの変化も、なんとなくネズミくんのところにいけばなにか暇つぶしになると思っていそうだけど、それが本能だったら……(だいぶ深読み)。
すべてが明かされているわけではないけれど、怪異あるところに物理で解決する者あり。またどこかで遭うかもし