似鳥鶏のレビュー一覧

  • モモンガの件はおまかせを

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    相変わらず、安定の面白さ&奥深さ(^ ^

    もうすっかり「お馴染みの」飼育員4人組が、
    動物絡みの様々な事件に巻き込まれ、
    基本的には「スーパーレディ」鴇先生の活躍で解決する、
    という連作短編集(^ ^

    今回は、ちょっと鴇先生の秘密も垣間見えて...(^ ^

    最初の「イヌ」の話は、何だかずいぶん小粒だなぁ、という印象。
    フクロモモンガの回は、私もモモンガを飼っているので、
    そうそう、その通り! と思いながら読み進む(^ ^

    一冊を通してのテーマは、愛玩動物の運命と飼い主の「責任」。
    そこに「悪質ブリーダー」「悪質ペットショップ「悪質引き受けや」の
    悪のトライアングルが暗躍するので...か

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    2019年06月14日
  • いわゆる天使の文化祭

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    こういう「小説でしかできない仕掛け」大好き(^o^
    いや〜、後半の「してやられた感」は、もはや快感(^ ^
    伊神さんの「意外な一面」もラブリーだし、
    柳瀬さんの萌えリアクションもサイコー(^o^
    最後の最後、余韻の残る終わり方もまた良し(^ ^

    読み終わるのが惜しいほど、堪能いたしました(^o^

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    2019年06月10日
  • 昨日まで不思議の校舎

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    市立高校シリーズの最新刊...なのかな(^ ^;
    よくもまぁ、こんなにスケールのちっちゃい
    トリックを思いつくもんだ...と思ってたら、
    どんどんスケールアップして(^ ^;
    シリーズ史上最大のスケールに(^ ^;

    きっかけは、学校の「七不思議」から。
    とある同好会の会報誌で、面白おかしく紹介され、
    その直後からその七不思議にまつわる不可解な出来事が
    学校に蔓延し始めて...という話で。

    当然、謎解きの主要部分は伊神さんが担う。
    が、やはり葉山くんが一人じたばたすることが、
    話を進めて行く核になっているわけで(^ ^;

    飄々とした地の文との対比で、怖い部分はマジ怖い(^ ^;

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    2019年06月06日
  • まもなく電車が出現します

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    いやもう、安定の面白さ&読みやすさ(^ ^
    この人のこのシリーズ、ほんま好きやわぁ...(^o^

    お馴染みの短編集で、時間軸はバラバラ。
    伊神さんが高校生時代の話も出てくる。
    そのため、「連作」で一つのストーリーが
    浮かび上がってくる、みたいな仕掛けは無し。

    巻末の作品、え、まさか、そんなにあっさり、
    それでいいのかおい、葉山!(^ ^;
    と焦ったが、そこにはやはり深い事情があり(^ ^
    焦った分、喜びも大きかったりして(^ ^

    ...すっかり作者の掌の上で踊らされている私(^ ^;

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    2019年05月29日
  • 迫りくる自分

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    すんげー面白かったっ!!(^o^

    内容的にはものすごくハードボイルド。
    でも文体語調は似鳥節で(^ ^
    乾いたユーモアたっぷりで読みやすい(^ ^

    謎解き要素も大きいので細かくは書けませんが、
    「普通の会社員」のはずだった主人公が、
    冤罪で警察に追われる羽目になり、
    思わず逃げてしまってあれこれ苦労する...みたいな(^ ^;

    読み物として、エンタテインメントとして、
    とても楽しく読めるのですが...
    疑問が二点。

    ・「指紋」ってもんを、どう考えてる?
    ・何故にメールしない?

    他にも「都合の悪いことは、あえて触れない」
    というスタンスが伺えますが...

    そんな細かいことは大して気に

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    2019年05月16日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    いや、これはまた色々と盛りだくさんな(^o^

    正直、前半までは「ミステリ要素が薄いな。
    むしろ学園もののラブコメ(死語?)じゃん」
    と思いながら読んでおりました。

    が。

    この作者が、そんなハンパな状態で終わる訳がない(^ ^;

    伊神さんの、え、いやまさかそうだったの!?
    という意外な展開というか、キャラ設定というかが
    明かされた後にやってくる「さらなるウェーブ」(^ ^;

    尻上がりに「情けなさレベル」の上がる葉山くんにも
    きちんと見せ場が用意されているし、
    柳瀬演劇部部長は八面六臂の大活躍(^ ^

    ギャップ萌えあり、濃いい新キャラ登場あり、
    静かで熱い伏線の見事な改修あり...で、

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    2019年04月19日
  • さよならの次にくる〈卒業式編〉

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    どうやら次の「新学期編」と対で前後編らしく、
    この一冊では完結していない(^ ^;

    連作短編集なので、一つひとつの「ネタ」は
    謎解き(ネタばらし?)まで到達している。
    が、所々に挟まれる「断章」が、
    どうやらサイドストーリーを語っているようで、
    それがもの凄く中途半端なまま終わっている。

    一冊通して言えることは、探偵役の伊神さんが
    どんどん「正体不明」な印象になっていく(^ ^;
    段々「人間離れ」していくような...?(^ ^;

    反対に、主人公であるはずの葉山君が
    どんどん頼りない存在になっていくような...(^ ^;

    先に読んだ「家庭用事件」が、時間軸的には
    本作の後にあたるはずなの

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    2019年04月16日
  • 家庭用事件

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    やられた(^ ^ これは見事な叙述トリック(^ ^
    このままのストーリーは、絶対に映像化不能だ(^ ^
    いや〜まいった(^ ^;

    「理由(わけ)あって冬に出る」に続く
    「市立高校シリーズ」の一冊で、
    お馴染み葉山君目線でストーリーが進む連作短編集。
    これまたお馴染みのメンバーが、それぞれにいい味を出し
    ふざけた(失礼!)注釈の多い「似鳥節」の文章も健在。

    が、本作の最終話でネタばらしされる
    「驚愕の設定」は、全く想像の範囲外だった(^ ^;
    いろいろ、わざと「おや?」と思わせる仕掛けは
    そこここにちりばめられてはおりましたが....
    いや、これは「してやられた」感満点(^ ^;

    この設定

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    2019年04月11日
  • 昨日まで不思議の校舎

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    ネタバレ

    読んていったら思いの外大きな事件につながってびっくりした。結局、頭部は見つかってないけど、これで1巻の事件も解決なのかな? 犯人を特定するには、ちょっと弱い気もして不安が残る終わり方だった気がする。

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    2019年03月05日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    なかなかに重たい話になってきたと思った。その中で、ミッションSはくだらない動機やら、手順のポップさ、みたいなのがとても好き。演劇部のノリの良さが凄くいい。

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    2019年03月05日
  • 家庭用事件

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    ネタバレ

    葉山くんの家庭事情。なるほどー。という感じ。家が停電したときの妹とのやり取りとか、足達と話している章のフォントのこととか違和感はあったけど、そうかー。あと、父親が居なさそうだなと思っていたけど、これも何かありそうですね。こうなると、葉山の下の名前も気になってきました。それと、前巻、前々巻を読んでいるときに、VHSって何?そんなのあったっけ?と思っていたので、今回読めてスッキリでした。真菜の補聴器の件は、『不正司令電磁的〜』のハルチカの注訳に騙された感がある。

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    2019年03月05日
  • 一○一教室

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    胸糞悪い話でした。でも夢中で読んだ…。自分が子供の時は暴力教師も、自分の機嫌が悪いとキレる教師もいました。そして、こういういわれのない恐怖体験をしたこともあるし、それが大人になってよかったこととは全く思わない。ただ、モンペのご機嫌伺いしてるばっかりの今の世の中はそれはそれでどうかしてると思う。こういう学校を卒業して大人になったらどういう人間になるんだろうと考えて、理事長とか教師陣の分身みたいなやつが大量に放出されるんだろうなという想像まではした。

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    2019年03月05日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • さよならの次にくる〈新学期編〉

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    短編に見せかけた長編。最初から通して読むことで、全ての作品(断章さえも!)に意味があったのだ!となる。
    読み進め、読み終えた時のスッキリ感がとても心地いい。
    ラストはついふふっと笑ってしまうやり取りで面白かった。

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    2019年02月19日
  • 鍵のかかった部屋 5つの密室(新潮文庫nex)

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    窓やドアのつまみに糸を引っかけて、外から引き鍵をかける-単純で使い回されたミステリーのお約束のトリック。では、このトリックを使うと宣言してしまうのは?
    5人の作家が同じトリックを使い、まったく別の物語を作り出す。

    物語の中にはたくさんの密室トリックがあふれているけれど、現実の事件ではまず存在しない。手間がかかるし、成功する可能性も高くないだろう。読みながらそう思うことも多々あるし。
    それを逆手に取った『似鳥鶏』の『このトリックの問題点』を始め、それぞれひねりが効いていて、とても面白かった。
    一番気に入ったのが、突如部屋に出現した金の仏像と正体不明の彼女『彩瀬まる』の『神秘の彼女』。男子大学寮

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    2019年01月22日
  • 破壊者の翼 戦力外捜査官

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    ネタバレ

    戦力外捜査官の5巻目。
    やっぱりはまってしまいますね。
    今ン所もう完結しちゃったのかなーと思うと
    悲しくなります。
    でも似鳥鶏先生に感謝です。
    こんな素晴らしい話を作る才能どこでもらったのか
    気になります。
    似鳥鶏先生のお話をもっと読みたくなりますね。

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    2018年12月02日
  • 迷いアルパカ拾いました

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    ストーリーの本筋と関係ない第一印象(^ ^;
    「え、そっちなん?」(^ ^;
    アイドルじゃなくて!?(^ ^;

    ストーリーの本筋は、前二作を踏襲して、
    ゆるゆるな日常とシリアスな事件(^ ^
    今回もまたかなりのピンチに陥って、
    でも変態服部くんが大活躍(^ ^;

    仕事を終えて帰ろうとしたら、
    そこにアルパカがいた、という度肝抜く出だしから、
    ぐいぐいと引き込まれて、やはり一気読み(^ ^;

    いや〜、これは映像化したら楽しそうだな〜(^ ^
    ...私が知らんだけで、すでにされてるかもしれませんが...
    でも、ものすごく予算かかりそうだな〜...(^ ^;

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    2018年11月04日
  • ダチョウは軽車両に該当します

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    前作がとても面白かったので、迷わず選択(^ ^
    いや〜、間違いない面白さ(^o^

    前作で登場した動物園で働く面々が、
    マラソン大会に出場する同僚の応援に行く。
    と、マラソンコースを疾走する一羽のダチョウ(^ ^;

    導入部分から度肝を抜かれ、そのまま最後まで一気読み。
    今回も、愉快な仲間たちとわちゃわちゃしながらも、
    起きる事件や展開はシリアスそのもの(^ ^;
    主人公達は「命の危険」にさらされるし(^ ^;

    謎多き獣医の鴇先生の過去も垣間見える。
    いや、そんなもんじゃない、過去のしがらみが
    今回の事件の遠因としてつながっていると言える。

    前作に続き、主人公の「飄々さ」にごまかされがちだ

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    2018年10月29日
  • 一○一教室

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    引き籠もりや反抗期が治ると評判の全寮制学園の実態。学園長のインタビューに最後以外著者の視点がなく皮肉にも公平で受け取りが読者に任されている感じが良い。指導は加速し逃げ場のない生徒達は教師に従い死者が出てさえ真実は隠蔽される。問題提起と有罪後の変化のなさが重い。苦しさを覚えるくらいとても引き込まれた。

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    2018年10月10日
  • 神様の値段 戦力外捜査官

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    ネタバレ

    評価は5.

    内容(BOOKデーターベースより)
    新興宗教団体「宇宙神瞠会」が極秘裏にすすめている“ハルマゲドン”計画。ある日、大学進学のために上京していた妹の未来を訪ねた設楽は、妹が知らぬ間に教団信者になっていたと知り愕然とする。必死の説得も届かず、教団にのめり込む未来。妹を人質にとられた設楽と海月は、最悪の無差別テロを阻止し、未来を救うことができるのか!?

    表紙からはライトノベルか?と思ったがいやはやなかなかしっかりと設定されていて楽しめた。ボケッとしながらその実頭脳がキレキレな海月と性格の良さそうな普通の青年設楽のコンビが良い味出している。

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    2018年06月11日